情報発信ビジネスを勉強できる教材として、10年以上の売れ続けたネットビジネス大百科。その続編で内容を大幅にアップデートしたネットビジネス大百科2が2019年に販売。
この記事ではネットビジネス大百科2の内容や、実践をした結果についてレビューを行います。
ネットビジネス大百科2の内容
このパートではネットビジネス大百科2の内容についてネタバレをしていきます。ネットビジネス大百科が自分に必要なのかを知るためには、この教材の歴史を知ることが重要です。
ネットビジネス大百科2の前身である、ネットビジネス大百科2との対比を行いながら、この教材の本質的価値にスポットを当てていきます。
ネットビジネス大百科1の内容
ネットビジネス大百科は簡単に言うとインターネットマーケティングとコピーライティングを勉強する教材です。
インターネットマーケティングを学び、集客と規格の立案が出来、
コピーライティングを身につけて、自分の商品を成約させることが出来れば
インターネットから好きなだけ自分が望むだけのお金を稼げるようになるというコンセプトです。
実際その通りですし、
僕もインターネットマーケティングとコピーライティングスキルが上がったことで
集客や販売に不自由することはなくなりました。
この教材は発売されてからかなりの期間が経っているのですが
未だに売れ続け、支持され続けている教材でもあります。
ノウハウの今回は既に色んな所で解説され、ネタバレしまくっている感があるのですが、
それでも一度は手に取り学んで欲しいと思う教材です。
物販をやっている人でも、
どういった所から商品を仕入れるのか、
新たな取引先を開拓できるのか?というのはマーケティングです。
だからマーケティングを学べば
何も考えずに作業を反復している人に圧勝できるし
追い抜いていくことが出来ます。
またコピーライティングを学ぶことで
競合よりも高い値段で売ることが出来たり
クレームの処理が上手になっていきます。
物販をやっていようとサイトアフィリエイトをやっていようと
メルマガアフィリエイトをやっていようと
マーケティングもコピーライティングも必ず必要となるスキル。
だからどんなジャンルのビジネスに取り組んでいようと
ネットビジネス大百科は役立つし、学んでおくべき教材と言うことが出来るのです。
ネットビジネス大百科は2007年に発売され、多くのアフィリエイターや発信者に指示をされていた伝説の教材です。販売本数は5万本を超えており、多くの人がこの教材で勉強をしました。
ネットビジネス大百科が販売された頃は、情報ビジネス黎明期で、詐欺的な教材が普通に売られていた時代でした。規制もなく、広告も出し放題という野放し状態。
そんな時代にネットビジネス大百科は、きちんと評価される情報コンテンツの作成方法と、販売方法を体系的に解説をする事で、多くの人の支持を得ました。
僕がこの教材を初めて購入したのは、2011年頃です。クチコミ評価が高かったのと、コピーらティングの勉強をしたいと思ったことがきっかけです。
ネットビジネス大百科の構成は4部構成となっており、その構成は以下の通り。
商品の作り方に始まり、商品を販売するセールスレターの書き方、ビジネスをスケールアップする方法、実践者の成功事例の紹介(インタビュー)という構成です。
当時の情報商材は今と違ってYou Tubeも普及しておらず、PDFに長い文字でズラーッと書かれているものが中心でした。そんな中、ネットビジネス大百科は音声ファイルでコンテンツを配布するという形態を取っており、文字が読むのが苦手な人でも学習しやすい形態になっていました。
内容としては現在でも通用する事が書かれており、今聴き返しても、使える技術がたくさん紹介されています。
商品作りやコピーライティング、広告の考え方は現在でも全く変わっていません。
ネットビジネス大百科2がリリースされると聞いた時、どこを直す必要があるんだろう?と思いました。
ネットビジネス大百科2の内容と本気レビュー
長い間続編が待ち望まれたネットビジネス大百科の続編ですが、和佐木坂のタッグで続編が発売されることになりました。
僕は木坂さんが独立をして教材を販売すると思っていたのですが、また和佐さんと組むことになりました。
参加費は無料で、初回にクレジットカードの登録をします。
登録後21日以内に解約をすれば、ネットビジネス大百科2の全てのコンテンツを無料でダウンロード出来、お金は一切かかりません。
ネットビジネス大百科2のコンテンツ内容は、以下の通り。
ビジネスの本質
過去のビジネスと今のビジネスの違い、スケールと品質どちらを追求すればいいか?など、ビジネスを始める前に知っておかなければいけない知識が話されています。
このパートで僕が勉強になったのは、スケールと品質どららを重視すべきか?という話です。
これは自分の性格によって変わってくるので、どちらがいい悪いではないんですね。
僕の場合はスケールを追うよりも(ビジネスなので最低限の規模は確保しますが)、品質をひたすら高め続けるアプローチのほうが性に合っているみたいです。
ビジネスの進捗段階によってもこれは異なってくるため、自分が今スケールとクオリティのどちらを確保しなければいけないかを、考えるクセを持つと良いです。
初期段階では60点出力でガンガンスケールアップしていくほうが、ビジネスが育つ感覚が得られやすいので、スケールアップをおすすめします。
マインドセット
リーダーとして活動していく上で基本となる、態度についての話です。
昔のリーダーと今のリーダーは何が違うのか?
支持されるリーダー像について解説をされています。
コピーライティング
ビジネス大百科1の時にはメインとなるコンテンツでしたが、今作では数あるパートの中の一つという位置づけです。
コピーライティングは大事な要素ですが、現在ではモノで選ばれるのではなく、人で選ばれるため、コピーライティングでガンガン押していく男性的なアプローチは最善ではありません。
ネットビジネス大百科2のコンテンツの中では、セールスレターを書いた和佐大輔さん本人から、レターの解説についてのコンテンツが配布されます。
セールスレターを書いた本人から、どのような事を考えて、どんな事に苦労しながらレターを作り上げたのかを直接聞けるというのはとても貴重な経験になります。
レター解説のコンテンツは複数にかけて配布され、解説動画(音声もあり)には木坂さんも参加しています。
マーケティング
現代のビジネスにおいては、マーケティングをしない事が普通になっています。
これはコテコテのビジネスを実践している人には意味不明だと思いますが、事実です。
逆に言うと、今の時代にマーケティングありきで、ビジネス設計をする人がいたら、その人は古い考えの持ち主です。
木坂さんは「マーケッターは今すぐ廃業すべき」とすら言い切ります。
僕も全く同じ考えです。
ターゲットやキャッシュポイントを考えてからビジネスを仕掛けるよりも、MSPを提示して、そこに集まる人に企画を提案する方が作業量も減りますし、収益化もしやすいです。
ターゲットを最初に決めるというマーケティング手法は、ターゲット設定に響く訴求をするためにキャラ作りをする必要があるので、自分を出すことが出来ません。
そのため、ビジネスを続けていくのがしんどいですし、他の人と差別化をすることも出来ないため、リスクコントロールが難しくなります。
実際一時的に反応を取ることが出来ても、その後続けることが出来ずに消えていく人は、非常に多いです。
コミュニティ化
これからのビジネスで成功するために最も重要な概念が、コミュニティ化です。
場を作り、その場で提供される体験を売ることが、他社との差別化をし、選ばれ続ける理由を作る武器となります。
場を作ることが出来ない人は、いつまでも機能的価値を高めたり、感情を煽るテクニックを追求し続けなければならず、消耗してしまいます。
そういった不毛の戦いを避け、マーケティングを完全に不要にしてしまうのが、コミュニティなのです。
このパートではコミュニティ化を行うために、何をしなければいけないかが解説をされています。
集客
集客パートではこれまで学んできたことを踏まえて、どのように見込み客を集めていけばいいかを解説しています。
集客に困る人は非常に多いですが、これまで学んできた事を実践すれば、自然と人は集まるようになります。
多くの人が集客と聞いてイメージするものとは全く別の話が、このパートでは語られています。
驚くと同時に、集客はもはや不要である事を理解できるようになるでしょう。
マネタイズ
収益化(お金を稼ぐ)ために何をすればいいかを解説するパートです。
ビジネスの最終目的はお金を稼ぐことですが、情報が氾濫している時代に、後発の人間が選んでもらうのは至難の業です。
プロダクトインやマーケットインという言葉がありますが、そういった概念すらネットビジネス大百科2の前には古い単語です。
マネタイズのポイントはどこに設定すればいいのか?
木坂さんが提示する意外な答えとは何か?
全7パートの締めを飾るにふさわしい内容に仕上がっています。
購入候補となる類似教材について
このパートでは他の類似教材とネットビジネス大百科2を比較していきます。
他の教材と購入を迷っている方は参考にして見て下さい。
ネットビジネス大百科1(販売終了)
ネットビジネス大百科が販売された10年前と現在では、ビジネスにおいて求められる要素が異なります。
お客さんの声を集めて、お客さんが求める商品を作れば売れるというのは、今後も続きますが、それよりも”人”で選ばれるビジネスを作ったほうが、息の長いビジネスに育ちます。
ですからネットビジネス大百科1を買うよりも、これから導入するのであればネットビジネス大百科2を最初から申し込んだほうがいいです。
コピーライティングやマーケティングの話も、ネットビジネス大百科2でも解説をされるので、1の内容が2で薄れていたり、フォローされなくなるという心配はありません。
なおネットビジネス大百科1はすでに販売が終了しているため、今現在は購入したいと思っても手に入れることが出来ません。
購入者ページは現在でもアクセスが可能で、バックエンドのHistoryも含め、全てのコンテンツをダウンロード可能です。
新世界アフィリエイト(販売終了)
とても良い教材ですが、販売が終了しています。
リストビルディング大百科2(販売終了)
販売が終了しており、現在では手に入れることができません。
ABA(Automated Business Academy)
ABAは具体的なステップメールの書き方と、集客のテクニックを学ぶ上で最高峰の教材だと考えています。
ゼロベースで考えるべきとはいえ、やはり基軸となるテンプレートがあった方が、ビジネスは作りやすいです。
僕自身はABAがなければステップメールを作れませんでしたし、各種自動化の考え方を身につけることが出来ませんでした。
値段は高いかもしれませんが、価格以上の価値はABAにはあります。
今は手が出ないという人も、いつかチャレンジしてみて下さい。
アンリミテッドアフィリエイト
アンリミは販売以後、リニューアルを繰り返しているものの、ノウハウの根幹がすでに時代遅れな20世紀のマーケティング手法を解説しています。
ですから、ネットビジネス大百科2とアンリミテッドアフィリエイトを比較する事が、和佐さんと木坂さんに失礼です。
次元が違いすぎて、比較するまでもありません。
アンリミテッドアフィリエイトのノウハウは作業量ありきなので、継続がとても難しいです。稼げるようになっても作業が必要なので、活動が途絶えて消えていく人がとても多かったです。
ルレア(販売終了)
販売が終了しています。
扇動マーケティング
だいぽんさんが販売しているセールス・マーケティングを解説する教材です。
ネットビジネス大百科2と比べると解説している分野限定的なので、人を選ぶ教材です。
網羅されている分野が広いネットビジネス大百科2の方が個人的にはおすすめできます。
まとめ:結局ネットビジネス大百科2は買いなの?
最初の無料期間の間に入手できるコンテンツだけでも、十分に勉強になりますし、ガッカリする事はないと思います。
ただ、ネットビジネス大百科2はすでにビジネスを持っていたり、構想が決まっている方向けの教材なので、これからビジネスをゼロベースで作っていくという方にはあまり適さないかもしれません。
逆にすでに自分のビジネスを持っている方は、大百科2で話されていることをしっかり理解して、実践をすれば、きちんと反応が取れるようになり、成功するはずです。
僕自身はネットビジネス大百科2が出るよりもずっと前から、この教材で語られていることの原型を和佐大輔ささんと木坂健宣さんから学んだことで、極めて安定をしたビジネスを作り上げることが出来ています。
コンテンツだけでなく、和佐木坂サロンで定期的に行われるイベント、セミナーもあるので、よくわからん塾に入るぐらいなら、ネットビジネス大百科2を買って、毎月2円円課金している方が、費用対効果は抜群に高いはず。
僕は当初初期コンテンツだけ貰えれば継続課金はいいかな~とセコいことを考えていたのですが、実際に課金して継続してみたら、どう考えても月額2千円以上の価値は余裕であったので、継続をして勉強をしています。
最初は多すぎるのでは?と思っていたコンテンツも、補足コンテンツが継続することで届くため、理解を深める補助になっています。
今の所ペース配分も多すぎず、少なすぎずで、初心者の方でも勉強しやす分量なのではないかと感じております。
値上げや販売終了の気配もないので、必要を感じたタイミングで申し込んで、参加をされてみてはいかがでしょうか。
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