せどり業界のノウハウは飛躍的に進化し、もはや理論武装をしていない人は全く稼げない市況になりました。
その背景には優秀なプレイヤーの台頭があり、うのはまさんや今回紹介するRTLという塾に属している方たちの存在が無視できません。
僕自身はこのRTLという塾の3期の募集があった時にセミナーに参加したのですが、テイストが自分と合わないなと思い、参加を見送っています。
しかしこの塾のコンセプトに向いている人もいるし、再現性もあるノウハウなので、RTLというせどり塾に関して今回は掘り下げて解説をします。
RTLの稼ぎ方とは?再現性がある理由
まず結論から言うとRTLはせどりの情報発信を教える塾であり、たくさんの成功者を輩出しています。
無料レポートスタンドに行けばこの人らが発行したレポートが上位を独占しています。
なぜそんな事が出来るかというと塾の参加者同士で紹介しあっているからです。
塾メンバーがお互いのレポートを紹介し合うことにより、常に上位を維持できるしリストが集まる。
そしてリストホルダーは新しく入ってきたメンバーのレポートを紹介しする。
このフローを作る事で既存プレイヤーも新規プレイヤーもリストを集められるというカラクリです。
無料レポートを作る理由としては属性が絞りこめる事です。
せどりというテーマで作りレポートを発行することで、せどりに興味がある人、せどりのノウハウが知りたい人を集めることが出来る。
DRMを実践する基本として”見込み客を集める”というステップがあり、このステップを殆どの人は出来ずに挫折をしていきます。
RTLではこの部分をチームで取り組むことで解決し、後発でも集客できる仕組みを作り上げています。
再現性が確保できる理由がこれです。
RTLに向いてる人、向いてない人
既に規模が大きなコミュニティになってしまっているので、これから入るのであれば既存のメンバーとの相性が大事になってきます。
僕は三期の段階で空気感が合わないと思ったので参加を見送りましたが、今はもっと参加者が増えているので自分との波長は大事になってきます。
コミュニティがどういったコンセプトで運営されていて、どんな所を目指しているのかを事前に知っておくといいです。
そのために説明会に参加をして、どういった人がどういったスタンスで出てくるのかを見るの大事です。
メルマガで紹介されて参加を決めてしまうと、入ってしまった時にこんなはずじゃ…となってしまいかねません。
何をやるかよりも誰とやるかのほうが大事という事です。
好きになれない人と一緒にビジネスは出来ないですし、何よりもやって楽しくないです。
楽しめないことは人間続けられません。
RTLのメルマガはパターンが共通しており、すぐにわかりますので、彼らのメルマガやサイトを見てこの人らと一緒にやっていけそうかな?というのを見るといいですよ。
RTLのメリット・デメリットまとめ
RTLには入るメリットにはどのようなものがあるでしょうか?
まず最初に現在業界で最先端の情報に触れることが出来るというメリットがあります。
僕自身RTLが出した教材をいくつも購入しましたが、よくこんな事考えついたね…と感心するものばかりです。
教材のクオリティとして非常に高く、現役プレイヤーとしてやっている人であればあるほど
使えるノウハウであることが多いのです。
ただし内容に対して値段が高すぎるという批判もあり、これに関してはある程度的を得ていると感じています。
彼らの教材が割高になってしまう理由は仲間内でアフィリエイトをするからです。
要はRTLのメンバーが出した教材を、RTLのメンバー全員がアフィリエイトするので彼らに稼がせるために教材価格を高額に設定せざるを得ないのです。
RTLの教材は2万円から3万円程度になっているものが多いですが、ジャンル固定の教材としてはこれは割高と言わざるを得ません。
そのこともあり、RTLの教材でロングセラーになっているものは皆無で、仲間内での紹介が止まると売り上げランキングからも消え、紹介される事もなくなります。
長く使える考え方やノウハウに重きを置いている僕からするとこのような焼き畑的な情報発信を支持することは出来ません。
ですからアフィリエイトのお願いが来ても紹介をしませんでしたし、タダでくれると言われてもお金を払って中身を読み、その上で中立的な立場からレビューをして来ました。
僕は特定の人と利害関係があるがゆえに顧客に正確な情報を届けられないのは利益相反だと思ってます。
中身がしょぼく賞味期限がある手法なのにそれを相手に押し付けるというのをやりたくないのです。
だって自分がそれをやられたら嫌じゃないですか。
でもそれをやらなければならないのがRTLに属す最大のデメリットです。
要は仲良しクラブに入り、利害関係者になってしまうため良くないものでも紹介しなきゃいけない、紹介したくなくても紹介しないといけない。
なぜならその事によって自分も紹介や活動をする権利を与えてもらえるからです。
率直に後発の人はよほど実力がない限り今から前に出ていくのは難しいと思いますね。
仲間内の紹介を繰り返し、特別単価で情報商材を売って定期的にコツコツ稼げればいい所ではないでしょうか。
せどり仲間やせどりに興味を持っている人を集めるという目的では最大の効果を狙えるコミュニティではありますが、属性を絞るということは限られた話しか出来ないという事です。
RTLの致命的な欠点
RTLはせどりの情報発信しか出来ないスキームを作るので来る日も来る日もせどりの話、
売れた商品、新しいレポートや教材の話を延々としていく事になります。
せどりは短期ビジネスなので長くやるものではないのですが、この仕組でしか集客が出来ないので彼らはいつまでもせどりを続け、せどらーと付き合い続けねばなりません。
僕からしたらお金を稼いでいてもそれって自由でもなんでもないです。
僕はせどりは短期ビジネスと割り切り長くやっても2年から3年で卒業するものだと思っているので稼ぐための情報発信を顧客に提案するつもりもないし、もっと強固なスキームとして大きな市場を狙いにいけるアフィリエイトを提案しています。
アフィリエイトは結果が出るまでに時間がかかりますが、コツコツ作業をしていくことで資産を作ることが出来ます。
RTLの情報発信は旬のネタを追いかけるスタイルなので資産になりません。
リストは取れても、彼らが興味あるのは今儲かる手法なので、常に自分が最先端の情報を検証しそれを提供するという立場にいないといけない。
自分がせどり以外の道に行きたいと思った時も属性が絞られすぎているので不利です。
僕であれば夢の実現のためにビジネスがあり、お金の問題を解決するために短期ビジネスがあり、その手段として物販を最初のステップに位置づけています。
だから僕が中国輸入をやりましょうと言ってもついてきてくれるし、物販の次にアフィリに行きましょうといってもついてきてくれるし、健康や資産運用の話をしても興味を持って聞いてくれるのです。
ジャンルを固定しない事で属性や爆発力は弱まりますが自分という人間に対する共感や共鳴を集めることが出来るので長いスパンで見ると大変安定をした情報発信に育っていきます。
そしてそれこそが資産だと思うし、僕が考える情報発信です。
ポジショニングとしての逆張り
RTLの人がせどりをやりたい人のための情報発信をすればするほど僕のような立ち位置の人間は目立つ事になります。
RTLのやり方には再現性はあるけど僕のやり方には再現性がない。
僕だから出来ていますし、真似をしようと取り組んでも同じになりません。
もはや表からは見えないレベルで複数の仕組みを結合し、自動化を施し、いくつもの間口を確保しているのですから。
サイトのパワー、YouTubeのチャンネル登録者、メルマガ読者数。
全てをオーガニックに伸ばしてきた僕は、プロダクトローンチありきの情弱マーケティングに依存をしていないのでどんどんビジネスが安定をしていくのです。
物販のように固定費もかからないですし、データを計測して効果測定もやっているので次に何を伸ばせばいいのか、何をやればいいかを悩むこともありません。
これが出来るようになったのも和佐さんや、木坂さん、だいぽんさん、西野さん、新田さんといった超一流プレイヤーから学べたことが大きいと思います。
せどりという切り口でしか話せない人から学んでも広げられる世界には限界があります。
僕はもっと色んなバックグラウンドを持った人と知り合い、彼らと色々議論をしたいと思っているのでファンネルを広げる考え方を学ぶ必要がありました。
僕が情報発信を学んだ、ネットビジネス大百科や新世界アフィリエイトでは脳に負荷がかかる話がたくさん出てきてそこで自頭を鍛えることが出来ました。
こういった勉強は即効性はありませんが、後からじわじわ効果が出てきます。
人から何かを習う時に頭の悪い人から習いたくないですからね。。。
その人への共感はもちろんとして、尊敬がないと時間と労力を割いて付き合おうと思いません。
お客さんも暇じゃないですからね。
RTLがオワコン化した理由
RTLはかつては情報発信の分野で非常に強力なコミュニティとして知られていましたが、内部分裂によりその一体感は次第に失われていきました。
この分裂は、塾内の意見の不一致や経済的な問題が蓄積する中で起こり、多くのメンバーに影響を及ぼしました。
分裂が始まった背景とそれに伴う経済的な影響
RTLの分裂は、塾内での方向性の違いと収益分配に関する不満が高まったことに起因します。特定のリーダー層と一般メンバー間での収益の再分配に関する透明性の欠如が問題を深刻化させました。
この不一致は、塾の教材売上げの減少を引き起こし、それがさらにメンバー間の信頼を損ねる結果を招きました。経済的な影響としては、多くのメンバーが塾を離れることを選び、塾の収益は急速に減少しました。その結果、塾は質の高い教材を提供する能力が低下し、新規メンバーの募集が困難になりました。
内部分裂後の塾生のキャリアパスの変化
内部分裂の影響は、塾生個々のキャリアパスにも顕著に現れました。
多くの元塾生は、独立して自らの情報発信ビジネスを立ち上げる道を選びました。これには、ブログやYouTube、SNSを活用したアフィリエイトマーケティングが含まれます。
RTLからの独立は、これらの個人が自身のブランドを確立し、より直接的な収益化モデルへと移行する機会を提供しました。また、この過程で、多くの塾生は個人としての市場価値を高め、新しいネットワーキングの機会を広げることができました。
RTL卒業生の成功例と要因
RTL塾の影響は多岐にわたりますが、特に注目すべきは、この塾を卒業した個々の情報発信者がどのようにして独立し、成功を収めたかという点です。
これらの事例からは、情報発信の自立性を高めるための重要な教訓を学ぶことができます。
RTL塾卒業生の独立事例とその成功要因
多くのRTL塾の卒業生が、独立後に顕著な成功を遂げています。
例えば、ある卒業生は自分のブランドを立ち上げ、専門的なニッチ市場で情報を発信することにより、大きなフォロワー基盤を築きました。成功の要因は、一貫したブランディングと独自のコンテンツの提供にあります。
彼らはRTL塾で学んだマーケティング技術を活用し、さらに個人のスタイルと組み合わせることで、市場での独自の位置を確立しました。
また、信頼性と専門性を前面に出すことで、特定のターゲットオーディエンスからの信頼を獲得し、持続可能なビジネスモデルを構築しています。
情報発信の自立性を高めるための戦略
情報発信者が独立性を高めるためには、以下の戦略が効果的です:
- ニッチ選定:特定の興味や需要がある分野を見つけ、そのニッチに特化した内容を提供する。
- コンテンツの質の向上:情報の正確性と魅力を高めるために、継続的に学び、改善すること。
- 多様な収益化手段の導入:アフィリエイトマーケティング、スポンサードコンテンツ、製品販売など、多様な収益源を確保する。
- パーソナルブランディングの強化:自身の専門性や個性を前面に出し、親近感を持ってもらえるようなブランディングを行う。
- コミュニティの構築:フォロワーや顧客との関係を深め、エンゲージメントを高めるためのコミュニティを形成する。
これらの戦略を駆使することで、情報発信者は市場での自立性と影響力を高め、長期的な成功へとつながる道を切り開くことができます。
まとめ
RTLの人たちが業界のノウハウを進化させたことには敬意を払いますし、彼らがせどりの有効性を布教してくれたことで市場規模が大きくなったことも認めます。
ただ、だからといってRTLに入ることが最善の選択肢であり、次のステップであるとは僕は思いません。
もちろんこれは僕の考えなので、あなた自身がどうなのか?というのを分析するのが大事です。
その上でRTLと自分が目指す所がフィットするなら入るといいのではないでしょうか。
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