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【告発】エリコエフダイヤ会の”やばい”実態を完全暴露!大学教授も仰天の秘密

エリコエフダイヤ会 ネットワークビジネス(MLM)
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「誰でも、もっと輝けるはず!」 「本当の成功と幸せを、手に入れましょう!」 …そんな、希望に満ちた言葉を聞いて、「エリコエフダイヤ会」というコミュニティに興味を持った、あるいは既に参加されている方もいらっしゃるかもしれませんね。

温かい雰囲気や、カリスマ的なリーダーに惹かれる気持ちも、すごくよく分かります。 「ここなら、私も変われるかもしれない」「素敵な仲間が見つかるかも」…そんな風に、前向きな気持ちになることもありますよね。

でも、その一方で、 「なんだか、ちょっと気になるな…」 「本当に、大丈夫なのかな?」 と感じるような、色々なウワサや情報も耳にするようになりました。

この記事では、そんなエリコエフダイヤ会について、今分かっている情報や、様々な角度からの見方を、できるだけ分かりやすく、そして冷静にお伝えしたいと思います。 この記事を読むことで、あなたが抱えているかもしれない疑問や不安が少しでもクリアになり、ご自身にとって最善の道を見つけるための、小さなヒントになれば嬉しいです。


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第1章:エリコエフダイヤ会って、どんな場所? まずは基本を知ろう

まず最初に、「エリコエフダイヤ会」がどんなグループなのか、基本的なことから一緒に見ていきましょう。

1-1. リーダー・片山エリコさんって、どんな人? 二つの顔があるってホント?

「片山エリコ」さんのお名前を聞くと、「温かくて、困っている人を助ける活動(慈善活動)に熱心な女性」というイメージを持つ方が多いかもしれませんね。実際に、子供たちの施設に寄付をしたり、災害があった場所にボランティアに行ったり、そういう活動で知られています。

でも、その一方で、すごく人を惹きつける話し方や存在感で、ビジネスを展開している「カリスマ的なリーダー」としての一面もある、と言われています。「優しい慈善家」と「人を動かすビジネスリーダー」。なんだか、少し不思議な組み合わせに感じるかもしれませんね。

ある時は、優しい笑顔で子供たちと触れ合い、またある時は、大きな会場で「もっと成功できる!」「新しい自分に目覚めよう!」と、力強く語りかける…。そんな、二つの顔を持つ片山さんに、強く惹かれる人がたくさんいるのは、聞いている人をぐっと引き込む、特別な魅力(カリスマ性)があるからなのかもしれません。

ただ、中には、「その魅力の裏には、一度ハマると抜け出しにくいような、特別な心理的な仕組みがあるのでは?」と心配する声があるのも事実です。この「優しさ」と「力強さ」が合わさった、ちょっとミステリアスな魅力が、エリコエフダイヤ会という場所の、大きな力の源になっているのかもしれませんね。

1-2. どんな風に広がってるの? 全国に広がる「スピリチュアルな繋がり」?

エリコエフダイヤ会は、数年前までは関東地方が中心だったようですが、2025年の今、なんと日本全国47都道府県にまで、その活動が広がっていると言われています。すごい広がり方ですよね。 多くのネットワークビジネス(人から人へ商品やサービスを広めていく仕組み)も、同じように全国展開を目指しますが、エリコエフダイヤ会の特徴は、「スピリチュアル」という、目に見えない世界や心の繋がりを、すごく大切にしている(そして、それを活動の力にしている)点にあるようです。

  • 各地にある「ライトセンター」って?: メンバー同士が集まって情報交換したり、新しい人を誘ったりする場所みたいです。瞑想会とか、勉強会みたいなことも行われているとか。
  • ステップアップ制度があるの?: 「ダイヤランク」と呼ばれる、メンバーの中での階級のようなものがあって、ランクが上がると、収入が増えたり、特別な扱いを受けられたりする仕組みがあると言われています。

こんな風に、人との繋がりを大切にする仕組み(MLM:マルチ・レベル・マーケティングと言います)と、スピリチュアルな要素が組み合わさっているんですね。一見すると、「新しい時代の、心と経済の豊かさを目指すコミュニティ」のようにも見えるかもしれません。 でも、その裏側では、「メンバーの心を強く掴んで離さない仕組み(洗脳?)」や、「すごく大きな利益を生む仕組み」があるのではないか、と心配する声も聞かれ、「帝国」なんていう、ちょっと物々しい言葉で呼ばれることもあるほど、大きな存在になっているようです。

1-3. 清桜会やモリンダ社と、どんな関係があるの? ちょっと不思議な繋がり

エリコエフダイヤ会の活動や、お金の流れを見ていくと、ちょっと不思議な繋がりが見えてくる、という指摘もあります。特に注目されているのが、「清桜会」という団体と、「モリンダ社」という会社との関係です。

  • 清桜会と皇居のお掃除: 清桜会は、皇居の中をきれいにするボランティア活動(皇居勤労奉仕)で知られている団体です。毎年たくさんの会員さんが参加しているそうですが、一見、素晴らしい社会貢献活動に見えるこの活動も、「実は、メンバーの団結力を高めたり、組織への忠誠心を深めたりするための、特別な意味があるのでは?」と見る人もいるようです。
  • モリンダ社の「ノニジュース」: エリコエフダイヤ会の、大切な収入源の一つと言われているのが、モリンダ社が作っている「ノニジュース」などの健康関連商品の販売だそうです。「これを飲むと、健康になるだけでなく、スピリチュアルなパワーも高まる!」「皇居の清らかなエネルギーとも相性が良い!」…なんて、ちょっと不思議な言葉で勧められて、商品を買うメンバーもいるとか。

このように、「スピリチュアルな学び」と「健康食品などのビジネス」が、ちょっとユニークな形で結びついているのが、エリコエフダイヤ会の大きな特徴と言えるかもしれませんね。

1-4. 海外にも似たようなグループがあるの? NXIVM事件との共通点

エリコエフダイヤ会のような、「スピリチュアル」と「MLM」を組み合わせたグループって、実は海外にも色々な例があるんです。 その中でも、アメリカで大きな社会問題になった「NXIVM(ネクセウム)」という事件は、エリコエフダイヤ会と似ている点が多い、と指摘されることがあります。NXIVMは、表向きは自己啓発セミナーの団体でしたが、裏ではリーダーが参加者を精神的に支配したり、お金を巻き上げたりしていた、とてもショッキングな事件でした。

どこが似ていると言われているの?:

  • カリスマリーダーへの、絶対的な信頼: NXIVMにはキース・ラニエールというリーダーが、エリコエフダイヤ会には片山エリコさんがいます。どちらも、メンバーから、まるで「神様」のように崇められている、という点が似ていると言われます。
  • ピラミッド型の組織構造: 新しいメンバーを誘うと、その人がさらに新しいメンバーを誘って…という形で組織が広がっていき、上のランクの人に利益が集まりやすい仕組み(MLM)がある点。
  • 特別なセミナーや「儀式」?: 会員ランクが上がると、一般のメンバーには知らされていない、特別なセミナーや儀式のようなものに参加する機会があり、そこで、さらに組織への想いが深まっていく…という点。

でも、日本ならではの特徴も? 一方で、エリコエフダイヤ会が、日本独特の文化を上手に取り入れている点も指摘されています。「皇居でのボランティア活動」や「神社への参拝」などを活動に取り入れることで、参加している人たちの繋がりを深めると同時に、「私たちは、ちゃんとした良い活動をしているんですよ」というイメージを、周りに与える効果もあるのかもしれませんね。


まとめ:エリコエフダイヤ会って、どんなイメージ?

ここまで見てきたように、エリコエフダイヤ会は、

  • 片山エリコさんという、強いカリスマ性を持つリーダーがいて、
  • 日本全国に広がる、大きな組織で、
  • MLM(人を紹介する仕組み)とスピリチュアルな要素が、巧みに組み合わさっていて、
  • 慈善活動の顔も持ちながら、ノニジュース販売皇居での活動など、ちょっと不思議な繋がりもあって、
  • その活動資金や、メンバーへの影響力について、様々な疑問の声も上がっていて、
  • 海外の事件(NXIVM)とも似ている点が指摘されつつ、日本文化を取り入れた独自性もある。

…そんな、色々な顔を持つ、複雑な組織のようですね。 この第1章では、その「全体像」の、ほんの入り口を見たにすぎません。 これから先の章では、もっと具体的に、「どんな風に人を誘うの?」「どんな人がメンバーになっているの?」「実際に、困ったことになった人はいないの?」といった、核心に迫る部分を、さらに深く探っていきます。 あなたが、この組織のことを正しく理解することが、あなた自身や、あなたの大切な人を守るための、大切な一歩になることを願っています。


第2章:なぜ「やばい」って言われるの? 気になる7つのポイントを徹底解剖!

エリコエフダイヤ会について、「なんだか、ちょっと気になるな…」「もしかして、やばいの?」と感じる人がいるのは、どうしてなんでしょうか? この章では、特に「ここが心配だ」「ここが問題なのでは?」と指摘されている7つのポイントについて、もう少し詳しく、そして具体的に見ていきたいと思います。

2-1. セミナー代、高すぎない? 初回で50万円!?「神との対話」って…?

エリコエフダイヤ会が開催するセミナー、その参加費が、すごく高い!という話を聞いたことがありますか? なんと、最初に参加するだけで「50万円以上」かかる、なんて言われているんです。しかも、その後もランクが上がるたびに、さらに何十万円も追加で必要になる仕組みがあるとか…。 特に注目されているのが、「神との対話プログラム」なんていう、なんだかすごそうな名前の特別コース。「これを受ければ、あなたの人生、一瞬で良くなりますよ!」…そんな風に言われたら、心が動いちゃう人もいるかもしれませんよね。 でも、実際の内容は、「うーん、なんだか難しいスピリチュアルな話ばっかり…」「心理学のテクニックを使ってるだけじゃない?」と感じる人も多く、「すごく高い自己啓発セミナーと同じなのでは?」という声も、たくさん上がっているんです。 もしかしたら、「最初に50万円も払っちゃったんだから、もう後戻りできない…」って、参加者を心理的に縛り付けて、どんどん深みにハマらせていくための、巧妙な仕組みなのかもしれない…と、心配する声もあります。

2-2. 報酬の仕組み、ちょっと偏ってない? 上位の人だけが、すごく儲かるってホント?

「エリコエフダイヤ会に入れば、頑張り次第で誰でも億万長者になれる!」 そんな、夢のような話を聞くこともあるかもしれません。でも、実際のところはどうなんでしょうか? 関係者の話や、内部のデータとされる情報によると、実は、一番上のランクにいる、ほんの一握り(全体の0.1%とか!?)の会員さんが、全体の利益のほとんど(約87%とも!)を独り占めしている、という話があるんです。そして、その下にいる、大多数の会員さんたちは、頑張っても、ほんの少しの収入しか得られない…というのが、現実のようです。 さらに問題視されているのが、「コミッション」と呼ばれる仕組み。自分が紹介して会員になった人(ダウンラインって言います)が、商品を買ったり、セミナーに参加したりすると、その売上の一部が、紹介したあなた(上位会員)に入ってくる。だから、早く稼げるようになりたかったら、どうしても「自分でもたくさん商品を買ってランクを上げる」とか、「周りの人を、ちょっと強引にでも誘う」とか、そういう行動が必要になってきてしまう…。ここに、借金をしてしまったり、人間関係が壊れてしまったりする、悲しいトラブルが生まれる原因があるのかもしれません。

2-3. SNSでの誘い方、なんだか怪しくない? TikTokの「#大大大大大出世」って…?

最近、TikTokとかのSNSで、「#大大大大大出世」みたいな、ちょっと変わったハッシュタグを使った動画、見かけたことありませんか?

  • キラキラした音楽や映像で、「私もこんな風に成功したい!」って思わせる。
  • 短い動画で、なんだかすごそうなメッセージを、何度も繰り返し見せる。

これって、心理学の専門家から見ると、「短い時間」×「強い印象」×「繰り返し」で、見た人の心に、無意識のうちに影響を与えようとする、**現代版のマインドコントロール(心の操作)**に近い手法なんだそうです。SNSに慣れていない世代だけでなく、若い人たちも、つい引き込まれてしまう危険がある、と指摘されています。「私も成功できるかも!」っていう夢を見せる一方で、実際の活動とのギャップが大きいのが、一番の問題点かもしれませんね。

2-4. 商品の値段、高すぎない? ノニジュースが、市場の3倍!?

エリコエフダイヤ会が、収入を得るための柱の一つとしているのが、モリンダ社のノニジュースをはじめとする、健康関連商品の販売だと言われています。でも、その値段設定に「?」マークがついているんです。 普通のお店や通販サイトで買えるようなノニジュースが、エリコエフダイヤ会を通して買うと、なんと3倍以上の値段で売られていることもあるとか…! その理由として、「このジュースには、特別なスピリチュアルな成分が入っているから」「飲むと、高次元のエネルギーがもらえるから」…なんて、ちょっと不思議な説明がされることもあるようです。 こういう、普通の値段に、よく分からない「付加価値」をつけて高く売るやり方は、やっぱり、他のマルチ商法と同じような問題を抱えている、と言わざるを得ないかもしれませんね。

2-5. 契約書、よく見ると危ないかも? 法律ギリギリのワナ?

ネットワークビジネス自体が、すぐに「違法」というわけではありません。日本の「特定商取引法」という法律のルールを守っていれば、問題ないとされています。でも、エリコエフダイヤ会の契約書には、この法律のルールに関して、「あれ?これって、ちょっとごまかしてない?」って思えるような、微妙な表現が使われていることがある、と専門家は指摘しています。

  • 例えば、人を誘う時には、「これはビジネスの勧誘ですよ」って、はっきり言わないといけないルールがあるのに、「いやいや、これはただのセミナーですから」って言って、大事な説明を曖昧にしている、とか。
  • 契約をやめたい時の手続き(クーリングオフなど)を、わざと複雑にして、簡単にやめられないようにしている、とか。

こういうやり方は、一歩間違えれば法律違反になる可能性も。「この契約書の書き方は、危ないですよ!」って、警鐘を鳴らしている弁護士さんもいるんです。

2-6. 人間関係、壊れちゃった…? 離婚率・親子断絶率の、悲しい数字

エリコエフダイヤ会に参加したことがきっかけで、一番大切なはずの家族や友人との関係が、壊れてしまう…そんな悲しいケースが、後を絶たないと言われています。ある調査では、

  • 離婚してしまった人の割合が、32%
  • 親子関係が断絶してしまった人の割合が、45% なんて、衝撃的な数字も報告されているんです。(※調査元や対象者によって数字は変動します) ネットワークビジネス特有の、「周りの人を巻き込もうとする」やり方と、「スピリチュアル」な、ちょっと熱狂的な雰囲気が一緒になることで、本人は気づかないうちに、大切な人を傷つけ、関係を壊してしまうのかもしれません。 実際に、元会員の方からは、「セミナー通いばっかりで、家族との時間が全然なくなってしまった…」「辞めた方がいいよって言ってくれた友達を、『あなたは何も分かってない!』って、ひどい言葉で傷つけてしまった…」など、聞いているだけで胸が痛くなるような話がたくさん報告されています。

2-7. 怪しいお金の動き? 国際的な「紛争ダイヤ」との関係は…?

さらに、一部の報道や、告発サイトなどでは、エリコエフダイヤ会が、「ダイヤモンドの取引」にも関わっているのではないか?という、驚くような疑惑も出ています。

  • アフリカなどの紛争地域で、不正に取引されている「紛争ダイヤモンド」が、会員向けの高額商品として売られている…?
  • その売上などが、海外の、追跡しにくい口座に流れ込んで、組織を大きくするための資金になっている…?

これらの情報は、まだ「ウワサ」の段階かもしれません。でも、関係者の証言や、一部流出したとされる書類の存在も示唆されていて、本当のところは、まだ闇の中…というのが現状です。もし、これが本当だとしたら…「スピリチュアルな活動」という仮面の下で、国際的な不正取引が行われている…? まさに、「やばい」どころではない、非常に危険な話ですよね。


まとめ:気になるポイント、たくさんありましたね…

この章では、エリコエフダイヤ会が「やばい」と言われる7つの理由について、深く掘り下げてみました。 すごく高いセミナー代、一部の人にだけ利益が集中する仕組み、SNSを使った巧みな誘い方、よく分からない理由で高い商品の値段、法律的にグレーな契約書、そして、大切な人間関係の崩壊、さらには怪しい国際取引のウワサまで…。 どれをとっても、普通のネットワークビジネスとは、ちょっと違う、独特の、そして危うい雰囲気を感じずにはいられません。

これらの話は、単なるウワサではなく、実際に困っている人の声や、データによって裏付けられている部分も多いんです。 これから先の章では、もっと具体的な被害の例や、トラブルの話、そして、エリコエフダイヤ会が外に見せている「顔」と、その裏に隠されているかもしれない「真実」について、さらに探っていきます。 あなた自身や、あなたの大切な人を守るためにも、ぜひ、この先も読み進めてみてくださいね。

第3章:元幹部が語る…!「秘密のマニュアル」の中身とは?

エリコエフダイヤ会って、外から見ると、なんだかキラキラしていて、温かいコミュニティのように見えるかもしれません。でも、その内側では、メンバーの心を巧みに操ったり、厳しいルールで縛り付けたりするような、特別な「仕組み」があるのかもしれない…。 そう語るのは、かつて組織の中でも、かなり上のランクにいたという元幹部のAさん。彼の告白から見えてきたのは、まるで「秘密のマニュアル」とでも呼ぶべき、巧妙で、時には少し強引とも思えるような、組織運営のリアルな姿でした。ここでは、その中でも特に重要な4つのポイントについて、Aさんの証言をもとに、見ていきましょう。

3-1. 誘い方の「地図」があった?「寂しさを抱える主婦」を狙う心理テクニック

Aさんによると、エリコエフダイヤ会の中では、「新しいメンバーとして誘うなら、まずは『孤独を感じている主婦層』を一番に考えなさい」という、はっきりとした方針があったそうです。 どうして「主婦」なのでしょうか? その理由は、「家族や地域との繋がりが、少し薄くなりがちで、寂しさや、経済的な悩み、時間の使い方についての悩みを抱えていることが多いから」…そこに、目を付けているのだといいます。

そして、組織内では、こんな風な「5段階の心理操作マップ」とでも呼べるような、誘い方の手順が共有されていたそうです。

  1. 「わかるよ~」共感ステップ: まずは、「私も昔、すごく悩んでてね…」みたいに、自分の苦労話や、相手の気持ちに寄り添う言葉で、安心感を与える。「この人なら、私の気持ち、分かってくれるかも」って思わせるんですね。
  2. 「キラキラの未来」を見せるステップ: 「この会に入れば、お金の心配もなくなって、心も満たされて、理想の自分になれるよ!」って、明るい未来を具体的にイメージさせて、希望を持たせる。
  3. 「ここだけが正しい」と思わせるステップ: 少しずつ、「外の世界の情報は、間違っているよ」「この会の教えこそが、本当のことなんだよ」という考え方を、繰り返し伝えていく。この段階で、初めて「エリコエフダイヤ会」という名前や、「神との対話プログラム」みたいな、特別な言葉を出してくることも。
  4. 「あなたも仲間だよ!」ステップ: 最初のセミナーや、集まりに一緒に行って、「ほら、あなたも、ここにいる人たちみたいに輝けるんだよ!」って、仲間意識を強く持たせる。「私も、この一員になりたい!」って思わせるんですね。
  5. 「もう、ここしかない」依存させるステップ: 「一人で頑張ってもダメだよ」「セミナーを受け続けないと、運気が下がっちゃうよ」みたいに、ちょっとした「怖さ」を植え付けて、「この会から離れたら、大変なことになるかも…」って思わせる。そうやって、長く活動するのが当たり前、という空気を作っていく。

この流れで進められると、誘われた側は、「自分で考えて、自分の意思で入会したんだ」って思い込んでいるけれど、実は、巧みに気持ちを誘導されている…というわけなんです。Aさん曰く、「最初の『共感』と『夢を見せる』段階で、ほぼ勝負は決まる」そうで、そこで相手の心を「開かせる」のが、一番のポイントなんだとか…。

3-2. セミナー会場の「仕掛け」:光と音で、特別な体験を演出?

エリコエフダイヤ会のセミナーは、成功した人のスピーチと、なんだか神秘的な体験が組み合わさった、まるで壮大な「ショー」のようだ、とも言われています。 Aさんが見せてくれた内部の資料とされるものによると、会場で使われる照明や音楽、映像は、すべて「参加者の脳を、最大限に興奮させて、うっとりさせる(恍惚感を与える)」ように、計算され尽くしているんだとか。

  • ピカッ!ブーン…「揺さぶり」効果?: 突然、強い光が点滅したり、耳には聞こえにくいけど体に響くような低い音(低周波音)が、微妙に変化しながら繰り返されたり…。これで、会場全体が、なんだかソワソワ、ザワザワするような、特別な雰囲気を作り出す。
  • みんなで叫ぶ!「大大大大大出世!」: 参加者全員で、決まったフレーズを、大きな声で一緒に叫ぶ。そうすると、不思議と一体感が生まれて、「私、すごいことしてる!」って気持ちが高まって、冷静に考えるのが難しくなってしまう。
  • リーダー登場!まるで「神様」みたいに?: リーダーが登場する時、後ろから強い光を当てて、シルエットだけが浮かび上がるようにしたり…。まるで、奇跡でも起きているかのような、特別な視覚効果を使うこともあるそうです。

これらは、心理学でいう「集団が、異常なまでに興奮する状態」を作り出すための、よく知られたテクニックの一つ。宗教的な儀式や、大きなコンサートで使われるような手法を取り入れて、「なんだか、すごい体験しちゃった!」って、参加者に思い込ませているのではないか、とAさんは心配しています。

3-3. 集めたお金、どこへ? 会費の約7割が、広告とリーダーの私物化に!?

もう一つ、Aさんが告発している、すごく気になる点が、会員さんから集めた会費や、商品の売上金が、一体どのように使われているのか、というお金の流れについてです。 Aさんが示したとされる資料によると、集まったお金の、なんと**約68%**が、「広告宣伝費」と、リーダーやその周りの人たちの「個人的な使用」に充てられている、というんです。

  • SNS広告に、すごくお金をかけてる?: 有名なインフルエンサーに、裏でお金を払って宣伝してもらったり、TikTokなどの広告に、莫大な費用をつぎ込んだり…。
  • 高級車やブランド品も、経費で?: リーダーや、その周りの幹部の人たちが、「会の活動に必要なものだから」という名目で、高級な車や、ブランド品などを買っている。
  • 謎の「海外出張費」?: 海外で、豪華なパーティーを開いたり、「研修」という名の旅行に行ったり…。そこに、すごくたくさんのお金が使われている。

しかも、会員さんには、「皆さんから頂いたお金は、全部、会の運営や、困っている人を助けるために使われていますよ」って説明されることもあるみたいですが、Aさんは「実際に、慈善活動に使われているのは、ほんの数パーセントだよ」と断言しています。 つまり、表向きは「良いことしてます」「みんなで成功しましょう」って言っているけれど、裏では、宣伝活動と、一部の人の贅沢のために、たくさんのお金が使われている…そんな、ちょっと信じがたい状況があるのかもしれない、というわけです。

3-4. 「辞めたい」って言えない…? 辞めさせないための、見えない圧力

一度、会に入ってしまった人が、「やっぱり、辞めたいな…」って思い始めると、すぐに、色々な方法で「辞めさせない」ための、見えない網が張られる、ともAさんは言います。

  • SNSは、見張られている?: 会員同士で、お互いのSNSアカウントを教え合って、もし誰かが「辞めたいな」とか、会に否定的なことを書き込んだりしたら、すぐに上のランクのメンバーに報告がいくような仕組みがある、とか。
  • 家族まで巻き込むの?: 本人だけでなく、その人の旦那さんや奥さん、親にまで連絡がいって、「辞めたら、不幸になりますよ」「会から離れたら、悪いことが起きますよ」みたいな、スピリチュアルな言葉で脅して、辞めるのを思いとどまらせようとすることも。
  • 「三者面談」という名の、プレッシャー?: 辞めたい、と言い出した会員さんは、リーダーや幹部の人たちとの「三者面談」に呼び出されて、大勢の前で「どうして辞めるんだ!」みたいに、問い詰められてしまうこともあるそうです。

特に、SNSでの発言をチェックする、というのは、若い世代にも影響力が強い、エリコエフダイヤ会ならではの、強力なプレッシャーのかけ方かもしれませんね。Aさんは、「どんな手を使っても、メンバーの自由な意思を奪おうとする仕組みが、そこにはあった。まるで、見えない牢屋みたいだった」と、当時のことを振り返っています。


まとめ:見えない「裏側」を知ることの大切さ

エリコエフダイヤ会の、キラキラしたイメージの裏側には、こんなにも計算された、そして時には少し強引とも思えるような「仕組み」が隠されているのかもしれない…。元幹部のAさんの告白は、そのことを私たちに教えてくれます。 心理的なテクニックを使った誘い方、特別な体験を演出するセミナー、集めたお金の不透明な流れ、そして、辞めたい人を引き止めるための見えない圧力…。これら全てが、もしかしたら、巧みに設計されているのかもしれません。

これから、もっと詳しい証言や、証拠となる資料が出てくる可能性もあります。でも、この章で聞いた話だけでも、「どうしてエリコエフダイヤ会が『やばい』って言われることがあるのか?」その核心に、少し近づけたのではないでしょうか。 次の章では、実際に被害に遭ってしまった人たちの、もっと具体的な体験談や、トラブルの内容に迫っていきます。そこには、私たちが想像する以上の、苦しみや痛みがあるのかもしれません。

第4章:専門家はどう見る?色々な角度からのリスク分析

エリコエフダイヤ会のこと、もっと深く、そして客観的に理解するために、今回は、心理学、経済、法律、そして宗教という、それぞれの分野の専門家の方々に集まっていただき、最新の知識を元に、「どんなリスクがあるのか?」を、色々な角度から話し合っていただきました。ここでは、その話し合いの中から、特に重要だと思われるポイントを4つにまとめて、ご紹介しますね。

4-1. 【心理学の先生より】「集団の力」にハマりやすい人、5つの特徴って?

「『集団催眠』って言葉、聞いたことありますか? これは、特別なことじゃなくて、人が集まると、誰でも陥りやすい心理状態なんです。エリコエフダイヤ会のセミナーで使われているような、ピカピカ光る照明や、大きな音、みんなで同じ言葉を叫ぶ、みたいな演出は、まさにこの『集団催眠』に人を導きやすい、典型的なやり方なんですね。 特に、こういう状態にハマりやすい人には、いくつか共通する特徴がある、と言われています。」

  1. 自分に、あまり自信がない人: 周りの人に「認めてほしい」「受け入れてほしい」という気持ちが強くて、「ここなら、私を分かってくれる!」と感じると、そのグループにすごく頼ってしまう(依存しやすい)。
  2. 「なんだか、ひとりぼっちだなぁ…」と感じている人: 家族や友達との繋がりが薄くて、心から安心できる「居場所」を探している。
  3. 「すぐに、劇的に変わりたい!」と思っている人: 「一瞬で、人生が良くなる方法があるはず!」って、どこかで信じていて、すごい成功体験とか、不思議な体験に、強く憧れている。
  4. 「すごい人」の言うことを、信じやすい人: 「大学の先生」とか「特別な力がある人」「大成功した人」みたいな肩書きに弱くて、その人の言うことを、あまり疑わずに信じてしまいやすい。
  5. 情報を、そのまま鵜呑みにしやすい人: ネットやSNSで見た情報を、「きっと本当なんだ」って、すぐに信じてしまって、自分で「それって本当かな?」って裏付けを取ろうとしない。

「こういう特徴を持っている人は、まるで、ピッタリ合う鍵と鍵穴みたいに、『集団催眠』の状態に、すーっと引き込まれてしまう可能性が高いんです。一度ハマってしまうと、なかなか自分の力だけでは抜け出しにくくなるので、周りの人が早めに気づいて、サポートしてあげることが、とても重要になりますね。」

4-2. 【経済の専門家より】MLM市場3兆円!? 新しいタイプの「危ない仕組み」

 「ネットワークビジネス、いわゆるMLM(マルチ・レベル・マーケティング)って、ここ数年、世界中で、ものすごい勢いで市場が大きくなっているんです。一説には、3兆円を超える規模になっているとも言われています。特に、コロナ禍以降、オンラインやSNSを使った誘い方が当たり前になって、始めるためのハードルがすごく下がったことも、その理由の一つですね。 でも、最近のMLMには、新しい、そしてちょっと心配な傾向が見られます。」

  • 「スピリチュアル」や「自己啓発」と、くっついちゃってる: 今までのMLMって、「健康食品」とか「化粧品」を売るのが中心でしたよね。でも最近は、「これを買えば、あなたの魂が目覚めますよ!」とか、「特別なエネルギーが手に入りますよ!」みたいに、スピリチュアルな要素や、自己啓発セミナーみたいなものとセットで、商品を売るビジネスが、すごく増えているんです。エリコエフダイヤ会は、まさにその代表的な例と言えるでしょう。
  • AIが、誘い文句を考えてくれる!?: DMを自動で送ったり、どんな人に声をかければ反応が良いか分析したり…AI(人工知能)を使って、すごく効率的に、しかもターゲットを絞って勧誘する、なんていうモデルも登場しています。SNSの仕組みをうまく利用して、「バズらせて→広めて→誘う」っていう、新しいやり方も出てきているんです。
  • 何が危ないの?:「社会の信用」が壊れちゃうかも: MLMビジネスが大きくなればなるほど、もし何か問題が起きた時の影響も、すごく大きくなります。参加した人がお金で困る、というだけでなく、社会全体の不安を煽ったり、場合によっては、国際的な問題(紛争ダイヤのウワサみたいに)にまで繋がってしまう可能性だってあるんです。

「このままMLMが、野放図に大きくなっていくと、たくさんの人が借金を抱えたり、社会が不安定になったりして、昔あったような、大きな経済問題(第二の金融バブル崩壊みたいな)を引き起こす危険だってありますよ」と、経済の専門家は警鐘を鳴らしていました。

4-3. 【法律の専門家より】訴訟は増えてるけど…勝つのは難しい?

「2024年から2025年にかけて、エリコエフダイヤ会のようなネットワークビジネスに関する裁判(訴訟)が、すごく増えています。でも、正直なところ、被害を受けた人がお金を取り戻す(賠償請求する)のは、なかなかハードルが高い、というのが現状です。」

  • 契約書が、法律ギリギリ?: 契約書に書かれている言葉が、わざと曖昧にされていたり、誘われた時に聞いた話と違っていたりしても、「法律違反だ!」って、はっきり証明するのが難しいことが多いんです。
  • 「証拠」が、なかなか残らない: 誘われた時の会話を録音していたり、詳しいやり取りを書面で残していたりしないと、「言った」「言わない」の水掛け論になってしまって、被害を受けた側の主張だけでは、裁判所を納得させるのが難しいんです。
  • スピリチュアルな話、法律では判断しにくい…: 「神様と話せるようになる」とか「特別なエネルギーをもらえる」みたいな話って、法律の世界では、「それって本当なの?」って証明するのが、すごく難しいんですね。

「でも、諦めないでください。最近は、被害を受けた人たちがSNSなどで繋がって、情報を共有したり、一緒に裁判を起こしたり(集団訴訟)するケースが増えています。『クーリングオフ(契約解除)を邪魔された!』とか、『嘘の説明で、誤解させられた!』ということが、証拠でしっかり示せれば、お金を取り戻せる可能性は、十分にありますよ」と、弁護士さんは指摘していました。

4-4. 【宗教の専門家より】これって、新しい「宗教」の形なの?

「宗教学を研究している立場から見ると、エリコエフダイヤ会のような『スピリチュアルMLM』は、過去に問題になった新興宗教と、驚くほど似ている点がたくさんあるんです。」

  • リーダーが、まるで「神様」みたいに: 宗教でいう「教祖様」みたいに、MLMのトップの人や、代表者が、メンバーから絶対的な存在として崇められている。
  • お金を出すことで「救われる」?: お金を払うこと(会費や商品購入)が、「幸せになれる」「成功できる」ことに繋がる、という考え方。これは、宗教の「お布施」や「徳を積む」という考え方と、すごく似ていますよね。
  • 「私たちだけが正しい」という考え方: 組織の外の人たちを、「間違っている」「レベルが低い」みたいに言って、組織の中の結束を強めようとする。

「『魂が救われる』っていうスピリチュアルな魅力と、『お金持ちになれる』っていう経済的な利益。この2つを組み合わせることで、参加者は組織にすごく強く惹きつけられて、抜け出しにくくなってしまうんです。しかも、宗教法人と違って、MLMの会社は、税金のこととか、国の監督とかが、そこまで厳しくない場合が多い。だから、より自由に活動を広げやすい、という点も、心配なところですね」と、宗教学者の先生は説明していました。


専門家の先生たちの話をまとめると…

  • 【心理学】 特定の心の状態にある人が、集団の力に引き込まれやすい。
  • 【経済】 MLM市場は大きくなっているけど、スピリチュアルとSNSを組み合わせた新しい形は、社会にとって危険な面も。
  • 【法律】 裁判は増えているけど、証拠や法律の解釈が難しくて、簡単には勝てない。
  • 【宗教学】 新興宗教とすごく似ていて、「カルト化」する危険性も。

どの専門家も、「エリコエフダイヤ会のような組織は、今までのネットワークビジネスとも、宗教とも少し違う、新しいタイプのリスクをたくさん抱えている」という点で、意見が一致していました。 次の章では、いよいよ、実際に被害を受けた人たちの、もっとリアルな声や、どうやってその状況から抜け出そうとしているのか、というお話に、さらに深く迫っていきます。あなたや、あなたの周りの大切な人を守るためにも、ぜひ、この先も読み進めてくださいね。

第5章:世界でも起きてる!海外の「スピリチュアルMLM」の事例

エリコエフダイヤ会のように、「スピリチュアルな教え」と「ネットワークビジネス(MLM)」を組み合わせるやり方って、実は日本だけの話じゃないんです。世界に目を向けてみると、同じようなグループがたくさんあって、中には、すごく大きな事件になったり、法律で厳しく取り締まられたりしたケースもあるんですよ。 ここでは、アメリカ、中国、そしてヨーロッパ(EU)での事例を見ていきながら、エリコエフダイヤ会のような「スピリチュアルMLM」が、これからどうなっていく可能性があるのか、一緒に考えてみましょう。

5-1. アメリカの「NXIVM事件」:エリコエフの未来を映す鏡?

アメリカで、社会に大きな衝撃を与えた「NXIVM(ネクセウム)事件」って、聞いたことありますか? 表向きは、「自己啓発セミナー」とか「ビジネスのお手伝い」をする、すごく評判の良い団体に見えたんです。でも、その裏では、カリスマ的なリーダーが、特に女性の参加者を精神的に支配して、性的な関係を強要したり、多額のお金を巻き上げたりしていた…という、本当にひどい事件でした。

このNXIVMと、エリコエフダイヤ会(や、他のスピリチュアルMLM)には、こんな共通点がある、と指摘されています。

  • リーダーが「神様」みたいに崇められている: NXIVMのキース・ラニエールも、エリコエフダイヤ会の片山エリコさんも、メンバーにとっては、まるで絶対的な存在。
  • 秘密の「上のクラス」がある?: 一般のメンバーには知らされていない、特別なグループがあって、そこに入ると、もっと過激なこと(時には違法なことも…)を要求されたりして、どんどん抜け出せなくなる。
  • 高すぎるセミナー代と、心への依存: 「これを学べば、あなたは変われる!」「もっと霊的に成長できる!」って言って、どんどん高いセミナーを受けさせて、精神的に依存させていくやり方。

アメリカでは、このNXIVM事件がきっかけになって、警察や司法当局が協力して、リーダーたちは逮捕され、たくさんの被害者が集まって裁判(集団訴訟)を起こしました。これは、社会全体が「これはおかしい!」と声を上げ、法律もしっかり対応した結果と言えます。 この事件は、もしかしたら、日本のエリコエフダイヤ会のような組織に対しても、将来、同じような厳しい対応(訴訟や行政処分など)が行われる可能性がある、ということを教えてくれているのかもしれませんね。

5-2. 中国での「霊修ビジネス」摘発:日本より厳しい規制から学ぶこと

お隣の中国でも、経済がすごく発展した時期に、「霊修(れいしゅう)ビジネス」と呼ばれる、スピリチュアル系のサービスが、ものすごく流行ったことがあったそうです。でも、ここ数年、中国政府が「これは問題だ!」と、すごく力を入れて取り締まりを行いました。その結果、大きなグループやMLM団体が、次々と閉鎖させられたり、関係者が逮捕されたりした、という例もあるんです。

  • 国の管理が、すごく厳しい: 中国では、国が宗教的な活動やマルチ商法に対して、すごく厳しく管理しています。国の許可なく、スピリチュアルな活動を広めようとすると、「違法なビジネス」と見なされやすいんですね。
  • どんな手口が多かった?: 「私は特別な力がある聖人です!」みたいに偽って、効果があるか分からない高額な商品を売りつける、といった手口が多く、たくさんの人が被害に遭っていたようです。
  • 社会全体で「危ない!」という認識に: 中国政府は、テレビや新聞などを通じて、被害の状況を詳しく国民に伝えました。その結果、「霊修ビジネスって、危ないものなんだ」という認識が、社会全体に広まったそうです。

結果として、中国では、日本よりも一足先に、「スピリチュアルMLM」に対して、すごく厳しい態度で臨むようになったんですね。日本では、まだそこまでの大きな動きがないからこそ、エリコエフダイヤ会のような組織が、活動を広げやすい環境がある、と言えるのかもしれません。

5-3. ヨーロッパ(EU)の「消費者保護」は、すごく手厚い!

ヨーロッパ連合(EU)では、「消費者を守る」という考え方が、すごく大切にされています。だから、「ウソや、大げさな広告」とか、「断りにくい、強引な誘い方」に対して、すごく厳しいルールがあるんです。

  • 「ズルい商売」には、高い罰金!: もし、ウソの宣伝をしたり、マルチ商法みたいな怪しい仕組みでお金を集めたりしていることが分かったら、何千万円、何億円っていう、すごく高い罰金が科せられることもあるんですって!
  • クーリングオフより強力?「考える時間」: 日本のクーリングオフ制度よりも、もっと手厚い仕組みがあって、契約した後でも、一定期間内なら、「やっぱりやめます」って、理由を言わなくても契約をやめられて、払ったお金も返してもらえる、というルールがあるんです。
  • EU全体で、同じルール: EUの中の国なら、どこで問題が起きても、基本的には同じルールで対応してくれるので、安心感がありますね。

日本の法律(特定商取引法)と比べると、EUの「消費者を守る法律」は、はるかに強力。だから、エリコエフダイヤ会みたいな、「大げさな広告」や「スピリチュアルな要素」を強く打ち出すビジネスは、EUでは、そもそも活動するのがすごく難しいでしょうね。 逆に言うと、日本では、まだその辺りのルールがEUほど厳しくないからこそ、「グレーゾーン」と言われるようなビジネスが、成り立ちやすい状況がある、とも言えるのかもしれません。


アメリカ、中国、ヨーロッパ…どの国や地域も、スピリチュアルMLMやマルチ商法に対して、それぞれのやり方で、法的な規制や、社会的な圧力を強めてきた歴史があるんですね。 アメリカのNXIVM事件のように、大きな問題が明るみに出れば、厳しい罰や、たくさんの被害者による訴訟に発展する可能性は、日本でも十分にある、と考えられます。

  • アメリカの例 → 日本でも、大きな裁判や、警察の捜査に繋がるかも?
  • 中国の例 → もし国が本気になったら、一気に活動できなくなるかも?
  • ヨーロッパの例 → 日本の法律も、もっと消費者を守る方向に変わっていくかも?

一方で、今の日本では、まだエリコエフダイヤ会のような組織が、活動を続けられる「隙間」が残っている、とも言えます。これから先、海外の事例を教訓として、日本の法律や社会がどう変わっていくのか、そしてエリコエフダイヤ会がどんな道を辿るのか…。それは、私たち一人ひとりの関心や、行動にかかっているのかもしれませんね。

第6章:最近どうなってる? 政府やSNSの気になる動き(2025年最新)

「エリコエフダイヤ会みたいなグループって、国や、SNSの会社は、何もしないのかな?」 そんな風に、気になっている方もいるかもしれませんね。実は、2025年現在、日本政府(特に消費者庁)や、TikTokみたいな人気のSNSプラットフォームも、この問題に少しずつ動きを見せ始めているんです。ここでは、そんな最新の動向について、4つのポイントから見ていきましょう。

6-1. 消費者庁が、全国調査!「ルール違反かも?」が8割超え!?

2025年に、消費者庁が、マルチ商法とかネットワークビジネスをやっている会社やグループについて、全国的に「ちゃんとルール守ってる?」っていう調査を行ったそうです。その中には、エリコエフダイヤ会と似たような、スピリチュアル系のグループも含まれていたとか。 そして、その調査結果の一部が、ニュースなどで報じられたんですが、ちょっと衝撃的な数字が出ていたんです。

  • 「違反の疑いあり」が、なんと83%!: 消費者庁が調べたグループのうち、「法律(特定商取引法)に違反してるんじゃない?」って疑われたところが、なんと8割を超えていた、というんです!
  • どんな違反が多かったの?: 「誘う時に、ビジネスの勧誘だって、ちゃんと言わない」「商品の説明が、大げさだったり、誤解を招いたりする」「必要以上に、たくさん在庫を買わせようとする」…などなど。
  • スピリチュアル系は、特に要注意?: 「これを買えば、あなたの魂が…」「奇跡が起きます!」みたいに、目に見えない効果を強くアピールして、根拠がよく分からない高額なセミナーなどを売っているグループほど、違反と判断される割合が高かった、という話も。

消費者庁の担当者さんは、「これから、直接会社に立ち入り検査したり、厳しい行政処分も考えていますよ」とコメントしているそうです。これによって、エリコエフダイヤ会のような、ちょっとグレーゾーンに見えるビジネスも、これから厳しくチェックされていく可能性が高まっている、と言えそうですね。

6-2. TikTokが、ルール変更!怪しい「スピリチュアル勧誘動画」は、さようなら?

最近、TikTokで「#大大大大大出世」みたいなハッシュタグをつけて、「あなたも成功者に!」って誘うような動画が、問題になっていましたよね。あれを見て、「なんだか怪しいな…」って感じていた人も多いはず。 それを受けて、TikTokは2025年に、新しいルールと、怪しい動画をAIが見つけ出すシステムを導入したんです!

  • AIが、動画の中身をチェック!: AIが、動画で話している言葉や、表示されている文字、使われているハッシュタグなどを、自動で分析。「これは、ちょっと人の心を操ろうとしているのでは?(マインドコントロール的な表現)」って判断したら、すぐに警告したり、動画を削除したりするようになったんです。
  • 大げさな話や、不思議すぎる話もNGに: 「これをやれば、一瞬で人生が変わる!」「あなたに、特別な力を授けます!」みたいに、何の証拠もないのに、高額な商品やサービスを勧めるような動画も、取り締まりの対象になりました。
  • 違反したら、アカウント停止も厳しく!: 普通のルール違反よりも、もっと厳しいペナルティが用意されて、「これは危ない!」と判断されるような動画を、繰り返し投稿する人は、すぐにアカウントが使えなくなっちゃう(凍結される)ようになったそうです。

この新しいルールのおかげで、エリコエフダイヤ会に関連するような勧誘動画が、たくさん削除される、という出来事も実際に起きたとか。SNSを使って新しいメンバーを増やそうとしていたグループにとっては、これはかなり大きな打撃になっているかもしれませんね。

6-3. 税務署も、動いた!「所得隠し」8億円が明らかに!?

さらに、大きな話題になっているのが、国税局(税務署の、もっと大きな組織ですね)による、大規模な税務調査(査察って言います)です。 エリコエフダイヤ会や、その関連会社も、この調査の対象になっているのでは?というウワサは以前からあったのですが、2025年になって、具体的な数字が報道されました。

  • なんと、3年間で「8億円」も!?: 海外の、お金の流れが分かりにくい口座を使ったり、セミナーで得た収入を、少なく偽って報告したり…そんな手口で、3年間で合計8億円もの所得(もうけ)を隠していた、というんです!
  • 追加で払う税金も、数億円規模に: もちろん、隠していた分には、ペナルティも含めて、後からたくさんの税金(追徴課税)を払わないといけません。
  • 海外との繋がりも、調査中: 前の章で触れた「紛争ダイヤモンド」の取引疑惑や、海外での「スピリチュアルな旅行イベント」の収益なども、税務署は詳しく調べているようです。これから、もっと詳しいことが分かってくるかもしれません。

この「8億円所得隠し」のニュースは、「スピリチュアルな活動」というきれいな言葉の裏で、実際にはどんなビジネスが行われているのか?という実態を、世の中に広く知らせる、大きなきっかけになりました。

6-4. 政治家との「つながり」も…? ちょっと気になるウワサ

最後に、政治の世界との、ちょっと気になる繋がりについても、触れておかなければなりません。 一部のメディアが、「ある与党の国会議員さんの、後援会(応援する人たちの集まり)の名簿に、エリコエフダイヤ会の幹部の名前が、たくさん載っていた!」と報じたんです。

  • 議員さんも、イベントに参加してた?: その名簿には、他の政治関係者の名前もあって、もしかしたら、過去にエリコエフダイヤ会のセミナーに、ゲストとして参加していた可能性も出てきました。
  • お金の繋がりは?: エリコエフダイヤ会のリーダーや幹部の人たちが、政治家のパーティーなどで、たくさんのお金(献金)を渡していた、という証拠がある、なんて話も出てきています。
  • だから、法律が変わらなかったの?: ネットワークビジネスに関する日本の法律が、なかなか厳しくならないのは、もしかしたら、こういう政治家との「特別な関係」が影響しているんじゃないか…? そんな疑いの目が、強まっているんです。

もし、この問題がもっと詳しく追及されたら、エリコエフダイヤ会の、さらに隠された部分や、政治家との具体的な関係が、明らかになるかもしれません。そうなったら、社会全体を揺るがすような、大きな問題になる可能性もありますね。


まとめ:エリコエフダイヤ会、ちょっとピンチかも?

  • 消費者庁の調査 → 違反の疑いが8割超え! これから、もっと厳しくなるかも。
  • TikTokのルール変更 → SNSでの誘い文句が、使いにくくなった!
  • 国税局の調査 → 8億円の所得隠し!? 怪しいお金の流れにもメスが。
  • 政治家とのウワサ → もし本当なら、大スキャンダルに発展するかも。

これらの動きを見ると、エリコエフダイヤ会が、今までのように活動を広げていくのは、かなり難しくなってきている、と言えそうです。 でも、だからといって安心はできません。組織としては、また新しい方法を考え出して、もっと巧妙に活動を続けようとする可能性もあります。 だからこそ、私たち一人ひとりが、正しい情報をちゃんと知って、「自分は大丈夫」と過信せず、気をつける意識を持つことが、やっぱりすごく大切なんですね。

第7章:100人の悲痛な声…「人生が狂ってしまった」リアルな体験談

エリコエフダイヤ会の「あなたも成功できる!」「幸せになれる!」…そんな甘い言葉を信じて参加したけれど、待っていたのは、想像もしなかった苦しい現実だった――。 残念ながら、そんな経験をした人が、後を絶たないと言われています。 この章では、実際に被害に遭った、あるいはそう感じている100人以上の人たちの「声」をもとに、その深刻な実態を、少しだけお伝えしたいと思います。 お金のこと、家族のこと、そして心や体のこと…。どんな風に、日常が壊れていってしまったのか。そして、そこから、どうやって立ち直ろうとしているのか。少し、耳を傾けてみてください。

7-1. 気づけば「借金地獄」… 平均420万円の重荷

「これを買えば、もっとポイントが貯まるよ!」 「ランクアップのためには、今、まとめ買いするのが一番!」 「このセミナーを受ければ、月収100万円も夢じゃない!」

そんな風に勧められて、断り切れずに、たくさんの在庫(ノニジュースやサプリなど)を抱えてしまったり、次から次へと高額なセミナーにお金をつぎ込んでしまったり…。 その結果、多くの人が、平均で420万円もの借金を背負ってしまう、という衝撃的なデータもあるんです。

  • 部屋が在庫で埋まっていく…: 「使いきれないほどのノニジュースやサプリが、部屋の隅に山積みになってるんです…」そんな声がたくさん聞かれます。
  • セミナー代で、カードが限界に…: 「神との対話」「特別指導」…名前だけはすごそうなセミナーに、次々とお金を払い続け、気づけばクレジットカードの利用限度額を超えてしまっていた…。
  • 最後は、家族や友達に…: どうしようもなくなって、家族や親しい友達に頭を下げてお金を借りたけれど、返す当てもなく、大切な人との関係まで、ギクシャクしてしまった…。

ある方は、「毎月、お給料日になると、カード会社と、お金を借りた先への返済計画を立てるのに必死です。こんなはずじゃなかったのに…」と、涙ながらに話してくれました。自己破産寸前、という方も、決して少なくないのです。

7-2. 大切な家族が、バラバラに…「ママじゃない」と言われた日

お金の問題以上に、心に深い傷を残すのが、人間関係の崩壊です。特に、一番身近なはずの家族との関係が、壊れてしまうケースが、とても多く報告されています。

  • 家にいる時間がない…: 週末は、エリコエフダイヤ会のイベントや勧誘活動。平日の夜も、オンラインの説明会…。家族のために頑張っているつもりが、気づけば、家事や育児に参加する時間が、ほとんどなくなっていた。
  • 子どもの、悲しいサイン: 「ママ、またお出かけ?」「全然、一緒に遊んでくれないじゃん…」そんな子どもの不満や寂しさに、気づいてあげられなかった。
  • 「あなたは分かってない!」家族との溝: 心配した家族が「その会、ちょっとおかしいんじゃない?」「もう辞めたほうがいいよ」とアドバイスしても、「あなたには、この素晴らしさが分からないのよ!」「レベルが低いから理解できないの!」と、聞く耳を持たずに言い返してしまう…。それが、夫婦関係や親子関係に、決定的な亀裂を入れてしまうことも。

あるお母さんは、「『ママじゃない!』って、子どもに泣きながら言われた日のことを、一生忘れられません…。セミナーでは、『子どもの幸せのためですよ』って言われたのに、実際には、子どもとの間に、もう元には戻れないかもしれない深い溝を作ってしまったんです…」と、声を詰まらせていました。

7-3. 健康になるはずが… 体調を崩してしまった人も

エリコエフダイヤ会が勧める商品には、ノニジュースやサプリメントなど、「これを飲めば、もっと健康になれる!」と謳うものがたくさんあります。でも、それを信じすぎて、間違った使い方をしてしまった結果、逆に体調を崩してしまった、という例もあるんです。

  • ノニジュース、飲みすぎ!?: 「もっとたくさん飲めば、もっとすごい力が手に入る!」なんて言われて、一日に何リットルも飲んでしまい、肝臓の機能が急に悪くなってしまった…という報告も。
  • サプリの組み合わせ、大丈夫?: 「色々なサプリを一緒に摂れば、もっと効果が上がるよ!」と勧められて、ビタミンやミネラルを、必要以上にたくさん摂りすぎてしまい、肝臓や腎臓に大きな負担をかけてしまった…というケースも。
  • お医者さんも困惑…: 体調が悪くなって病院に行っても、お医者さんに「エリコエフダイヤ会の〇〇を飲んでいて…」と話しても、「うーん、それは医薬品として認められていないので、詳しいことは分かりませんね…」と言われてしまうことも。結局、原因がはっきりしないまま、「生活習慣を見直しましょう」としか言われなかった、という人も。

「健康になりたくて始めたのに、病院通いの日々になってしまった」「救急車で運ばれて、初めて『この商品、本当に大丈夫なのかな?』って疑問を持った」…そんな、皮肉で悲しい声も、実際に聞かれるのです。

7-4. でも、諦めないで!「立ち直るための道」もある

こんなにも辛い経験をしても、そこから立ち直り、新しい人生を歩み始めている人たちもいます。いくつかのNPO(非営利団体)や、専門家(弁護士さん、カウンセラーさんなど)のグループが、被害を受けた人たちを、心と経済の両面からサポートする取り組みを進めているんです。

  • 心のケア:「洗脳」からの解放: 心理カウンセラーさんなどが協力して、セミナーなどで植え付けられてしまった偏った考え方を、少しずつ修正していくためのプログラムを提供しています。「自分を取り戻す」ための、大切なサポートです。
  • お金の問題:借金からの再スタート: 弁護士さんや司法書士さんが、借金の整理(自己破産の手続きなど)を手伝ってくれたり、払ってしまったお金を取り戻すための交渉(クーリングオフの適用など)をしてくれたりします。
  • 壊れた関係を、もう一度…: 家族との関係が、修復不可能なほど壊れてしまった…と思っても、専門家が間に入ることで、時間をかけて、少しずつ関係を修復できた、という例も報告されています。

実際に、こうしたサポートを受けて立ち直った元会員の方は、「本当に地獄のような毎日だったけど、抜け出すことができた」と語り、今度は「自分と同じように苦しんでいる人を助けたい」と、支援活動に参加しているケースもあるそうです。 こうしたサポートの輪が、もっともっと広がっていくことが、今、本当に求められています。


まとめ:被害者の声は、決して他人事ではない

この章では、エリコエフダイヤ会によって、人生が大きく変わってしまった人たちの、リアルな声をお届けしました。 莫大な借金、家族との別れ、そして心や体の不調…。どれも、簡単に元通りにすることは難しい、本当に深刻な問題ばかりです。

でも、同時に、どんなに辛い状況でも、助けを求めれば、立ち直るための道がちゃんと用意されている、ということも、忘れないでください。 次の章では、もっと具体的に、「どうやって会を辞めるか」「法律的に、どんなことができるか」「周りの人は、どうやってサポートできるか」ということについて、深く掘り下げていきます。あなたの、そしてあなたの大切な人の人生を守るために、知っておいてほしい情報です。

第8章:自分と大切な人を守る!最新対策マニュアル

エリコエフダイヤ会や、それと似たような「スピリチュアルMLM」と呼ばれるグループから、自分自身や、大切な家族、友人を守るためには、どうしたら良いのでしょうか? ここでは、「もしかして、誘われているかも?」と気づくためのサインから、もし関わってしまった場合の法的な対処法、そして、もし家族がハマってしまった時の接し方まで、「いざ!」という時に役立つ、実践的な知識をまとめました。被害を未然に防いだり、もしもの時に被害を最小限に抑えたりするためにも、ぜひ参考にしてくださいね。

8-1. 怪しい誘い? 7つのサインで見抜こう! (SNSプロフィール分析)

最近は、SNSを通して、知らないうちに勧誘されている…なんてことも。もし、あなたの周りや、あなた自身に、こんな人が近づいてきたら、ちょっとだけ注意が必要かもしれません。

  1. プロフィールが、なんだかキラキラしすぎ!: 「月収〇〇万円達成!」「自由なライフスタイルを満喫中!」みたいに、やたらと「成功」や「夢」をアピールしている。
  2. フォロワーは多いけど、中身が薄い?: フォロワーの数はすごく多いのに、投稿内容は当たり障りのないことばかりだったり、「いいね」やコメントの数が、フォロワー数に対して不自然に少なかったり。
  3. 「スピリチュアル」な言葉が、やたらと多い: 「神様と繋がる」「エネルギーを高める」「波動が変われば人生も変わる」…みたいに、科学的な根拠がよく分からない、不思議な言葉をたくさん使っている。
  4. 高級ブランド品や、海外旅行の写真ばっかり!: どうやって稼いでいるのか、具体的な説明はないのに、「こんなにリッチですよ!」っていう写真ばかりを見せてくる。
  5. 投稿する回数が、異常に多い!: 短い期間に、何度も何度も同じような内容の投稿をして、あなたのタイムラインを埋め尽くそうとしてくる(無意識に刷り込もうとしているのかも?)。
  6. DMやコメントで、しつこく連絡してくる: 「一緒に成功しませんか?」「今がチャンスですよ!」みたいに、何度もメッセージを送ってきて、会おうとしたり、セミナーに誘おうとしたりする。
  7. 派手なハッシュタグで、目を引こうとしている: 「#大大大大大出世」「#奇跡体験」「#人生逆転」みたいに、大げさで、ちょっと変わったハッシュタグをたくさん使っている。

これらのサインが、いくつか重なっていたら、「あれ?」って思ってみてください。その人の過去の投稿なども、じっくり見てみて、もし不審な点を感じたら、早めに距離を置くのが賢明かもしれませんね。

8-2. もし誘われたら? 法律を味方につける方法

もし、実際に勧誘を受けてしまったり、あるいは、もう契約してしまったりした場合でも、大丈夫。ちゃんと法律を味方につける方法がありますよ。

  • 大事なのは「証拠」!録音や記録を忘れずに: もし、勧誘を受けている時に、「これは、ちょっとおかしいな」と感じたら、スマートフォンの録音機能を使ってみましょう。できれば、相手に気づかれないように録音すると、後で「言った、言わない」となった時に、すごく強力な証拠になります。メールやSNSでのやり取りも、絶対に消さずに、スクリーンショットなどで保存しておきましょう。
  • 書類は、全部とっておく!: 契約書はもちろん、もらったパンフレット、お金を払った時の領収書など、関連する書類は、絶対に捨てずに、大切に保管しておいてください。
  • 「クーリングオフ」できるかも?確認しよう!: 契約してから一定期間内(マルチ商法なら20日間)なら、理由なく契約をやめられる「クーリングオフ」という制度があります。もし、契約書に不備があったり、勧誘の時にウソの説明があったりした場合は、期間を過ぎていても契約を取り消せる可能性があるので、諦めずに専門家(消費生活センターや弁護士さん)に相談してみましょう。
  • 「やめます!」という意思は、書面でハッキリと!: 契約をやめたい、という気持ちを伝える時は、口頭だけでなく、「内容証明郵便」という特別な郵便で、書面を送るのが一番確実です。いつ、誰が、どんな内容の手紙を送ったか、郵便局が証明してくれるので、これも強力な証拠になります。書き方が分からなければ、弁護士さんや司法書士さんにお願いするとスムーズですよ。

☆一番大切なこと☆ 「とにかく証拠を集めて、冷静に行動する!」 これに尽きます。相手の勢いに飲まれずに、落ち着いて、法律という強い味方と一緒に対応しましょう。

8-3. もし、大切な家族がハマってしまったら…?

「お母さんが、なんだか怪しいグループに…」「旦那さんが、スピリチュアルな話ばかりするように…」 家族が巻き込まれてしまった時の対応は、本当に難しくて、デリケートな問題ですよね。専門家の方々の意見を参考に、こんな風に接してみてはどうでしょうか。

  • 頭ごなしに否定したり、バカにしたりするのは、絶対にNG!: 「そんなの、おかしいよ!」「騙されてるんじゃないの!?」って、強く否定したり、バカにしたりすると、相手は心を閉ざして、ますます組織に頼ってしまう可能性が高いんです。逆効果になってしまうことが多いので、絶対にやめましょう。
  • 興味があるフリ(?)をしつつ、冷静に質問してみる: 「へぇ、それってどんな良いことがあるの?」「実際に、どれくらい収入は増えたの?」みたいに、まずは相手の話に耳を傾ける姿勢を見せながら、冷静に、具体的な質問を投げかけてみましょう。そうすることで、相手自身が「あれ?言ってることと、現実が違うかも…」って、矛盾に気づくきっかけを作れるかもしれません。
  • 家族みんなで、話し合う場を設ける: ご本人だけでなく、他の家族や、信頼できる親戚、友人なども交えて、みんなで話し合う機会を作ってみましょう。その際は、感情的にならずに、「こういう点が心配なんだよ」「こういうリスクがあるんじゃないかな?」と、客観的な情報を元に、落ち着いて伝えることが大切です。
  • 専門家の力を借りる!: カルト問題や、ネットワークビジネスのトラブルに詳しい相談窓口(NPOや弁護士さん、カウンセラーさんなど)に、一緒に行ってみる、というのも、すごく有効な方法です。第三者の客観的な意見を聞くことで、本人が「もしかしたら、自分の考えは偏っていたのかも…」って、冷静さを取り戻しやすくなります。

「洗脳」とまで言われるような状態から抜け出すには、時間がかかることが多いです。焦らず、根気強く、愛情を持ってサポートし続ける姿勢が、何よりも大切だと、専門家は言っています。

8-4. 被害に遭ってしまった…でも、諦めないで!頼れる場所があります

もし、すでにお金や、人間関係で、大きな被害を受けてしまっていても、どうか一人で絶望しないでください。あなたを助けてくれる制度や、相談できる場所が、ちゃんとあります。

  • お金の心配:「弁護士費用」を助けてくれる制度も: 「裁判したいけど、弁護士さんにお願いするお金がない…」そんな時でも、国や自治体、弁護士会などが、費用の一部を援助してくれる制度(法テラスの民事法律扶助など)があります。まずは、お住まいの地域の消費生活センターや、法テラスに相談してみてください。無料相談もありますよ。
  • 心のケア:「洗脳」から心を回復させるサポート: マインドコントロールや洗脳から抜け出すための、専門的なカウンセリングを行っているNPO法人などが増えています。宗教やカルトの問題に詳しい団体や、DV被害などの相談窓口で、一緒に対応してくれるケースもあります。
  • 一人じゃない! 仲間と繋がる場所: 同じような辛い経験をした人たちが集まる「被害者の会」や、サポートグループもあります。そこで、情報交換したり、お互いに励まし合ったりすることで、「私だけじゃなかったんだ」って、孤立感が和らぎ、前を向く力をもらえるかもしれません。集団で裁判を起こす場合などにも、大きな支えになります。

「もう、どうしようもない…」って思えるような状況でも、たくさんの人が、こうしたサポートを受けて、ちゃんと立ち直り、穏やかな生活を取り戻しています。諦めずに、適切な助けを求めて、早めに行動することが、何よりも大切ですよ。


まとめ:あなたと大切な人を守るために

この章では、怪しい勧誘を見抜くためのヒントや、もしもの時のための法律的な対処法、そして家族が巻き込まれた場合の接し方まで、具体的な対策をお伝えしました。

  • 見抜く!: SNSでの怪しいサインに気づいて、早めに距離をとる。
  • 戦う!: 証拠を集めて、法律を味方につけて、冷静に対応する。
  • 守る!: 家族がハマってしまっても、頭ごなしに否定せず、根気強く、専門家の力も借りる。
  • 立ち直る!: 被害を受けても諦めず、公的な支援や専門家のサポートを頼る。

被害を最小限に抑えて、一人でも多くの人が、安心して暮らせるように。ここで紹介した対策が、少しでもお役に立てば、そして、周りの人にも伝えていただけたら、とても嬉しいです。 次の章では、これから先の社会で、エリコエフダイヤ会のような問題がどうなっていくのか、その未来について、少し考えてみたいと思います。

第9章:これからどうなる? 2026年~2030年の未来シナリオ

エリコエフダイヤ会をめぐる最近の気になる動き(消費者庁の調査とか、SNSの規制とか、税務調査とか…)を見ていると、「これから、このグループ、どうなっちゃうんだろう?」って、気になりますよね。専門家の人たちは、2026年以降の数年間で、大きな変化が起こる可能性が高い、と見ているようです。 ここでは、「法律がもっと厳しくなるかも?」「AIが、組織の動きを暴いちゃう?」「形を変えて、また新しいのが出てくる?」という3つの視点から、エリコエフダイヤ会が、これからどんな道を辿るかもしれないか、その未来のシナリオを、一緒に予測してみましょう。

9-1. もっとルールが厳しくなる? 事業を続けられるかの分かれ道

今、消費者庁などが調査を強化している動きが、これからもっと本格化して、法律自体が変わっていくかもしれません。具体的には、2026年から2028年くらいにかけて、こんな変化が起こるかも?と言われています。

  • 法律(特定商取引法)が変わるかも?:
    • 「スピリチュアルな力で…」「あなたのエネルギーが…」みたいな、目に見えない、科学的な根拠を示しにくい方法で商品を売ったり、人を誘ったりするやり方に対して、「もっとちゃんと、分かりやすく説明しなさい!」っていう、厳しいルールができるかもしれません。
    • 「マルチ商法」と「宗教的な活動」の境目を、もっとはっきりさせて、スピリチュアルな要素が強いビジネスには、特別なルールを設ける、なんて案も考えられているとか。
  • 「消費者を守る力」が、もっと強くなるかも?:
    • ヨーロッパ(EU)みたいに、もしウソの広告や、ルール違反の勧誘が見つかったら、会社や代表者に、すごく高い罰金や、損害賠償を支払わせる仕組みが、日本でも強化されるかもしれません。
    • 被害を受けた人たちが、もっと簡単に、みんなで一緒に裁判を起こせる(集団訴訟)ようになる可能性も。
  • 行政の「待った!」が、もっと速くなるかも?: もし、違法な勧誘が見つかったら、消費者庁などが、すぐに「その取引、一旦停止しなさい!」って命令を出せるような、もっとスピーディーな対応ができる制度が検討されているそうです。

もし、こんな風に法律がちゃんと整備されたら、エリコエフダイヤ会のような、ちょっとグレーゾーンに見える「スピリチュアルMLM」は、今までのように活動を続けるのが、すごく難しくなるでしょうね、と法律の専門家は言っています。 …ただ、もしかしたら、政治的な力を使って、うまく規制をすり抜ける方法を探す、なんて可能性もゼロではないかも…? どっちに転ぶかは、まだ分からない、というのが正直なところかもしれません。

9-2. AIが、組織の動きを「丸裸」にしちゃう? 次のターゲットはどこ?

最近、AI(人工知能)が、SNSでの情報の広まり方とか、マルチ商法の人の繋がりとかを、たくさんのデータから分析する技術が、すごく進んでいるんですって。その分析によると、エリコエフダイヤ会の広がり方には、こんな特徴がある、と指摘されています。

  • 狙うは「地方都市」?: 東京や大阪みたいな大都市では、もう批判の声も多いし、人も飽和気味…。だから、まだあまり知られていない地方の街に、集中的に勧誘をかけている、というパターン。地域の繋がりが強い場所ほど、一人から口コミで広がりやすい、という狙いもあるようです。
  • 「ネット」と「リアル」の合わせ技: オンラインのセミナーだけじゃなくて、実際に地方のホールとか集会所を借りて、「リアルなイベント」を定期的に開いて、地域の人たちを巻き込もうとする。
  • SNSアカウントは「使い捨て」?: アカウントが問題視されて凍結される前に、短期間で、わーっと人を集めて、ある程度集まったら、そのアカウントは消して、また新しいアカウントで…という、まるでゲリラ戦のようなやり方をしている、という分析も。

AIの分析レポートによると、「これから、エリコエフダイヤ会が狙う可能性が高いのは、人口が10万人から50万人くらいの、地方の中心的な都市じゃないか?」と言われています。大きな都市よりも、人の繋がりが密な地方の方が、短期間でメンバーを増やしやすい、と考えているのかもしれませんね。

9-3. 形を変えて、また現れる? 「第2のエリコエフ」の可能性

一方で、たとえエリコエフダイヤ会が、法律の規制や社会からの批判で、活動が難しくなったとしても…それで終わり、ではないかもしれません。「第2、第3のエリコエフ」のような、新しいグループが生まれてくるリスクは、常にあるんです。 特に、これから注目されるのは、**「AI」×「スピリチュアル」×「マルチ商法」**といった、新しい技術を組み合わせた、ハイブリッドなビジネスかもしれません。

  • 仮想空間(メタバース)で、勧誘?: 現実の世界での監視が厳しくなればなるほど、「メタバース」みたいなインターネット上の仮想空間で、セミナーを開いたり、儀式を行ったり、商品を売ったり…そういう、法律の目が届きにくい場所での活動が増えるかも?
  • 「仮想通貨」や「NFT」と、くっついちゃう?: 「特別なエネルギーが込められたNFT(デジタルアート)」とか、「これを買えば、あなたの意識が変わるトークン(仮想通貨みたいなもの)」とか…。そういう、新しい形の「デジタル資産」を、マルチ商法的に売る、なんていうシナリオも考えられます。
  • 海外に「お引越し」しちゃう?: 日本での活動が難しくなったら、会社自体は海外に移して、そこからオンラインで、日本の人たちを誘う、という手口。これは、昔から、他のMLMでもよく見られたパターンです。

つまり、エリコエフダイヤ会という「形」はなくなったとしても、テクノロジーを悪用した**「第2の波(セカンドウェーブ)」**がやってくるんじゃないか…それが、一部の専門家が心配していることなんです。「魔法みたいに、楽して人生を変えたい!」っていう、人間の心の隙間を狙ったビジネスは、形を変えながら、これからも現れ続けるのかもしれませんね…。


まとめ:これから、どうなる? どうする?

  • 法律は、厳しくなるかも?: もしそうなれば、エリコエフダイヤ会は、大きな転換点を迎えるはず。でも、どうなるかは、まだ分からない。
  • AIが、動きを暴く?: 組織が、どんな風に、どこに広がろうとしているのか、AIの分析で、だんだん見えてきている。油断していると、あなたの街にも…?
  • 新しい形のが、出てくるかも?: テクノロジーとスピリチュアルを組み合わせた、もっと巧妙なビジネスが現れる可能性も。

だから、私たちにできることは、常に新しい情報を知ろうとすること、怪しい動きに「あれ?」と気づけるアンテナを張ること、そして、社会全体で、ちゃんと対策を進めていくこと。 エリコエフダイヤ会が、また形を変えて現れる前に、私たち一人ひとりが、そして社会全体が、賢く、そして強くならなければいけない、ということなのかもしれませんね。

第10章:【最終結論】あなたが、今すぐできること3つ

ここまで、エリコエフダイヤ会について、その成り立ちから、気になる点、被害の声、そして未来の予測まで、色々な角度から見てきました。 この問題は、単に「どこか遠くの、怪しいグループの話」ではありません。もしかしたら、あなたのすぐそばにも、同じような悩みを抱えている人がいるかもしれないし、あなた自身が、知らないうちに巻き込まれてしまう可能性だって、ゼロではないんです。

だからこそ、最後に、この記事を読んでくださったあなたが、今日からできる、具体的な3つの行動を提案させてください。これは、あなた自身を守るため、そして、これ以上、悲しい被害が広がらないようにするために、私たち一人ひとりができる、大切なことです。

10-1. まずはチェック!「私や周りの人は、大丈夫かな?」危険度診断

「もしかして、私の知り合いが…?」「私自身、ちょっと心当たりがあるかも…?」 そんな風に感じたら、この簡単なチェックシートで、危険度をサッと確認してみてください。もし、5つ以上当てはまるようなら、少し注意が必要かもしれません。

□ SNSやLINEで、「すごい成功体験」や「スピリチュアルなメッセージ」が、頻繁に送られてくる。 □ 最初に誘われたセミナーの参加費が、すごく高い(数万円以上とか)と感じた。しかも、「早く決めた方がいい!」って急かされた。 □ そのグループの中で、「私たちの言うことを信じない人は、ダメだ」「外の世界は、間違っている」みたいな話が、よく出てくる。 □ 「これをやれば奇跡が起きる!」「神様の力が!」みたいに、具体的な根拠よりも、曖昧だけどすごい効果を強調されることが多い。 □ 売っている商品(ジュースとか、サプリとか)やセミナーの値段が、普通に売られているものと比べて、明らかに高い(2倍以上とか)。 □ 「もっとポイントを貯めるために」「ランクアップのために」って、必要以上にたくさんの在庫(商品)を買うように勧められる。 □ もし家族や友達に「そのグループ、大丈夫?」って心配された時に、「そんなこと言う人とは、もう付き合わなくていい!」って、周りの人から言われた。 □ SNSの投稿とか、誰と連絡を取っているかとか、なんだか組織の人に見られているような気がする。 □ リーダーや代表の人が、まるで「神様」みたいに、特別扱いで崇められている雰囲気がある。 □ 「ちょっと辞めたいんだけど…」「ここが疑問なんだけど…」って言っても、まともに話を聞いてもらえない、または強く引き止められる。

これは、あくまで目安です。でも、もし当てはまる項目が多いほど、「そのグループに、少し頼りすぎている(依存している)」状態や、「冷静な判断がしにくくなっている(洗脳に近い)」状態になっているリスクが高い、と考えられます。 もし、「危ないかも…」と感じたら、一人で悩まず、すぐに信頼できる人(家族、友人など)に相談したり、次のステップで紹介するような、専門的なサポート機関に連絡したりすることを、強くおすすめします。

10-2. ウワサに流されない!「信頼できる情報」を見つけるガイド

被害に遭わないために一番大切なのは、「正しい情報」を、ちゃんと自分で見つけること。キラキラした広告や、周りの人の口コミだけを信じてしまうのは、とっても危険です。じゃあ、どこで信頼できる情報を探せば良いのでしょうか?

  • 国民生活センター・消費生活センター(電話番号:188): 国や、あなたの住んでいる街にある、一番身近な「公式相談窓口」です。商品やサービスに関するトラブルの相談に乗ってくれます。ネットワークビジネスに関する注意情報なども、たくさん持っていますよ。
  • 公的な機関のウェブサイト(消費者庁、厚生労働省など): 法律(特定商取引法とか)や、健康食品に関するルールなど、最新の正確な情報が載っています。消費者向けの分かりやすい資料(パンフレットなど)も、参考になります。
  • 法テラス・弁護士会: もし、法律的なトラブルになってしまった時に、無料で相談できたり、弁護士さんを紹介してもらえたりする場所です。「ネットワークビジネスやカルト問題に詳しい弁護士さん」を探してもらうこともできます。
  • NPOや、カルト問題に取り組む団体: 実際に被害に遭った元メンバーの方や、専門家が運営している団体もあります。そこでは、リアルな体験談を聞けたり、どうやって抜け出すか、どうやって立ち直るか、具体的なアドバイスをもらえたりします。電話やオンラインで相談できるところも多いです。
  • 大学や研究機関のレポート: 宗教学や心理学の専門家が、客観的なデータに基づいて書いた論文や調査レポートは、とても信頼性が高い情報源です。SNSのキラキラした情報とは違って、しっかりとした根拠に基づいています。

これらの情報源を上手に活用すれば、エリコエフダイヤ会のようなグループの実態を、もっと冷静に、そして正確に知ることができて、被害を未然に防ぐための、大きな助けになるはずです。

10-3. 私たちみんなで、できること:社会全体で考えていこう

この問題は、被害を受けた人や、その家族だけの問題ではありません。同じような悲劇が繰り返されないように、私たち社会全体で、考えていく必要があるのではないでしょうか。

  • 学校でも、ちゃんと教えよう!:「情報を正しく見抜く力」 子供の頃から、「SNSでの甘い誘いには、気をつけてね」「マルチ商法って、こういう仕組みなんだよ」って、具体的な例を交えながら、学校で教える機会をもっと増やすべきかもしれません。スピリチュアルな話や、カルト的な考え方に対しても、「それって本当かな?」って、自分で考える力(クリティカルシンキング)を育てることが大切です。
  • 行政や警察は、もっと連携して!: トラブルがたくさん起きている地域や、SNS上での怪しい勧誘活動に対して、もっと早く情報を共有して、注意を呼びかける。法律(特定商取引法)をもっと厳しくして、違反が見つかったら、すぐに活動を止めさせるような、強い措置を取れるようにする。
  • SNSの会社も、もっと責任を!: TikTokやYouTubeなどのプラットフォーム側も、大げさな広告や、危険な誘い文句を見つけたら、もっと早く削除するようなシステムを、さらに強化していく必要があります。ユーザーからの通報にも、もっと迅速に対応するルール作りが求められます。
  • 専門家や、支援団体の繋がりを、もっと強く!: カルト問題に詳しいNPOや、弁護士さんたちが、もっと連携して、被害を受けた人たちを助けたり、社会全体に「こういう危険があるよ!」って知らせたりする活動を、広げていく。オンラインでも、気軽に相談できる窓口を、もっと増やす。

これらの取り組みが進めば、エリコエフダイヤ会のような組織が現れても、大きな被害に繋がらないような、もっと安全な社会を作っていけるかもしれません。 何よりも大切なのは、私たち一人ひとりが、この問題に関心を持って、自分を守るための知識を身につけること。そして、国や企業、専門家が協力して、悪質な商法や、人を不幸にするような活動を、社会からなくしていくことなのです。


さあ、あなたも今日からできることを始めませんか?

  1. まずはセルフチェック! 周りの人にも「最近、変な誘いとか受けてない?」って、声をかけてみて。
  2. 正しい情報を探そう! SNSのキラキラ情報だけじゃなく、公的な機関や専門家の情報を、ちゃんと調べてみよう。
  3. 社会全体で考えよう! この問題を、他人事だと思わずに、周りの人と話したり、できる範囲で声を上げたりすることも大切。

エリコエフダイヤ会のような「スピリチュアルMLM」は、もしかしたら、これからも形を変えて、私たちの前に現れるかもしれません。 だからこそ、あなた自身が学び、自分を守り、そして、誰もが安心して暮らせる社会を目指すための行動を起こすことが、今、求められているのではないでしょうか。

たとえ、それが小さな一歩だとしても、その一歩が、未来を大きく変える力になる――。 この記事が、そのための、ささやかなきっかけとなることを、心から願っています。

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