ブログをAIで書くなら|Googleは作り方より品質を見る。裏取りなしの量産で失敗した私が、調査・執筆・投稿をAIに任せて1本15〜30分で回す分担(計算機つき)

「ブログをAIで書くなら」の文字と、AIが調べて書き投稿まで、私は経験を答えて公開を許可、反証は別のAI、私の時間は1本15〜30分という分担と、Googleの説明を並べた図 情報発信・コンテンツ販売

Google は2023年2月の説明で、コンテンツがどのように作られたかではなく、その品質に重点を置く、としています。AI を適切に使うこと自体は、Google のガイドラインの違反になりません。一方で、ユーザーにとっての価値を足さずに生成 AI で大量のページを作ることは、スパムに関するポリシーの「大量生成されたコンテンツの不正使用」の例に入っています。生成 AI を使うときの Google の説明は、公開する前に人の手でファクトチェックすることが重要だとし、title やメタディスクリプション、画像の代替テキストもその対象にしています。

私は2023〜2025年に、裏取りをしないまま AI で記事を量産しました。それらは評価されず、作り直したり、非公開にしたりしています。2026年9月からは、AI(Claude)が調べて書き、WordPress への投稿と設定まで行い、私は自分の経験と判断を答え、公開と更新を許可し、テーマと優先順位を決める形に変えました。反証(誤りや言い過ぎを探すこと)は、別の AI(ChatGPT)にさせています。この形で、私が記事1本に使う時間は15〜30分です。

この記事では、Google の説明と、私の分担・手順・失敗・サイトの数字を分けて書きます。8章に、自分が使う時間から、1か月に見られる記事の本数を数える計算機を置きました。

AI ツールの比較やおすすめ、料金、AI で収益を得る方法、記事を自動で投稿するサービスは、この記事では扱いません。

※Google のページ(検索セントラルのブログとドキュメント、Google の公式ブログ)は、2026年10月31日に確認しました。英語だけのページや、日本語版と英語版で言い方がずれている箇所は、英語の文を添えています。英語の訳は筆者によるもので、公式の訳ではありません。

知りたいこと この記事で書いたこと 章
AI で書いた記事は Google に評価されないか Google は作り方ではなく品質に重点を置く。AI を使ったという理由だけで、順位が優遇されることはない。価値を足さない大量生成は、スパムポリシーの例に入っている 1章
公開前に何をすべきか(Google の説明) 人の手でファクトチェックする。title、メタディスクリプション、画像の代替テキストも対象 1章
AI を使ったことは書くべきか 「どのように」作ったかを読み手に伝えることを検討する。著者欄に「AI」と書くのは、勧める方法ではないとされている 2章
私の分担と手順 AI が調査・執筆・投稿、私は経験と判断、公開と更新の許可、テーマと優先順位。反証は別の AI。私の時間は1本15〜30分 3章
公開前に確かめていること 一次情報だけ、前提のない数字を置かない、本文に案内を書かない、重複の確認、出典の利用条件、反証 4章
私の失敗 2023〜2025年に、裏取りをしないまま量産した記事は評価されず、作り直しや非公開にした 5章
今のサイトの数字 WordPress の記事の本数と、サーチコンソールの2026年6〜10月の月別の数字 6章
生成 AI を使ったことがある人 総務省の情報通信白書で、2025年度は58.8% 7章
自分の時間で何本を見られるか 1本あたり自分が使う時間と、1か月に使える時間から数える計算機 8章・9章

1. Google は AI で書いた記事をどう見ているか

1-1. 見るのは、作り方ではなく品質(2023年2月)

Google 検索セントラルのブログの、2023年2月8日の記事「AI 生成コンテンツに関する Google 検索のガイダンス」は、こう書いています。

「コンテンツがどのように制作されたかではなく、その品質に重点を置く Google の姿勢は、信頼できる高品質な検索結果をユーザーに提供するうえで、長年にわたって有用な指針となってきました。」

同じ記事の「よくある質問」には、次の答えがあります。

「AI や自動化は、適切に使用している限りは Google のガイドラインの違反になりません。検索ランキングの操作を主な目的としてコンテンツ生成に使用すると、スパムに関するポリシーへの違反とみなされます。」

AI を使ったかどうかではなく、何のために、どんな中身を出したかが問われる、という説明です。

1-2. AI を使ったという理由だけでは、順位は優遇されない

同じ「よくある質問」には、こうも書かれています。

「AI を使用したからといってランキングに関して特別なメリットがあるわけではありません。有用、有益なオリジナル コンテンツで、E-E-A-T の基準を満たすものは、検索で上位に表示される可能性が高くなります。作成方法ではなく、内容が評価の対象となります。」

英語版は「It’s just content.」(ただのコンテンツです)と書き、うまくいくかどうかも「might do well」(うまくいくかもしれない)という弱い言い方です。日本語版の「可能性が高くなります」より控えめなので、この記事では英語版の言い方で読んでいます。

1-3. 価値を足さない大量生成は、スパムポリシーの例に入っている

Google のスパムに関するポリシーは、「大量生成されたコンテンツの不正使用」をこう定義しています。

「大量生成されたコンテンツの不正使用とは、ユーザーをサポートすることではなく、検索ランキングの操作を主な目的として大量のページを生成することを指します。この不正行為は通常、ユーザーにとってほとんどまたはまったく価値がなく、独自性のないコンテンツをその作成方法は問わず、大量に作成することに特化しています。」

例の1つ目は、次のとおりです。

「生成 AI ツールまたはその他の同様のツールを使用して、ユーザーにとっての価値を付加することなく大量のページを生成すること」

同じ箇所は、このようなコンテンツを自分のサイトに置いている場合の扱いも書いています。英語版は「If you’re hosting such content on your site, exclude it from Search.」(自分のサイトに置いているなら、検索から外してください)と言い切っていて、日本語版の「検索から除外できます」より強い言い方です。私が評価されなかった古い記事を作り直すか非公開にしてきたことは、5章に書きました。

1-4. 公開前に、人の手でファクトチェックする(title・メタ・画像の代替テキストも)

検索セントラルのドキュメント「ウェブサイトで生成 AI によるコンテンツを使用するための Google 検索のガイダンス」(英語版は2026年10月1日に更新)は、こう書いています。

「生成モデルは事実を取得するのではなく、トレーニング データに基づいて可能性の高い単語のシーケンスを予測します。このため、生成 AI の出力には不正確な情報(ハルシネーションとも呼ばれます)が含まれる可能性があります。AI 生成コンテンツを公開する前に、手動でファクト チェックを行い、正確性と信頼性を確認することが重要です。この審査は、<title> 要素、メタ ディスクリプション要素、構造化データ、画像の代替テキストなど、検索結果に表示される可能性のあるメタデータにも適用されます。」

英語版は「It is critical to manually factcheck and review all AI-generated content for accuracy and trustworthiness before publishing.」です。本文だけでなく、検索結果に出る題や説明文、画像の説明も、確かめる対象に入っています。

同じページは、どう作ったかを読み手に伝えることも勧めています。そちらは2章に書きました。

1-5. 2024年3月:作り方を問わず対象にした。低品質なコンテンツは45%減(Google の発表)

2024年3月5日の検索セントラルのブログ「2024 年 3 月のコア アップデートとスパムに関する新しいポリシーについてウェブ クリエイターが知っておくべきこと」は、大量生成されたコンテンツの不正使用のポリシーについて、こう書いています。

「これは、自動生成コンテンツに関するこれまでのスパムポリシーを土台に発展させた新しいポリシーで、コンテンツが自動または人間によって生成されようが、その 2 つの生成プロセスの組み合わせで作成されようが、大量に生成されたコンテンツの不正使用であれば必要に応じて対策を講じられるようにしています。」

Google の公式ブログ(The Keyword、英語のみ)の2024年3月5日の記事は、このアップデートとそれまでの取り組みを合わせて、検索結果の低品質で独自性のないコンテンツを40%減らす見込みだ、と書いていました。この40%の見込みには、「Based on our evaluations」(私たちの評価に基づく)と添えられています。

同じ記事には、2024年4月26日の追記として、次の文があります。

「Update April 26, 2024: As of April 19, we’ve completed the rollout of these changes. You’ll now see 45% less low-quality, unoriginal content in search results versus the 40% improvement we expected across this work.」

意味は、4月19日に変更の展開を終え、検索結果の低品質で独自性のないコンテンツが、見込んでいた40%に対して45%減った、ということです。この45%をどう測ったかは、追記には書かれていません。また、これは検索結果の低品質で独自性のないコンテンツ全体の話で、AI で作った記事だけが45%減った、という意味ではありません。

2. 「誰が・どのように・なぜ」と、AI を使ったことの伝え方

2-1. どのように:自動化を大きく使うなら、3つの問い

検索セントラルのドキュメント「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」は、コンテンツの「どのように」に、AI によって生成されたものや AI の支援で生成されたものも含まれる、としています。そのうえで、次の3つを自分に問うよう書いています。

「コンテンツの生成の大部分に自動化を使用している場合は、以下の質問を自身に問いかけてください。」

  • 「AI による生成などの自動化を使用していることを、開示などの方法でユーザーに対して明確にしていますか。」
  • 「コンテンツの作成に自動化や AI による生成をどのように使用したかを説明していますか。」
  • 「自動化や AI がコンテンツの作成に有用であると考える理由を説明していますか。」

この記事では、1つ目と2つ目に3章と14章で、3つ目に3-4で答えています。

2-2. 著者欄に「AI」と書くのは、Google の勧める方法ではない

1-1の記事の「よくある質問」には、次の文があります。

「Google は、コンテンツ作成の一部に AI を使用していることを読み手に明確に伝えることを推奨事項としていますが、著者の署名欄に AI と記載することは、その方法としてふさわしくありません。」

英語版は「probably not the best way」(おそらく最善の方法ではない)で、日本語版の「ふさわしくありません」より弱い言い方です。この記事では、作り方を記事の中(3章と14章)に書いています。

2-3. 誰が:偽の著者情報は欺瞞とされている

2-1と同じドキュメントは、著者を明確にするよう求めたうえで、こう書いています。

「ただし、虚偽の著者情報を使用することは避けてください。クリエイターのプロフィールを捏造すること(AI 生成の顔写真、架空の名前、虚偽の資格情報を使用して、コンテンツが人間の専門家によって書かれたように見せるなど)は、欺瞞行為の一種です。いかなる形式の欺瞞も、ユーザーと Google の自動品質システムの両方にとってページを信頼できないものにし、低品質なページのシグナルとなります。」

この記事に私の経験として書いたことは、すべて私が答えたものです。AI が私の経験を書き足すことはしていません(4-1)。

2-4. なぜ:検索からのアクセスが主な目的なら、合わない

同じドキュメントは、「なぜ」を最も重要な問いとしています。

「「なぜ」はおそらく、コンテンツに関して答えるべき最も重要な質問です。そもそもなぜコンテンツを作成したのでしょうか。」

「しかし、この「なぜ」に対する答えが主として検索エンジンのアクセス数を増やすことであるならば、Google のシステムによって高く評価されるための方法に即していないと言えます。」

私がなぜ発信しているかは、なぜ情報発信をするのか|「儲かるから」ではなく、粗悪な商品が嫌だったから始めた側の設計図に書きました。

3. 私の分担:AI がやること、私がやること

3-1. 分担の表

2026年9月からの分担です。AI の名前は、私が使っているものとして書いています。比較やおすすめではありません。利用しているプランと料金は書きません。

作業 誰が
何を書くか、どの順で書くか(テーマと優先順位) 私
サイト内に同じテーマの記事がないかの確認 Claude
経験と判断についての質問 Claude が聞き、私が答える
公式の資料の調査と、数字を原文に照らす確認 Claude
本文と計算機を書く Claude
反証(誤り、言い過ぎ、私の答えにないことを探す) ChatGPT
WordPress への投稿と、SEO タイトル・メタディスクリプション・スラッグ・カテゴリの設定、内部リンク Claude
公開と更新の許可 私

このサイトは WordPress で動いています。WordPress を使っている理由は、エックスサーバーとWordPressを選ぶ理由|2012年から使い続け、侵入されて全記事を捨てた側の結論に書きました。

3-2. 1本の流れ

  • 1. 私が、書くテーマと順番を決める
  • 2. Claude が、サイト内に同じテーマの記事がないかを確かめる
  • 3. Claude が私に質問し、私が自分の経験と判断を答える
  • 4. Claude が公式の資料を集め、数字と引用を原文に照らして確かめる
  • 5. Claude が本文と計算機を書く
  • 6. ChatGPT が反証する。指摘は、出典と私の答えに照らして直すか、直さないかを決める
  • 7. Claude が WordPress に下書きとして入れ、設定と内部リンクを整える
  • 8. 私が報告を読んで、公開を許可する

この流れのうち、KWの選び方、検索結果の分け方、答えていない問いの表と、公開後にサーチコンソールで見ることは、SEO記事の書き方|このサイトの今の手順と、Googleの説明。文字数を増やし見出しを真似ていた以前の私が、KWの選び方から公開後の確認まで変えたこと(計算機つき)に書きました。

3-3. 私が1本に使う時間は、15〜30分

この流れで、私が記事1本に使う時間は15〜30分です。質問に答え、報告と本文をある程度読んで、公開を許可するまでの時間です。調べる、書く、投稿する、の時間は入っていません。

自分の時間で1か月に何本を見られるかは、8章の計算機で数えられます。

3-4. AI に任せた理由

私が答えた理由は、次の5つです。

  • 調査・裏取り・投稿は、AI に任せたほうが正確に進むと私は判断した:人間が正確にこなすより AI にやらせたほうがよい、という私の判断で、AI がいつも人間より正確だという意味ではありません
  • 一次情報は自分にしか出せない:AI が書いても、経験と判断は私が出すので、そこで差がつきます
  • 自分で書くと続かない:更新は同じ作業の繰り返しです
  • 昔の AI 記事は失敗だった:5章に書きます
  • 「自分のイメージを具現化するにあたり私がやるよりもAIの助けを借りて修正しながら作るほうが完璧に近いものがコンスタントに作れる」

文章の大半を AI に書かせて教材を作ったときのことはコンテンツの作り方|72通の講座を1か月で作った、材料と文章の分け方に、調べる、書く、点検する、の役割をつないで作業を流す考え方はマルチタスクとは|意味と、できない理由。人間はシングルのまま、道具とAIを並列にして、年単位の教材づくりが1か月になったに書きました。

4. 公開前に確かめていること(私の決まり)

4-1. 決まりの表

この記事も、この決まりで作っています。

決まり 中身
一次情報だけ 私の経験として書くのは、私が答えたことだけ
前提のない数字を置かない 数字には、条件と出どころをつける
AI の一般論を書かない どこにでも書けることで記事を埋めない
収入を約束しない いくらになる、という書き方をしない
本文に申し込みや購入の案内を書かない 案内はサイトの決まった枠だけ
新しく書く前に、同じ記事がないか確かめる 同じテーマ(ギャンブラーの誤謬)の記事が2本できたことがあるため
使えない出典を使わない 商用利用が禁止されていたり、事前の許可や相談が要ったりする出典は使わない(2026年10月に決めた)
反証は ChatGPT Gemini は出典を出さないので、記事の校閲には使わない
古い記事は、作り直すか非公開にする 元に戻したくなったことは、一度もない

4-2. Google の説明との対応

Google の説明 私の決まり
公開前に人の手でファクトチェックする(1-4) 数字と引用を保存した原文に照らす確認は AI(Claude)が行い、別の AI(ChatGPT)が反証する。私は報告と本文を読んで、公開するかを決める
価値を足さない大量生成は、スパムポリシーの例(1-3) 私が答えた一次情報がない記事は書かない。同じ記事を2本作らない
どう作ったかを伝える(2-1) 作り方を記事の中に書く(この記事では3章と14章)

Google の書き方と、私の流れは同じではありません。Google は、公開前に人の手でファクトチェックすることを重要としています(英語は「manually factcheck」)。私の流れでは、原文との照合そのものは AI が行い、私は報告と本文を読んで最終の判断をしています。私が数字を1つずつ原文に当たっているわけではありません。

この対応は、私の読み方です。Google が私のやり方を認めた、という意味ではありません。

5. 失敗:2023〜2025年の、裏取りをしない AI 記事

5-1. 何をして、どうなったか

2023〜2025年に、私は AI で記事を量産しました。数字や事実を公式の資料で確かめる裏取りは、していませんでした。それらの記事は評価されず、作り直すか、非公開にしています。

1-4の、公開前に人の手でファクトチェックする、という Google の説明に照らすと、私が抜かしていたのはこの工程です。いまの流れでは、3-2の4と6で AI が原文との照合と反証を行い、8で私が報告と本文を読んで公開を決めています。Google の書き方の「人の手で」と同じではないことは、4-2に書きました。

5-2. 日付で数えた本数

2026年11月2日に WordPress で数えると、日付が2024〜2025年の記事のうち、いまは下書きが190本、非公開が221本です。

これは日付で数えた本数で、AI で作った本数ではありません。2023年の日付の記事も入っていません。下書きのまま一度も公開しなかった記事が含まれるかどうかも、分けて数えていません。

6. 今の数字(2026年11月2日時点)

6-1. 記事の本数

状態 本数
公開 834本
非公開 297本
下書き 664本

公開している834本のうち、公開日の欄が2026年9月1日以降になっている記事は466本です。新しく書いた記事と、作り直して公開日が新しくなった記事を、分けて数えてはいません。公開日の欄が2026年8月の記事は19本です。

6-2. サーチコンソールの月別(2026年6〜10月)

サイト全体の、検索タイプ「ウェブ」の数字です。サーチコンソールの画面に出た値で、画面の表示の丸めが入っています。

月 クリック数 表示回数 平均 CTR 平均掲載順位
2026年6月 8,450 24.7万 3.4% 10.4
2026年7月 8,320 23.8万 3.5% 10.2
2026年8月 7,800 23.6万 3.3% 10.4
2026年9月 5,050 17.6万 2.9% 10.1
2026年10月 1.04万 54.3万 1.9% 8.3

(各月1日から末日まで。2026年11月2日に確認)

6-3. この表から言えること、言えないこと

言えるのは、9月のクリック数と表示回数が6〜8月より少なく、10月は表示回数が9月の約3.1倍、クリック数が約2.1倍になった、ということです。10月は表示回数の伸びほどクリック数は伸びず、平均 CTR は1.9%でした。倍率は、丸めの入った画面の値どうしで割った概算です。

言えないのは、AI で作り直したから減った、または増えた、ということです。Google のアップデート、季節、記事の非公開化、新しく書いた記事のテーマなどを、この表では分けていません。9月は、古い記事の作り直しと非公開化を多く行った月です。

ブログ全体の今の状況と、私の見方は、ブログはオワコン?稼げないからやめた人が多いのは本当か|調査では月1万円未満が半分。それでも私が「残った人の利益」を見ている理由(位置がわかるツールつき)に書きました。

7. 生成 AI を使ったことがある人(総務省の調査)

総務省の「令和8年版情報通信白書」は、2025年度の個人向けアンケート調査について、こう書いています。

「何らかの生成AIサービスを「使っている(過去使ったことがある)」と回答した割合は、日本において58.8%であった。」

前の年度(2024年度)の調査では26.7%でした。ただし、白書の脚注によると、2024年度までの調査は20歳以上が対象で、2025年度は15〜19歳を加えています。同じ20歳以上で比べるための数字も、脚注にあります。

「2025年度個人向け調査において、20歳以上で何らかの生成AIサービスを「使っている(過去使ったことがある)」と回答した割合は52.2%であった。」

項目(日本) 2024年度調査 2025年度調査
何らかの生成 AI サービスを使ったことがある 26.7%(20歳以上) 58.8%(15歳以上)、52.2%(20歳以上)
何らかのテキスト生成 AI サービスを使ったことがある 24.0%(20歳以上) 55.0%(15歳以上)

(表は、出典:「令和8年版情報通信白書」(総務省)をもとに作成)

同じ白書の目的別の調査(図表Ⅰ-1-1-10「目的別のAI利用状況(日本)」)では、AI を「文書作成や校正」に「定期的に利用している」と答えた割合は20.1%でした。これは日本の回答者全体を100%とした割合で、ほかの選択肢(過去に何度か利用したことはある18.0%、ぜひ利用してみたい8.0%、条件によっては利用を検討する21.0%、利用する必要がない20.6%、利用したくない12.3%)と合わせて100%になります。ブログを書くことに AI を使っている割合ではありません。回答者の人数は、取得したページには書かれていませんでした。

これは個人の利用経験の数字で、ブログに使っている人の割合ではありません。AI でブログを書いている人の割合を示す公的な統計は、今回は見つかりませんでした。

8. 自分の時間から本数を数える計算機

3-3の、私が1本に使う時間(15〜30分)を、自分に当てはめて数えるための計算機です。1本あたり自分が使う時間(分)、1か月に記事に使える時間、1か月に出したい本数を入れると、作れる本数、予定に必要な時間と使える時間との差、私の幅(15〜30分)を当てはめた場合の時間を出します。

数えているのは人が使う時間だけで、AI が調べたり書いたりする時間と、AI の利用料は入っていません。何本出せば検索で上位になるか、アクセスや収益がどうなるかは出しません。記事が評価されるかどうかを予測するものではありません。

自分が使う時間から、1か月に見られる記事の本数を数える

入れた値は、このページの中で使うだけで、どこにも送られません。初めから入っている値は入力の例です(1本30分は、私が1本に使う15〜30分の幅の上の端で、ほかの2つは例です)。分と本数は整数で、時間は小数第1位まで書けます(「10」「10時間」「2.5」「2.5」)。マイナス、先頭に0がつく数、途中の空白は、入力の誤りとして止めます。

9. 計算機の出力例

9-1. 初めから入っている値(1本30分、1か月に10時間、20本)

  • 【1】1か月に使える時間:10時間(600分)
  • 【1】作れる本数:600分÷30分=20本(余りなし)
  • 【2】必要な時間:30分×20本=600分(10時間)
  • 【2】いまの時間で足ります(残りは0分です)。
  • 【3】15分×20本=5時間、30分×20本=10時間
  • 【3】私が1本に使う時間の幅(15〜30分)を当てはめた割り算です。あなたの時間ではありません。

9-2. 時間が足りない場合(1本25分、1か月に5時間、20本)

  • 【1】1か月に使える時間:5時間(300分)
  • 【1】作れる本数:300分÷25分=12本(余りなし)
  • 【2】必要な時間:25分×20本=500分(8時間20分)
  • 【2】足りない時間:3時間20分
  • 【2】いまの時間のまま20本を出すには、1本あたり15分以内にする必要があります(300分÷20本)。
  • 【3】15分×20本=5時間、30分×20本=10時間
  • 【3】私が1本に使う時間の幅(15〜30分)を当てはめた割り算です。あなたの時間ではありません。

9-3. 入力の誤り(1本「0」分、「745」時間、「301」本)

  • 【入力の確認】1本あたり自分が使う時間(分)は、1分以上で入れてください。
  • 【入力の確認】1か月に記事に使える時間が744時間(31日×24時間)を超えているので計算しません。数を確かめてください。
  • 【入力の確認】1か月に出したい本数が300本(1日10本)を超えているので計算しません。数を確かめてください。

10. よくある質問

ブログに使う AI は、どれがいい?

私は、調査・執筆・WordPress への投稿に Claude を、反証に ChatGPT を使っています(3-1)。ほかの AI と比べてはいないので、どれがよいかは書きません。Gemini は、出典を出さないので、記事の校閲には使っていません(4-1)。

ChatGPT などの AI で書いたブログは、Google に評価されない?

Google は、作り方ではなく品質に重点を置き、AI を適切に使うこと自体はガイドラインの違反ではない、としています(1-1)。AI を使ったという理由だけで順位が優遇されることはなく(1-2)、ユーザーにとっての価値を足さずに大量のページを作ることは、スパムポリシーの例に入っています(1-3)。

AI で書いたことは、書いたほうがいい?

Google は、「どのように」作ったかを読み手に伝えることを検討するよう書いています(2-1)。著者欄に「AI」と書くのは、その方法として勧められていません(2-2)。私は、作り方を記事の中に書いています。

AI に入力してはいけない情報は?

この記事の資料(Google 検索のページと総務省の白書)には、その答えになる文がないので、この記事では扱いません。

AI で書いたブログで、収益は出る?

この記事では扱いません。Google は、AI を使ったからといって順位で特別なメリットはない、としています(1-2)。この記事は、収益を約束するものではありません。

AI でブログを作るには?

私の流れは3-2のとおりです。Google の説明に沿うなら、公開前に人の手でファクトチェックすること(1-4)と、作り方を読み手に伝えること(2-1)が要になります。

11. まとめ

  • Google は、作り方ではなく品質に重点を置く。AI を適切に使うこと自体は、ガイドラインの違反ではない。AI を使ったという理由だけで、順位が優遇されることはない。
  • ユーザーにとっての価値を足さずに生成 AI で大量のページを作ることは、スパムポリシーの例に入っている。2024年3月からは、作り方を問わず対象にしている。
  • 生成 AI を使うなら、公開前に人の手でファクトチェックする。title、メタディスクリプション、画像の代替テキストも対象。
  • 私は2023〜2025年に、裏取りをしないまま AI で記事を量産し、評価されず、作り直しや非公開にした。
  • 2026年9月から、AI(Claude)が調査・執筆・投稿、私は経験と判断、公開と更新の許可、テーマと優先順位、反証は ChatGPT。私が1本に使う時間は15〜30分。
  • サーチコンソールでは、9月に減り、10月に表示回数が9月の約3.1倍、クリック数が約2.1倍になった。AI で作り直したことの効果かどうかは、分けていない。
  • 8章の計算機で、自分が使う時間から、1か月に見られる本数を数えられる。

12. 出典

  • Google 検索セントラル ブログ「AI 生成コンテンツに関する Google 検索のガイダンス」(2023年2月8日):https://developers.google.com/search/blog/2023/02/google-search-and-ai-content?hl=ja (英語版 ?hl=en)
  • Google 検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」:https://developers.google.com/search/docs/essentials/spam-policies?hl=ja (英語版 ?hl=en)
  • Google 検索セントラル「ウェブサイトで生成 AI によるコンテンツを使用するための Google 検索のガイダンス」(英語版は2026年10月1日更新):https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/using-gen-ai-content?hl=ja (英語版 ?hl=en)
  • Google 検索セントラル「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」:https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/creating-helpful-content?hl=ja (英語版 ?hl=en)
  • Google 検索セントラル ブログ「2024 年 3 月のコア アップデートとスパムに関する新しいポリシーについてウェブ クリエイターが知っておくべきこと」(2024年3月5日):https://developers.google.com/search/blog/2024/03/core-update-spam-policies?hl=ja (英語版 ?hl=en)
  • Google(The Keyword)「Google Search: New updates to address spam and low-quality results」(2024年3月5日、2024年4月26日追記、英語):https://blog.google/products/search/google-search-update-march-2024/
  • 出典:「令和8年版情報通信白書」(総務省)第Ⅰ部 第1節 1(1)日本:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r08/html/nd111110.html licensed under CC BY 4.0
  • 出典:「令和8年版情報通信白書」(総務省)第Ⅰ部 第1節(3)利用目的(利用シーン):https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r08/html/nd111330.html licensed under CC BY 4.0
  • Google for Developers「Site Policies」:https://developers.google.com/terms/site-policies?hl=en

13. あわせて読む

14. この記事について

この記事も、3-2の流れで作りました。テーマの順番は私が決め、私の経験と判断(2023〜2025年の失敗、いまの分担、1本に使う時間、AI に任せた理由)は私が答えました。調査、執筆、計算機、WordPress への投稿と設定は Claude、反証は ChatGPT です。公開は、私が許可してから行っています。サイトの数字(6章)は、2026年11月2日に WordPress とサーチコンソールで確認したものです。

Google 検索セントラルのページの文は、Creative Commons Attribution 4.0 License(https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja)に基づいて引用しています。日本語版がある文は日本語版から引用し、英語の文の日本語訳は筆者によるもの(原文から変更あり)です。Portions of this page are reproduced from work created and shared by Google and used according to terms described in the Creative Commons 4.0 Attribution License. Portions of this page are modifications based on work created and shared by Google and used according to terms described in the Creative Commons 4.0 Attribution License. 元のページは12章にあります。Google の公式ブログ(The Keyword)の文は、説明に必要な範囲で引用しています。英語の文の訳は筆者によるもので、公式の訳ではありません。総務省の白書の表は、出典をもとに作成しました。

AI を使うかどうか、どの AI を使うかを人に勧める記事ではありません。検索順位やアクセス、収益を約束するものでもありません。関連記事の題に出てくる数字や経験は、その記事の内容です。

 

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