転売を効率化するツールは、無料から有料のものまで色んなものがあります。
無料で使えるということはハードルが低くなりますが、ライバルが一気に増えることを意味します。
有料であれば楽して稼げるかというと、必ずしも有料だから稼げるわけでもない。
プラットフォームで稼ぐというやり方そのものがコスパの悪い稼ぎ方になっているため、時間やお金をかけてもリターンが得られにくくなってきているのです。
最も理想的なのは自主開発をして自分だけが使えるツールを持つことですね。
ただしこれは維持費も開発費もかさむので、初期段階の人にはまず無理です。
このパートでは無在庫転売やせどり、有在庫転売を行う際に役立つツールを紹介します。
上記のような悩みやニーズに応えられる内容になっています。
記事を書いている僕自身について軽く紹介しておくと、
という実績があります。
これからヤフオク無在庫転売に参入する人や、今ヤフオクで転売をやっているけど稼げていない‥という方の悩みを解決できる記事となっていますので、最後まで熟読下さい。
ヤフオク無在庫転売で使える無料ツールを紹介
ヤフオクに対応するツールを使うことで、リサーチ、出品、販売管理、顧客対応を効率化することが出来、副業に使う時間を短くすることが出来ます。
このパートでは僕らが実際に利用し、効果が確認できたヤフオク効率化ツールを紹介していきます。
落ち札
パソコン対応:○
アイフォンアプリ対応:☓
ライバルが販売している具体的な商品や売上を丸裸にするツールです。
かつてこの手の情報を取得しようと思ったら、オークファンプロのような有料のツールが必要でした。
しかし現在は無料で利用回数の制限もなく、高度な情報を取得することが可能です。
落ち札には、アプリがありません。
iPhoneから利用する際は、ホーム画面に落ち札を追加することでワンタップで落ち札を呼び出せるようになります。
スマホからリサーチをしたり、分析を行いたい場合は落ち札のホーム画面追加をやっておきましょう。
即売くん
パソコン対応○
iPhoneアプリ対応:☓
きれいな販売ページは成約率の改善に欠かせません。
近年ではヤフオクに標準で搭載されている出品機能でも見栄えの良い販売ページを作ることが出来るようになってきました。
しかしそれらはHTMLの技術がないと実践できないため、初心者にはハードルが高いです。
即売くんというツールを使うことで、HTMLの知識がない人でも見栄えの良い販売ページを作成することが可能になります。
Windows向けのツールですが、MACの方はウェブ版を使うことで利用出来るようになります。
フォトアップ
パソコン対応○
iPhoneアプリ対応:☓
ヤフオクに掲載できる写真の上限数を超えて写真をアップする時に利用をします。
現在はヤフオク標準で10枚までの画像を登録できるため、そこまで必要性を感じることはないかもしれません。
しかし気合を入れて販売をする必要があるものや、高単価商品では10枚を超えて画像を掲載する事で、訴求力を高めることが出来ます。
ライバルが強かったり、本気で高値で販売したい時にはフォトアップの利用を検討してみるといいでしょう。
オークタウン
パソコン対応○
iPhoneアプリ対応:☓
無在庫転売で大きく稼ごうとすると、一つのアカウントだけでは出品数が足りなくなったり、ブランディングを行うことが難しくなります。
また、一つアカウントで運用をしていても大量の商品を販売している場合、再出品や価格の設定を変更するのは困難。
オークタウンを使うことでツールを使って再出品を短期間で済ませることが出来たり、落札者の評価を一括で自動で済ませることが出来るようになります。
予約出品機能を使えば、落札率が高い時間帯を狙って出品することが出来たり、停止したアカウントの出品データを新アカウントに反映することが出来るようになります。
オークタウンはクラウド上で動くため、iPhoneからでも利用することが可能です。
無料版と有料版があり、月に2000件以上の出品を行うためには有料版の契約が必要です。
AppTool
パソコン対応○
iPhoneアプリ対応:☓
アップツールはオークタウンとほぼ同等の機能が搭載された、クラウド型アカウントツールです。
オークタウンとの最大の違いは、完全無料ですべての機能を使うことが出来る所です。
初めて管理ツールを使うのであればapptoolから利用を開始し、物足りないと感じたらオークタウンを試していくという流れが良いでしょう。
一括出品おまかせ君2
パソコン対応○
iPhoneアプリ対応:☓
オークタウンやAppToolでも出品管理を行うことも出来ますが、個人的には一括出品おまかせ君2が使いやすいと感じています。
Windows専用のツールであるため、Macで動かすことは出来ませんが、価格改定や出品する商品の管理のしやすで軍を抜いています。
要のツールとして毎日活躍してくれるツールになるでしょう。
その他(コスパが悪いのでシカトしてOK)
このパートではツールとして公開されているが、特筆に値しないものを紹介します。
他人が作ったツールである以上、リスクを完全に回避することは不可能。
無料ツールで最低限の効率化と自動化を施し、徐々にヤフオクに依存しないで稼げる仕組みに構築していきましょう。
オークツール
機能に対して料金設定が高く、コスパが悪すぎる。
Be-Click
ヤフオクのAPIを利用していないため、利用制限を受けるリスクが非常に高い。
料金設定も割高であり、検討に値しません。
リサーチに使えるツール
このパートではリサーチ効率化に役立つツールを紹介します。
モノサーチ
商品が売れた時に最安値で仕入れができるサイトを探すのに役立ちます。
keepa
在庫や最安値の動きや、世界各国のAmazonの最安値を表示してくれます。
Aliexpress Search by image
ヤフオクで見つけた商品をアリエクで探す際に役立ちます。
ツールの出品規制と回避方法について
新規で作成したアカウントで上記のツールを利用しようとすると、エラーが出ることがあります。
オークタウンやAppToolで特にこの傾向が高く、複数アカウントで運用をしようとしたり、停止したアカウントからデータを移動させようとする時に制限がかけられる事が多いです。
この問題の回避策としては、アカウントの育成をするというやり方が有効です。
1ヶ月から2ヶ月ほどかけてアカウントを育て、新規アカウントに対する規制が解除された段階で、ツールの利用にシフトをする。
これであれば規制の影響を回避して、効率化ツールを利用することが出来ます。
欠点としてはツールを使えるようになるまでに時間がかかることですが、予め必要なアカウントを10個から20個程度仕込んでおき、外注さんに作業を委託することで制限がかかっていないアカウントを用意することが出来ます。
ヤフオク無在庫転売で稼ぐためには、複数のアカウントが不可欠であるため、アカウントは余裕を持って量産しておくのがおすすめです。
eBay無在庫転売で使えるツール
このパートではeBay無在庫転売で利用できるツールを紹介していきます。
オークタウン
ヤフオク転売でも大活躍するツールがeBayにも対応しています。
eBayでの販売を効率化するための要となってくれるでしょう。
File Exchange
eBayに搭載されている機能であり、CSVデータとして自分が出品しているページのフォーマットを作成することが出来ます。
基本となる雛形を作っておくことで、効率的に出品作業をすすめることが出来るようになります。
SAATSコマース
SAATSコマースはeBay、ヤフオク、Amazonの3つに対応する、販売管理システムです。
データ分析機能が充実しており、販売ページのLPOや過去に商品を購入してくれたユーザーの分析を行う事が出来ます。
データに基づいて分析を行い、改善を施すことで、ライバルよりも一段上の行動ができるようになります。
有料のツールであるため、無料では利用できませんが、売上が安定してきたら導入を検討してみてもいいのではないでしょうか。
テラピーク
数年前まではライバルの分析をしたり、売上の予想を立てる際にはテラピークというツールを活用していました。
しかし現在はeBayが外部ツールを規制したことで、全く使い物にならないツールになりました。
有料のツールではあるものの、出来ることが無料ツール以下であり、全く導入を検討する価値がありません。
メルカリ無在庫転売に使えるツール
このパートではメルカリ転売に利用できるツールを紹介します。
メルカリ無在庫転売は規約で禁止をされ、ツールの利用が一切出来なくなってしまっています。
ツールが担当出来る分野としてはリサーチの効率化ぐらいしか現在はありません。
このパートではメルカリ転売に対応するツールを紹介していきます。
メルリサーチ
無料で使うことが出来、直近1週間〜90日間の売れ行きを調査することが出来るツールです。
電脳せどりの仕入れやメルカリで販売をして稼ぐ際に活用することが出来るでしょう。
ラクマ転売で使えるツール
フリルを吸収しユーザー数が一気に増えたラクマを効率化するツールをこのパートでは紹介します。
BlackCat
利用料金が安く、機能が豊富しているツールです。
自動出品や複数アカウントを管理したい方は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
アマゾン転売で使えるツール
Amazon転売で活用できるツールは以下のページでまとめておりますので、参考にして下さい。
バイマ転売に使うツール
このパートではバイマ転売に使えるツールを紹介していきます。
僕のBUYMA転売に対する考え方はこちらにまとめていますが、どうしてバイマで稼ぎたいという方はツールの導入を検討していきましょう。
BUYER ASSIST
BUYMAの販売ページで利用する画像編集を効率化するツールです。
AssortBox
出品の効率化から仕入れまでを一括してサポートしてくれるツールです。
利用料金も低めに設定されています。
BASE転売に使うツール
この記事を書いている時点ではBASE向けに販売されているツールは確認できませんでした。
上場したことで知名度が上がり、今後多くの転売ヤーがBASEには進出をしてくるはずです。
それに伴いBASEに対応するツールが出てくるはずなので、BASEを効率化したい方は期待していきましょう。
現状はSEOとSNS、広告をしっかり勉強して取り組めば、問題なく参入して3週間程度でBASEで稼げております。
ヤフーショッピング転売に使うツール
このパートではヤフーショッピングに対応するツールを紹介していきます。
ヤフーショッピングはツールを使わなくても余裕で稼げますが、大量出品をしたかったり、出品作業を効率化したい、在庫管理を委託したい方は導入を検討していきましょう。
ヤフサポ
Amazonとヤフーショッピングの在庫連動を管理させるシステムです。
梱包を代行する業者を間に挟むことで、Amazonから購入した商品をお客様に直送してもクレームをされなくなります。
ストロイド
オークファンが作ったライバル分析ツールです。
競合が販売している商品を分析することで、短期間で回転する商材を大量に出品することが可能になります。
クロスマ
出品、価格改定、在庫管理、フォローメールを送ることが出来る管理システムです。
シッピーノ
複数のプラットフォームの出荷業務を効率化するシステムです。
ストアーズ転売に使うツール
BASE同様、ストアーズも対応するツールはこの記事を書いている時点では存在しません。
こちらもツールなしでも問題なく稼げており、初心者におすすめの販売先となっております。
まとめ:ツール探しにマジになる時間がもったいない
プラットフォームを使った転売はアカウント停止を食らうと全てが終わります。
ヤフオクであれば購入者の方と連絡を取ることができなくなり、売上を受け取った後であれば、持ち逃げをしてしまうことが出来てしまう。
不本意であったとしてもこれは詐欺行為になります。
だからこそ無在庫販売をするのであれば、確実に相手に商品を提供できること、品切れや出荷遅れで相手に迷惑をかけない事が絶対条件です。
納期や連絡の方法については、自分で仕組みを作れるネットショップでないと、柔軟に対応することは不可能です。
自分のネットショップであればアカウント停止や規制という概念は存在しないため、詐欺取引に陥ってしまうことはありません。
相手の連絡先として、住所以外にも、メールアドレス、電話番号を取得できるため、トラブルがあった時の連絡がもちろんの事、お店からの連絡として、メルマガ送り、リピート受注を狙うことも可能になります。
これだけプラットフォームが厳しくなり、初心者が稼ぐのが困難になってしまうと、転売=初心者向けのビジネスということは難しくなります。
初心者の方にお伝えしたいのは、転売だけがオワコン化しているわけではなく、アフィリエイトも検索圏外に追放されて稼ぎがゼロになる人が出ていたり、フランチャイズビジネスの闇がニュースなどで報道されるようになったりと、どの副業も簡単に稼げるものではなく、本腰を入れてしっかりと取り組まないと結果が出ないものになっているということです。
すぐに結果を出したい、楽をしたい。
この気持は理解できるのですが、近道を探すことが、結果として遠回りになっているのが、今のネットビジネス界です。
プラットフォームを使ったビジネスは、短い期間で結果を出すことが出来るものの、継続して報酬を発生させることが難しく、多くの人は途中で挫折をしたり、稼げなくなって撤退をしています。
これから無在庫転売を始めるのであれば、これを一つの物販ビジネスと考え、資産となるネットショップを作り、事業売却を見据えて行動されることをおすすめします。
プラットフォームのアカウントやそこで販売している商品は、残念ながら資産にはなりません。
もし、今現在ヤフオク無在庫転売で稼げると言ってる人がいたら、その人は詐欺師です。
ヤフオクでは現在AIが導入されており、新規のアカウントは秒速で規制をされ、アカウントが停止になります。
過去にヤフオクで不用品販売や、在庫を持って取り組んでいたアカウントでも規制をされるようになっており、もはやヤフオク無在庫転売で稼ぐことは不可能です。
中には写真を工夫したり、出品数を絞ったり、一部を有在庫にすることで生き残ってる人もいますが、これも時間の問題です。
在庫を持つには資金がいるし、仕入れた商品が売れる保証はどこにもない。
長く続く余地があるのは、ネットショップを使った無在庫販売ビジネスだけです。
稼げなくなった賞味期限切れの手法を売り逃げする輩に騙されて、詐欺商材を掴まされないよう注意していきましょう。
様々なツールが現れては消え、消えてはまた出てきました。
生き残っているツールやアプリはごく一部です。
物販ビジネスの世界は変化が数ヶ月単位で訪れ、アップデートを余儀なくされます。
学び続け、変化に対応できるものだけが、生き残ります。
AIの特性を理解し、AIを活用する側に回って下さい。
そうすればあなたの可能性は、AIに使われている転売屋と比べた時に、比較にならないレベルで強固になっていきます。
普段から僕の発信を見てくれてる人には今更感のある話だったと思います。
ツールがあれば稼げるとか、どんだけ頭悪いんだよって感じですよね。
稼げない人ほどこういった小手先レベルテクニックで部分対処して何とかしようとします。
ビジネスとは人生を統括した仕組みであり、全てが繋がっています。
時間の使い方、マインドセット、ノウハウ。
これらが三位一体となって高次で成立して始めて大きな結果がついてくるのです。
表層をなぞっている頭の悪い人達はこれからもずっと稼げません。
一時的に稼げてすごいなーと思うかもしれませんが、稼げなくなるのも一瞬なので傍観していましょう。
勝手に自滅して消えていきますので。