
リペアスクールに参加したけど稼げない。

教材で勉強したやり方を実践したものの、手元にお金が残らない
毎日のようにリペアスクールや、他社教材で稼げなかった方からの相談を貰います。
真面目に取り組んだにも関わらず、結果が出ないというのはとても悲しいことです。
行動しなかったから結果が出ない。これは実践者の課題であるため、責められる事ではありません。
ですが、きちんと実践したにも関わらず、利益が出ないというのは非常に悪質だと考えています。
リペアスクールや他社教材で稼げないのは、スキームが貧弱である事に加えて、稼ぐまでの道筋が単一的である事に大きな問題があります。
扱っている商材が一つのブランド、財布のような単価が低く回転率が悪い商材、販路がメルカリ。
稼げてない人たちが実践している手法を聞かせてもらうと、判を押したように同じような事を実践しています。金太郎飴のようなビジネスを実践しているので、差別化が出来ず、割の合わないビジネスを強いられてしまうのです。
環境や手法が理由で稼げない人の課題を解決するのは、実は難しくありません。きちんとしたマーケティングプランを示してやり、正しい努力と数値改善を教えてやれば、在るべき結果に収束をしていきます。
今回はリペアスクールでブランド品の財布の仕入れとリペアを習った方が、僕から指導を受けて稼げるようになった事例を紹介します。
【仕入れをせずに修理の請負で稼ぐ】
最初このやり方を提案された時に、イメージをすることが出来ませんでした。
スクールでは仕入れのやり方から、リペアの方法、販売までを習ってきました。
ブランドリペアで稼ぐためには、仕入れが必要という目線で見ていました。
ですが、細野さんから「街の修理屋は仕入れをしていない」と聞いた時に、確かに!と納得。
私の場合、資金が少なく、それが原因で仕入れられる量に限界がありました。
利益率を上げても資金が少なければ稼げる金額には上限があります。
「使える資金が少なく、扱ってる販売単価が低い。資金回収が終わるまでの時間は何に使っていますか?」と聞かれた時に、何も答えることが出来ませんでした。
他のスクール生の実践状況を見ていたり、スクールのコンテンツを見直したりはするものの、それをやっても収益は増えていませんでした。
稼ぐためのセンターピンを履き違えてしまっている事に気がつけてから、仕入れをやめて、修理の受注に費やす時間を増やしました。
修理ビジネスの場合、受注が出来た段階で利益が確定をするので、リサーチや仕入れ資金について悩むことがありません。
自分がそれまで使っていた時間が、稼ぐことには直結していない事がわかり、マーケティングプランが違うと、こんなにも普段のルーティーンが変わるのかと驚きました。
細野さんが指摘されているように、皆が同じやり方で同じような商材を扱えば、飽和をしてしまいます。私がスクールに参加した時点で、アクティブな人だけでも30人以上はいました。これではお互いに競合してししまいますね。
「少ないパイを奪い合うよりも、巨大なニーズを差別化されたマーケティングプランで取りに行く方が理に適っている」と細野さんから聞かされた時は、この人はよくこんな事を思いついて実行出来るなと思いました。
スクールに参加する前にも情報収集はしていたつもりですが、細野さんのような発言をされている方は一人もいませんでした。
細野さんの環境では私のような経験者はもちろんの事、未経験の方が初月から黒字を出されています。赤字の月のほうが多かった私からしたら、なんでそんな事ができるの?とずっと不思議だったのですが、実際に取り組んでいく作業や全体像を教えてもらったら「そりゃ稼げて当然よね」と思いました。
これまでの配分
資金 → 仕入れ
時間 → リペア、出品
細野さんから習ってからの配分
資金 → 広告
時間 → リペア
仕入れと出品に時間を使わなくなり、赤字リスクがゼロになりました。
その結果手元に残るお金も格段に増え、毎月10万円以上口座残高が増えていくように。
使っている時間は以前よりも少ないのに、稼げる金額が増えているのがとても不思議です。
今は一人で取り組んでいるので、今後はスタッフをいれてキャパを拡大。3ヶ月以内に月収30万に到達するのが目標です。
環境が変われば結果も変わることがわかったので、細野さんの環境で伸ばしていきます!
これまで僕は低単価や回転が悪い商材で稼げていない人には、高回転かつ高単価な商材にシフトをしてもらうように指導をしてきました。
しかし資金が少ない人は高単価商材の仕入れで苦戦することが多かった。代案を考えなければいけないことが指導をしていく中で見えてきたのです。
資金が少ない人でも稼げる方法は何か?と考えた時に、過去に取り組んでいた無在庫転売の事を思い出しました。
このお客様は修理するスキルはあったので、修理スキルを収益化すれば稼げるようになっていくなと考えたのです。
結果としてこの戦略は大成功で、それまで使ってもらっていた資金や時間配分を、修理ビジネスに回してもらい、手元にお金が残る仕組みを2ヶ月ほどかけて作っていきました。
利益自体は初月から黒字化を達成され、2ヶ月目が終わる頃には月利10万は超えていました。
稼げるようになると面白くなってきて、どんどん没頭していきます。赤字の期間が長かったかや、稼げる金額が少なかった方ほどそうです。
環境やマーケティングプランが異なるだけで、ここまで変わるのかと皆さん驚かれます。
現代社会で後発が稼ぐためには、戦略的な参入が不可欠です。
他社のスクールや教材は、差別化されていない戦略不在な参入を参加者に強いています。なので稼げるようにならないし、参加者同士で食い合いになってしまうのです。
お金を稼ぐためには市場の規模や、参入者の数など、数値に基づいた分析を行うことが大事です。統計学に基づいて科学的に参入をすれば、後発でも圧勝が可能です。
高度に文明化された現代社会では、頭の悪い人間はひたすら損をし続けます。
きちんと頭を使い、勝てる仕組みを作る事。
指摘をされれば当たり前じゃんと思えることに、意外と気が付けないのが世の常です。
自力で解決できない方は、きちんとした指導者を入れて定点観測を入れることをおすすめします。
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