「バッグを自分で修理することは可能?」
「どのような道具を揃えればいいの?」
「お店に頼んでリペアしてもらったほうがいい?」
プレゼントでもらったバッグや、お金を貯めて買った高級ブランドのバッグは、できれば長く使いたいですよね。機能に問題がなければリペアしてバッグを使い続けるのも1つの手です。
そこで、この記事では、バッグをリペアすべきか迷っている方のために、次の内容を解説していきます。
- バッグをリペアしてくれる業者
- 自分でリペアする方法
- リペアの注意点
- スキルアップの方法
自分でリペアできるようになれば、ボロボロの中古品を蘇らせて再販売する「リペア転売」にもチャレンジできます。
リペアに興味を持っていたら、ぜひ参考にしてみてください。
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バッグをリペアしてくれる業者は主に3種類
クオリティを最優先に考えるなら、バッグを業者に預けてリペアしてもらうことがおすすめです。
主に次の3つの業者で、バッグの修理サービスを受けられます。
- ブランドの正規ショップ
- ブランド品のリペア専門業者
- クリーニング店
お金はかかってしまいますが、ハンドメイドやDIYに自信がない方でも、確実にバッグを直せるでしょう。
それぞれの業者について、特徴を紹介していきます。
1.ブランドの正規ショップ
1番新品に近い状態でバッグをリペアしてくれるのが、ブランドの正規ショップです。
ブランドに所属する職人が、できる限り新品に近い状態へと回復できるよう、最善を尽くしてくれます。
公式サイトの「アフターフォロー」に関するページから申し込みをしたり、デパートなどの直営店にバッグを直接持ち込んだりしましょう。
ただし、そのブランドのバッグしかリペアに出すことはできません。
質を重視したリペアを行っているため、費用が膨らみやすいことがデメリットです。ヴィトンなどのハイブランドでは、購入時よりも高い料金でのリペアになってしまうケースもあります。
2.ブランド品のリペア専門業者
街中にあるリペア業者では、どのようなブランドのバッグでも、リペアを受け付けてくれます。料金はブランドの正規ショップよりも安い傾向があり、リペアの予算が少ない方でも利用しやすいでしょう。
しかしブランド品リペアの専門業者は、公式のロゴや特徴的なパーツを再現することはできません。
業者が勝手にロゴを描いたり刺繍したりするのは、ブランドの肖像権を侵害する行為だからです。
そのためどうしても修復が難しい部分は、非正規のパーツへの取り替えを提案されることがあります。
まずは業者に実物を見せてみて、どこまでのリペアが可能か確かめてもらいましょう。
3.クリーニング店
街中にあるクリーニング店でも、バッグのリペアを受け付けています。提携のリペアショップに仲介してくれたり、工場にいる修理担当者がバッグを直してくれたりするのです。
クリーニング店が得意なのは、布地の穴が空いた箇所やスレをカバーする「かけはぎ」というリペア方法です。
一方でハイブランド品や革製品のリペアには、対応できないケースがあります。その場合、担当者が確認した段階でバッグを差し戻しされるか、専門業者を紹介されることが多いです。
クリーニング店は日常使いするノーブランドのバッグや、リペアが比較的簡単なトートバッグ・エコバッグを直すなど、他の依頼先と使い分けるのがおすすめです。
【自分でできる】バッグの簡単なリペア方法7選
リペアにかけられる予算が少ない方や、せどりなどのビジネスで業者に依頼している時間が惜しいという方は、バッグを自分で修理することも検討しましょう。
手芸ショップやAmazonで簡単に道具を購入できるため、個人でもバッグのリペアは難しくありません。
こちらでは、バッグのリペア方法を具体的に解説していきます。
- ほつれを直す
- 取れたパーツを付ける
- 革に色かけする
- バッグの汚れを落とす
- 革の艶出しをする
- バッグに染み込んだ匂いをとる
- カビを取り除く
転売で多くのブランド品をリペアしてきた僕の、愛用品も一緒に紹介しています。
できそうなことがあったらぜひチャレンジしてみてください。
1.ほつれを直す
縫い目が開いてしまった箇所や、布同士の接着が剥がれてしまった箇所のリペア方法です。
手芸用で売られている接着剤やボンドで、気になるところを付けて直しましょう。針も糸も使わないので、慣れていない方でも挑戦しやすいリペアです。
手芸用品店やホームセンターでよく販売されているのは「裁ほう上手」です。Amazonの「布用ボンド・接着剤」のランキングでも「裁ほう上手」が1位を獲得しています。
また、僕は革用にコニシという会社の「G17」を使っています。
接着剤・ボンドを選ぶ際は、直したい箇所の形にあった商品を選ぶことがおすすめ。
例えば、広い面にササッと行き渡らせたい時はスティック糊のような形状のもの、狭い場所にピンポイントで塗りたい場合は、細いノズルから出てくるものなどを使いましょう。
まち針や洗濯バサミで仮の位置を固定してからボンド・接着剤を塗ると、型崩れせずにピッタリと仕上げられますよ。
2.取れたパーツを付ける
ファスナーを引くためのツマミや、ブランドのエンブレムが取れてしまっても、簡単にリペアできます。
例えば、丸カンという輪っか状の金具で、ファスナー側とツマミをつなげられます。ペンチを使って、輪っかのつなぎ目が目立たないようしっかり固定すれば、素人らしさを感じることはありません。
また、バッグの表面についていたエンブレムは、接着剤で固定できます。液がバッグに垂れたり、位置がずれたりすることが不安であれば、手芸用の両面テープを使うのがおすすめです。
パーツが取れて紛失してしまった際は、手芸用品店でイメージの近い資材を探しましょう。
3.革に色かけする
革バッグが色あせてしまったり、擦れて角が白っぽくなったりした時は、クリームで色かけをしましょう。
僕が使っているのは、SAPHIR(サフィール)社製の「レノベイティングカラー補修クリーム」です。素材となるバッグと近い色のクリームに、さらに絵の具を混ぜるなどして調整します。
色あせをリペアする手順は、色を乗せたい箇所にクリームを薄く伸ばし、乾燥させるだけ。ブラックやブラウンなど、よく使う色を持っておくと安心です。
特に革のスレや色あせは、バッグをくたびれた印象にしてしまいます。クリームで簡単に整えるだけでも、かなりの変化を感じられるでしょう。
4.バッグの汚れを落とす
バッグにしみがついたり、黒ずんだりした時のリペアです。対処方法は、バッグの素材によって変わります。
布バッグの汚れが気になるときには、洗濯表示に沿って、洗濯か手洗いをしましょう。洗濯表示は、バッグの内側にあるタグに書かれたマークから読み取れます。
そのバッグを正しく洗うために「水洗いできるか」や「乾燥機は使えるか」など、取り扱い方が書いてあるので必ず確認してみてください。
マークの読み方は、消費者庁の「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)」のページが参考になります。
「アタック」などの洗濯洗剤は洗浄力が強く、色あせの原因となるので、おしゃれ着用洗剤の「エマール」がおすすめです。また、僕は革バッグの汚れ落としでは「ニューネオクリーナー」で磨いています。
5.革の艶出しをする
革の艶が気になったら、レザー用のワックスでお手入れをしましょう。艶がなくパサっとした印象になるのは、革の乾燥が原因です。
レザー用ワックスで、保湿したり栄養を与えたりすると、乾燥が改善されます。例えば「革の達人」という商品は液に色がついていないため、バッグの色を選ばずに使えます。
ただし、一部の商品はスエードなどの特殊な革には使えないので注意しましょう。
6.バッグに染み込んだ匂いをとる
バッグに嫌な匂いが染み込んでしまったら、除菌用スプレーを使ってサッパリさせましょう。僕はリセッシュEXを使って、匂いのケアをしています。
雑誌の検証企画でも効果を褒められていたこともあり、軽めのタバコ臭程度ならリセッシュEXで改善されます。
ただしリセッシュやファブリーズのような消臭スプレーは、以下のような一部のバッグには使えません。
- 革製品
- 洗濯表示で「水洗い不可」のもの
- 絹やレーヨンといった水に弱い繊維
また、購入するときは香りが強すぎないタイプや無香料の製品を選びましょう。
7.カビを取り除く
白カビであれば、表面を拭き取るだけで落とせることが多いです。
布バッグの場合は、酸素系漂白剤で漬け込んだり、エタノールスプレーをして拭き取ったりすることで見た目が改善します。
塩素系漂白剤は、カビを漂白する効果が高いですが、生地まで脱色されてしまうので利用はおすすめしません。
革バッグなら、革用の洗剤で丸洗いすることを検討しましょう。例えば「革るん」という洗剤に、カビ落としの効果が含まれています。
一方で生地に十字を切ったような見た目の黒カビは根が深く、取り除くことが難しいです。クリーニング店の漂白でも消えない頑固なカビなので、黒カビが生えた中古バッグは購入しないことをおすすめします。
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バッグを自分でリペアする際の注意点
デリケートな素材のバッグもあるため、特に次の点はリペア前に頭に入れておきましょう。
- 合皮のバッグを完全にリペアするのは難しい
- 革バッグに瞬間接着剤は使わない
- 革バッグには水性のニスを使う
それぞれ詳しく説明していきます。
1.合皮のバッグを完全にリペアするのは難しい
合皮(フェイクレザー)のバッグは、リペアで完全に復元することは難しいです。一度劣化し、割れたりボロボロと剥離したりしてしまった合皮は、残念ながら元には戻りません。
合皮は合成樹脂で革風に仕上げただけのもので、動物の皮が使われているわけではありません。そのため、皮用のお手入れアイテムでは効果は期待できないでしょう。
気になる部分に色を足して見た目を改善できる可能性はありますが、表面の割れや剥がれは根本的に直すことができません。
2.革バッグに瞬間接着剤は使わない
革バッグには、瞬間接着剤ではなく革専用の接着剤を使いましょう。瞬間接着剤が革に付くと、その部分だけ白くなることがあるからです。
また、接着剤が付いたところが部分的に硬くなってしまうことも考えられます。
市販の瞬間接着剤は力加減を誤ると一気に中身が出てきてしまい、調整が難しいです。
外側の見える部分に使うわけではなくても、関係のない場所に接着剤が付いてしまうリスクが高いので、利用は避けたほうがいいでしょう。
3.革バッグには水性のニスを使う
革バッグの艶を出したい時は、水性のニスを使ってください。
DIYで使うような木工用のニスは、乾くと硬い膜になってしまいます。革バッグはしなやかさを残さなければ使いにくいので、木工用ニスは使用に向いていないのです。
必ず「水性仕上げ剤」などと書かれた水性のニスを使うようにしましょう。水性なら、乾いても柔らかく仕上がり、革バッグの「力が加わって形が変わりながら使われる」という特徴に最適です。
バッグのリペアを学ぶ4つの方法
専門的にバッグをリペアするなら、スキルの習得が欠かせません。
リペア技術を身につける方法は、主に4つです。
- コンサルタントから直接教わる
- オンライン講習を受ける
- オフラインで講習を受ける
- YouTubeや本で独学する
特にリペア転売を検討している方は、クオリティを磨くことが重要です。
自分に合った方法で、リペアをレベルアップしていきましょう。
1.コンサルタントから直接教わる
コンサルティングサービスを利用すると、プロからマンツーマンの指導を受けられます。
分からないことがあったら納得がいくまで質問できたり、自分のリペア技術を評価してもらえたりすることがメリットです。
また、現役でリペア転売をしているコンサルタントなら、技術だけでなく売り方や素材の仕入れ方まで教えてくれるでしょう。
僕もブランドリペアをお教えするコンサルティングを提供しています。リペアやリカラーのノウハウを質の高い環境で学びたいとお考えの方は、ぜひご利用ください。
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2.オンライン講習を受ける
動画教材やビデオ会議を使い、オンライン講習で学ぶ方法です。
オンラインで受講するメリットは、場所を選ばず気軽に受講できること。録画講義を使った講習なら、通勤中の電車の中や、仕事終わりの夜遅い時間でも問題ありません。
逆にデメリットは、講師の実演を生で見られないことです。映像越しの学びでは、感覚的なノウハウを掴むのが難しいでしょう。
3.オフラインで講習を受ける
オフラインの講習は、次の2つの形式で実施されています。
- 会場に足を運んで講義を受けるクラスルーム形式
- 企業の職人が各地に出向く出張講習形式
- 社会人向けの専門学校で学ぶ形式
開催日時に有給を取るなどして都合を合わせる必要がありますが、講師から直接の指導を受けられる満足感の高い講習となるでしょう。
4.YouTubeや本で独学する
YouTubeや本で自習し、独学する方法です。YouTubeなら無料で視聴できますし、本を買っても費用は2,000円程度しかかかりません。
しかし完全な独学なので、わからないことがあったら自分で調べることが大切です。動画や本で解説されていない状態のバッグでは、自分で応用しながらリペアすることになるでしょう。
ぜひこの記事を参考に、お気に入りのバッグをリペアで蘇らせてみてくださいね!
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