ブログはどこがいい?|日記なら無料、事業ならWordPress。note・はてな・アメブロを「止めたら何が残るか」で比べる(費用の計算ツールつき)

ブログどこがいい?目的で選ぶ。事業ならWordPress、日記・趣味は無料ブログ、有料記事はnote。止めたら何が残るかで比較 ブログ

「ブログ どこがいい」で調べて来られた方に、先に結論を書きます。

書いたものを事業にしたい(集客・紹介料・自分の商品の販売)なら、WordPressを自分で借りたサーバーに置きます。日記や趣味なら、無料のサービスで十分です。有料記事を1本ずつ売りたいなら、noteに販売の機能があります。ただ、どこを選ぶかより先に知っておいてほしいことがあります。情報発信は、続かない人のほうがずっと多いです。

私はこのサイトを2012年からWordPressで運営しています。ほかに、アメブロ、note(無料記事も有料記事も)、20年ほど前にはてなで日記、FC2やライブドアでも日記や趣味の記事を書きました。やり直せるなら、最初からWordPressにします。

この記事でいうWordPressは、レンタルサーバーを借りて、そこに入れて使うWordPress(ソフト)のことです。WordPress.comという名前のブログサービスもありますが、私は使っていないので扱いません。

この記事では、どこを選ぶかを「止めたら何が残るか」で比べます。止まり方は2つあります。自分が止める(更新や支払いをやめる)場合と、サービスの側が止める(機能やサービスを終える)場合です。続ける期間を入れると、払う金額と残るものを出すツールは7章にあります。

1. 先に、立場を書きます

サービス 私の使い方
WordPress(自分で借りたサーバー) 2012年からこのサイトを運営。サーバーはエックスサーバー。更新が年に1回ほどだった時期でも、事業として成り立っていた
アメブロ ランキングを上げるサービスと、ペタを自動で付けるツールにお金を使ったが、成約につながったことは一度もない。2026年9月にアカウントを削除
note 無料記事を書いた。有料記事も売った
はてな 20年ほど前に日記を書いた
FC2・ライブドアなど 日記・趣味の記事
この記事で売っているもの ありません。紹介リンクもありません

2. 「どこがいいか」の前に|結果を出す人は一握りです

情報発信は、挫折する人の割合がとてつもなく高い、と私は考えています。せどりや、ジムでのトレーニングとは比べものにならないほどです。私はこれまでいくつものコミュニティに参加してきましたが、そこで結果を出す人は一握りでした。数字は取っていません。私の見てきた範囲の話です。業界団体の調査の数字はブログはオワコン?にまとめました(ASPの会員に聞いた2026年の調査で、ひと月のアフィリエイト収入が1万円未満の人は回答者の52.8%)。

止まる理由の一つは、書くことがなくなることです。売る物や自分の記録がないまま場所だけ作っても、書く材料が先に尽きます。だから順番は、何を書くかが先で、どこで書くかは後です。この順番はストック型副業とはとなぜ情報発信をするのかに書いています。

そのうえで始めるなら、続かなかった場合に失うお金と、続いた場合に手元に残るものを、先に比べておきます。

3. 物差しは「止めたら何が残るか」

3-1. 自分が更新を止めた場合

アメブロの中で読者が来る入口のうち、公式ジャンルランキング、読者への新着通知、編集部が選ぶアメトピ、ハッシュタグの新着の4つは、どれも新しく書くことが入口です。だから、この4つは書くのを止めた時点で止まります。検索から過去の記事に来る人は、記事が残っている間は残ることがあります。詳しくはアメブロはオワコンかに書きました。

一方、私のWordPressのこのサイトは、更新が年に1回ほどだった時期でも、事業として成り立っていました。書いた記事が、資産として働き続けたからです。

3-2. 自分が支払いを止めた場合

ここはWordPressの弱いところです。自分で借りたサーバーは、契約期限が過ぎればサイトを公開し続けられません。無料のサービスには支払いの期限がないので、払わないことを理由には消えません(消えるのは3-3のような別の理由です)。はてなブログの有料プラン(はてなブログPro)は、解約すると有効期限のあとにProの機能が使えなくなります(はてなブログヘルプ)。

もう一つ、自分のサーバーは自分で守る必要があります。私はこのサイトに侵入され、迷惑メールの踏み台にされたことがあります。原因は、正規の配布元ではないところから手に入れた改造プラグインでした。そのとき、それまでに作った記事を全部捨てました。

3-3. サービスの側が止めた場合

こちらは自分では選べません。公式に日付が残っている例を挙げます。

サービス 止まったもの
gooブログ サービスそのものが2025年11月18日11時に終了。はてなブログ開発ブログは、gooブログ終了後は元の画像データにアクセスできなくなり、画像の移行は一切できなくなると案内していた
はてなダイアリー 2018年8月30日に終了の予定を発表。後継ははてなブログで、ダイアリーからの移行では、はてなスター・コメント・はてなブックマークも移り、元の記事のURLにアクセスすると自動で転送されると案内されていた
アメブロのペタ 2020年11月にペタ帳の閲覧まで終了。2015年に一度終了が告知され、撤回されていた
アメブロのプラグイン機能 2024年8月21日に記事面で非表示、9月4日に追加と設定ができなくなった

はてなダイアリーは、運営会社が自分の後継サービスへ移る道を用意したので、スターやブックマークまで持って移れました。gooブログからはてなブログへの移行は、別の会社のサービスへの引っ越しです。gooブログが終わると元の画像にアクセスできなくなるので、画像の移行は終了前に済ませる必要がある、という案内でした。終わるときに何が持ち出せるかは、こちらでは決められません。

Amebaの利用規約にも、事前の通知なしにサービスの内容を変えられる条文があります(第9条6項)。これはアメブロに限った話ではなく、無料で場所を借りるというのは、そういう条件で借りるということです。

3-4. 書き出し(エクスポート)で持ち出せるもの

サービス 書き出せるもの 書き出せないもの
WordPress 投稿・固定ページ・コメント・カテゴリー・タグなどを1つのファイル(WXR形式)に WXRには画像のファイルやサイトの設定そのものは入らない。丸ごと持っておくなら、サーバーのファイルとデータベースのバックアップ(エックスサーバーは自動バックアップつき)
はてなブログ 本文とコメントのテキスト(MT形式) 写真やイラストは個別に保存。はてなスター・はてなブックマークは移せない
note 自分の記事すべてを、WordPress形式(WXR)のXMLと画像などのファイルにまとめたZipで 価格、有料記事の試し読みライン、ハッシュタグ、スキ、コメント
アメブロ Amebaヘルプには、他社ブログからアメブロへ移る「お引越し」の案内はありますが、アメブロから書き出す手順は見つけられませんでした(2026年10月3日に確認)

4. サービスごとの費用と向いている目的

サービス 費用(2026年10月3日時点の公式料金。税込) 向いている目的
WordPress(エックスサーバー) スタンダードの12か月契約で月1,100円(年13,200円)。3か月契約は月1,320円、36か月契約は月990円。支払いは契約期間分の一括前払いで、初期費用なし。独自ドメインの永久無料特典あり(条件は公式で確認) 書いたものを事業にする
はてなブログ 無料。はてなブログProは1か月コース1,008円、1年コース8,434円、2年コース14,400円。Proは広告を消せて、独自ドメインが使える 日記・趣味。書いたものを持ち出せる形で残したい
note 無料で書ける。有料記事の売上から、事務手数料(クレジットカードなら5%)とプラットフォーム利用料(10%)、振込のたびに270円が引かれる。記事の価格は通常会員で100円〜50,000円 有料記事を1本ずつ売る
アメブロ 無料 毎日書くことが負担でなく、読者とのやり取りそのものが目的

エックスサーバーの料金は、キャンペーンの時期に下がることがあります。2026年10月3日時点では、10月5日までのキャンペーンでキャッシュバックが付いていました。

noteの手数料は、noteのヘルプに計算例があります。1,000円の有料記事がクレジットカードで1本買われると、事務手数料50円とプラットフォーム利用料95円が引かれ、振込手数料270円も引くと、振り込まれるのは585円です。振込を申請できるのは、前月末までの未振り込みの売上が合計1,000円以上になってからです(noteヘルプ「売上金について」)。

5. 目的別の選び方

5-1. 日記・趣味で書く

無料のサービスで十分です。私もFC2やライブドアで日記や趣味の記事を書きました。ただ、3-3のとおりサービスは終わることがあります。残しておきたい記録なら、書き出しができる所を選び、ときどき書き出しておきます。

広告を消したい、独自ドメインを使いたい、でもサーバーを借りるほどではない、という場合は、はてなブログProが間に入ります(1年コース8,434円)。

5-2. 有料記事を1本ずつ売る

noteには有料記事の販売機能があり、私も有料記事を売りました。ただ、noteの書き出しでは価格や試し読みラインが出てこないので、売る仕組みごと別の場所へ持っていくことはできません。売上から引かれる手数料は4章のとおりです。

5-3. 書いたものを事業にする

WordPressを、自分で借りたサーバーに置きます。理由は3つです。記事が自分のドメインに積み上がること。どの記事から、どの記事や登録の入口へ送るかを、自分で細かく作れること。登録ページやメールマガジンの登録フォームなど、サイト以外の物も同じ場所に置けることです。私のサイトで、更新が年に1回ほどの時期でも記事が働き続けたのは、この3つがあったからです。計測して直す運用については、アメブロの記事の5章に書いています。

続かなかった場合に失うのは、エックスサーバーの料金で年13,200円と、かけた時間です。サーバーの選び方はエックスサーバーとWordPressを選ぶ理由に書いています。

5-4. はてなブログとアメブロ、どちらがいいか

「止めたら何が残るか」で比べるなら、はてなブログです。本文とコメントを書き出せて、Proにすれば独自ドメインも使えます。アメブロが向いているのは、毎日または週に何度か書くことが負担でなく、読者とのやり取りそのものが目的の人です。アメブロの入口は書くことに連動しているので、書き続ける人には最初から道が用意されています。

5-5. まだ決めていない

2章に戻ります。どこで書くかより、何を書くかが先です。書く材料がないなら、先に材料を作ります。私のサイトでは、売る物と記録を作る順番をなぜ情報発信をするのかにまとめています。

6. 私の考え|やり直せるなら、最初からWordPress

私がアメブロに使ったお金と時間は、成約につながりませんでした。集まったのは、同じことをしている業者だけでした。削除する前の90日間に、アメブロを参照元としてこのサイトに来た流入は0セッションでした(Googleアナリティクス)。一方で、2012年に始めたWordPressのこのサイトは、手を止めた時期にも記事が働き続けました。

振り返ると、無料ブログに使った時間とお金は無駄でした。だから、書いたものを事業にするつもりがあるなら、最初からWordPressにします。

ただし、2章のとおり、結果を出す人は一握りです。それを分かって始めるかどうかは、場所を選ぶより先に決めてください。

7. 続ける期間から、払う金額と残るものを出すツール

ブログで何をしたいかと、続ける期間を入れると、サービスごとに払う金額と、やめたときに残るものを出します。noteで有料記事を売る場合は、値段と本数を入れると手取りの目安も出します。

料金は2026年10月3日時点の公式料金です。WordPressは同じ契約期間(3・6・12・24・36か月)で続けた場合の一番安い組み方、はてなブログProは一番安くなるコースの組み合わせで計算しています。noteの手取りは、全部クレジットカードで買われ、1回で振り込まれた場合の目安です。

8. よくある質問

一般の人に、おすすめのブログはどこですか?

日記や趣味なら、無料のサービスで十分です。書き出しができる所を選んでおくと、サービスが終わっても記録を手元に残せます。書いたものでお金を稼ぎたいなら、WordPressです。ただ、どちらの場合も、続かない人のほうが多いことは先に知っておいてください(2章)。

無料ブログで始めて、あとからWordPressに移れますか?

はてなブログは本文とコメントをMT形式で、noteは記事と画像をWordPress形式(WXR)で書き出せます。ただ、はてなスターやはてなブックマーク、noteのスキやコメント、有料記事の価格は持ち出せません(3-4)。noteは、ほかのサイトへの取り込み方はサポートの対象外としています。移る前提なら、最初からWordPressで始めたほうが手間がかかりません。

無料ブログで稼げますか?

私の場合、アメブロでは成約につながったことが一度もありませんでした。noteは有料記事の販売機能があるので、記事そのものを売ることはできます。事業として広げるなら、導線と計測を自分で作れるWordPressにします(5-3)。

noteとブログは、どう違いますか?

noteは、書いた記事をその場で売れる仕組みを持っています。そのかわり、売上から手数料が引かれ、価格や試し読みラインは書き出せません。WordPressは、売る仕組みも自分で用意する必要がありますが、そのぶん全部を自分で管理できます。

使っているサービスが終わったら、どうなりますか?

gooブログの例では、終了後は元の画像データにアクセスできなくなり、画像の移行は一切できなくなる、と案内されていました(3-3)。書き出しができるなら、終わる前に書き出しておくことです。

WordPressはお金がかかるのに、なぜ勧めるのですか?

年13,200円(エックスサーバーのスタンダード、12か月契約)で、記事を自分のサーバーに置き、ドメインも自分で管理できるからです。そのかわり、契約期限が過ぎればサイトは公開できなくなり、守るのも自分です(3-2)。事業にするつもりがないなら、払う必要はありません。

9. まとめ

  • どこで書くかより先に、情報発信は続かない人のほうがずっと多いことを知っておく。私が参加してきたコミュニティでも、結果を出す人は一握りだった。
  • 日記・趣味なら無料のサービスで十分。残したい記録なら、書き出しができる所を選ぶ。
  • 有料記事を1本ずつ売るならnote。売上から手数料が引かれ、価格や試し読みラインは書き出せない。
  • 書いたものを事業にするなら、WordPressを自分で借りたサーバーに置く。続かなかった場合に失うのは年13,200円と時間。
  • サービスは終わることがある。gooブログは2025年11月18日に終わり、はてなダイアリーも終わった。
  • 私はやり直せるなら、最初からWordPressにする。

10. 出典

11. あわせて読む

記事 この記事とのつながり
アメブロはオワコンか 「止めたら何が残るか」でアメブロを判定した記事。消えた機能の日付と規約
ブログはオワコン? 稼げている人の割合(2026年の調査)と、私が見た一握りの共通点
エックスサーバーとWordPressを選ぶ理由 WordPressを置くサーバーの選び方と、侵入されて記事を捨てた話
ストック型副業とは 年に1回の更新でも事業が回ったブログと、止めたら何も残らなかったアメブロ
なぜ情報発信をするのか 何を書くかを先に作る順番
コンテンツの作り方 書く材料と文章の作り方
WordPressテーマ「Cocoon」 WordPressで始めたあとのテーマ

12. この記事について

この記事は、WordPress・アメブロ・note・はてな・FC2やライブドアを使ってきた私の経験と、各サービスの公式の料金ページ・ヘルプ・開発ブログをもとに書きました。料金やサービスの内容は変わることがあります。申し込む前に、各サービスの公式ページをご確認ください。

 

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