BUYMAアカウント停止・強制退会|再登録より先にやること

BUYMAアカウント停止・強制退会|再登録より先にやること 転売・投資型の商品

この記事は全面的に書き直しました。前の版には成功事例と失敗事例が載っていましたが、あれは実在しません。全部削除しました。「再登録の現実的な方法」という章も削除しました。理由は1章に書きます。

先に、立場を明かします

BUYMAの出品者 パーソナルショッパーとして稼働していました
アカウントが止まる場面 経験しています
いまBUYMAをやっているか やっていません。戻れる状態になったうえで、やめました
自分のネットショップ 移して、売っています
売っているもの この記事にはありません。本文中の宣伝は0本です

「復活できます」と書く記事はたくさんあります。この記事が持っているのは、戻ったうえでやめた側の結論のほうです。

1. この記事は、再登録の手順を書きません

期待して来られた方には、先にお詫びします。そのうえで、理由を2つ書きます。

1-1. 規約が「行ってはいけない」と書いています

BUYMA利用規約 第3条(登録)
「会員登録申込者は、以下のいずれかに該当する場合には、会員登録を行ってはいけません。」
「(3) 会員登録申込者が、過去に当社から会員資格の一時停止、強制退会又は本サービスの利用の制限等の措置を受けていた場合」

手順を書くということは、この条文に反する行為の手順を書くということです。当サイトはそれをしません。

1-2. そして、書いても意味がありません

こちらのほうが本題です。同じ規約の別の条文を見てください。

BUYMA利用規約 第7条(退会)
「会員は、以下のいずれかに該当する場合には、前項に従って直ちに退会をしなければなりません。また、当社は、会員が以下のいずれかに該当すると当社が判断した場合、会員資格の一時停止、強制退会、本サービスの利用の制限その他当社が適切だと判断する措置をとることがあります。」
「(2) 複数の会員登録をしていた場合」
「(3) 過去に当社から会員資格の一時停止、強制退会又は本サービスの利用の制限等の措置を受けていた場合」

3条が言っていること 7条が言っていること
過去に措置を受けた人は、登録してはいけません その状態に該当する会員には、いつでも措置を取れます

つまり、仮に登録が通ったとしても、7条の(3)に該当し続けます。

期限がありません。時効もありません。1年動いても、3年動いても、条文上の立場は初日と同じです。

それが意味すること
再登録が通った 復活ではありません。期限のない執行猶予です
その上に積むもの 出品数、評価、顧客、そして立て替えた買い付け代金
積むほど 止まったときに失うものが増えます

時間が経つほど、やり直しコストが悪くなります。当サイトで扱う話の中で、これは珍しい形です。

普通は逆です。続けるほど資産が積み上がり、抜けるときの選択肢が増える。この件だけは、続けるほど人質が増えます。

だから、手順を書く必要がありません。書くべきなのは、通った後に何が続くのかのほうです。

2. 止まった直後に、順番があります

ここは正規の手順の話です。

2-1. 最初に確認するのは、取引と売上金です

規約の第7条には、こう書かれています。

「退会の手続を行った時点で、決済や取引に未完のものがある場合は退会することができません。会員は、未完の決済や取引を本規約に従って遅滞なく円滑に進め、完了させた後、退会手続を行わなければなりません。」

確認すること なぜ先なのか
発送済みで、まだ到着通知が押されていない取引 買い付け代金を立て替えたままです。ここが動くまで回収できません
入金前の売上金 金額を把握しておかないと、何を失いかけているか分かりません
買い付け済みで、まだ発送していない在庫 売り先を失った在庫です。別の出口を探す必要があります

再登録を考える前に、この3つの数字を出してください。復活の価値を判断する材料が、ここにあります。

2-2. 通知の種別を読み分けます

規約に出てくる措置 意味が違います
会員資格の一時停止 資格が止まっている状態です
本サービスの利用の制限 一部の機能や取引が制限されている状態です
強制退会 会員でなくなります

どれに当たるかで、次にできることが変わります。まず届いた通知の文面を、正確に読んでください。推測で動くと、事務局とのやり取りが噛み合いません。

2-3. 事務局への連絡について

前の版には「事務局に響く改善報告書・誓約書の書き方【例文あり】」という章がありました。削除しました。

通る文面というものは存在しません。あれば、全員がそれを使います。

書けることは1つだけです。事実を、時系列で、脚色せずに書く。それ以上のテクニックを紹介する記事は、テクニックがある前提で書かれています。

3. 止まったのは、あなたの操作が下手だったからとは限りません

ここから、この記事の本体です。

アカウント停止の記事は、たいてい「原因12選」を並べます。前の版もそうでした。規約違反、知的財産権の侵害、顧客対応の不備。並べること自体は間違っていません。

ただし、その並べ方だと「あなたがミスをした」という前提になります。そこが抜けています。

3-1. BUYMAが公表している数字を1つ見ます

運営会社の有価証券報告書に、こう書かれています。

「2026年1月現在で、世界185ヵ国で24万人超のパーソナルショッパーにより…会員数は約1,201万人」(株式会社エニグモ・有価証券報告書 第22期)

そして、BUYMAが2019年8月に出品者向けに公開した記事には、こう書かれていました。

「BUYMAでご登録頂いてるパーソナルショッパー様は6万人以上いますが」(BUYMA・2019年8月1日の出品者向け記事)

時点 パーソナルショッパー数
2019年8月 6万人以上
2026年1月 24万人超

約4倍です。同じ期間に、買う人が4倍になったとは書かれていません。

そして同じ報告書に、この期の商品総取扱高は493億5,843万円、前期比6.7%減と書かれています。

方向
出品者の数 7年で約4倍
直近の取扱高 前期比6.7%減

BUYMAの出品者募集ページは、いまも「164カ国 17万人のパーソナルショッパーが活躍しています!」と書いています。参加を促す言葉です。ただし、出品者側から同じ文を読むと、意味が反転します。

同じ数字を どう読むか
参加を検討する人が読むと これだけの人が活躍できる場所なのだ
止められた出品者が読むと 自分は24万分の1だった

3-2. 止められるのは、代わりがいるからです

プラットフォームが出品者を止められるのは、止めても困らないからです。1人抜けても、同じ商品を出す人が他にいます。

これは、BUYMAが冷たいという話ではありません。すべてのプラットフォームがそう設計されています。

相手にとっての、あなたの重み
プラットフォームの出品者 24万分の1です。止めても売り場は成立します
自分の店の店主 1分の1です。止めたら売り場がなくなります

停止は、事故ではありません。もともとそういう立場だったことが、表に出ただけです。

そして、この立場は復活しても変わりません。24万分の1に戻るだけです。

4. 実証|条件は、告知だけで変わります

「代替可能な立場」が具体的に何を意味するか。ちょうど今、実例が出ています。

4-1. 2026年9月2日の告知

BUYMAが出品者向けに、成約手数料の改定を告知しました。

「現行の『定率成約手数料(商品価格の5.5%~7.7%(税込))』に加え、商品1件の価格帯に応じた『定額成約手数料(税込)』を追加適用させていただきます。」(BUYMA・2026年9月2日)

商品価格帯(1件あたり・税込) 新設される定額成約手数料(1件あたり・税込)
~9,999円 55円
10,000円~19,999円 110円
20,000円~99,999円 165円
100,000円~ 220円

適用開始は10月1日以降を予定、正式な日付は2週間前を目処に告知される、と書かれています。対象は全出品者です。

4-2. 定額なので、単価が低いほど率が上がります

定額を、価格で割ります。

出品価格 定額手数料 価格に対する率
5,000円 55円 1.100%
9,999円 55円 0.550%
10,000円 110円 1.100%
19,999円 110円 0.550%
20,000円 165円 0.825%
100,000円 220円 0.220%
300,000円 220円 0.073%

9,999円と10,000円で、率がちょうど2倍になります。1円の差です。

境目 率の変化
9,999円 → 10,000円 0.550% → 1.100%(2.0倍)
19,999円 → 20,000円 0.550% → 0.825%(1.5倍)
99,999円 → 100,000円 0.165% → 0.220%(1.33倍)

告知には、この定額が点数で発生する例も書かれています。「出品価格が9,000円の商品を3点受注した場合:165円(55円×3点)」。まとめ買いでも、1点ずつかかります。

そして、費用が発生するタイミングも書かれています。

「本手数料は、取引が正常に完了(購入者による到着通知、またはシステムによる自動完了処理)時にのみ発生します。」

4-3. ここで確認したいのは、金額ではありません

この改定について、出品者ができること
告知を読むこと
出品価格を見直すこと

交渉はありません。同意を求められてもいません。告知に「規約の一部を改定いたします」と書かれています。

金額そのものは、正直なところ大きくありません。1万円の商品で110円です。問題は金額ではなく、決まり方のほうです。

あなたが決められること
プラットフォームの出品者として 出品価格と、続けるかどうか。手数料と規約は、告知される側です
自分の店の店主として 価格、決済手段、規約、掲載順。ただし客は自分で連れてきます

この告知は、たまたま今日出ました。ただ、こういう告知は今後も出ます。そのたびに、条件は一方的に更新されます。それが24万分の1の立場です。

5. だから、復活の期待値を計算します

2-1で出した3つの数字を使います。

復活して得られるもの 復活しても得られないもの
止まった時点の在庫を、売る場所 7条(3)から外れること。期限がありません
既存の集客導線 評価と実績。新しいアカウントはゼロからです
売上が立つまでの速さ 条件を決める側に回ること

いちばん上の行は本物です。在庫を抱えている人にとって、売り場があることは切実です。

ただし、その在庫を売る場所は、BUYMAだけではありません。そしてBUYMAで売る場合、また同じ立場に戻ります。

時間が経つと どうなるか
1か月後 失うものは、まだ小さいです
1年後 出品数、評価、顧客、立て替え中の代金が積み上がっています
3年後 条文上の立場は初日と同じまま、失うものだけが増えています

これが、私が戻れる状態になったうえでやめた理由です。

戻ること自体が難しいという話ではありません。戻った先が、戻る前と同じ場所だという話です。そして、同じ場所にいる限り、同じことがもう一度起きても、こちらにできることは何もありません。

6. 移行の計算|手数料は、ほとんど変わりません

「自分のショップに移る」と書くと、手数料が浮くという話に聞こえます。公表されている数字を並べると、そうはなりませんでした。

6-1. 並べます

率 1件あたり定額 月額
BUYMA 成約手数料 7.70%(一般。プレミアム認定を受けると5.50%) 55〜220円(10月1日以降に適用予定) 0円
BASE スタンダードプラン 決済手数料3.6%+サービス利用料3%=6.6% 40円 0円
BASE グロースプラン 決済手数料2.9%(サービス利用料0円) — 16,580円(年払いの1か月あたり。月払いは19,980円)

1万円の商品で計算します。BUYMA側は、一般パーソナルショッパーの7.70%で計算します。

1万円の商品が1点売れたとき 手数料 率
BUYMA(定率7.7%+定額110円) 880円 8.80%
BASE スタンダード(6.6%+40円) 700円 7.00%

差は1点あたり180円です。移行の理由にはなりません。

有価証券報告書によると、7.70%は一般パーソナルショッパーの率で、5.50%はプレミアム認定を受けた場合です。認定を受けていれば逆転します。つまり、手数料はほぼ同じか、条件次第でBUYMAのほうが安いことすらあります。

6-2. 同じ率を払って、片方には客がいます

手数料 集客
BUYMA およそ7〜9% プラットフォームがやります
自分のショップ およそ7% 自分でやります

BUYMAに払っている手数料は、決済の費用ではありません。集客の外注費です。

だから、移行しても手数料は浮きません。浮くのは手数料ではなく、「条件を告知される側にいること」だけです。そして代わりに、集客という仕事が丸ごと自分に乗ります。

ここで多くの人が止まります。「集客ができないから移れない」と。ただ、集客は移行できる部分と、できない部分に分かれます。次の章です。

6-3. プランの分岐点

先に、事務的な数字を片付けておきます。BASEの2プランが入れ替わる月商です。公表されている料率で計算しただけの数字です。

平均単価 グロースプランが有利になる月商
1万円 約40万円
2万円 約43万円
3万円 約43万円
5万円 約44万円

おおよそ月商40万円前後です。それ以下なら、月額0円のプランで始めるほうが安全です。

7. 集客は移行できます。作っておいた場合だけ

ここが、この記事で私がいちばん書きたかった部分です。

7-1. プラットフォームの顧客は、プラットフォームの顧客です

止まったときに
持ち出せないもの アカウント、評価、出品ページ、リピーターとの接点
持ち出せるもの 売れた記録(8-3で書きます)

何度も買ってくれた人がいても、その人との接点はプラットフォームの中にしかありません。止まった瞬間に、連絡する手段がなくなります。

プラットフォームは、顧客を貸してくれます。返してはくれません。

7-2. 同じ1枚の画像を、消える場所に置くか、残る場所に置くか

ここが核心です。

置く場所 売り切れたら アカウントが止まったら
出品ページ 役目を終えます 全部消えます
SNSの投稿 残ります 残ります。BUYMAとは別のアカウントだからです

出品のために画像を選ぶ作業と、SNSに投稿する作業は、ほとんど同じ手間です。ただし、片方は消えて、片方は積み上がります。

BUYMAで扱う商材は、ここで有利です。服、バッグ、靴。画像で判断される商材なので、画像系のSNSと相性がいい。出品のために見た商品、選んだ画像が、そのまま発信の素材になります。

やっている作業 転用できるか
商品を探す、選ぶ そのまま発信の題材になります
画像を用意する 同じものが使えます
ブランドや素材を調べる 調べたこと自体が投稿になります
梱包、発送、顧客対応 転用できません

4行目以外は、二度手間になりません。これは商材によります。画像で成立しない商材なら、この転用は効きません。

7-3. 集客経路を「止まったとき何が残るか」で分けます

当サイトでは、いつも同じ見方をします。やり直しコスト——抜けるとき、止まるときに何が残るか。集客にも同じ物差しが使えます。

集客経路 止まったら 止めるかどうかを決めるのは
広告 その日にゼロになります。何も残りません 自分(と予算)
SNS 過去の投稿とフォロワーは残ります。減っていきますが、ゼロにはなりません 自分
検索(SEO) しばらく順位が残ります。じわじわ落ちます 自分
プラットフォーム 全部消えます 相手

いちばん下の行だけ、右の列が違います。止めるかどうかを、自分で決められません。

この表を見ると、「集客を1本に絞る」という判断がなぜ危ないかが分かります。問題は効率ではありません。止まり方を自分で選べるかどうかです。

7-4. 育てる費用を払うタイミング

SNSは、すぐには育ちません。だから、いつ手をつけるかが効きます。

始める時期 そのときの状況
プラットフォームで稼働している間 売上があります。商品も、画像も、調べたことも、毎日発生しています
止められた後 売上がありません。題材も発生しません。フォロワーもゼロです

手数料を払っている期間は、集客を外注できている期間でもあります。その間に、自分の集客を作っておくのがいちばん安い。

これは、いま止まっている方には厳しい話です。いちばん安いタイミングは、もう過ぎています。ただし、次に稼働を始めた日が、次に安いタイミングです。

7-5. 移行したとき、何が起きるか

私の場合を書きます。

移行で 変わるもの・変わらないもの
売る場所 変わります
フォロワー 変わりません
発信のスタンス 変えません。変える必要がありません
過去の投稿 残ったままです

信頼関係は、販売チャネルに属していません。人に属しています。

だから、売り先がBUYMAから自分のショップに変わっても、見ていた人はそのまま来ます。「どこで買うか」より前に、「誰から買うか」が決まっているからです。

そして、これが6-2の答えになります。

移行するとき、集客は
プラットフォームから借りていた分 移行できません。返します
自分で作っていた分 そのまま移行します

だから「集客ができないから移れない」ではなく、「作っていなかったから移れない」です。

7-6. 広告に依存しない体制になる順番

時期 効くもの
移行直後 SNSで積んだフォロワー。ここで初動が取れます
数か月後から 検索。書いたものが、時間差で効きはじめます
その先 2つが重なります。ここまで来ると、広告を使うかどうかを選べます

広告は、使ってはいけないものではありません。使わなくても回る状態を先に作ると、条件を選べる側になります。

この記事の1章から、ずっと同じ話をしています。条件を決める側にいるか、告知される側にいるか。集客も同じでした。

8. 噛ませ犬として使う、という向き合い方

ここまでを踏まえて、私がいま取っている位置を書きます。

プラットフォームで売るのをやめる、という話ではありません。役割を変える、という話です。

8-1. プラットフォームでしかできないこと

できること 意味
需要があるかを、集客ゼロで確かめられる 自分の店に出しても、見る人がいなければ売れるかどうか分かりません
買い付け先が使えるかを、実際の販売で確かめられる 納期、品質、在庫の安定。売ってみないと分かりません
いくらで売れるかが分かる 相場が、他の出品者の価格として見えています

これは検証装置としては優秀です。しかも、検証の費用が手数料の中に含まれています。

8-2. 積み上げる場所とは、別にします

プラットフォーム SNS と自分のショップ
役割 検証する場所 積み上げる場所
止められたら 検証装置が1つ減ります 止められません
顧客 プラットフォームの顧客です 自分の顧客です
条件 告知されます 自分で決めます

この分け方をすると、アカウント停止の意味が変わります。

検証装置が止まっただけなら、痛手ではあっても事業の終わりではありません。積み上げる場所を、そこに置いていなければ。

逆に言うと、いま止まって困っているということは、積み上げる場所をそこに置いていたということです。それが再登録より先に直すべきことだと、私は考えています。

8-3. ただし、順番があります

やってはいけない順番 理由
いきなり自分のショップだけで始める 集客がゼロなので、売れない理由が商品なのか集客なのか分かりません
売れるか分からない商材を、自分のショップで試す 検証にかかる時間が、何倍にもなります
SNSを、移行してから始める 育つまでの間、売上がありません。稼働中に始めるのがいちばん安い(7-4)

止まっている今は、検証装置がない状態です。だから、いま自分のショップを立てるとしたら、すでに売れることが分かっている商材から始めることになります。止まる前のデータが、そこで効きます。

止まったときに持ち出せる唯一の資産は、売れた記録です。

アカウントは持ち出せません。評価も、顧客リストも持ち出せません。ただし、何がいくらで何点売れたかという事実は、自分の頭と手元の記録の中にあります。まだ手元の記録を取り出せる状態なら、それを先にやってください。

9. 判定表

9-1. いま止まっている人が、今日やること

順番 やること 章
1 届いた通知の種別を確認します。一時停止・利用の制限・強制退会は別物です 2-2
2 未完の取引、入金前の売上金、売り先を失った在庫。この3つの金額を出します 2-1
3 まだ管理画面が見られるなら、売れた記録を手元に取り出します 8-3
4 事務局への連絡は、事実を時系列で。文面のテクニックはありません 2-3

3番は、後からでは取り返せません。

9-2. 再登録を考えている人が、先に確認すること

確認すること 該当したら 章
規約3条を読んでいない 過去に措置を受けた人は「会員登録を行ってはいけません」と書かれています 1-1
「通れば終わり」だと思っている 7条(3)に該当し続けます。期限がありません 1-2
復活したら前と同じように積み上げるつもりでいる 積むほど、止まったときに失うものが増えます 1-2・5章
止まった原因を、自分の操作ミスだけで説明している 24万分の1という立場は、操作では変わりません 3-2

9-3. 集客について、先に確認すること

確認すること 該当したら 章
買ってくれた人と、プラットフォームの外で繋がる手段がない 止まった瞬間に、接点がゼロになります 7-1
出品用に用意した画像を、出品ページにしか使っていない 同じ手間で、消えるものだけを作っている状態です 7-2
集客がプラットフォーム1本になっている 止まり方を自分で選べない経路に、全部を乗せています 7-3
SNSは移行してから始めればいいと思っている いちばん高いタイミングです。稼働中がいちばん安い 7-4

9-4. 移行を考えている人が、先に確認すること

確認すること 該当したら 章
手数料が浮くと思っている ほぼ浮きません。1万円の商品で180円程度です 6-1
月商が40万円に届いていないのに月額プランを選ぼうとしている 固定費のないプランのほうが安全です 6-3
売れるか分からない商材で始めようとしている 売れた記録がある商材から始めてください 8-3

10. まとめ

この記事で書いたこと
1章 再登録の手順は書きません。規約が「行ってはいけない」と書いていて、通っても7条(3)に該当し続けるからです
2章 先に出すのは、未完の取引・入金前の売上金・在庫の3つの数字です
3章 パーソナルショッパーは2019年に6万人以上、2026年1月に24万人超。止められるのは代わりがいるからです
4章 手数料は告知だけで変わります。金額ではなく、決まり方が問題です
5章 続けるほど失うものが増えます。時間が味方にならない、珍しい形です
6章 移行しても手数料は浮きません。浮くのは、告知される側にいることだけです
7章 集客のうち、自分で作った分だけが移行します。同じ画像でも、置く場所で残るか消えるかが変わります
8章 検証する場所と、積み上げる場所を分けます

全部を1行にすると、こうなります。

アカウントが止まったのは事故ではなく、もともと止められる立場だったことが表に出ただけです。だから直すべきはアカウントではなく、立ち位置のほうです。

10-1. 明日からの1手

止まっている方と、まだ動いている方で、違います。

いまの状況 今日やること
止まっている まだ管理画面が開けるなら、売れた商品の記録を手元に落としてください。何が、いくらで、何点売れたか
まだ動いている 今日の出品で使った画像を1枚、SNSにも投稿してください。それだけです

下の行は、追加の手間がほぼゼロです。そして、その1枚だけは、アカウントが止まっても残ります。

買う側として、BUYMAで届いた商品が偽物かもしれないときの手順は、BUYMA(バイマ)は偽物だらけ?に書いています。

11. 出典

出典 この記事で使った箇所
BUYMA利用規約 第3条(登録)の会員登録を行ってはいけない場合、第7条(退会)の措置と、未完の取引がある場合は退会できない旨(1-1・1-2・2-1・2-2)
BUYMA「【重要】AI不正検知システム導入に伴う取引成約手数料(定額手数料)新設のお知らせ」(2026年9月2日) 新設される定額成約手数料の価格帯別金額、適用時期、費用発生タイミング(4章・6-1)
株式会社エニグモ「有価証券報告書」第22期(2025年2月1日〜2026年1月31日) 2026年1月現在で185ヵ国・24万人超・会員約1,201万人、商品総取扱高493億5,843万円(前期比6.7%減)、成約手数料は一般7.70%/プレミアム5.50%(3-1・6-1)
BUYMA「【ビギナーパーソナルショッパー様向け】出品価格の設定の基本」(2019年8月1日) 2019年時点で6万人以上という公表値(3-1)
BUYMA「出品者になって売るには?」 募集ページの「164カ国 17万人」という表示(3-1)
BASE「料金プラン・手数料」 スタンダードプランの決済手数料3.6%+40円・サービス利用料3%、グロースプランの2.9%と月額(6-1・6-3)

規約も手数料も改定されます。4章の改定は2026年9月2日付の告知で、適用開始日は本記事の執筆時点では確定していません。必ずリンク先で最新の内容を確認してください。

12. この記事について

立場 BUYMAで出品者として稼働し、アカウントが止まる場面も経験しました。いまはやっていません。自分のネットショップに移して売っています
書いていないこと 再登録の手順、規約の回避方法、復活の確率。前の版にあった「再登録の現実的な方法」は削除しました
削除した事例 前の版の成功事例Aさん・Bさん、失敗事例Cさんは実在しません。全部削除しました
削除した章 「事務局に響く改善報告書・誓約書の書き方【例文あり】」も削除しました。通る文面は存在しません
7章について SNSを並行して育て、移行後もそのまま発信を続けた経験に基づいて書いています。フォロワー数や売上の数字は出していません
専門家ではない部分 弁護士ではありません。個別のケースについての法的判断はしていません
6章の数字について 公表料率を当てはめた計算例です。実際の手数料は条件によって変わります
本文中の宣伝 0本です

戻れる状態になってから、やめました。だから「戻れない」とは書きません。書けるのは、戻った先が戻る前と同じ場所だった、ということだけです。

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