せどりは現在進行系で稼ぐことが出来るビジネスモデルです。
参入する人やライバルは増えているものの、研究が進み、常にノウハウが進化し続けており、昔よりも稼ぎやすくなっているほどです。
個人的には先生を付けて勉強をすることをおすすめしますが、独学で勉強をしても稼げる人は稼げると思います。
今回は独学でせどりを始めるにあたり、どこに重点をおいて学習をしていけばいいかを解説します。
これらを網羅していけば、独学で稼げるようになるので頑張っていきましょう。
せどりを独学で始めて稼ぐための全手順
一言にせどりと言っても色々な手法があります。
まずはせどりのやり方を理解することからスタートです。
せどり転売は、ネットから仕入れるやり方、オフラインの店舗から仕入れるやり方、卸やメーカーと取引する方法、OEM(自社商品)販売、海外せどり(輸入や輸出)に分類をされます。
初心者向きなのは、店舗せどりと電脳せどりですが、法人化している人で資金があるならば、いきなり卸取引からスタートする人もいます。
OEMは個人的にはおすすめしませんが、大きな金額を少ない商品数で稼ぐことが出来るメリットがあります。
ここで覚えておきたいのは、どの手法を実践しても月に10万程度ならば楽勝という事です。
特にせどりに関してはノウハウが全ジャンルに渡って出尽くしており、情報の取捨選択と優先度付けを間違わなければ余裕で独学出来てしまいます。
ではどうやって優先度を決めていくのか?
稼いでる人が使っているプラットフォームに相乗りする
いきなりネタバラシをしますと、稼いでる人が販売している場所に自分も出ていって、彼らと同じ戦法で戦うのが一番簡単です。
こういう事を書くと、「人と同じやり方じゃ長く稼げないじゃないか」と言ってくる人がいるのですが、そもそもせどりは長く続けるものではありません。
何年も続ける人もいますが、大半の人は途中で飽きて辞めていくか、労力の割に思ったほど稼げないと感じて撤退をしていきます。
人間の心理は長期的な目標に向かって行動し続けられるように設計されていません。
その日のご飯を食べるために、短期的な快楽を優先する。
これが太古の昔から繰り返されてきた、人間の基本習性なのです。
ですから入口の部分ではすぐに稼げるやり方、真似をしやすい方法、習得までに時間がかからないものを選びます。
具体的には店舗せどりと電脳せどりの2つが、最も簡単に習得でき、長く続けられる余地も残っているやり方です。
輸入や輸出もやっていいのですが、僕の経験上、「英語は簡単だよ」と伝えても海外との取引や風習の違いにメンタルブロックを感じることが多いです。
また輸出の場合はドルやユーロなど、外貨で報酬が発生しますし、税金も現地の国に支払わなければいけないため、海外の税制に詳しい税理士を入れる事が必須。
これはハードルがなかなか高くありませんか?
なので外貨ではなく、日本円でお金を稼ぐ事が出来る、国内転売と輸入に集中するのがおすすめです。
そして販売する場所は、Amazon、ヤフオク、メルカリの3つで良いです。
これ以外もありますが、これだけで月に5万から30万程度なら問題なく達成可能。
もっというと、Amazonだけでも達成可能です。
ただメルカリやヤフオクを組み合わせたほうが効率的に稼げるので、この3つを推奨しています。
ノウハウは全て網羅されているので独学でOK
集中すべき分野が定まった所でノウハウです。
これも攻略されきっているので、独学で突破可能です。
まずAmazonで稼ぐ方法ですが、店舗せどりと電脳せどりの2つがあります。
店舗せどりはオフラインのリアル店舗に出向いて仕入れをし、電脳せどりはオンラインで仕入れをするやり方です。
店舗せどりの方から解説をしていきます。
店舗せどりで稼ぐ方法
店舗せどりで稼げる原理は、お店の在庫管理システムと、他のライバル転売ヤーを出し抜く仕組みです。
お店の在庫管理システムは「値札攻略」で見抜き、他のライバルは行動範囲や来店タイミング、行動の量で追い抜きます。
値札攻略について詳しく
店舗せどりを攻略するためには、統計的に有利に買い付けが出来るコツを知ることです。
そしてこれは値札攻略という結論がもう出ているので、あとは作業の世界です。
もちろんライバルもこの事を知っていますので、この情報を知っているだけでは大きく稼げません。
そこで分析する力や未来予想をする力で、値札攻略の上を実践していきます。
相場分析の基本の流れ
ステップ1:三ヶ月平均の波が三回以上跳ねているか見る
ステップ2:跳ねていたら、ランキングの変動と出品者の変動を追いながら、自分が想定した価格で売れているか確認をする。
ステップ1とステップ2が満たされていたら買う。
満たされていなければ買わない。
難しい時は、まず最初にランキングを見て下さい。
このランクが5万位以下だったら警戒モードで分析。
5万位以内だったら強気で買いに行っても大コケはしないです。
店頭でサーチをしていると、価格差はあるが手数料負けしてしまうのでは?と感じる時があります。
現在はツールが自動で手数料を計算してくれるので、それを使えばいいです。
手数料はジャンルによって違いはありますが、販売価格に0.85をかけてざっくり計算というのをやっていけば良いです。
なぜ0.85なのかと申しますとアマゾンの販売手数料が15%というのが中心だからです。
とは言え、カテゴリーによって手数料は違うし、しっかり計算したほうが安全なので、有料ツールの導入を推奨します。
分析ツールでは、ランキングの動きと出品者の変動を見て下さい。
ランクが上がって出品者が減っている所が売れたポイントです。
例えば1週間で出品者が一人減ってランキングが上っていた場合、1週間以内に1個が売れたと考えます。
この間隔が短ければ短いほど、よく売れている商品ということです。
売れる商品は1日に数十個、数百個普通に売れます。
それぐらいアマゾンの集客力は強いってことです。
分析をして、利益計算をしてOKだったら仕入れをします。
後はこれをいかに素早く数をこなせるかで決まります。
慣れてくると細かな手数料計算しなくてもざっくりとした利幅で仕入れの判断が出来る様になるので、動画で話しように細かくやらなくても取っていけるようになります。
上記の作業が出来たら、1ヶ月単位の購入数を見ます。
購入数から逆算して買い付けの量を決めます。
自分が取れるリスクが1ヶ月間であれば、1ヶ月の間にホールドできる数を買い付け。
3ヶ月ホール出来るなら3ヶ月分を購入します。
最初は複数購入は難しいと思うので、少ないかな?と感じるぐらいの量でも問題ありません。
行動範囲と量について詳しく解説
基本的に店舗せどりは来店数を増やし、取り組むジャンルを増やすことで、利益を伸ばしていきます。
特定のジャンルに特化した稼ぎ方もあるのですが、それだと自分が回っているエリアに資金力や大量行動するライバルが出てきた時に稼げなくなります。
この問題を解決するために、仕入先を数千店舗持つ(隣県も含め、遠征をしながら仕入先を回る)ことで、ライバルの影響を限定的にします。
店舗せどり稼げる月収と稼げるまでの期間
稼げる期待値としては、週末のみの副業だと月に5万から20万円の利益という方が多いです。
稼げるまでの期間は2ヶ月〜3ヶ月程度。
最初の1ヶ月は仕入れやシステムに初期投資が必要なため、赤字になる事があります。
初期投資はせどりのためのスマホ(iPhoneまたはAndroid)、バーコードリーダー、価格改定ツール、パソコンが最低限必要です。
店舗せどりは在庫が増えてきて、それらが安定して動き出すと、収益もそれに伴って安定します。
出品作業について
仕入れた商品はAmazonに出品し、販売をしていきます。
この作業は最初は癖があり、年配の方などは苦労をされます。
何度かやれば出品作業には慣れていきます。
仕入れ先について
一連の流れが理解できたらいよいよ仕入れに行きます。
でもそのまえに大事な作業があります。
それはせどりマップの作成というもの。
稼げない人はこの作業をやりません。
地図を作り、効率的な移動ルーツを組むことで、多くのお店を周れます。来店数が多くなれば多くなるほど、利益商品は見つかりやすくなります。
仕入れに慣れてきたら、古物市場にチャレンジしてみるのも良いでしょう。
電脳せどりで稼ぐ方法
店舗せどりは仕入れに行かなければいけませんが、これが難しい方は電脳せどりを実践していきます。
電脳せどりはネットショップから仕入れるやり方と、フリマ&ヤフオクから仕入れる方法の2つがあります。
フリマとヤフオクから仕入れるやり方が圧倒的に簡単で、稼げるまでの期間も短いためこちらをまずマスターします。
やることは簡単で、前述のモノレートとモノゾンの使い方を覚えて、フリマハッカーというツールを使って仕入れるだけです。
海外せどりで稼ぐ方法
海外から仕入れて転売をするやり方で稼ぐ場合は、中国輸入がおすすめです。
仕入れ単価が安く、やり方次第では在庫を持たなかったり、持つ在庫を極めて限定的にして稼ぐことが出来るからです。
販売先はヤフオク、メルカリ、ヤフーショッピング、自分で作ったネットショップ。
これらを組み合わせて転売することで、毎日安定的に収益が出る仕組みを作ります。
無在庫であれば利益は5万〜20万程度。
在庫を持つと利益は10万〜20万程度が無理なく稼げる規模です。
稼げるまでの期間は1ヶ月半程度。
個人差が大きく、だめな人は全く貿易は結果が出ません。
ただ、興味がある人もいると思うので、動線だけ貼っておきます。
店舗せどりと電脳せどりの方が単純作業の反復で覚えることが少ない。
なので迷ったら国内せどりからスタートするのがおすすめです。
座学x独学もおすすめ
これまで解説してきた流れを愚直に実行すれば、結果を出すことができるでしょう。
しかしもっと効率的なやり方があります。
それは有料教材を購入し、そこに書かれていることを座学で勉強することです。
このやり方はお金がかかってしまいますが、スクールやコンサルを受けるよりは安い値段で勉強ができます。
スクールやコンサルには、数十万円の参加費が必要ですが、教材であれば1万円〜3万円程度の費用で学習が可能です。
有料教材には当たり外れがあるので、見極めが難しいというデメリットがあります。
僕の経験上、5つぐらい有料教材を買えば一つは自分と相性の良いやり方が見つかります。1個3万円のせどり教材を5使っても、15万円なので、せどりスクールに参加するよりも安いです。
サポートがついているせどり教材もあるので、その場合は販売者に質問ができます。アドバイスを受けて改善を行うことで、効率的にノウハウを吸収できるようになるでしょう。
有料教材はbrainなどで見つけることができます。有料noteとも呼ばれる事があります。
僕も有料のbrainを購入して、足りない知識の底上げを行ってきました。
せどり教材は特定の分野に特化した内容が解説されていることが多いので、自分が苦手なテーマに取り組む際に役立ちます。
まとめ:独学でせどりにチャレンジしてみよう
上記のやり方を反復するだけで、自分でトライアンドエラーが出来れば、月に5万から20万程度を稼ぐことが可能になるはずです。
ただ、それ以上稼ぐのは難しいと思います。
なぜなら今回紹介したやり方は、Amazonせどりに限定をしており、Amazonでは新規出品者に厳しい規制をしているからです。
利益の出る商品は簡単に見つかるのですが、出品しようとすると出品が出来ない。
こういった問題が出てきます。
また仕入れた商品が売れなかったり、値崩れを起こして赤字になる事もあるでしょう。
独学の限界を感じたら、あなたの課題を解決できる先生を探してみましょう。自分の悩みが具体化していれば、あなたに必要な先生を見つけやすくなります。
最初からスクールやコンサルに参加してしまうと、自分と相性が悪かったり、疑問点が不明なまま、せどりに取り組まなければなりません。
まずは自分と相性のいいやり方を見つけること。そして自分の課題(悩み)を明確にすること。
主体的に動きながら、続けられるやり方を見つけましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
この記事を読んだあなたが結果を出せることを願っています。
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