お掃除ロボットを導入することで毎日の掃除が自動化され、部屋の中が快適になります。
掃除をすることは風水的な観点だけでなく、科学的にも集中力が高まる、アレルギーリスクが低滅するなど、大きなメリットがあります。
それにもかかわらず面倒だからと僕らは掃除をついつい後回しにしてしまう。
お掃除ロボットを使えば、こういった問題を完全に解決できます。
ガチのお掃除フリークでもない限り、十二分な清掃レベルを現代のお掃除ロボットを実現しています。そして多くの家庭に普及をしています。お掃除ロボットが注目を集めだしてからすでに10年以上が経過しているため、中古市場には潤沢な在庫が流通しているのです。
このページでは僕が著名メーカーのお掃除ロボットを実際に使用し、AIとの対話も繰り返して絞り込んだ、お金を出して買う価値のある中古お掃除ロボットを紹介します。
また、メンテナンスコストを安くするために、消耗品をどこで何を買えばいいかも言及していきます。
掃除機の中古なんて嫌だって思う人が大半だと思いますが、そう考える人が多いからこそ逆張りなのです。同じ予算でも高性能な家電が手に入り、QOLが上がります。
Roborock S6 MaxVを中古で1万円以下で買う
多くの人にとってお掃除ロボットと聞いてイメージするのはルンバだと思います。僕自身、最初はルンバを購入して使い始めました。
しかし現在では日本におけるマーケットシェアはルンバが最上位ではなく、ロボロックという中国のメーカーがシェアを急拡大しています。このメーカーは中国のXiaomiが運営をしています。Xiaomiは聞いたことがあるという人もいると思います。
日本だとまだまだルンバが人気、ブランド力が高いため、ロボロックの中古をわざわざネットで買って使おうという人はいません。型落ちで部品交換が必要な機種ともなれば、その数はさらに激減。
結果として、新品時に6万円以上で販売されていた機種が1万円以下で購入できる状態になっています。1万円以下で購入できるのに、性能面も充実しています。
まず部屋の構造をカメラで3Dスキャンし、部屋単位で掃除する箇所を決めることができます。お掃除ロボットに侵入してほしくない箇所を指定する事もできるので、お掃除ロボットにありがちな、段差でハマって動けなくなったり、充電ステーションに戻れなくなって力尽きるという問題が発生しません。
さらにこの機種は床拭き掃除にも対応していて、掃除をしながら床拭きもやってくれます。通常こういった機能を求めれば3万円以上の出費は覚悟しなければいけませんが、中古であれば1万円以下で購入可能です。
欠点としては、近年では標準装備となってきたクリーンベースに対応していません。毎回掃除が終わる度に自分でダストボックスを掃除したり、床拭きパッドを交換しなければならない。なので、人気がなく、安く購入できるのです。
もし、今のあなたが、自分で掃除機やモップ掛けをしているなら、クリーンベースがない機種でも十分な恩恵を感じられるはずです。クリーンベースがついている機種は、ロボロックであっても3万円台半ば〜4万円は出さないと手に入らないです。予算に余裕がある方は、そちらを狙っても良いでしょうが、一人暮らしの人や1ルームで生活をしている人であれば、S6 MaxVで十分な性能です。
ちなみに予算1万円以下で購入できるルンバは980あたりになりますが、床拭きができなかったり、カメラの性能がしょぼかったりと、性能面で見劣りをします。ルンバのブランド力や耐久性は素晴らしいのですが、同じお金を出すならロボロックの方がいいという結論です。
消耗品をアリエクスプレスで揃える:全部で8000円程度
お掃除ロボットは旧来の掃除機と異なり、購入した後も定期的な消耗品の交換が必要です。具体的にはバッテリー、サイドブラシ、フィルターを半年から1年毎に交換しなければなりません。
年間の維持コストとして、5,000円以上がコンスタントに発生すると思って下さい。これは人によっては高いと感じるかもですが、年間5,000円で部屋の掃除を自動化できるなら十分価値があると思います。
この年間コストを個人輸入+互換品(社外品)を使うことで安くしていきます。社外品は純正品と比べて品質が低いというイメージがありますが、実際は改良されていたり、値段が安いので気軽に交換していけるというメリット面が大きいです。
予算に余裕のある方はメーカーから純正品を直接購入してくれて構いませんが、僕は社外品を個人輸入で取り寄せて、余裕のある交換頻度でガンガン交換していきます。
多くの人は個人輸入なんてした事がないし、何を選べばいいかわからないと思います。なので、僕が実際に購入している商品を紹介しておきます。
フィルター
フィルターは消耗品の中で最も頻繁に交換が必要な部品です。2ヶ月〜3ヶ月での交換が推奨されており、1年間で少なくとも4つは消耗をする計算です。
お掃除ロボットが自分の生活にフィットしないという可能性もあるので、最初は2枚程度購入すれば十分ですが、常用するようになってきたらまとまった数をストックしておくといいでしょう。中国から日本までは平均して2週間〜3週間配送に時間がかかります。余裕を持って注文をしておくようにしましょう。
僕はキャスターを1年おき、サイドブラシを半年おき、ダストボックスフィルターは2ヶ月おき、水拭きパッドを3ヶ月、吸引ブラシは1年で交換しています。毎日使っているので、これぐらいの頻度で交換しても全然ペイをすると思ってます。
バッテリー
社外品のバッテリーは純正に比べて劣化が早いと言われます。複数の部屋がある間取りでも1回の掃除は50分程度で完了をしますが、途中で充電が切れてしまうようになったら、バッテリーを交換しましょう。
S6 MaxVは発売されてから5年以上が経過しているため、中古で買ったものはバッテリーが死んでいると思った方がいいです。互換バッテリーを中国で買うと配達まで1ヶ月は待たされます。2回目以降は交換後10ヶ月を過ぎたあたりで購入しておくなど、余裕を持って注文をするようにしましょう。
僕自身はバッテリーは1年交換で良いと考えており、劣化の傾向を感じてなくても1年で交換をしています。ですが、質の高いバッテリーであれば2年〜3年ぐらいは持ってくれるはずなので、皆さんは劣化状況を見ながら、もう少しゆっくり目の交換サイクルでもいいかもしれません。
サイドブラシモーター
サイドブラシの回転が遅くなってきたら、摩耗を疑いましょう。発売から5年も経過すれば、毎日使われていたモデルであれば劣化している可能性もあります。
一度交換すれば3年以上は使えるはずです。
タイヤ
ゴムタイヤは使っている間に摩耗をして、すり減ってきます。タイヤの交換は取り外す時に力がいりますが、一度覚えると次からは簡単にできるようになります。
ルンバ i7+:2万円以下でクリーンベースつき
ルンバが良い方はi7+を狙ってみましょう。i7+はクリーンベースがついていて、中古だと2万円以下で購入可能です。水拭き機能はついていませんが、1ルーム以下であれば、水拭き機能なくてもぶっちゃけ問題ないと思います。
ですが、クリーンベースがあったほうが楽なのは間違いないです。クリーンベースがあればゴミの処理は月1回でOKになり、お掃除の自動化が加速します。
この章では中古でi7+を買った時に、壊れやすい部品と、修理部品の入手方法を解説していきます。
吸引モーター
i7でエラー26が出たら原因はこれです。耐久性が低い部品を使っているのだと思います。モーターだけ購入することもできるのですが、加工が難しいです。
バッテリー
ルンバは互換バッテリーが色んなメーカーから出ています。日本製のセルを使っているバッテリーを選ぶようにしましょう。寿命は互換品だと1年弱です。
フィルター
ルンバは互換品だと消耗品はものすごく安いです。世界中で使ってる人がたくさんいるので、メーカーがたくさん参入して安くなるんですね。中古で購入直後は消耗品は一式全部交換しましょう。
キャスター、タイヤ
発売されてから6年が経過してますので、劣化している機種も増えてきています。すり減っていたら交換しましょう。値段がめちゃくちゃ安いので、毎日使う方なら毎年交換でいいと思います。
ファンモーター
サイドブラシの回転が遅くなっていたら交換しましょう。純正より性能が高いモーターが販売されています。
予算5000円以下:買えるけど不便さもある
予算5000円以下でも性能を妥協すればお掃除ロボットは購入できます。ルンバだと2014年発売の880という機種。これは発売時は8万円以上したハイエンドモデルですが、マップが作成できなかったり、クリーンベース非対応という事もあり、安く買えます。
バッテリーや消耗品を一式交換しても、15,000円以下で揃います。
ただ、この価格帯になるとWIFIやアプリに対応していないので、朝家を出て外からアプリで掃除機の電源を入れるというムーブが取れません。自動スケジューリングにも対応しないので、その点もとても不便です。
もう少しお金を出せばアプリとWIFIに対応する前述のS6 MaxVが購入できるので、そちらの方がおすすめです。S6 MaxVなら水拭きにも対応するので、このスペックなら1ルームレベルなら不自由感じることはないんじゃないかと思います。
結論として、予算5,000円以下はいけなくはないが、現実的には1万円は確保した方が良いです。この予算を作れない人は副業やって稼ぎましょう。
ステック型掃除機とお掃除ロボットの組み合わせは最適解
お掃除ロボットを導入することで、床掃除はほぼ全てが完結するはずです。しかしロボット掃除機が入れない場所もあり、そういった場所には汚れが溜まっていきます。
お掃除ロボットが対応できない箇所だけをステック型掃除機で掃除しましょう。これも中古を使って最安で高性能機種を導入します。
僕の場合は車の車内も掃除したい、洗車場の掃除機は1回あたり100円〜200円程度。パワーが弱く、砂利や砂を効率的に吸ってくれないという不満がありました。
当初これをハンディタイプの小型掃除機を使って対応していたのですが、やはりパワーが弱く、掃除に時間がかかっていました。
お掃除ロボットを導入するまでは、電源コードを繋いで使うキャニスター式と呼ばれる掃除機を使っており、これが掃除機を使うハードルを上げていました。
なので、ダイソンのV8 Slimという機種を中古で6,000円で購入し、消耗品を新品に交換することで対応しました。
V8 Slimにした理由としては、軽さと性能のバランスです。
当初はV10やV11など、現行機種に近いモデルを考えていましたが、これらは壊れやすく、クレームが続出していました。
一方でV8 Slimはロングセラー商品として、発売から5年以上が経過した現在でも、販売が継続されています。それだけ壊れにくく、メンテナンスしやすい構造になっていると考え、あえて古い機種を選びました。
より軽いモデルとして、デジタルスリムやマイクロという機種もありましたが、これらはV8 Slimと比べるとパワーが弱い。それだと小型ハンディ型クリーナーに負けてしまうなと思いました。
ダイソンを選んだ理由としては、世界中で販売されているため、社外品の入手が簡単です。国産の掃除機だと日本でしか販売されていないので、壊れた時に部品を手に入れるのが難しい。
僕は修理をしながら長く使いたいと考えているため、ダイソンの方が自分に向いているなと判断しました。
ステック型掃除機にする前は、月に1回掃除機をかけるのも大変でしたが、現在では汚れが気になる度に掃除機をかけられるようになりました。トイレや洗面所、風呂の中もこれを使って掃除をしています。
中古で買う場合、内部は汚く、消耗品は劣化しています。僕が交換した部品は以下の通り。
社外品大容量バッテリー
純正の3倍から最大6倍の容量のバッテリーが販売されています。
容量が増えると重たくなるので、6000mah〜8000mahが重さと容量のバランスが良いです。僕は6000mahを購入。
日本製のセルが使われているものを選びましょう。毎日使う場合、1年〜1年半で交換です。
フィルター
半年おきに交換です。
LED搭載ヘッド
純正はLEDがついていないので、暗所での視認性が悪化します。
V8 Slimは2019年発売のモデルなので、ヘッドが劣化している機種も多いです。それであればヘッドごと交換してしまったほうがいいと考えて、社外品を導入。
LED搭載隙間ノズル
車内を掃除する時に活躍します。純正はLEDがついていません。ついている方が暗いところがよく見えるので導入。
ダストビン
購入した機種がかなり使い込まれていて汚かったので、ダストビンごと交換しました。
しかしこれは今思えばワイドハイターにつけておけば落とせた汚れかなと思う。ダイソンは部品単位で取り外すのが簡単な作りになっており、分解洗浄がやりやすいです。
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