「アパレルせどり 儲からない」「古着転売 やめとけ」と調べて来られた方に、先に数字で答えます。
2026年10月にヤフオクで数えると、古着など14品の今の出品を、過去180日の落札ペースで売り切るまでの日数(今の出品が落札の何日分にあたるか)は、中央値で約675日でした。同じやり方でカメラは約91日、ゲーム機などは約26日です。今回選んだ品どうしで比べると、古着はカメラの約7.4倍、ゲーム機の約26倍遅い計算です。
せどりでは「3か月売れなければ損切り」とよく言われます。古着の中央値は、その線の7.5倍です。今回数えた市場の数字がこうなら、アパレルせどりで稼げないのは異常ではなく、数字どおりの結果です。避けるのはむしろ賢明な判断だと私は考えます。
私もアパレルは冬物だけ扱いました。ダウンをメンズとレディースで仕入れましたが、信じられないほど回転が悪く、驚きました。私は出品してから24時間の「いいね」の数を見ます。その数字が悪かったので、すぐに損切りしました。これで稼げると言っている人は本気なのか、と思ったほどです。
アパレルせどりの記事には、よく「時給300円」という数字が出てきます。ただ、その300円がどう計算されたのかを書いている記事は、ほとんどありません。これは計算できます。販売手数料も送料も、各社が公表しているからです。
そこでこの記事では、まず手数料と送料の実額で、1着あたりいくら残るのかを出します。次に、売れるまでの日数を入れて、1か月あたりにいくら残るのかを計算します。作業時間・季節のずれ・置き場所の費用を入れた計算機もつけました。国内(メルカリ・ヤフオク・Yahoo!フリマ・ラクマ)で売る前提で、海外への販売は扱いません。
この記事の調べ方について
手数料と送料は各社の公式ヘルプ・公式料金表を直接確認しました。まとめサイトの数字は使っていません。市場データは環境省・国民生活センターの公表資料、税務は国税庁とe-Gov法令検索、古物商許可は古物営業法と警察の案内で確認しています。
売れるまでの日数は、2026年10月22日にヤフオクの公開ページ(落札相場と検索結果の件数)で数えたものです。
せどりツール販売者・物販スクール・卸業者のサイトは出典に使っていません。その結果として「確認できず」と書いた項目がいくつかあります。
調査時点:手数料・送料は2026年8月、売れるまでの日数は2026年10月。
- 先に結論:1着あたり、いくら残るのか
- 手数料は、どこで売るかで倍違う
- 送料は、厚みで決まる
- 実額で計算する:手残りと時給
- ヤフオクで数えた、古着が売れるまでの日数(2026年10月)
- メルカリの公表値でも、6割は1ヶ月で売れない
- 「時給300円」の正体
- 1着の手残りではなく「1か月あたりの残り」で見る
- 季節のずれと置き場所の費用
- 計算機:作業時間・季節待ち・置き場所を入れた1か月あたりの残り
- 出品から24時間の「いいね」で見切る
- では、何を仕入れるべきか
- 単価そのものが下がっている
- 「トラブルが多い」は本当か
- 税金の扱いを間違えている人が多い
- 古着転売に古物商許可は要る?いらない場合と要る場合
- メルカリで古着を転売するのは違法?
- では、どうすれば数字が変わるか
- 始める前に、確かめること
- よくある質問
- 私の考え:稼げないのは正常で、避けるのは賢明
- まとめ
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先に結論:1着あたり、いくら残るのか
メルカリで売った場合の実額です。手数料10%、送料は同社の公式ガイドが推奨する配送方法で計算しています。
| 商材 | 売価 | 手数料 10% |
送料 | 仕入 | 手残り |
|---|---|---|---|---|---|
| Tシャツ ネコポス |
2,000円 | ▲200円 | ▲210円 | ▲500円 | 1,090円 |
| ニット 宅急便60 |
3,500円 | ▲350円 | ▲750円 | ▲875円 | 1,525円 |
| アウター 宅急便80 |
6,000円 | ▲600円 | ▲850円 | ▲1,500円 | 3,050円 |
| アウター 宅急便100 |
12,000円 | ▲1,200円 | ▲1,050円 | ▲3,000円 | 6,750円 |
※梱包資材費は別途。仕入値は売価の25%で揃えた仮定値です。
手残り1,090円と6,750円。同じ「1着売る」という作業で、6倍違います。
そして作業時間はほぼ同じです。撮影も採寸も梱包も、Tシャツとアウターでほとんど変わりません。
1着の手残りは、努力ではなくこの表のどの行を選んだかで決まっています。
以下、この計算の根拠を1つずつ確認していきます。
手数料は、どこで売るかで倍違う
まず販売手数料です。ここは各社が公式に公表しています。
| サービス | 販売手数料 | 振込手数料 |
|---|---|---|
| メルカリ | 販売価格の10% | 200円 メルカリバンク利用時は無料 |
| Yahoo!フリマ | 販売価格の5%(税込) | 100円 PayPay銀行なら無料 |
| ヤフオク!(一般・プレミアム) | 落札価格の10%(税込) | 100円 PayPay銀行なら無料 |
| ヤフオク!(ストア) | 落札額の7.7%(税込) | 同上 |
| 楽天ラクマ | 10%〜4.5%(税込) 販売実績による変動制 |
210円 楽天銀行かつ1万円以上で無料 |
【要注意】ラクマの「4.5%」は、条件を満たした人だけ
「ラクマは手数料が安い」という説明をよく見かけます。現行のラクマは、10%スタートの6段階変動制です。
| 販売手数料(税込) | 必要な販売回数 | 必要な販売金額 |
|---|---|---|
| 10% | 基本料率(条件なし) | |
| 9% | 4回以上 | 5,000円以上 |
| 8% | 6回以上 | 10,000円以上 |
| 7% | 8回以上 | 30,000円以上 |
| 6% | 10回以上 | 50,000円以上 |
| 4.5% | 10回以上 | 100,000円以上 |
回数と金額の両方を満たす必要があります。判定期間は前月26日〜当月25日で、毎月26日に判定し、翌月1日〜月末に適用されます。商品価格300円以上の販売だけが1回としてカウントされます。
2023年8月1日に導入された仕組みで、それ以前は一律6.6%(税込)でした。
つまり、始めたばかりの人にとってラクマの手数料は10%です。メルカリと同じで、Yahoo!フリマの倍。
「ラクマが最安」という説明は、毎月10回以上・10万円以上を継続して売っている人に限った話です。「手数料が安いからラクマから始める」という判断は、この表を見てから決めたほうがいいです。
【古い情報に注意】Yahoo!フリマの「5,000円以下は無料」は終了しています
「Yahoo!フリマは5,000円以下の商品なら手数料無料」という記述がネット上に大量に残っていますが、これは2024年1月16日〜3月31日限定のキャンペーンで、すでに終了しています。
現行は一律5%(税込)です。ただし2026年5月19日以降に初出品したユーザーには、初出品から30日以内に3個を売ると以後90日間・最大50個まで手数料0%という施策があります(Yahoo!フリマ)。
ヤフオク!についても、2024年6月4日に会員区分による差が撤廃され、一般もプレミアム会員も一律10%(税込)になりました。「プレミアム会員なら8.8%」という古い記述が残っているので注意してください。
手数料だけで、手残りはこれだけ変わる
売価6,000円のアウターを例にすると、こうなります。
| Yahoo!フリマ(5%) | メルカリ・ラクマ初期(10%) | |
|---|---|---|
| 手数料 | 300円 | 600円 |
| 差額 | 1着あたり300円。月30着なら9,000円 | |
ただし売れる速さは別問題です。手数料が安くても売れなければ意味がないので、実際には両方に出す人が多いです。
送料は、厚みで決まる
ここが衣類の物販でいちばん効きます。
メルカリ公式が示している、衣類別の配送方法
メルカリは品目別の出品ガイドを公開しています。これが公式の目安です。
| 品目 | 公式ガイドが示す配送方法 | 送料 |
|---|---|---|
| Tシャツ・薄手のトップス | 厚さ3cm以内に収まる梱包なら ゆうパケットポストmini/ネコポス/ ゆうパケットポスト/ゆうパケット |
160〜230円 |
| セーター・厚手のトップス | 宅急便60・80/ゆうパック60・80 | 750〜870円 |
| コート・アウター | 宅急便60・80・100/ゆうパック60・80・100 | 750〜1,070円 |
出典:Tシャツ・薄手のトップス類、セーター・厚手のトップス類、コート・アウター類
厚さ3cmを超えると、送料は二段階で跳ねます。
210円 →(宅急便コンパクト450円/ゆうパケットプラス455円)→ 専用箱に収まらなければ宅急便60の750円。
210円と750円の差は540円。売価2,000円の商品なら、手残りの半分近くを持っていきます。
なお公式ガイドは「生地が膨らんでかさばる場合は圧縮袋で空気を抜くと厚さを抑えられる」と書いています。ただし公式ガイドは「圧縮袋に入れて発送する場合は、事前に商品説明に記載しておきましょう」としています。
らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便の全料金
| 配送方法 | サイズ・重量 | 送料 |
|---|---|---|
| ゆうパケットポストmini | 専用封筒 | 160円 +封筒20円 |
| ネコポス | 3辺60cm以内/長辺34cm/厚さ3cm/1kg | 210円 |
| ゆうパケットポスト | 厚さ3cm以内 | 215円 |
| ゆうパケット | 3辺60cm以内/厚さ3cm/1kg | 230円 |
| ゆうパケットプラス | 24×17×厚さ7cm/2kg | 455円 +専用箱65円 |
| 宅急便コンパクト | 専用BOX(厚さ5cm)/重さ制限なし | 450円 +専用BOX70円 |
| 宅急便60/ゆうパック60 | 3辺60cm以内 | 750円 |
| 宅急便80/ゆうパック80 | 80cm以内 | 850円/870円 |
| 宅急便100/ゆうパック100 | 100cm以内 | 1,050円/1,070円 |
| 宅急便120/ゆうパック120 | 120cm以内 | 1,200円 |
| 宅急便140/ゆうパック140 | 140cm以内 | 1,450円 |
| 宅急便160/ゆうパック160 | 160cm以内 | 1,700円 |
出典:らくらくメルカリ便、ゆうゆうメルカリ便(すべて全国一律・税込)
集荷はらくらくメルカリ便のみ対応で、集荷料100円が別途かかります(ネコポスは集荷利用不可)。ゆうゆうメルカリ便は集荷に対応していません。
【見落としやすい】同じ配送方法でも、プラットフォームで送料が違う
| 配送方法 | メルカリ | Yahoo!フリマ | ラクマ |
|---|---|---|---|
| ネコポス | 210円 | 210円 | 200円 |
| ゆうパケットポスト | 215円 | 210円 | 175円 |
| 宅急便コンパクト | 450円 | 490円 | 430円 |
| 宅急便60 | 750円 | 750円 | 650円 |
| 宅急便80 | 850円 | 850円 | 750円 |
| 宅急便180 | 2,100円 | 2,100円 | 2,800円 |
| 宅急便200 | 2,500円 | 2,500円 | 3,350円 |
160サイズまではラクマが同額以下です(100・120サイズは同額、140・160サイズはラクマが安い)。ところが180・200サイズで逆転し、メルカリ・Yahoo!フリマより700〜850円高くなります。大量にまとめて送る場合は要注意です。
なおラクマには配送方法ごとの出品最低価格があります(ネコポスなら300円以上、宅急便60なら750円以上など)。他社では確認できませんでした。
実額で計算する:手残りと時給
ここまでの数字を使って、実際に計算します。
ケース1:Tシャツを2,000円で売る
売価 2,000円
販売手数料 10% ▲200円
送料(ネコポス) ▲210円
仕入 ▲500円
梱包資材 ▲30円
──────────────────
手残り 1,060円
ケース2:アウターを12,000円で売る
売価 12,000円
販売手数料 10% ▲1,200円
送料(宅急便100) ▲1,050円
仕入 ▲3,000円
梱包資材 ▲100円
──────────────────
手残り 6,650円
作業時間を入れると、こうなる
1着あたりの作業を、仕入れの移動時間を除いて見積もります。撮影・採寸・商品説明の作成・出品・梱包・発送で、慣れた人でも1着30分程度というのが現実的なところです。
| Tシャツ2,000円 | アウター12,000円 | |
|---|---|---|
| 手残り | 1,060円 | 6,650円 |
| 作業時間 | 30分 | 30分 |
| 時給換算 | 約2,120円 | 約13,300円 |
あれ、悪くないじゃないか——と思ったなら、それがこの記事のいちばん重要なところです。
この計算には、決定的な前提が抜けています。「売れたら」です。
仕入れた在庫が全部売れる前提で計算すれば、数字はいくらでも良く見えます。「時給300円」と書いている記事も、「時給2,000円」と書いている記事も、どちらもここを飛ばしています。
次の章が本題です。
ヤフオクで数えた、古着が売れるまでの日数(2026年10月)
前の章の時給は、仕入れた服が売れた場合の数字です。では、売れるまでに何日かかるのか。古着とブランド服を14品選び、ヤフオクの公開データで「過去180日に落札された件数」と「今出品されている件数」を数えました。今の出品を、過去180日と同じペースで売り切るまでにかかる日数を出しています。最初に冬物と定番品の6品を数え、同じ日のうちに、夏物・春秋物・レディース・1,000円台から6万円台までの価格帯に広げて14品にしました。
| 商品 | 180日の落札 | 出品中 | 売り切るまでの日数 | 半年で在庫が入れ替わる回数 |
|---|---|---|---|---|
| ユニクロ エアリズム(夏物) | 8,152 | 2,907 | 64日 | 2.80回 |
| パタゴニア バギーズショーツ(夏物) | 1,568 | 989 | 114日 | 1.59回 |
| リーバイス 501*(通年) | 14,750 | 25,128 | 307日 | 0.59回 |
| ラルフローレン ボタンダウンシャツ*(通年) | 4,419 | 9,062 | 369日 | 0.49回 |
| ユニクロ ウルトラライトダウン*(冬物) | 1,590 | 3,649 | 413日 | 0.44回 |
| ハーレーダビッドソン Tシャツ(夏物寄り) | 2,820 | 7,758 | 495日 | 0.36回 |
| マックスマーラ コート(冬物・レディース) | 677 | 2,291 | 609日 | 0.30回 |
| チャンピオン リバースウィーブ スウェット(通年) | 2,130 | 8,762 | 740日 | 0.24回 |
| シュプリーム ボックスロゴ パーカー*(通年) | 141 | 603 | 767日 | 0.23回 |
| パタゴニア レトロX*(冬物) | 295 | 1,332 | 813日 | 0.22回 |
| ノースフェイス マウンテンライトジャケット(春秋物) | 450 | 2,207 | 882日 | 0.20回 |
| ナイキ スウォッシュ パーカー(通年) | 58 | 282 | 882日 | 0.20回 |
| モンクレール ダウンジャケット(冬物) | 1,428 | 11,919 | 1,503日 | 0.12回 |
| ノースフェイス ヌプシジャケット*(冬物) | 590 | 5,219 | 1,592日 | 0.11回 |
| 古着など14品の中央値 | 約675日 | |||
| 参考:最初に数えた6品(*)の中央値 | 約590日 | |||
| 参考:カメラ8品の中央値 | 約91日 | |||
| 参考:ゲーム機など3品の中央値(Switch有機EL・PS5・iPhone 13) | 約26日 |
14品の中央値は約675日、最初の6品(*)だけなら約590日です。半年のあいだに今の出品と同じ数が落札される回数は、0.11〜2.80回でした。14品のうち12品で、出品されている数が半年で落札される数を上回っています。
季節と価格帯で分けると、夏物3品の中央値は約114日、通年5品は約740日、冬物5品は約813日、春秋物1品は約882日でした。落札価格の中央値で分けると、3,000円未満の5品は約369日、3,000〜1万円の3品は約495日、1万〜3万円の5品は約813日、3万円以上のモンクレール ダウンジャケットは約1,503日です。1つの区分が1〜5品なので、傾向の目安で、統計的な比較ではありません。レディース専用の服はマックスマーラ コートの1品だけで、メンズとの違いは分かりません。
半年で売り切れたのは、夏物の2品だけ
売り切るまで180日を下回ったのは、ユニクロ エアリズム(約64日、落札価格の中央値1,000円)とパタゴニア バギーズショーツ(約114日、同5,900円)だけです。どちらも夏物で、数えた180日(4月下旬〜10月)に夏の売れる時期がまるごと入っています。
10月の今は、2品とも季節外れです。落札の最初の100件(終了が近い順)から出した直近の落札ペースは、エアリズムで180日平均の約0.43倍、バギーズショーツで約0.26倍でした。補正前の件数で出した日数(エアリズム約53日、バギーズショーツ約114日)を直近のペースで割り直すと、エアリズムは約123日、バギーズショーツは約440日になります。表の日数は題名で別商品などを除いた補正後なので、母数が違う概算です。夏物を今仕入れると、次の夏まで待つ日数が足されます。
冬物・春秋物は今が売れる時期。それでもカメラより遅い
数えたのは10月で、冬物・春秋物がよく落札される時期に入っていました。直近の落札ペースは、180日平均と比べて、ヌプシジャケットで約2.6倍、レトロXで約2.9倍、ウルトラライトダウンで約3.7倍、モンクレール ダウンジャケットで約3.6倍、マウンテンライトジャケットとマックスマーラ コートで約2.2倍です。補正前の件数で出した日数を直近のペースで割り直すと、ウルトラライトダウン約110日、レトロX約235日、マックスマーラ コート約283日、モンクレール ダウンジャケット約422日、マウンテンライトジャケット約444日、ヌプシジャケット約610日になります(表の補正後の日数とは母数が違う概算)。売れる季節のペースで数えても、カメラの約91日より長いままです。
出品中の大半は、定額の出品
出品中の件数のうち、定額(即決)の出品が占める数は、ヌプシジャケットで6,099件中5,283件、モンクレール ダウンジャケットで13,098件中10,523件、リーバイス 501で26,451件中16,026件、ユニクロ エアリズムで4,614件中4,105件でした(補正前の件数)。ヌプシジャケットの3,001〜3,100件目を見ると、大手古着店の定額出品が大半でした。定額にはYahoo!フリマの出品も入るので、すべてが店とは限りませんが、店が大量の在庫を定額で並べ続けていることが、日数を押し上げている一因と考えられます。買い手は価格・サイズ・状態で選ぶので、出品した順に売れるわけではありません。ただ、個人が1着出すと、これだけの数の出品と比べられることになります。
ヤフオクで古着を大量に出しているストア2店の出品を見ると、同じオークションIDのまま出品が続いている日数は、中央値で約44日と約168日でした。長いほうの1割は、それぞれ約239日以上、約986日以上です。新しく出品し直すと数え直しになるので、これは在庫の古さの下限です。古着店でも、何か月も売れずに残る服を抱えています。
この数字の限界
- 落札相場に出るのは売れた物だけで、売れずに終わった出品は見えません。出品中には高すぎる値段の出品も入るので、日数は長めに出ます。ただ、それは自分が出品したときに並ぶ相手の在庫でもあります
- 1着ごとの売れるまでの日数ではなく、市場全体の平均の目安です。安く出せば自分の1着は早く売れますが、そのぶん1着の手残りが減ります
- 180日は季節をまたぎます。冬物・春秋物は10月の今のほうが180日平均より約2.2〜3.7倍売れていて、夏物は逆に約0.3〜0.6倍です。上の直近ペースの値もあわせて見てください
- 出品中の検索は、題名以外(カテゴリなど)にも当たっているように見えます。題名に検索語が無くてもその商品そのものなら数えたので、出品中が落札より多めに数えられ、日数が長めに出ている可能性があります(チャンピオン リバースウィーブ スウェットで最大15%程度)
- 商品は14品で、題名だけで判定しています。偽物や、説明文だけに書かれた汚れ・不具合は見えません。同じ服の連続出品や、終了と再出品の繰り返しも区別できません。落札・出品中にはYahoo!フリマの出品も入っています
- 数えたのは同じ日の深夜1時台・2時台の1回だけです。出品中の件数は、時間帯や曜日で動きます
メルカリの公表値でも、6割は1ヶ月で売れない
古着だけの数字ではありませんが、メルカリが自社データとして公表している数字もあります。
メルカリ全体の「出品してから1ヶ月以内の売却率」は約40%
(2022年1月〜12月のデータ。メルカリ トレンド通信 2023年9月28日)
出典:株式会社メルカリ
裏を返すと、出品したものの約6割は1ヶ月では売れません。これは全カテゴリの数字で、かつ同社の自社発表値である点は留保が必要です。それでも、公表されている中では最も直接的なデータです。
この40%は、出品した1件ずつのうち、1ヶ月以内に売れた割合です。前の章のヤフオクの日数は、市場に今並んでいる出品を、最近の落札ペースで売り切るまでの日数で、測っているものが違います。どちらも、売れるまでの時間が手残りを削るという同じ向きを示しています。
この40%を、さっきの計算に入れる
10着仕入れて、1ヶ月で4着売れる。残り6着は在庫として残る。この前提で計算し直します。
Tシャツ10着(仕入500円×10=5,000円)
1ヶ月で売れる 4着
手残り 1,060円×4= 4,240円
仕入れ済み在庫 6着(3,000円が寝ている)
作業時間 10着分= 5時間
──────────────────
1ヶ月目の時給 4,240円 ÷ 5時間 = 約848円
時給2,120円が848円になりました。そして残った6着は、翌月以降に持ち越されます。売れなければ値下げすることになり、手残りはさらに減ります。
「時給300円」という数字がどこから来るのかというと、ここに値下げと不良在庫が積み重なった状態です。根拠のない数字ではなく、売れる割合(ここではメルカリ全体の40%)を入れると、この水準になります。
アウターは、売れる時期が決まっている
同じメルカリの発表に、季節性のデータもあります。
- 対象:メンズ/レディースの「ジャケット・アウター」カテゴリ
- 比較:2022年7〜9月 と 2022年10〜12月
- 測定:出品後28日以内の売却率の平均
- 結果:10〜12月の売却率は7〜9月の約1.5倍
単価が高いアウターは手残りが大きい一方で、売れる時期を外すと回転が落ちます。7月に仕入れたコートは、10月まで資金が寝ることになります。
「時給300円」の正体
この記事の冒頭で触れた「時給300円」という数字。どこから出てくるのかを、実際に計算してみます。
ファストファッションの中古を売ると、こうなる
ユニクロやGU、ZARAの中古を扱うケースです。売価は高くても1,000円前後になります。
売価 1,000円
販売手数料 10% ▲100円
送料(ネコポス) ▲210円
仕入 ▲300円
梱包資材 ▲30円
──────────────────
手残り 360円
作業30分 → 時給 720円
1ヶ月以内の売却率40%を入れると → 時給 約288円
これが「時給300円」です。誇張でも脅しでもなく、低単価の商材を回転率込みで計算すると、実際にこの水準になります。
そしてここから値下げや不良在庫が発生すると、さらに下がります。売れ残った6割を最終的に赤字で処分すれば、時給はマイナスになり得ます。
厚物のファストファッションは、そもそも成立しない
もっと厳しいのが、低単価で厚みのある商材です。
売価(ファストファッションのアウター) 2,500円
販売手数料 10% ▲250円
送料(宅急便80) ▲850円
仕入 ▲1,000円
梱包資材 ▲100円
────────────────────────────
手残り 300円
送料850円が売価の34%を持っていきます。ここに値下げ交渉が入れば、すぐに赤字です。
なぜファストファッションで成立しないのか
構造的な理由があります。環境省の調査によれば、新品の衣服1着あたりの平均価格は3,211円(2024年)でした。
新品の平均が3,211円なので、量販ブランドの新品にはそれより安いものが多いと考えられます。
中古の売価は新品価格に頭を押さえられます。新品が2,000円で買えるものを、中古で1,500円で買う人は多くありません。
一方で送料と手数料は、売価が安くても同じだけかかります。ネコポス210円は、売価1,000円でも12,000円でも210円です。
つまり売価が下がるほど、固定費の比率が跳ね上がります。これが「薄利多売が成立しない」の中身です。
1着の手残りではなく「1か月あたりの残り」で見る
「売れているのに稼げない」とき、1着ごとの手残りは出ていることが多いはずです。見えていないのは、手残りを出すまでにお金と服が寝ている日数です。
同じ手残り6,650円でも、日数で残りは20分の1以下になる
ケース2のアウター(売価12,000円、手残り6,650円)を、1か月(30日)あたりに直すと、
- 仕入れから着金まで30日なら:6,650円×30÷30日=6,650円
- カメラの中央値の91日なら:6,650円×30÷91日=約2,192円
- 古着の中央値の675日なら:6,650円×30÷675日=約296円
ケース1のTシャツ(手残り1,060円)なら、675日で約47円です。ここでの91日・675日は、市場に並ぶ出品が落札の何日分あるかという目安を、仮に資金が寝る日数に当てはめたもので、自分の1着の日数ではありません。1着の手残りは同じでも、資金が寝る日数が22.5倍なら、1か月あたりの残りは22.5分の1です。1か月あたりの残りは、同じ条件で売れて、着金したらすぐ次を仕入れられるとした場合の換算です。毎月その額が手元に入るという意味ではなく、売れるまでの日数が違うものを同じ物差しで比べるための数字です。帳簿の利益が出ていてもお金が残らない理由はせどりでお金が残らない本当の理由、回転日数の計算は在庫回転率とはに書いています。
| 1着の手残り | 資金が寝る日数 30日 | 資金が寝る日数 91日 | 資金が寝る日数 180日 | 資金が寝る日数 365日 | 資金が寝る日数 675日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 360円(ファストファッション1,000円) | 360円 | 119円 | 60円 | 30円 | 16円 |
| 1,060円(ケース1:Tシャツ2,000円) | 1,060円 | 349円 | 177円 | 87円 | 47円 |
| 2,950円(アウター6,000円) | 2,950円 | 973円 | 492円 | 242円 | 131円 |
| 6,650円(ケース2:アウター12,000円) | 6,650円 | 2,192円 | 1,108円 | 547円 | 296円 |
「3か月で損切り」の線との関係
過去180日と同じペースが続き、新しい出品が無いとすると、売り切るまでの日数が675日の品では、3か月(90日)で落札される数は今の出品の約13%(90÷675)です。残りの約87%は、3か月たっても売れていない計算になります。実際には新しい出品も、取り下げも、値下げもあるので、1着ごとの売れ残る確率ではありません。市場の目安として見てください。市場全体がこのペースなら、「3か月売れなければ損切り」の線を越えて残る服が多く出ると考えられます。
時給は、売れた服だけで割った値
ケース2の時給約13,300円(手残り6,650円÷30分)は、売れた服だけで割った値です。売れずに残った服にも同じ作業をしていて、その時間はどこからも戻りません。出品の多くが3か月たっても売れない市場では、売れた服の時給は、作業した時間全体の時給より高く見えます。メルカリの売却率40%を入れた「1ヶ月目の時給848円」は、この差を入れた計算です。
季節のずれと置き場所の費用
冬物を夏に仕入れると
メルカリの発表では、アウターの売却率は10〜12月が7〜9月の約1.5倍でした。ヤフオクで数えた10月の落札ペースも、冬物・春秋物で180日平均の約2.2〜3.7倍、夏物で約0.3〜0.6倍です。
アウターを7月に仕入れて、売れ始めるのが10月だとします。売れ始めるまでの約90日は、出品しても動かないか、置いておくだけの日数です。ここでの「出品から着金まで」は、売れ始める月に入ってからの日数として足しています。夏のうちに出品しておいても、売れ始めるまで動かないなら、寝る日数は同じです。
ケース2のアウター(手残り6,650円)で、出品まで3日、出品から着金まで60日とすると、季節待ちがなければ資金が寝る日数は63日です。季節待ちの90日を足すと153日になり、1か月あたりの残りは半分以下になります(置き場所の費用も入れた計算機の初期値で、約3,137円が約1,274円)。安く仕入れられる時期と、売れる時期がずれる服ほど、この日数が効いてきます。
置き場所の費用
売れるまでが長いと、服を置いておく場所の費用もかかります。収納やトランクルームの月額が3,000円で、100着置けるとします。1着あたり月30円です。
資金が寝る日数63日なら、1着あたり63円です。古着の中央値の675日(出品まで3日を足して678日)なら、1着あたり678円になり、手残り6,650円の約10%が置き場所に消えます。手残り1,060円のTシャツなら約64%です。自宅に置くなら月額は0円ですが、置ける量には限りがあり、その分だけ新しい仕入れができません。
計算機:作業時間・季節待ち・置き場所を入れた1か月あたりの残り
仕入れ値・売値・販路・送料と梱包資材と、売れるまでの日数(出品から着金まで)、出品までの日数、1着の作業時間、仕入れた月と売れ始める月、置き場所の月額と置ける着数を入れると、1着の利益、時給、資金が寝る日数、置き場所の費用、1か月あたりの残り、見直し日と現金化の日が出ます。寝かせられる資金を入れると、同時に持てる着数と月の粗利の目安も出ます。売れるまでの日数を、ヤフオクで数えた中央値(古着など・カメラ・ゲーム機など)に置き換えた場合も、参考として並べます。初期値は、本文のケース2(アウターを12,000円で売る)です。
古着1着の利益と、作業時間を入れた時給・季節待ち・置き場所の費用・売れるまでの日数を入れた1か月あたりの残り
入れた数字は、このページの中で計算に使うだけで、どこにも送られません。初めから入っている数字は、本文のケース2(アウターを12,000円で売る)に合わせた「〜とします」という例で、相場や実績ではありません。自分の数字に置き換えてください。
初期値(すべて仮定)では、1着の利益6,650円、作業30分で時給13,300円、資金が寝る日数63日、置き場所の費用を引いた残りは1着6,587円、1か月あたり約3,137円です。売れるまでの日数を古着の中央値675日に置き換えると、1着の残りは5,972円、1か月あたり約264円まで下がります。
出品から24時間の「いいね」で見切る
私は出品してから24時間の「いいね」の数を見て、その服に需要があるかを判断します。冬物のダウンをメンズとレディースで仕入れたときは、この数字が悪かったので、すぐに損切りしました。メルカリで私が使っている基準(24時間で「いいね」5件)とやり方は、メルカリで売れない時にやる順番に書いています。統計で確かめた基準ではなく、私の経験からの目安です。
市場の中央値が675日の服を、売れるのを信じて待ち続けると、資金も置き場所も止まったままになります。「いいね」は買うことではなく興味の目安で、季節外れの服は今の反応が弱くても、売れる時期に動くことがあります。それでも私は、24時間で反応が弱い服は、値下げや出し直しで粘るより、早く現金に戻して次に回すほうを選びます。損切りで出る損と、待った場合の日数・置き場所の費用を比べて決めてください。
見直し日と現金化の日は、古着では成り立ちにくい
私のカメラの記事では、出品から売れるまでの日数の2倍の日を見直し日、3倍の日を現金化の日にしています。古着の中央値675日に当てはめると、見直し日は1,350日後、現金化の日は2,025日後です。待つことを前提にした設計そのものが、古着では成り立ちません。だから、出品直後の反応で見切るほうを先に使います。
では、何を仕入れるべきか
ここまでの計算から逆算します。感覚ではなく、必要な手残りから決められます。
必要な手残りから、売価を逆算する
仮に「月10万円」を目標にするとします。作業に使える時間が月40時間(週10時間)だとすると、こうなります。
| 1着の手残り | 必要な販売数 | 必要な出品数 (売却率40%の場合) |
必要な作業時間 (1着30分) |
|---|---|---|---|
| 360円 | 278着 | 695着 | 348時間 |
| 1,060円 | 95着 | 238着 | 119時間 |
| 2,950円 | 34着 | 85着 | 43時間 |
| 6,650円 | 16着 | 40着 | 20時間 |
※4つの手残り額はいずれも梱包資材費を含んだ値です(本文のケース計算と同基準)。各段階で端数を切り上げています。出品数は1ヶ月以内に売れる割合を40%として逆算しました。実際は売れ残りが翌月に持ち越されるため、定常状態ではもう少し少ない出品数で回ります。
月40時間で月10万円を目指すなら、1着の手残りが3,000円前後を下回った時点で、時間が足りません。
手残り360円のルートを選ぶと、必要作業時間は348時間。フルタイムの仕事量です。これを副業でやろうとするから破綻します。
「アパレルせどりは儲からない」の多くは、この表の一番上の行を選んでいます。
この表は、メルカリ全体の売却率40%で逆算しています。ヤフオクで数えた古着の日数のとおりなら、同じ数を売るのに要る在庫と、寝る資金はさらに増えます。
単価と厚みで、4つに分かれる
これまでの数字を組み合わせると、扱う商材は4つに分類できます。
| 薄い(3cm以内・送料210円) | 厚い(送料750〜1,050円) | |
|---|---|---|
| 高単価 (5,000円〜) |
最も条件が良い ヴィンテージのシャツ、Tシャツ、カットソー 送料比率が4%程度に収まる |
成立する アウター、コート、ダウン 送料は重いが、単価で吸収できる |
| 低単価 (〜2,000円) |
数を売れば成立するが、時間が足りない 手残り数百円〜1,000円程度。副業の時間では月10万円に届かない |
成立しない 送料が売価の3割を超える 値下げ交渉で即赤字 |
右下の象限を避けることが、最初にやるべきことです。ファストファッションのアウター、量販ブランドのニット。ここは仕入れ値が安いので手を出しやすいのですが、送料の壁で構造的に残りません。
ただし、これは1着の手残りで見た分け方です。ヤフオクで数えた14品では、落札価格が高い服ほど売れるまでの日数が長い傾向でした(1万〜3万円の5品で約813日、3万円以上のモンクレール ダウンジャケットで約1,503日)。単価で手残りを増やしても、日数で1か月あたりの残りが削られます。
ブランド品を扱う場合の追加リスク
単価を上げる方向に動くと、ブランド品に近づきます。ここには別のリスクが乗ります。
偽ブランド品の販売は、商標法第78条により10年以下の拘禁刑もしくは1,000万円以下の罰金、または併科です(同条はみなし侵害の場合を除きます)。
さらに商標法第37条は一定の行為を「侵害とみなす」と規定しており、譲渡目的での所持なども対象になり得ます(第78条の2=5年以下の拘禁刑もしくは500万円以下の罰金、または併科)。
古着は真贋判定が難しい商材です。判定できないものを判定できないまま出品するリスクは、単価が上がるほど大きくなります。
※罰則は2025年6月1日施行の改正により「懲役」ではなく「拘禁刑」表記です。
単価そのものが下がっている
もうひとつ、環境省の調査から重要な数字が出ています。
中古のノンブランド衣類だけが、1人あたりの購入額を下げている
| 中古品の購入単価(購入者1人あたり年間) | 令和3年度 | 令和6年度 | 変化 |
|---|---|---|---|
| ブランド品を除く衣類・服飾品 | 14,462円 | 12,522円 | ▲13.4% |
| ブランド品 | 40,136円 | 40,546円 | +1.0% |
この数字の読み方に注意してください。これは市場規模の推計額を購入者数で割った「購入者1人あたりの年間購入額」であって、個別商品の値下がりを示すものではありません。買う量が減った可能性も含まれます。
それでも、ブランド品が横ばいなのにノンブランド衣類だけが3年で13.4%下がっているという差は、無視できない方向性を示しています。
新品の1着あたり価格は、34年で半額になった
| 1990年 | 2024年 | |
|---|---|---|
| 衣類の国内供給量 | 約20億着 | 約35億着 |
| 衣服1着あたりの価格 | 6,192円 | 3,211円 |
供給量が約1.8倍になり、1着あたりの価格が半分になった(供給量の倍率は環境省の表記による)。中古の相場は新品の相場に引っ張られるので、これは中古市場の天井が下がったことを意味します。
同じ調査によれば、持っている服のうち45%が使われずにしまい込まれているとされています。供給の余地は大きいのですが、それは売り手側の競合も同じだけ増えるということでもあります。
「トラブルが多い」は本当か
衣類はクレームが多いと言われます。ここは正確に分けて書きます。
消費生活相談は、確かに急増している
| 紳士・婦人洋服の相談件数 | 2024年度 | 2025年度 |
|---|---|---|
| 件数 | 14,925件 | 21,729件 |
| 前年度比 | — | 145.6%(+6,804件) |
| 順位 | — | 商品・役務別8位/増加数3位 |
出典:国民生活センター「2025年度 全国の消費生活相談の状況」
【重要】ただし、これはフリマの個人間取引の話ではありません
この21,729件の販売購入形態は、通信販売が86.9%、店舗購入が6.2%です。
国民生活センターの説明は「インターネット通販で紳士・婦人洋服を注文後、商品が届かないことや、偽物が届いたことを理由に返金・返品を求める相談がみられました」——つまり事業者からの通販(偽ECサイト等)が中心です。
「衣類は相談が多い→だからフリマ転売もトラブルが多い」という接続は、このデータからは導けません。
正直に書くと、フリマアプリの個人間取引における返品率・トラブル発生率の客観データは、公的機関・プラットフォームのいずれからも確認できませんでした。「衣類は返品が多い」という体験談は大量にありますが、統計にはなっていません。
それでも、衣類固有のリスクはある
データがない以上、断定はできません。ただし構造的に言えることはあります。
| 要因 | なぜトラブルになりやすいか |
|---|---|
| サイズ | 同じMサイズでもブランドで実寸が違う。メルカリの公式ガイドが「肩幅・身幅、着丈、袖丈等をメジャーで計測して商品説明に記載しましょう」と明記しているのはこのため |
| 色 | 撮影環境で見え方が変わる。届いてから「思っていた色と違う」になりやすい |
| 状態 | 中古なので個体差がある。公式ガイドは「傷がある部分など、商品の詳細が伝わるように撮影しましょう」「該当箇所のアップ写真を出品画像に掲載しておくのもポイント」としている |
| におい | 写真に写らない。出品時に気づきにくく、届いてから判明する |
| 真贋 | ブランド品を扱う場合。偽ブランド品の販売は商標法第78条により10年以下の拘禁刑もしくは1,000万円以下の罰金、または併科 |
これらを潰す作業が、そのまま出品の作業時間になります。「1着30分」の中身の大半は、この予防作業です。
クリーニングについて。メルカリの公式コラムは「基本的にメルカリに出品する前には、クリーニングやホームクリーニング(家での洗濯)はするべきでしょう」と推奨しています(メルカリ公式コラム)。
ただし品目別の出品ガイドに義務としての記載はありません。つまりクリーニング代を原価に入れるかどうかは、規約上の要求ではなく「売れる率にいくら払うか」の判断です。単価の低い商材ほど、この判断はシビアになります。
税金の扱いを間違えている人が多い
ここは誤解が多く、しかも間違えると後で高くつきます。
自分の服を売るのと、仕入れた服を売るのは、まったく別
「メルカリの売上は非課税」という話の出所は、所得税法第9条第1項第9号です。
九 自己又はその配偶者その他の親族が生活の用に供する家具、じゆう器、衣服その他の資産で政令で定めるものの譲渡による所得
これは「自分が使っていたもの」の話です。転売目的で仕入れた服には、そもそもこの規定が及びません。
理由は所得税法第33条第2項第1号にあります。
2 次に掲げる所得は、譲渡所得に含まれないものとする。
一 たな卸資産(これに準ずる資産として政令で定めるものを含む。)の譲渡その他営利を目的として継続的に行なわれる資産の譲渡による所得
| ケース | 扱い |
|---|---|
| 自分が着ていた服を売る | 生活用動産の譲渡 → 非課税 |
| 転売目的で仕入れた服を売る | そもそも譲渡所得ではない → 事業所得または雑所得として課税 |
出典:e-Gov 所得税法
【通説の訂正】「300万円以下なら雑所得」は誤りです
所得税基本通達35-2(令和4年改正)の注書きを、そのまま引用します。
(注)事業所得と認められるかどうかは、その所得を得るための活動が、社会通念上事業と称するに至る程度で行っているかどうかで判定する。
なお、その所得に係る取引を記録した帳簿書類の保存がない場合(その所得に係る収入金額が300万円を超え、かつ、事業所得と認められる事実がある場合を除く。)には、業務に係る雑所得(中略)に該当することに留意する。
読み違えやすいので整理します。
・原則の判定基準は「社会通念上事業と称するに至る程度か」で、金額基準ではありません
・注書きの構造は「帳簿書類の保存がない場合 → 業務に係る雑所得」が原則
・300万円は「300万円以下なら雑所得」という基準ではなく、その例外条件の一部です(帳簿がなくても事業所得となり得る救済ライン)
つまり正確には「判定の原則は社会通念上の事業といえるか。そのうえで、帳簿書類の保存がなければ原則として業務に係る雑所得」です。
なお、令和4年8月に公表された改正案では「300万円以下は業務に係る雑所得」という金額基準が示されていましたが、パブリックコメントを経て、同年10月7日の最終版では帳簿保存の有無を基準とする現在の形に修正されています。ネット上に残っている「300万円」の記述は、この改正案の段階の情報である可能性があります。
20万円ルールと、住民税
給与を1か所から受けていて全額が源泉徴収の対象になる人は、給与所得・退職所得以外の所得の合計が20万円を超えると確定申告が必要です(国税庁 タックスアンサー No.1900)。
- 「所得」であって「売上」ではありません。売上から必要経費を引いた額です
- 住民税には20万円の省略ルールがありません。複数の自治体が「給与所得以外の所得がある場合には、所得の多寡にかかわらず申告しなければなりません」と明記しています
延滞税は2026年に上がりました
| 期間 | 納期限の翌日から2か月まで | それ以降 |
|---|---|---|
| 令和6年・令和7年 | 2.4% | 8.7% |
| 令和8年(2026年) | 2.8% | 9.1% |
無申告加算税は、調査の事前通知前に自主申告すれば5%。調査後に発覚すると15%〜30%(金額により)です(国税庁 No.2024、延滞税の割合)。
仕入れて売る以上、古物商許可も必要になります。要る場合といらない場合は、次の章にまとめました。
古着転売に古物商許可は要る?いらない場合と要る場合
- いらない場合:自分で着ていた服や、自分で着るために買ってまだ着ていない服を売るだけなら、古物商許可は要りません(愛知県警・熊本県警の案内「自分の物を売る」)
- 要る場合:売るために古着を仕入れて売ることを繰り返すなら、古物の売買を営業として行うことになり、許可が要ります(古物営業法2条2項1号・3条)。一般の人の手に一度渡った服は、まだ着ていなくても古物です(警察庁の解釈運用基準)
- 直しても古物:「幾分の手入れ」をした物も古物です(古物営業法2条1項)。熊本県警は、買い取った古物を修理して販売することを、許可が要る例に挙げています
- 無許可の罰則と手続き:無許可で営業すると、3年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金です(古物営業法31条)。申請の手数料は19,000円、警視庁の標準処理期間は40日(行政庁の休日を含まない)です
出典:古物営業法(e-Gov法令検索)、警察庁「古物営業法等の解釈運用基準について」(令和8年5月14日)、警視庁「古物商許可申請」、愛知県警「許可・届出の要否の確認」、熊本県警「古物商」
仕入れ先ごとの手続きと、古物市場に入る条件は古着の仕入れ先の記事で整理しています。
メルカリで古着を転売するのは違法?
転売そのものは違法ではありません。ただ、売るために古着を仕入れて売ることを繰り返すなら、前の章のとおり古物商許可が要ります。
もう1つ、メルカリは2025年10月22日の利用規約の改定で、事業者の登録と利用を原則として禁止し、事業者向けのメルカリShopsを使うよう定めています。個人事業主も事業者に入ります。どこからが事業者かの線と、せどりへの影響はメルカリの規約改定の記事にまとめています。
では、どうすれば数字が変わるか
ここまでの計算式を見ると、動かせる変数は限られています。
1着あたりの見込みの手残り =(売価 − 手数料 − 送料 − 仕入 − 資材)× 売れる率
時給 = 手残り ÷ 作業時間
主に動かせるのは、売価・送料・売れる率・作業時間の4つです。順に見ます。
① 売価を上げる(効果が最も大きい)
冒頭の表のとおり、売価2,000円と12,000円で手残りは6倍違い、作業時間は同じです。
ただし単価を上げると、売れるまでの期間は伸びる傾向があります(ヤフオクで数えた14品でも、落札価格が高い服ほど日数が長い傾向でした)。「単価×回転」の掛け算で見る必要があります。そして先ほどの環境省データが示すとおり、中古のノンブランド衣類は1人あたりの購入額が下がり、ブランド品は横ばいです。単価を上げる方向に動くなら、この差は追い風になります。
② 送料を下げる(3cmの壁)
厚さ3cmに収まれば210円。超えると宅急便コンパクト450円/ゆうパケットプラス455円、専用箱に収まらなければ750円。210円と750円なら540円の差です。
メルカリ公式が圧縮袋の使用に言及しているのは、この壁を越えるためです。ただし公式ガイドは「事前に商品説明に記載しておきましょう」としているので、黙って使うものではありません。
また、プラットフォームによって送料が違います。160サイズまではラクマが安く、180・200サイズではメルカリ・Yahoo!フリマが安い。扱う商材のサイズで、送料の安い販路が変わります。販路を選ぶときは、手数料と合わせた手残りで比べてください。
③ 売れる率を上げる
1ヶ月以内の売却率が全体で約40%という数字を、自分の商品で上回れるかどうか。
ここで効くのが、季節を外さないことです。アウターの売却率は10〜12月が7〜9月の約1.5倍でした。逆に言えば、時期を外すと資金が数ヶ月寝ます。
公式ガイドが求めている採寸・状態の写真は、トラブル予防であると同時に売れる率にも効く作業です。買う側が判断できない出品は選ばれません。
ただ、売れるまでの日数は、市場に並んでいる在庫の量で大きく決まります。ヤフオクで数えた14品のうち12品で、出品中の数が半年の落札数を上回っていました。写真や説明文を直しても、並んでいる数は減りません。安く出せば早く売れますが、そのぶん①の売価が下がります。4つのうち、個人が動かせる幅がいちばん小さいのがここです。
④ 作業時間を減らす
1着30分を20分にできれば、時給は1.5倍になります。撮影場所を固定する、採寸のテンプレートを作る、梱包資材を規格化する。ここは工夫の余地が大きい割に、記事で語られることが少ない部分です。
正直に書いておくと、「ささげ業務」(撮影・採寸・原稿)の外注価格について、中立的な出典は見つかりませんでした。価格を公表しているのは受注側の代行会社だけで、いずれも自社サービスの必要性を説く立場にあります。
「外注すれば時給が上がる」と書いている記事は多いのですが、その単価の根拠は確認できませんでした。
円安は、海外から仕入れる人の原価を押し上げる
海外から古着を仕入れる場合、円安は原価に直接効きます。
| 影響 | |
|---|---|
| 海外から仕入れる | 不利。中古衣類の輸入単価は2021年897円/kg → 2025年1,443円/kg と61%上昇しています(財務省貿易統計、HS6309・輸入より算出) |
この記事は国内で売る前提で、海外への販売は扱いません。海外買い付けの原価計算はマレーシア買い付けの記事で扱っています。
始める前に、確かめること
- 扱う商材の売価帯を決めたか。2,000円と12,000円では、同じ作業で手残りが6倍違う
- その商材の厚みは3cmに収まるか。収まらないなら送料750円以上を原価に入れる
- 売れるまでの日数を入れて、資金繰りを見ているか。メルカリ全体では1ヶ月で6割が残り、ヤフオクで数えた古着14品は売り切るまで中央値で約675日
- 季節を外していないか。アウターを夏に仕入れると数ヶ月寝る
- 出品から24時間の「いいね」で見切る基準を決めたか。待ち続けると、資金も置き場所も止まる
- 1着あたりの作業時間を実測したか。見積もりではなく、1回ストップウォッチで測る
- 古物商許可を取っているか。仕入れて売るなら必要
- 帳簿をつけているか。保存がなければ、原則として雑所得になる
- 20万円を超えたときの申告と、住民税の扱いを理解しているか
よくある質問
Q. アパレルせどりは儲からないのですか?
1着ごとの手残りは出ることがあります。本文の例では、アウターを12,000円で売ると手残り6,650円です。ただ、ヤフオクで数えると、古着など14品が今の出品を売り切るまでの日数は中央値で約675日でした。手残り6,650円でも、資金が寝る日数を仮に675日とすると、1か月あたり約296円です。夏物の一部のように半年以内に売り切れる服もありますが、数えた14品では2品だけでした。稼ぐことを目的にするなら、避ける判断のほうが合理的だと私は考えます。
Q. 古着転売はやめとけと言われるのはなぜですか?
売れるまでが長く、1着の値段が低く、1着ずつの作業が重いからです。ヤフオクで数えた14品のうち12品で、出品中の数が半年の落札数を上回っていました。出品中の大半は定額の出品で、個人の1着はこれだけの数の出品と比べられます。題名で別商品を除いた落札価格の中央値(最初の100件)は、ユニクロ エアリズムが1,000円、リーバイス 501が2,750円でした。そのうえ季節で売れる時期も偏ります。
Q. メルカリで古着は売れますか?
売れます。メルカリ全体では、出品から1ヶ月以内に約40%が売れています。ただ、売れることと、1か月あたりに残ることは別です。自分の着なくなった服を処分するなら、売れるまでの日数はそれほど問題になりません。仕入れて売るなら、出品から24時間の「いいね」の数で需要を見て、反応が弱ければ早めに見切ってください。
Q. 古着が売れないのはなぜですか?
市場全体で、出品されている数が落札される数を大きく上回っているからです。数えた14品のうち12品で、出品中の数が半年の落札数を上回っていました(下回った夏物の2品も、今は季節外れです)。写真や説明文を直す前に、その服の出品と落札の数を比べてください。
Q. セカストで仕入れた古着なら儲かりますか?
仕入れ先がどこでも、売る側の日数は変わりません。仕入れる前に、その服のヤフオクの落札件数と出品中の件数を比べてください。店舗で服を仕入れるときの値札の日付の読み方と、私が取れなかった理由はセカストせどりに書きました。
Q. 古着せどりの仕入れ先はどこですか?
リサイクルショップ、古着の卸(まとめ売り)、フリマアプリやヤフオクのまとめ売りなどがあります。今回数えたナイキ スウォッシュ パーカーでは、落札の最初の100件の約半分が古着卸のまとめ売りでした。仕入れ先がどこでも、古着を仕入れて売ることを繰り返すなら古物商許可が要ります。
Q. 古着転売に古物商許可は要りますか?
自分で着ていた服を売るだけなら要りません。売るために古着(一度使われた服や、人の手に渡った服)を仕入れて売ることを繰り返すなら要ります。直したり手入れしたりしても古物です。
Q. メルカリで古着を転売するのは違法ですか?
転売そのものは違法ではありませんが、古着を仕入れて売ることを繰り返すなら古物商許可が要ります。また、メルカリは2025年10月22日から事業者の利用を原則として禁止しています。
Q. 古着転売の利益率はどれくらいですか?
1着の利益率だけでは判断できません。仕入れ値に対する1か月の残り(1着の残り÷仕入れ値×30÷資金が寝る日数)で見てください。計算機の初期値(ケース2のアウター、置き場所の費用込み)では、売れるまで60日と、古着の中央値の675日とで、この値が約12分の1になります(675日では1か月約8.8%)。
Q. 冬物はいつ仕入れればいいですか?
売れ始める時期に近いほど、待つ日数が減ります。計算機に仕入れた月と売れ始める月を入れると、季節待ちを足した1か月あたりの残りが出ます。10月の時点の落札ペースは、冬物・春秋物で180日平均の約2.2〜3.7倍、夏物で約0.3〜0.6倍でした。夏物を秋に仕入れると、次の夏まで待つ日数が足されます。
私の考え:稼げないのは正常で、避けるのは賢明
「3か月売れなければ損切り」がよく言われるせどりの世界で、古着は中央値で約675日、その線の7倍以上のところから始まります。カメラの約91日でも、損切りの線が出発点です。
だから、アパレルせどりや古着転売で稼げなくても、それが正常です。避ける判断は、むしろ賢明です。どうしても服が好きで、扱うなら服でなければ嫌だという人以外には、稼ぐ目的では向きません。
私自身、冬物のダウンを仕入れて、出品から24時間の反応を見てすぐに損切りしました。中古カメラも同じ理由で、回転が悪すぎて1円スタートで損切りし、それでも売れなかったカメラは捨てました。
まとめ
- ヤフオクで数えると、古着など14品が今の出品を売り切るまでの日数は中央値で約675日(カメラ約91日、ゲーム機など約26日、2026年10月)。「3か月で損切り」の線の7.5倍です
- 手残り6,650円のアウターでも、資金が寝る日数を仮に675日とすると、1か月あたり約296円。同じ手残りでも、日数が22.5倍なら残りは22.5分の1です
- 「儲からない」は計算できます。手数料も送料も公表されているので、1着あたりの手残りは事前に出せます
- 同じ作業で、Tシャツ2,000円の手残り1,060円、アウター12,000円の手残り6,650円。6倍の差が出ます
- 厚さ3cmを超えると送料は210円→450円台→750円と二段階で跳ねます。薄物と厚物で経済性がまったく違います
- ラクマの手数料は10%スタートの6段階変動制。4.5%になるのは月10回・10万円以上を満たした翌月だけです
- Yahoo!フリマの「5,000円以下無料」は2024年3月に終了。現行は一律5%です
- メルカリ全体の1ヶ月以内売却率は約40%。6割は1ヶ月で売れません。ここを入れずに計算した時給には意味がありません
- アウターの売却率は10〜12月が7〜9月の約1.5倍。季節を外すと資金が寝ます
- 中古のノンブランド衣類の購入者1人あたりの年間購入額は、3年で13.4%下落。一方ブランド品は+1.0%で横ばいです
- 衣類の消費生活相談は前年度比145.6%(+6,804件、45.6%増)。ただしPIO-NETには個人間取引の区分がなく、フリマ分だけを取り出すことはできません
- 「300万円以下なら雑所得」は誤り。判定の原則は社会通念上の事業といえるかで、帳簿書類の保存がなければ原則として雑所得です
- 仕入れたら、出品から24時間の「いいね」で需要を見て、弱ければ早く見切る
- 自分の服を売るだけなら古物商許可は要りません。古着を仕入れて売ることを繰り返すなら要ります。メルカリは2025年10月22日から事業者の利用を原則禁止しています
「アパレルせどりは儲からない」と書いてある記事も、「月利50万円」と書いてある記事も、たいていは売れる率を計算に入れていません。入れた瞬間に、数字は現実的な水準に落ちます。
売価・送料・作業時間は、自分である程度動かせます。ただ、売れるまでの日数は市場に並ぶ在庫の量で大きく決まり、個人が動かせる幅は小さいです。古着の中央値の約675日は、「3か月で損切り」の線の7.5倍です。稼げないのは正常で、避ける判断はむしろ賢明です。服が好きで、服でなければ嫌だという人以外には、稼ぐ目的では向きません。
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※本記事の手数料・送料は、2026年8月時点で各社の公式ヘルプ・公式料金表を確認したものです。料率や送料は改定されることがありますので、実際の判断にあたっては必ず最新の公式情報をご確認ください。
※売れるまでの日数は、2026年10月22日にヤフオクの公開ページで数えた市場全体の目安です。自分の1着が売れるまでの日数を示すものではありません。
※税務・法令に関する記述は条文および公表資料に基づく整理であり、個別事案についての助言ではありません。申告についてのご相談は税務署または税理士へ、古物営業法の手続きは所轄の警察署(生活安全担当課)へご確認ください。
店舗で服を仕入れるならセカンドストリートが物量の中心で、値札の日付の読み方と私が取れなかった理由はセカストせどりに書きました。
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