2018年メルカリが無在庫転売の規制を強化、転売目的による業者の参入を規制開始
2019年ヤフオクが規制を強化し無在庫転売のアカウントを取り締まり開始
2大プラットフォームの規制強化は、多くの無在庫転売ヤーを退場に追い込みました。
一方で2018年の秋頃より、ネットショップを使った無在庫転売にシフトしていた僕らは、退場することなく、継続して無在庫転売で収益を上げることに成功しています。
在庫を持てばメルカリやヤフオクで稼ぐこともまだ不可能ではありませんが、資金回転率が低下してしまいますし、資金力が少ない人には実践できないという問題があります。
Amazonで無在庫転売をする方法もありますが、管理が複雑であり、アカウント停止のリスクが非常に高いです。
2019年以降に無在庫転売で稼ごうと思ったら、プラットフォームではなくネットショップを使うことは既に必須なのです。
この記事では、
という切り口で、無在庫ネットショップ転売で稼ぐために必要な知識を網羅していきます。
この記事を読むことで、在庫を持たないネットショップで稼ぐために必要な知識は一通り網羅でき、プラットフォームで消耗している転売ヤーから抜きん出ることが出来るようになります。
ネットショップ無在庫転売のやり方。baseはやめとけ
ネットショップを作って無在庫転売で成約を取って下さい。
このように伝えると出来ない人は1ヶ月で1個も成約が取れません。
しかし僕はもちろんの事、出来る人は2週間〜3週間ももすれば成約が出始めて、安定した収益源となります。
具体的には以下の通り。
成果報告
出品数/利益
0 / 34512円 ネットショップ国内その1
20 / 06958円 ヤフオク
10 / 21,000円 ヤフーショッピング
10 / 4600円 Amazon
0 / 00000円 楽天
0 / 12060円 メルカリ
0 / 0円 Wowma
0 / 11738円 ネットショップ国内その2
2 / 00000円 ネットショップ海外
利益90,860円
これはある日のお客さんの成果報告です。
ネットショップだけでも4万円を超える利益が出ている(日商ではなく日利である点に注目)ことがわかると思います。
一つ一つのやり方で得られる収益にはばらつきがあったり、少なかったりするけれど、組み合わせることで月収100万さえも狙っていくことが出来る。
プラットフォームは便利なので使っていきますが、いつアカウントが停まるかわからないので、自分のプラットフォームでも月に30万ぐらいは余裕ぶちかまして稼げるようにしておく。
ここが初期段階における目標です。
ネットショップを実践する上で理解すべきこと
販売する場所が変わればお客さんの属性が変わる。
これは当たり前のことです、
吉野家と叙々苑では客層が全く異なる。
だからこそ売る商品も価格帯も全く異なる性質の商品を二社は扱っています。
僕らがビジネスをする際も販売する場所に応じて柔軟に販売する商品を変えていかなければいけません。
その上でヤフオクから始めるのが一番結果が出やすいのでまずはヤフオクを極める。
そして自動化を進めながら他の市場を攻略していく。
最終的には海外向けのネットショップからコンスタントに利益が出ると良いです。
ただ海外は日本と異なり価格の比較がかなりシビアであり、衝動買いをする人が少ないように感じています。
今後の研究次第ですが、現時点では国内のお客さんを対象にした販売を極めたほうが月収100万に到達する速度は早いと考えています。
ですからネットショップを実践する際にも国内からまずは整備していきます。
輸出ではなく輸入に拘る理由がこれです。
そして無在庫が理想ですが、部分的には有在庫を取り入れていきます。
無在庫だけでも前述の通り稼げており、1つのショップだけで月利50万円を達成出来ています。
しかし無在庫だと資金を100%有効に使えるわけではないので、リスクを取りさらなるリターンを狙いに行きます。
具体的には、店舗せどり、電脳せどり、ヤフオク輸入転売の3つを組み合わせて、無在庫ネットショップとは別に月に5万〜20万円を超える収益を目指していきます。
ネットショップで一番難しいのは集客。コツは比較されない土壌を作ること
ネットショップ最大の魅力は何かと言うと、比較されない土壌にあると言えます。
気に入ってくれれば何度でも購入してくれる。
お客さんのリストに対して何度も新商品の案内をすることが出来る。
ヤフオクやアマゾンより高くても売れる。
審査が厳しい楽天やワウマなどと異なり、ネットショップはお金を払えばどんな人でも開業ができます。
そして商品数に比例してアクセウ数も伸びていくので、はやければ2週間程度で成約が出始めます。
2週間やっているのに制約が出ない場合は需要がない商品を販売している可能性が大きいです。
ネットショプで売れる商品には決まったパターンがあるので、その特性をまずは見定めましょう。
とはいえ、ネットショップ無在庫転売は実践する人が増えてきて、人と同じものを打っているだけでは稼ぎにくくなっています。
そこで戦略的なリサーチ方法を実践し、ライバルとの差別化を図ります。
無在庫ネットショップで売れる商品のリサーチ方法。売れた商品から広げていく
あなたが販売している商品を限定していないなら、様々なジャンルで回転をしている商品が見つかるはずです。
あるいはライバルが定期的に成約を取っている商品を調べることが出来るはずです。
そういった商品を5個単位、10個単位で登録をしていき、反応を見ましょう。
成約でない人は同じ商品ばかり大量に登録してしまっています。
なので性質の異なる商品を色々登録してき、ネットショプで売れる商品を絞り込みましょう。
ある程度自分の得意分野が出来てきたらジャンルは掘り下げてもいいですが、ジャンルは絞らずに販売したほうが安定します。
ネットショップと言えど真似をしてくる人は真似してくるので、彼らが追いつけないレベルでの分散を継続して施すのです。
短期ビジネスであるプラットフォーム(ヤフオク)の成果を長期ビジネスであるネットショップに移動をさせる。
これを継続することで飽和の影響を受けずに収益を上げ続けることが出来ます。
僕らがやっている具体的なリサーチ方法は以下の通り
上記をひたすら繰り返すことで、無在庫転売の欠点である回転率の低下を解決し、高収益高回転なビジネスモデルを作ることに成功しています。
詳しく以下のパートで解説していきます。
ヤフオクやメルカリで短期間で何度も成約が出ている商品を見つける
出品地域が海外になっていたり、背景が白地になっている宣材写真を販売しているアカウントを見つけます。
ヤフオクでもメルカリでもどちらでもいいのですが、ヤフオクのほうがライバル分析がやりやすいです。
出荷地域が海外になっていたり、配送までに数週間がかかると書いている出品者は無在庫転売ヤーであるため、調査の対象となります。
僕らはリサーチをして見つけた分析対象の転売ヤーをリスト化しており、その数はこの記事を書いている時点で200を超えています。
200を超える転売ヤーが販売しているジャンルも雑多な商品構成を参考にできるので、取り扱える商品に困ることはありません。
(転売ヤーのデータベースに興味がある方はメルマガに登録下さい。秘匿性の高い情報であるため、サイトでの公開は出来ません)
無在庫ネットショップの参考データとして活用できるのはもちろんの事、そのまま真似して自らがヤフオクやメルカリに参入をしても即座に稼げる仕組みになっているのです。
プラットフォームで回転している商品の需要をキーワードプランナーで調査
回転しまくってる商品を見つけたら、それをキーワードプランナーで調査をします。
プラットフォームで売れてる商品の全てが売れるわけではなく、検索エンジンで需要があるものをネットショップに登録することが重要だからです。
ネットショップを開設したのに売れない…と悩んでる人は、この作業が出来てないです。
自分の独りよがりな商品選定で店を構えても、商品は売れません。
お客様が欲しいと思うもの、需要があるものを提案することで成約が出るようになります。
キーワードプランナーは無料だと取得できる情報に制限がかかってしまうため、無料で詳細なデータ分析が出来るウーバーサジェストというツールを使います。
需要が確認できたらSEO対策を施しつつSNSでも集客
リサーチの作業としては上記の手順で終わりです。
ウーバーサジェストで需要が確認できたら、商品登録をし、SEO対策を施します。
具体的なやり方はこちらの記事で解説をしています。
利益が出たら出た利益を使って広告出稿
上記の作業を正しく実行すれば、2週間〜3週間程度で成約が出始めるはずです。
商品が売れたら出た利益を広告に投資をして、集客にレバレッジをかけます。
広告の出稿先は以下の4つです。
優先度は商品によって変わってきますが、Instagramがネットショップと相性がいいので、優先して取り組むといいかもです。
利用するECカートで結果が出るまでの速度が変わる。BASEはやめとけ
巷のネットショップ無在庫転売ノウハウはBASEでネットショップを作って、Amazonや中国輸入したアパレルを転売するやり方です。
このやり方は2018年の終わり頃までは通用したのですが、現在では実践している人が増えてしまい飽和しています。
こちらの記事でも書いている通り、BASEは検索エンジンに掲載されにくい仕様になっており、集客する手段が限られます。
Instagramとリスティング広告を使うことで、集客事態は可能であるものの、費用がかかり、無在庫転売をしている意味があまりありません。
利用するECカートの選択をミスると全く稼げません。
ウーコマース、Shopigfy、Stores.jp一番稼げるのはどこ?
数あるECカートの中で、どこを選べば一番稼げるのか?
僕のおすすめはStores.jp一択です。
ブランディングが立ってきたらウーコマースが最強なのですが、SEOが育つまで時間がかかるという難点があります。
結果が出るまでの速度と安定感のバランスが、様々なECカートを比較した結果Stores.jpが最も優れていました。
実際に毎月Stores.jpで稼ぎ続けているため、これを第一候補としておすすめします。
ストアーズ以外の評判に関しては、下記の記事で解説していますので、参考にして下さい。
BASEは実際に参入をして実験しましたが、作業量の割にリターンがしょぼく、収益が積み上がっていきません。
稼ぐために毎日延々と単調作業をしなければならないので、無在庫ネットショプをやる意味がないです。
現状99%の転売ヤーはプラットフォームでしか稼げない人です。
そういう人はアカウントが停止をしたら1円も稼げなくなる博打をやってる人なので、僕らからするとありえない状態。
きちんとマーケティングをして、育てていくことでネットショップは収益に貢献をしてくれるようになります。
商材選定、お客さんに対する動線の引き方、リピートの獲得。
こういったビジネスでは当たり前のスキルが転売屋にはないため、プラットフォームの外で1円も稼げないのです。
雑魚ですよね。
これを読むあなたはそんな頭の悪い博打打ちはフルシカトして、プラットフォームの内側でも外側でも稼いでいけるビジネスオーナーになっていきましょう。
おすすめの仕入先と海外輸入無在庫転売にこだわるべき理由。国内無在庫転売は稼げない
無在庫ネットショップの仕入先についてこのパートでは解説をします。
これまで述べてきた通り、誰でも扱える国内の商品よりも、海外の商品を扱うほうがライバルが少なくなります。
そして仕入先の在庫状況が不安定になる小売(二次流通)からの転売ではなく、必要な個数を1個から購入できる卸を仕入先に選ぶべきです。
卸との取引をすることで、著作権侵害(無在庫転売をするとメーカーの権利を侵害したとして訴訟を起こされることがある)のリスクをゼロにし、メーカー公認のもとドロップシッピング(無在庫販売)を行うことが出来るようになります。
とはいえ、国内無在庫ネットショップ転売に興味のある方もいらっしゃると思うので、紹介だけしておくと、国内無在庫転売の仕入先として使える卸はネッシーという業者です。
ネッシー以外だとバイヤーズという業者も評判が良いです。
もしもドロップシッピングという業者も少し前まであったのですが、サービス終了が決定しており、これから登録して利用する価値はありません。
元々このサイトで稼ぐのは無理ゲー感満載だったので、もしもドロップシッピングに関してはスルーで問題ありません。
まとめ:無在庫転売で2020年以降も稼ぎたいならネットショップを育てていこう
もしあなたが令和以降も無在庫転売で稼ぎたいのであれば、プラットフォームではなく、ネットショップを育てていきましょう。
ネットショップは初動こそゆっくりですが、何度も同じ商品を無在庫で販売することが出来、規約に縛られることなく自由度の高い運営を行うことが出来ます。
今メルカリやヤフオク、Amazonで稼げている方も、無在庫ネットショップを自分のビジネスポートフォリオに加えましょう。
今後の物販ビジネスは、有在庫と無在庫を組み合わせ、複数の市場から収益を上げ続けられる人が、生き残っていきます。
アカウントが停止したら即退場。
ライバルが増えてきたらすぐに稼げなくなる。
軟弱なビジネスモデルは切り捨てて、勝利の方程式である無在庫ネットショップを取り入れていきましょう。