アラートアプリを使うことで、事前に設定した条件に合致する出品をスマホに通知させることが出来ます。
最近になり、フリマアラートを代表とするアラートアプリが使えなくなってしまいました。
そこでこの記事では現在でも使えるアラートアプリとツールを紹介しています。
メルカリ本家がアラート機能に対応をしました。ラクマ、PayPayなど主要なフリマアプリはアラート機能が使えるので、今後はアラート機能を使うことをおすすめします。公式アプリであればサービス終了の影響を受けないため、安心して使えます。
フリマアラートサービス終了の詳細な背景と影響
フリマアラートサービスは、その便利さから多くのユーザーに愛用されていました。このサービスは、ユーザーが興味を持つ商品がフリーマーケットアプリに出品されるとすぐに通知を送るというもので、時間を効率的に使いたい現代人には特に重宝されていました。しかし、技術の進化と市場の変動により、サービス提供のコストが増大。加えて、新たなプライバシー保護の法律が施行されたことで、ユーザーデータの管理が難しくなりました。これらの理由から、運営会社はサービスの終了を決定しました。
フリマアラートの終了は、特にアクティブなユーザーにとって大きな影響を与えました。彼らはこのサービスを通じて、希少な商品や短時間での取引を効率よく行っていたため、サービス終了は購入機会の減少を意味していました。市場全体としては、このサービスが生み出していた追加のトラフィックが失われ、一部のフリーマーケットアプリは利用者減少に直面しました。これに対応するため、多くのアプリが自身の通知システムを強化することでユーザーのニーズに応えようと努めました。
ユーザーからの反応は賛否両論でした。一部のユーザーはプライバシー保護の観点からサービス終了を支持する意見を示しましたが、多くは便利なツールを失ったことに対して失望を隠せませんでした。特にコレクターや熱心なショッパーからは、代替の方法を求める声が高まりました。しかし、終了の発表と同時に運営側が詳細な説明と今後の方針を示したことで、ユーザーの不安をある程度は和らげることができました。また、市場のニーズに応じた新サービスの開発が期待されています。
本家のアラート機能(おすすめ)
フリマアラートサービスの終了後、多くの公式フリーマーケットアプリが独自のアラート機能を強化しました。これらのアプリは、ユーザーが商品を追跡しやすくするために、詳細なカスタマイズオプションを提供しています。アラート設定は非常にシンプルで、ユーザーはアプリ内で興味のある商品カテゴリやキーワードを登録するだけで、新たにリストされた商品についてリアルタイムで通知を受け取ることができます。さらに、価格帯や地域など、さらに詳細なフィルターを設定することも可能です。
メルカリとラクマ、PayPayフリマはアラート機能に対応しています。
リルタイムで通知はしてくれませんが、1日1回指定した条件に合致する商品をPUSH通知で知らせてくれます。
競争が激しくない商品であれば、この機能で十分にカバーできるでしょう。
メルカリでアラートを設定する方法
アラートを設定する方法はとても簡単です。
検索をすると、検索結果の一番下に【この条件を保存する】という赤いボタンが出ますので、これをタップします。
するとこのような画面に移動をしますので、プッシュ通知とメール通知の設定を行います。最後に【設定をする】をタップすれば完了です。7日間のみ有効と書かれていますが、7日を超えたあとでも再度設定し直せば延長出来ます。
アラートの削除や変更は、検索画面に出てくる【保存した検索条件】から行えます。
ラクマでアラートを設定する方法
ラクマの場合はよりシンプルな設定になっています。
検索をした画面から直接設定可能です。【検索条件を保存】というボタンをタップ。
設定画面が表示されますので、設定を行い【検索条件を保存する】をタップして完了です。
フリマアラート(利用不可)
価格:無料
スマホ対応:○
iPhoneでもAndroidでも使えて、利用料金も無料だったのですが、使えなくなりました。僕は本をメルカリで買ったり、売ったりするために使っていたので、このアプリは重宝していました。使いやすかったのに残念です。
一括フリマ検索
価格:無料
スマホ対応:○
対応サイト:メルカリ、ラクマ、ペイペイフリマ、ヤフオク
現状無料で使えるツールはこれだけです。
マイシグナル
価格:1ヶ月21,000円、3ヶ月60,000円
スマホ対応:NG
対応サイト:ヤフオク、メルカリ、ラクマ、ペイペイフリマ
パソコンに常駐させるタイプのツールです。Windowsのみ対応。
スマホからは利用出来ませんが、条件に合致したアラートをLINEに送付することが出来ます。
安全なフリマ利用と法的問題
フリーマーケットアプリを利用する際には、法的なリスクが伴うことがあります。特に、著作権や商標権を侵害する商品の誤っての仕入れや販売は、法的な問題を引き起こす可能性が高いです。これを防ぐために、ユーザーは商品の出所を確認し、疑わしいと思われる商品は購入しないように心がけるべきです。また、アプリ運営者は偽ブランド品や著作権侵害商品の監視を強化し、不正な商品が流通するのを防ぐためのガイドラインを設けることが推奨されます。
日本においては、古物商許可が必要な場合があります。これは、主に業として中古品を買取り、販売する場合に必要な許可で、個人が趣味でたまに行う売買には必要ありませんが、定期的にまたは大量に商品を取り扱う場合は、この許可が必要になることがあります。フリーマーケットアプリを利用する際も、これが事業と見なされる場合には、適切な許可を取得しておくことが法律違反を避ける上で重要です。個人間取引においては、トラブルを避けるためにも、取引条件を明確にし、必要であれば書面での契約を結ぶことが推奨されます。
フリマアラート依存からの脱却と戦略
無料で使えるツールは日に日に少なくなっていき、現状はフリマモニターだけになってしまいました。仕入れまで自動化したい場合は、有料ツールの導入を検討しなければならないでしょう。
そもそもフリマからの仕入れは法律的には違法になるため、おすすめをしません。ブランド品の場合、偽物も出品されています。
もしフリマからの仕入れに依存をした稼ぎ方を行っていた方は、これを機に自分の仕入れを見直し、違法にならない仕入れ先を開拓することをおすすめします。
古物市場からの仕入れであれば、供給も豊富で仕入れのチャンスが多いだけでなく、法的な問題も解決が出来ます。オンラインの古物市場であれば予約入札機能を使って副業の方でも参加可能です。
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