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検索意図はSEOで必須!潜在ニーズをとらえる調べ方や考え方を伝授

検索意図 ブログ
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「アクセス数は増えてきたのに、反応がいまいち…」
「キーワードを入れて記事を作っているのに、読んでもらえない」
「読んでくれている人の心を動かす記事を書いて稼ぎたいのに、やり方がわからない!」
細野
細野

記事は上手くかけているはずなのに、結果が伴わないと落ち込んでしまいますよね。

読者さんが打ち込んだキーワードと、自分が書いた記事を上手くつなげられればアクセスは増えていきます。

しかし、キーワードを選ぶ段階で上手く選べていないと、思ったように読者さんと記事をマッチングさせることができません。

キーワードを選ぶときのコツで最も重要なのは「検索意図の把握」です。

読者さんが検索キーワードには入れていないけれど、背景にある「隠れた目的の部分」をキーワード化できていないことが多いんです。

 

たくさんの人に記事を読んでもらうために、SEOを意識した記事作成を学びたい!

そのために、何を意識していけばいいのか知りたい!

この記事にたどり着いてくださった向上心のあるあなたへ、その方法を伝授させていただきます。

検索意図がSEOにもたらす効果と意味

SEO

ブログで稼ぐんだ!と日々奮闘されている方なら、「SEO」 という言葉はご存じかと思います。SEOは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の頭文字を取った略称のことですよね。

自分の記事を読んでもらいたいと考えた場合、まずはこの「最適化」を行うことが必要なんですね。つまり、記事のキーワードと読者さんの検索キーワードを繋げること。

細野
細野

ここが出来ていないと、検索結果で上位に表示されてたくさんのアクセスを呼び込むことは難しいです。

そして、アクセスしてくれた方に「良い記事だった」と満足してもらい、Googleからの高い評価を受けるためには「記事の内容」も重要です。

この記事と読者さんを繋ぐ「キーワード」を選ぶ時や、「記事に書く内容」を決める時に大切なのが次の2点です。

  • ユーザーが持つ検索意図をしっかり理解する
  • 潜在ニーズにアプローチしながら最適化すること

検索意図を理解することってどうして大切なの?

スマホを見る

例えば、次のような検索者さんがいたとします。

副業で家にいながら稼げるようになりたいなぁ。パソコンは結構得意だけど、できれば会社にバレない方法がいいな…

副業 在宅 会社にバレない
検索

このキーワードで検索して出てきたブログを開いた時に

「この副業は稼げます!しかし会社にはバレますのでご注意ください」

という内容だけだったら、「なんだよそれ!」ってなってしまいますよね。

この検索者さんは「会社にバレない副業」を探しているのだから「会社にバレる副業」を紹介しても満足できないのは当然のことです。

この場合、検索者さんは「戻るボタン」を押して検索画面に戻ってしまうので、「離脱率」が上がってしまい(つまり最後まで読まれない)ブログの評価が下がってしまいます。

検索意図を理解できていない記事は読まれない

戻る

検索結果で記事の順位を上げるためには、ライバルの記事よりも「ユーザーの役に立つコンテンツを提供できている記事だな」とGoogleに認識してもらう必要があります。

ユーザーが検索結果からたどり着いたページに「そうそう、それそれ!」という情報がきちんとあり、記事の内容に満足したかどうかが検索順位に関わってくるのです。

細野
細野

どんなに良い記事を書いていたとしても「検索意図」を把握できずに「このページには自分の欲しい情報がないや!」と記事が読まれなくなると、どんどん検索順位が下がってしまいます。

つまり、ブログ記事の検索順位を上げて収入を得るためには、検索意図を分析して記事のクオリティをあげる必要があります。

検索意図の種類は大きく分類すると4つ

4つ

検索意図はひとつではなく、大きく次の4つに分類されます。

  • Know クエリ(何かを知りたい人)
  • Go クエリ(どこかへ行きたい人)
  • Do クエリ(何かをしたい人)
  • Buy クエリ(何かを買いたい人)

Knowクエリ(何かを知りたい人)

「知りたい」という場合の検索キーワード。

インフォメーショナル(情報収集型)検索ワードとも呼ばれます。

例)

「キングオブコント 優勝」

「かまいたち 大学」

「東京都 人口」

Goクエリ(どこかへ行きたい人)

目的とする場所(多くの場合は web サイト)に「行きたい」という場合の検索キーワード。

ナビゲーショナル(案内型)クエリとも呼ばれます。

例)

「zozo ログイン」

「足立区 区役所」

「ヒカキン Youtube」

Doクエリ(何かをしたい人)

何かのアクションを取りたい場合の検索ワード。

ユーザーの「したいこと・やりたいこと」が含まれます。

トランザクショナル(取引型)クエリとも呼ばれます。

例)

「確定申告 やり方」

「SEO 対策」

「大掃除 コツ」

Buyクエリ(何かを買いたい人)

何かを「購入したい」という場合の検索ワード。

例)

「サプリ 購入方法」

「ピザ 出前」

「ライブ チケット」

自分の記事にたどり着いてくれそうな人は、上記の中のどの検索意図をもっているのだろうということを考えてみてください。
細野
細野

どのクエリ(検索ワード)で自分のサイトにたどり着くかが見えてきたら、おのずと記事の書き方がユーザー目線に近づいてくるので「読まれる記事」になります。

検索意図を見抜くための方法と調べ方

ノートパソコン

検索意図を意識してキーワードを考えることや、キーワードの種類についてもわかってきた。けれど、この検索意図や潜在ニーズを実際にどうやって調べたり、見抜いたりしていけばいいの?

検索意図の調べ方にはいろいろなやり方があるのですが、代表的なものを5つお伝えします。

検索結果で上位表示されているページを調査する

パソコン

まずは、Google で狙っているキーワードを検索して、検索結果を見てみましょう。

検索結果の上位にくるページは、すでにGoogleから高い評価を得ているページになっています。つまり、「上位のページは現在のSEOの答え」ということです。

ということは、「ユーザーからの検索意図も高いものになっている」という可能性が高い(キーワードによってはそうじゃない場合もあります)ので、上位のページを研究するのが、検索意図を把握する一番の近道となります。

検索結果のどこを見ればいい?

細野
細野

いつもの自分の検索を頭に思い浮かべてください。「こういう情報が知りたい」と考えながらページを開いた時に、きちんと目で追うのはどこでしょうか。

「見出し」ですよね。

ということは、上位に表示されているページの見出しをチェックしていくことが、宝の山(検索結果の上位ページ)攻略の最短経路になります。

ライバルのSEOキーワードを抜き出す合法的な方法

また、キーワードプランナーなどのツールを利用すると、そのサイトがどんなキーワードを狙って記事を作成しているのかがわかります。

キーワードプランナー

キーワードプランナーを開く→「新しいキーワードを見つける」→「ウェブサイトから開始」タブをクリック→ライバルのURLを入力して調査

もちろん、Google のアルゴリズムも日々変わっていくので、すべてが正しいわけではありません。

しかし、検索結果上位のサイトを2つか3つ見るだけでも、「こんな内容を書けばいいんだな」というのがいろいろと見えてきます。

まずは上位ページの見出しやSEOキーワードを見てコンテンツ内容を把握するところから始めましょう。

サジェストワードで潜在ニーズを探る

話を聞く

「副業」「転売」など、単語ひとつだけの検索キーワードだと、なかなか目的のページを見つけられないことがありますよね。

例えば「副業」で読みたいページを見つけられなかった場合「副業 在宅」「副業 在宅 おすすめ」という風に、単語を追加して検索をしている方も多いですよね。

このスペースで区切られた2番め以降のキーワードには、読者の潜在ニーズが隠されているんです。

2番手以降のキーワードは「サジェストワード」と呼ばれていて、検索欄にキーワードを入力すると自動的に表示される検索候補のことです。Googleでは「オートコンプリート」とも呼ばれています。

たとえば「ブログ」というキーワードは、毎日大量のアクセスが集まるビックキーワードです。しかし、この「ブログ」という単体キーワードではまだ検索者さんの目的が明確ではありません。

  • ブログサービスのことなのか
  • ブログで収益化をしたいのか
  • 面白いブログを読みたいのか
  • ブログのカスタマイズのやり方を知りたいのか

この時に登場するのがサジェストワードです。

サジェストワードの例)

「ブログ 収益化 やり方」→ブログで稼ぐ方法を知りたい方

「ブログ ランキング 芸能人」→ブログを読みたい方

「ブログ カスタマイズ テンプレート」→ブログのカスタマイズをしたい方

このように、サジェストワードが増えれば増えるほど、読み手の検索意図がだんだんと読めてくるので、それに合わせた記事作成がしやすくなります。

個人でブログをやるならサジェストワードを使うべき

細野
細野

また、記事数の少ないブログで「ブログ」という単体の大きなキーワードで上位表示するのはかなり難しいです。

実際に検索してみるとわかるのですが、「ブログ」で検索してみると、1 位はアメブロです。

ブログ

その後、総務省や goo ブログ、にほんブログ村などが出てきます。

こうして検索してみると、個人のブログは「ブログ」という単体のキーワードで上位表示できていないのがわかると思います。

つまり、検索数が多いからと言って、「ブログ」という大きなキーワードだけを意識してもダメなんですね。

  • 検索結果に表示させるのが難しい
  • キーワードがアバウトなので誰の心にも刺さらない記事になる
  • つまり、ブログに誰も来ないので稼げない
細野
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一方「ブログ アクセス数 推移」などの、3語のサジェストを増やしたキーワードで検索してみると、個人ブログが上位表示できているのがわかります。

2語や3語のサジェストワードは、単体のキーワードよりも検索ボリューム(検索される回数)が少ないので稼げないように感じるかもしれませんが、個人が戦えるのはここです。

2語や3語のサジェストワードで読者さんに満足してもらえる記事を積み上げていけば、だんだんと検索順位が上がっていきます。その結果、単体のキーワードで上位表示されるようになっていきます。

こういったように、サジェストワードを意識していくことで、より深い部分での検索意図が見えやすくなり、たくさんの人に有益だと喜んでもらえるサイト作りにつながるのです。

サジェストワードを見つけるためのツール5選

ツール

でも、検索結果に自動でサジェストワードが出てくるとは言え、検索しきれないサジェストワードがたくさんあります。全てを把握するには、膨大な時間と手間がかかるでしょう。

そこで、サジェストワードを見つける時におすすめのツールを、今回は 5 つお伝えします。

この中で初心者さんも使いやすいのはラッコキーワードです。

ツールに深堀したいキーワードを入力すると、そのキーワードに関連するサジェストワードが一瞬で網羅できます。

気になったキーワードをクリックすると、そのキーワードの検索結果を開ける点も便利です。

キーワードプランナーなど、ツールによっては「月間検索数がどのくらいあるのか」「競合難易度(ライバルが強いか弱いか)」を表示してくれるものもあります。

検索結果の関連キーワードを調査する

ラッコキーワードなどのツールでは、例えば「ブログ 稼ぐ」というキーワードで検索すると、「ブログ 稼ぐ」に関するサジェストしか出てきません。

そんな時に役に立つのがGoogle検索結果の下部に出てくる「関連キーワード」です。

ブログ 稼ぐ

Yahoo!の検索結果の場合も、上部と下部に虫眼鏡マークとともに出てきます。

関連ワードは、実際に検索されたキーワードを拾って、関連キーワードとして表示してくれているので、自分では気が付かなかったユーザーの検索意図が拾えます。

そのため、ブログを作成する際のキーワードで何かを検索したら、この関連キーワードもチェックしておくと取りこぼしがなくなりますよ。

Yahoo!知恵袋などで生の声をリサーチする

Yahoo知恵袋

Yahoo!知恵袋やTwitterには、飾らない生の声があふれています。

ユーザーが、いったい何に悩んでいるのかを知るためには、検索結果のキーワードだけでなく、こうした一般の方の書き込みにしっかり目を通してみることも大切です。

上でお伝えした「見出し」「サジェストワード」を意識してリサーチすると、より精度の高い書き込みにたどり着けるのでおすすめです。

その他、次のようなサイトも参考になります。

  • 教えて!goo
  • 発言小町
  • OKWave
  • Quora(クオーラ・登録制)
  • 価格.comやAmazonなどのレビュー
    など

また、LINEやツイッチのオープンチャットなど、限定された場所でのリサーチも効果的です。

ユーザーの声を集める方法

例えば、Yahoo!知恵袋で「ブログ 見出し コツ」と検索してみます。

すると、どういう見出しを書くのがよいかと悩んでいる人たちの質問と回答が出てきます。

知恵袋

例えばアメブロであれば、

「ペタをたくさんつけていくこと」

「コメントをたくさん残すこと」

など、アクセスが双方向になるための努力が必要だということが、書かれていました。

また、知恵袋の良いところは質問者さんが「ベストアンサーに選んだ回答」をチェックできるのがとてもいいです。「こんな内容を提示してあげればいいんだ」という方向性がつかめます。

知恵袋

このように、質問と回答(ベストアンサー)を順番に全て見ていき、どのような記事を書いたらいいのかを洗い出していきます。

  • ターゲット(悩み):見出しのコツを聞きたい人
  • 検索意図(質問内容):見出しを上手く書いてブログのアクセス数を伸ばすコツを知りたい。実際にブログを運用してみた方の声がききたい
  • 記事に書く内容(ベストアンサー):できるだけ双方向でやりとりできる仕掛けを自分から作っていくほうがいい
Yahoo知恵袋で少し検索してみただけで、このような生の悩みとベストアンサーを拾い上げることができました。
細野
細野

このリサーチ結果をもとに「ブログのアクセス数を伸ばす方法」や実際にその方法を実践した結果をまとめて記事にすれば、実際に悩みを抱えている読者潜在ニーズにしっかり刺さるハズです。

身近な人の声をきいてみる

本音

例えば、あなたが副業に関するブログを書こうとしているとします。

その時に「実際に副業に興味がある人の話」を聞いてみてください。家族や友人、会社の同僚など、身近な人の悩みや不安をしっかりと聞き取りましょう。

  • 会社にバレたらいやだな →「副業 会社にバレない」
  • やってみたいけど難しそう → 「副業 簡単」
  • 稼いだお金って確定申告必要なのかな → 「副業 確定申告」
    など

実際の悩みから、頭の中でどういうルートを通って、最後にキーワードへたどり着いているのかを知ることで、記事の構成も決まりやすくなります。

潜在ニーズは、このような普段の会話の中にも見つけることができます。

あまり構えず、練習だと思って接してみてください。会話のネタにも困らなくなりますし、あなたの記事のブラッシュアップに役立ちますよ。

書いた記事を読んでもらうのも効果的

記事を書いてみたら身近な友人に読んでもらうのもおすすめです。客観的な意見がきけるので、自分では気が付かなかった記事の違和感を知ることができます。

読んでいる友人の表情にも注目しながら、自分が意図した内容が届いているか?どの部分が読みやすく、どの部分は飛ばそうと感じたかなどを聞いてみてください。

記事をさらに読みやすくするためのヒントが見つかります。

【注意点】検索意図を想像で決めつけない

思い込み

細野
細野

まだ慣れないうちは、キーワードを十分に選んで記事を書いたはずなのに、あまり思ったような結果が出ないこともあります。

その時は、ライバルが強いから上位表示できないという可能性ももちろんありますが「キーワードと検索意図が合っていない」という原因も考えられます。

例えば「明治神宮 初詣 人数」というキーワードがあったとして、この場合の検索意図は「明治神宮には何人くらいの人が初詣にくるのかな」→「混雑するのかな」ということが心配なのです。

それなのに、いくらキーワードが「明治神宮 初詣 人数」だからといって

「明治神宮の初詣に人数を集めていってみよう!」

というよくわからない記事では、相手の検索意図を満たすことができません。

SEO対策のたくさんの知識を頭に詰め込んで、セオリー通りに作ってもアクセスが増えてこない場合は、「架空の検索意図を作り上げてしまっていないか」を確認してみてください。

検索意図を分析して読まれる記事を書こう!

成長

今回の記事では、「読者の心を動かす記事を書いて稼ぎたいのに、やり方がわからない!」と思いう方へ「検索意図と潜在ニーズを理解した記事を書くには具体的にはどうすればいいか」についてお伝えしました。

細野
細野

「検索者さんの本当の悩みに寄り添えているかどうか」

ここを意識してどれだけ寄り添ってあげられるのかが、一番奥が深くて大切なことなのかもしれません。

そのためにも、記事を書く前の準備としてやはり「リサーチ」が大切です。

  • 「人の気持ちをくみ取るのが苦手」
  • 「人づきあいが少ないからよくわからない」

という方でも、ネット上でもいいのでその悩みについてとことん調べ尽くすと、だんだんわかることがあるはずです。

そのため、記事を書く前に下準備をしっかりしておくことが、成功の一番の近道になります。リサーチ部分にはしっかりと時間をかけましょう。

今の時代は副業をしている人も多く「検索意図なんて考えて当たり前でしょ?」と考えているような、SEOに強いライバルも爆発的に増えています。

その中で初心者さんがブログで成功していくためには「この悩みを持つ人へこの情報を届けたい!」という熱意も、忘れてはいけない要素なのかもしれません。

ライバルが書く記事はクオリティが高い記事が多くて、戦意喪失してしまう時もあるかもしれませんが「あなたにしか書けない記事」「個人ブログが読みたいという需要」が絶対にあるはずです。

検索意図を上手く読み取り、適切なキーワードでつなげてあげれば、まだまだ個人ブログで稼ぐことも夢ではありません。

向上心溢れるあなたが、これから大きく飛躍することを期待しています。

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