「ビームせどりってなに?」
「やってみたいけどが目立つのが気になる」
「ビームせどりにおすすめのアプリが知りたい」
「ビームせどり」は商品のバーコードを読み込んで、市場調査を行うせどりの方法です。
ビームせどりに興味はあるけど、やり方が分からなかったり周囲からの目が気になったりして始められない方もいるのではないでしょうか。
この記事では
- ビームせどりのメリット・デメリット
- 目立たないビームせどりのやり方
- ビームせどりにおすすめのアプリ
について解説します。
ぜひこの記事を参考に、ビームせどりを始めてみてください!
ビームせどりのやり方を解説
ビームせどりとは仕入れの際に「バーコードリーダーで商品をスキャンして相場や回転率を調べること」を指します。ビームせどりの「ビーム」は、バーコードリーダーから発せられる光が由来です。
せどりの仕入れを行う際は、商品の相場や販売した場合の売れ行きを確認することが重要です。その時に商品名やバーコードの下に書かれた数字をスマホに入力して、情報を調べていては時間が掛かります。
しかし、バーコードリーダーがあれば、スキャンするだけで商品情報の表示が可能です。バーコードリーダーは、Bluetoothでスマホと接続できます。
非常に簡単で間違いが少ないので、せどり初心者にもおすすめの方法と言えます。
「具体的なビームせどりの手順を解説します。
バーコードーリーダーを購入する
ビームせどりに使えるバーコードリーダーはいくつもありますが、最も利用者が多く、情報量が豊富なKDC200をおすすめします。
動作も早いですし、バッテリーの交換も出来るため、長く使うことが可能です。KDCとスマホを接続する方法については、【簡単】KDC200のiPhoneペアリング接続設定&使い方を参考にして下さい。
僕のコンサルではより安価で性能が高いバーコードリーダーを教えています。
こちらは日本では販売していない製品となり、中国からの輸入が必要となります。
KDCより性能が高く1万円以下で購入できるため、大変コスパが良いです。ただ、使ってる人が僕ら以外にいないので、困った時に質問できる人がいないというデメリットがあります。
一応紹介しておきますが、自分でマニュアルを読みながらトラブル対処が出来ないのであれば、KDCを買っておくことをおすすめします。
NWSAPIを取得する
ビームせどりはバーコードリーダーとせどりアプリを組み合わせて使います。せどりアプリを動かすためにはNWSAPIというものが必要で、Amazonで大口出品契約をすることで使えるようになります。この契約には月額4,900円がかかります。
昔はNWSAPIがなくても使えるアプリがあったのですが、現在ではNWSAPIなしで動くアプリはありません。ビームせどりの実践にはバーコードリーダーの初期投資費用とNWSAPIの維持費が必要になります。
せどりアプリを導入し、NWSAPIとビームせどりの設定を行う
無料アプリではアマサーチ、有料アプリではせどりすとプレミアムがおすすめです。ビームせどりに使えるアプリについてより詳しく知りたい方は、店舗せどりが楽になるiPhoneアプリ・ツールを参考にして下さい。Androidの方は、Androidで使えるせどりアプリのおすすめをチェックして下さい。
お店によってはバーコードリーダーの利用を禁止している所もあります。そういったお店ではカメラ機能を使ったり、キーワード検索をして手動で商品を調べるといいでしょう。せどりすとプレミアムもアマサーチもキーワード検索に対応しているため、バーコードリーダーが使えない場所でも使っていけます。
スキャンを行う
設定が終わったら、店舗に出かけスキャンを行います。最初の間は相場観も商品知識もありませんから、大量にスキャンをして下さい。1日終わった時に1000回以上スキャンできていれば、見込み利益が10万円を超えるでしょう。
効率的にスキャンを行うためには、各店舗の値札攻略が大切です。値札攻略については、【誰でもできる】店舗せどりで稼ごう!おすすめ店舗・転売先・ツールにまとめているで目を通してみて下さい。
利益が出るか計算を行う
スキャンをしていく中で価格差がある商品が見つかったら、利益商品を行います。アマサーチでもせどりすとプレミアムでも手数料電卓が内蔵されていますから、それを使って手元に利益が残るか計算をします。
その上で仕入れた商品が1ヶ月~3ヶ月以内に売れているかを分析します。想定した値段で安定して売れていることが確認できたら、仕入れをします。分析方法はアプリによって異なりますが、基本的な考え方は出品者の増減とランキングの動きを見るだけです。
分析方法の詳細については、【無料】MonoTracer(モノトレーサー)の使い方&他ツールとの比較を参考にして下さい。
出品規制を確認する
仕入れた商品をAmazonで販売する場合は、出品規制がされていないか確認しましょう。
Amazonアプリを使えば、自分のアカウントで出品できるかまでをチェックすることが出来ます。規制をされていなけば会計を済ませて、次の店舗に向かいます。
目立たないビームせどりのやり方
仕入れの際に、店内でバーコードリーダーを取り出すことに抵抗を感じる方がいるのではないでしょうか。周囲の目が気になりますし、店員さんに不審がられる心配もありますよね。
以前はバーコードリーダーを隠しながらスキャンする方が多くいましたが、今はあまり気にする必要はありません。なぜなら、スマホのカメラとアプリで代替可能だからです。
バーコードリーダーを店内で取り出すよりは、スマホの方が目立ちにくいでしょう。「スマホカメラをかざすのも目立つのでは」と気にする人もいるかもしれません。
もちろん、ビームせどりを禁止している店舗では行うべきではありません。しかし、禁止されているのでなければ、ビームせどりは悪いことではないのです。
マナーを守りつつ、堂々とビームせどりを行いましょう。
ビームせどりのメリット
アプリを活用することにより、目立たず簡単にビームせどりが可能です。ここでは、ビームせどりのメリットを紹介します。
1つずつ解説します!
少額投資で始められる
ビームせどりに使うバーコードリーダーは、数千円〜3万円程度で購入可能です。新しく事業を始めるための投資としては、非常に少額です。
さらに、アプリを使えば無料で開始できます。副業としても、始めやすい部類に入るのではないでしょうか。
仮にビームせどりをやめようと思った場合、バーコードリーダー代も回収できます。
最後に、バーコードリーダーを売却すれば良いのです。少額投資ではじめられることは、ビームせどりのメリットです。
バーコードを読み取るだけで簡単
ビームせどりは、技術や知識があまり必要ではありません。バーコードを読み取るだけで、商品情報や相場などを検索できるからです。
一般的なせどりは、利益が大きく回転率の高い商品を見極める「目利き」が必要です。一方でビームせどりはバーコードを読み取るだけで、豊富なデータベースに簡単にアクセスできます。
初心者でも短時間に大量の商品をチェックできることは、ビームせどりの大きなメリットです。相場観がない人でも利益商品を見つけて、稼ぐことが出来る手法であると言えます。
回転率が高い
ビームせどりは店舗で直接仕入れができるため、商品の回転率が高いことが特徴です。その場で仕入れてその日のうちにAmazonに発送できるため、すぐに販売が開始できます。
手持ちの現金が多くない場合は、仕入れた商品を早く現金化できたほうが良いでしょう。商品の回転率が高いビームせどりは、初心者でも初められるメリットがあります。
格安商品が見つかる
ビームせどりは実店舗で商品を仕入れるため、ネットで商品を探す電脳せどりにはないメリットがあります。ネット上では見つからない、掘り出し物が見つかる可能性があることです。
ビームせどりは、ネット上での商品相場といった情報に簡単にアクセスできます。相場を確認しながら、格安商品のみ購入が可能なことも、ビームせどりのメリットです。
ビームせどりのデメリット3選
簡単で初期投資も少ないビームせどりですが、良いことだけではありません。ここでは、ビームせどりのデメリットを紹介します。
それでは1つずつ解説します!
周囲の目が気になる
ビームせどりは、店内でバーコードリーダーを取り出して商品をスキャンします。その作業が「他のお客さんや店員さんから怪しまれるのでは」と心配になる方もいるでしょう。
でも正直な話、自分で思っているほど周囲はあなたを気にしていません。それでも気になるという方は、スマホのアプリを使うことをおすすめします。
自分から店員さんに「ビームせどりを行って良いか」確認する方法もあります。店員さんからOKをもらっていれば、周囲の目を気にすることはなくなるでしょう。
店舗のルールやマナーを守って、堂々とリサーチしてください。きっと場数を踏めば、気にならなくなりますよ。
仕入れに時間がかかる
ビームせどりは、店舗に行って商品を一つ一つ読み取ります。そのため、ネット検索に比べて、時間がかかることが特徴です。
ビームせどりは、商品をスキャンして相場を確認してから仕入れの判断をします。特にビームせどりに慣れていない初心者の方は、1つの商品を調べることに時間がかかるでしょう。
複数の店舗を回る場合は、さらに移動時間も掛かります。効率の点では、仕入れに時間がかかることはデメリットと言えます。
禁止されている店舗がある
残念ながら、ビームせどりを禁止している店舗があります。SNSなどでビームせどりがやりやすい店舗の情報が広まり、人が殺到したからと言われています。
中古販売店の店頭などに「バーコードリーダーの使用禁止」と書かれた店舗もあります。
その場合は、手打ちでJANコードや商品情報を入力して検索する必要があります。これでは、簡単に商品相場を調べられるビームせどりのメリットが無くなってしまうでしょう。
このような店舗では、スマホのアプリを使うことでビームせどりができる可能性があります。しかし、ビームせどり自体を禁止している場合があるので注意が必要です。店員さんに確認して断られたら、ビームせどりを行うことは控えましょう。
成長しない
同じことを延々とひたすら繰り返すやり方であるため、成長をしません。
慣れてくると単調作業の繰り返しに感じ、楽しくなくなってきます。横流し転売をするため、大きく稼ぐことも出来ません。そうするとモチベーションを維持するのは難しくなってしまいます。
ビームせどりは再現性が高く、スピード感があるというメリットがあるものの、退屈すぎて続かないという欠点があります。実践する場合、その先を見据えて計画を練ることをおすすめします。
まとめ:ビームせどりは稼げる
ビームせどりは現在でも稼げるやり方です。
利益商品を見つけることが出来ない初心者の方でも、バーコードリーダーを使う事で見つけられるようになります。
一方で周りの人からの視線が気になったり、店員さんから注意されて心が折れてしまうという人も、一定数います。
自分とビームせどりの相性を確認しつつ、店舗せどりに取り組んでいきましょう。
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