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【起業】ネット古書店で開業して儲かるビジネスを作る全工程

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古本せどりで起業をしたい

古本転売で稼げるようになってきたので、本格的に事業化していきたい

古本せどりで稼げるようになった人は、このやり方を基軸に事業を拡大したいと考えますよね。

僕自身も古本転売で起業をし、オンラン古書店の運営や買い取りビジネスを経験してきました。

 

現在はより単価の高い商材を扱い、効率的に大きく稼ぐことを重視しているため、古本ビジネスは行っていません。

とはいえ、ネット古書店は現在でも稼げるやり方であり、ニッチビジネスとして今後も生き残っていく可能性が高いです。

 

そこで僕はネット古書店で取れていたはずの枠を売ることにし、起業をしたい方に教えています。

ネット古書店の起業コンサルを行っていく中で、再現性が高いことが立証できたので、古本せどりで起業をして儲かるビジネスを構築する全工程を公開します。

古本ビジネスなんて今からやっても儲かるの?

新品を扱う書店の数が減り、古本屋さんを街で見かけることも少なくなってきました。

出版の市場規模は2014年をピークに横ばい状態が続いており、今後は緩やかに減退していく事が予想されています。

 

僕らの生活に目を向ければ、電子書籍が普及をし、自宅に大きな本棚を用意できない人でも、たくさんの蔵書を管理できるようになりました。

書店に出向かなくても、スマホから好きな時に自分が読みたい本をいつでも注文できるようになりました。

こういった実態を見ると、古本ビジネスなんて儲かるはずがないと思ってしまいますよね。

 

確かに大局的には収縮していくオワコンジャンルなのですが、オワコンだから稼げないというわけではないのです。

その理由を解説します。

需要があるのにライバルが少ないから

AmazonがKindleを日本で開始したのが2012年。それから10年以上が経過をし、Kindleで本を読む人の数は増えてきました。

しかしKindleが普及をしても、紙の本の需要がゼロになったわけではなく、半分以上の人は紙媒体で本を読んでいます。kindle unlimitedのような読み放題サービスが出ても、紙媒体で本を読む人の方が多いのです。

 

この原因はシンプルで、実務に使う本は電子書籍ではなく紙で読んだ方が効率がいいからです。

漫画や娯楽小説のようなジャンルは電子書籍と相性がいいですが、実務書の場合は、目次から知りたい項目を探したり、前後を何度も移動しながら読み返すという操作があり、電子書籍よりも紙の本で読んだほうが効率がいいのです。

 

そのため、知識人と呼ばれる人たちは現在でも紙の本を利用して、一部を電子書籍に置き換えたり、両用するという使い方をしています。

こういう人たちは今後も紙の本を買い続けるし、本に使うお金も大きな額になっていきます。

 

お金を使いたい人たちがいるのに対して、本を供給する書店の数は少なくなっています。都心でも書店の数が少なくなっています。

このように書籍には需要があるのにライバルの数が少ないので、商売として成立をします。市場規模が収縮していく業界であるため、ライバルが減ることはあっても、増える可能性が低いビジネスなのです。

そのため、きちんとマーケティングを行えば、今から参入しても稼げます。残存者利益を確保することが出来れば、オワコンであっても稼げるのです。

オンラン古書店ならば維持費を削減できるから

オフラインの書店が潰れていくのは、利益率が低いにも関わらず、固定費がかかるからです。

本を一冊販売して書店が得られる利益は数百円と言われています。家賃や人件費をカバーするためには、大量に本を販売しなければならず、これが重荷となります。

 

ところがオンライン古書店の場合、在庫1万冊までなら一人でも管理が可能です。

そして本を置くスペースも自宅や、レンタル倉庫など、安い家賃で借りることが可能。

 

人件費や家賃といった固定費を大幅に削減できるため、薄利多売でも継続がしやすいのです。

 

僕が古本せどりを始めた時に持っていた資金は3万円でした。それが半年後には50万円にまで膨れ上がりました。

薄利多売ビジネスでも固定費が低ければ、利益を残せるようになるのです。

誰でもできそうで継続が難しいビジネスだから

古本ビジネスは誰でも実践できそうに見えますが、長く継続できる人は少ないです。

その理由は薄利多売ビジネスであることに加え、泥臭い作業を淡々と継続するのが難しいからです。

 

この後掘り下げて解説をしていきますが、ブックオフのような本を扱っているリサイクルショップからの仕入れだけだと、ビジネスとして続きません。

買い取りや古物市場を利用して、仕入れを安定化させていくのですが、これがなかなか難しい。

 

古本ビジネスは儲かる商売ではありますが、大きく稼げるわけではありません。なので、「大変な割に稼げないな‥」と感じて、他の商売にシフトしたり、辞めていく人が多い実態があります。

 

僕自身は3年ほど古本ビジネスを続けましたが、その後は輸入や新品商品など、より単価の高い商材にシフトをしました。

古本だけでも稼げるのはわかっていましたが、これ一本で月に100万以上稼ぐのは難しいと感じ、方向転換をしたのです。

 

古本ビジネスは結果を出せてる人でも撤退(卒業)をしていく分野です。参入と撤退が繰り返されており、ライバルの総数は変わりません。

その中でも強い仕組みを作り込める人は少なく、それゆえに今から参入しても勝算があるのです。

オンライン古書店の経営に必要なもの

オンライン古書店に参入するためには、何を準備しなければいけないでしょうか?

このパートでは事前に準備しておくべき事を詳説に整理してまとめていきます。実際にこのやり方で起業をして何度も収益化することに成功したやり方なので、無駄のない洗練されたやり方です。

古物商の取得

中古物品を扱うために必要となる資格です。犯罪歴がなければ誰でも取得できます。古物商の取得方法は【完全網羅】古物商許可証の5つのメリット!個人が取得する注意点や申請方法を詳しく解説にまとめていますので、参考にして下さい。

古物商が発行されるまでには平均して2ヶ月ほど期間がかかりますので、前倒して取得に向けて動いていきましょう。

本は1冊だと重みはありませんが、数百冊単位になるとかなりの重さになります。

搬入や搬出には車は必須となるでしょう。

馬力があり、高さのある車があると理想です。大手自動車メーカーが販売している、出力の大きなミニバンを購入して下さい。

 

例えば、日産が販売しているエルグランドという車は、人気がないため安く購入ができます。30万ほど出せば購入できてしまいますので、軽バンを買うよりコスパが良いです。

軽バンは馬力が弱いため、重たい荷物を運ぶ上で役不足になってしまいます。県外の古物市場に仕入れに行ったり、県外のお客様から依頼を受けて買い取りに行く際に、対応ができなくなります。そういう時だけレンタカーを借りるという方法も可能ですが、頻度が上がってくると面倒です。

軽バンは税金面では有利かもしれませんが、高い重量税を払ってでも馬力のあるミニバンを選ぶべきです。

 

車選びに関する僕の考えは、店舗せどりにおすすめの車は?車がない場合の対策も解説にまとめています。レンタカーやリースで始めるという方法もあるので、いきなり車を買うのは怖いな‥という方も諦めないで下さい。

Amazonのアカウント

販路はAmazonが中心となります。中期的には自社ECで販売することも可能ですが、得意ジャンルが固まるまではAmazonでせどりをした書籍を販売していくといいでしょう。

Amazonのアカウントを作成し、販売ができる状態にしておきましょう。

在庫を保管する倉庫(最初は自宅でもOK)

僕らの経験上、月30万の収入を得るためには、500冊〜1000冊の在庫が必要です。

そんなに仕入れしないとだめなのか‥と思うかもですが、これぐらいの在庫であればせどりだけで1ヶ月以内に集めることができます。

古本せどりはノウハウが確立されてきっていて、リスクが低いビジネスです。赤字になったとしても損失は数百円レベルであり、資金繰りに悩んだり、借金を作ってしまうことはありません。

 

仕入れた在庫を置くスペースとして、組み立て式の本棚を用意しておきましょう。

月の利益が30万を超えるまでは、事務所を借りたり、賃貸物件を探す必要はないです。自宅や自宅近くのレンタル倉庫(コンテナ)だけで管理が回せます。

作業スペースまたは事務所

最初の間は仕入れをした商品をAmazonに出品し、それが売れたら自分で梱包をして出荷をする日々が続きます。

出品と梱包を行うための作業スペースを用意しましょう。小さな机と椅子があれば大丈夫です。

パソコン

出品作業はパソコンを使って行います。

高性能なパソコンは必要ありません。パソコンを持っていない方は、3万円程度で購入できる中古パソコンを購入して下さい。

そんな安いパソコンで大丈夫なの?と思うかもですが、古本ビジネスで月に30万程度を稼ぐのであれば、このレベルのパソコンで全く問題ありません。

USB接続のバーコードリーダー

Amazonに出品する際に、手動で商品を探して登録すると大変です。バーコードリーダーを使い、一発で商品を見つけて登録ができる仕組みを作っていきましょう。

USB接続のバーコードリーダーを1個購入しておくと、とても便利です。

古本の仕入れ先について

商売を行う上で大事になるのが、仕入先の確保です。

古本の仕入先はブックオフ、古物市場、買い取りの3つです。この3つだけを覚えておけばOKです。

最初の間はブックオフで店舗せどりを行い、利益が出てきたら古物市場に投資。並行しながら買取ビジネスを伸ばしていくという流れがおすすめです。

それぞれ詳しく解説していきます。

ブックオフ

ブックオフでは書籍やCDといった、売れない商材の販売面積を圧縮し、フィギュアや家電など、電子化が難しい商材の売り場面積を増やしています。

また、店舗せどりが有名になるにつれ、対策を強化しており、価格差のある商品を見つけるのは難しくなっています。

しかし、次々と集まる買い取った商品を捌くためには、定期的に在庫処分を行わなければなりません。その結果、在庫処分のたびに、相場価格と店頭価格に歪みが生まれます。

そういった商品を買い集めていくことで、ブックオフからの仕入れだけで月10万〜30万程度は現在でも目指すことが可能です。ブックオフの仕入れ方法は攻略されきっていて、ブックオフ値札シールの色・番号・黒丸の意味は?見方とキレイな剥がし方にまとめたやり方を淡々と繰り返すだけです。ぶっちゃけ頭を使わないし、誰でも出来ると思います。

 

こんな感じで古本せどりは根性さえあれば誰でも結果が出せるやり方なので、色々な面が鍛えられて良い経験になると思います。

 

古本せどりの段階で前述の車が必須となります。

運転が苦手な方は、小回りの効く運転しやすい車でキャリアをスタートさせるといいでしょう。そして慣れてきたら、ミニバンのような大きくてパワーのある車に乗り換えていくのです。

古物市場

書籍に特化した古物市場というものがあります。入会すると全国の古書市場に出入りが可能になり、仕入れで不自由することはなくなります。

難点は入会金で、入会するために50万円が必要となります。これをいきなり払える人は限られると思うので、最初の間はブックオフせどりで稼ぎ、毎月5万〜10万ほどを積み立てていきましょう。

半年ほど古本せどりをガチれば、入会金50万円はサクッと払えるはずだし、古物市場に入会後は1ヶ月で入会金は回収できるはずです。

 

古本せどりだけでも稼げるので、ずっと店舗せどりを続けていちゃいけないの?と思うかもですが、店舗せどりだけだとスキルも上がりませんし、仕入れが安定をしません。

ゲオがCDの買取を停止したように、ブックオフが本の買い取りを辞める日がいつ来てもおかしくない状態なのです。そうなると仕入れができなくなって詰んでしまいますね。

仕入れに一生不自由しない仕組みを作るために、古物市場と買い取りビジネスが必要なのです。

買い取り

買取ビジネスは中古ビジネスで起業をするのであれば、必ず取り入れて下さい。

古物市場からの仕入れだけでも稼げますが、古物市場での仕入れはライバルも参加してくるため、安く仕入れることは難しくなります。

買い取りであれば利益が必ず出るラインで仕入れができるため、赤字になることがありません。

 

とはいえ、買い取りは軌道に乗るまで時間がかかるというデメリットもあるので、せどりや古物市場と並行しながら伸ばしていくと良いです。

買取ビジネスを実践するために、FCに加盟する必要はありません。自分で構築した方が、稼げる金額は大きくなるし、ビジネススキルも上がります。

買取ビジネスについては【5分でわかる】買取ビジネスの始め方を徹底解説!メリット・デメリットも紹介【個人OK】に詳しくまとめていますので、参考にして下さい。軌道に乗るまでには半年から2年ぐらいはかかるので、長期目線で取り組んでいきましょう。

オンライン古書店儲けの仕組み2パターン

ここまでオンライン古書店で起業して稼ぎ出すまでの流れを解説してきました。

ここからはどうやって後発で参入して、儲かる仕組みを作るのか?を実際の成功事例に基づいて解説します。

 

オンライン古書店で稼ぐパターンは2つであり、どちらに自分が向いているかを見極める事が大事です。

それぞれメリットとデメリットがあるので、掘り下げます。

薄利多売

最も再現性が高く、世の中のオンライン古書店の大半がこのやり方を実践しています。

置き場所と人材の問題さえクリアできれば、薄利多売型ビジネスはおすすめです。

 

この手法の問題点は、自分ひとりで取り組むと早い段階で頭打ちになることです。倉庫を借りて、スタッフを入れて24時間体制で回せるようになると、大きく稼げるようになります。

専門店化

実店舗を構えたり、少ない作業量で利益を出したい方に向いているやり方が、専門店化です。

利益が出るなら何でも扱うというスタンスではなく、扱うジャンルを絞り、その分野に対する知識や相場感を徹底的に深めていきます。

そうする事で、固定客が作れたり、引退後や死後に引き取りを託されるなど、お客様と深い関係性が構築されていきます。買い取りでも質の高い蔵書を持っている方からの依頼が、専門店化すると入りやすくなります。

 

自分が好きな分野がある、本に対する深い愛情を持っている方には、専門店化を目指していくのがおすすめです。

とはいえ、最初から専門店化するのは難しいので、店舗せどりや古物市場で様々なジャンルを経験し、自分が特化する分野を見極めていくのがおすすめです。

まとめ:ニッチビジネスで起業しよう

古本ビジネスは、隙間産業であり、需要があるのにライバルが増えにくいジャンルです。

 

古くからあるビジネスであり、伸ばし方も確立されきっています。

にも関わらず、参入する人が少ないのは、副業としてやるには大変すぎるし、専業として参入をしても稼げる金額に上限があるからだと分析をしています。

 

記事の中でも解説した通り、市場が成熟をし、衰退を迎えている段階では、残存者として利益を独占する方向に動くのが正解です。

 

本が好きな人にとってオンライン古書店は、好きなことを商売に出来る理想的な稼ぎ方だと思います。

ネット古書店で起業を考えていたけど、具体的に何からやればいいか分からなかった方は、この記事を参考にして、行動に落とし込んでみて下さい。

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