細野です。
どこに住むのかを考えることはとても重要です。
なぜかというと、住んでいる場所とパフォーマンスは連動をするからです。
周りに基準値が低い人が多いとそれに引っ張られてあなたに落ちていきます。
周りに基準値が高い人が多いとあなたも高い基準値で行動することが当たり前になります。
偏差値の高い学校にいる人をイメージして下さい。
周りは大学進学当たり前、現役で国立大学に進学するのが自然。
こういう基準値の人が多いはずです。
そしてそういった場所で毎日生活をしていると、自分も現役で国立大学に進学できて当たり前になっていくのです。
そして達成することに一切の疑念を持たずに行動(受験勉強)をするので合格します。
これが世の中で起きている環境と基準中のシンプルな相関関係です。
あなたが高い成果を出したいと願うならば、環境というものを真剣に考えなければいけません。
生まれ育ったから、親から引き継いだから、友達が周りにいるから。
こういった理由だけで住む場所を選んではいけないのです。
自分の能力と才能が最大化される地に生活拠点は置かなければいけません。
それが海外という結論になるのであれば海外移住を検討するべきです。
ただこれは理想として理解できてもなかなか実行が難しいですね。
特に家族がいる人は実行が困難だと思います。
ですから今回は田舎に住んだままいかにして生活水準を高めていくか?を考察していきます。
地域差を解消するビジネスモデル
まず最初に考えたほうがいいのは、田舎だから不利だとか、田舎だから実践できない。
こういったビジネスモデルを排除することです。
例えばフランチャイズというビジネスモデルは住む場所を選ばずに金太郎飴のごとく量産が出来る仕組みです。
ただこれは初期投資も求められますし、成功した所で大きなリターンは得られません。
運営本部のためにずっと労働をする仕組みになっています。
投資
投資というのは理想的な稼ぎ方です。
私が過去にエアビーで別荘を借りた時のことです。
そのオーナーは金融業界で成功をしてリタイアをされた方で、現在は自然豊かな所でサイクリングを楽しみながら個人的に投資をされている方でした。
東京と山の中に2つ家を持っていて、その両方を移動する生活。
とても素敵だと思いましたし、リタイアした後でもやることがきちんとあるので充実した人生を過ごされていました。
このように一時的に厳しい環境で戦い、成功をしてからゆっくりとした時間軸で生きるというプランがあります。
投資は年をとっても続けることが出来るので理想的なライフスタイルであると言えるでしょう。
インターネットビジネスに目を向ければ、インターネットビジネスと言うようにパソコン一台でどこでも仕事をする事が出来ます。
私が提案していたせどりというモデルは、家の外に出て作業をする必要があったので地域を選びました。
雪国では冬の間は遠出が難しい。
家族がいる方はフルタイムで仕入れに出かけることが出来ない。
こういった制約がありました。
アフィリエイト
これに対してアフィリエイトはどうでしょうか?
コンテンツを作って集客をして商品を紹介する。
そして紹介報酬を得るのがアフィリエイトのビジネスモデルです。
これであれば場所を選びませんし、田舎でも実践できますね。
ただアフィリエイトで稼ぐためには情報を入れなければならず、広告主との関係を深めたほうが有利です。
そして広告主はどこにいるのかと言えば、東京や大阪といった大都会にオフィスを置いています。
ですから定期的に都会に出ていくという必要性があります。
そこで東京や大阪に行くまでに半日かかると言った場所に住んでいると大変ですね。
無理ではありませんが、負担が大きいと思います。
フランチャイズ
ある程度大きな街で成功したビジネスモデルを、田舎に持っていくというやり方です。
極端な田舎では難しいですが、商売が成り立つ人口数がいれば、FCビジネスは成立をします。
コンビニや飲食が多いですが、車の修理業や移動販売など、様々な業態がFCとして現在は募集されています。
FCビジネスを選ぶ時の注意点は、ロイヤルティです。
日本の場合、ロイヤリティの支払いに上限が決められていないため、コンビニのような粗利率が低いビジネスモデルを選ぶと、運営本部に上納金を支払うためだけに、ひたすら労働を強いられることになります。
FCビジネスのメリットは、ノウハウと資材の提供ですが、それでも1000万近いお金を請求されることも多く、それらを分割で支払う契約をしてしまうと、債務の支払いが終わるまでどんな理由があっても辞めさせてもらえません。
資本が求められること、在庫を持たなければいけないこと、自動化が出来ないことから、FCビジネスは儲かるビジネスの条件を満たしません。
自分がFCビジネスを提供する側になれば、利益を出すことが出来ますが、FCビジネスを契約するのは最悪の選択なので、手を出さないようにしましょう。
貿易業
一方で貿易業はどうでしょうか?
貿易も取引相手と会って交渉をしたほうが有利ですが、現在ではネット経由でも交渉が出来ます。
英語力は求められますが、それほど高度な英語は必要ありません。
中学卒業から高校中級レベルの英語があれば通訳無しで問題なくビジネスが出来ます。
事実私は高度な英語スキルは持ち合わせていませんが、問題なく外国の方と英語でやり取りをしてビジネスが出来ております。
商圏がないビジネスに取り組むこと。
これが出来れば田舎に住んでいても都会に住む人と同じ条件で稼ぐことが出来るのです。
田舎であれば家賃が安いので、事務所を用意するのも非常に簡単です。
月に2万から3万円も払えば、小さな組織としてやっていけるだけの古民家を借りることが出来るはずです。
あとはパソコンとネット回線があれば、すぐにビジネスを始めることが出来ます。
田舎のデメリットである立地の悪さを、立地が関係ないインターネットビジネスで解決する。
田舎のメリットである家賃が安いことを利用して、事務所を格安で用意する。
考え方を変えるだけで、都会では出来ない働き方が、田舎では実践可能になるのです。
景気に振り回されないビジネスとは?
景気の影響について考えてみましょう。
例えば不動産であれば景気が上向いている時は物件価値が上昇して稼ぎやすいです。
しかし景気が後退したり周りに競合が増えると稼ぐのが難しくなっていきます。
一方で私達が毎日着る衣料品はどうでしょうか?
景気が良くても悪くても需要が常に存在します。
あるいは仕事に使う業務用機器はどうでしょうか?
やはり仕事で必要なため、常に一定の注文が入り続けます。
景気の影響について考える時に私が大事だと考えることは、一つのビジネスモデルに依存しないということです。
私の顧客に農業をやっている方がいますが、彼は農業がダウントレンドであり将来性がないことを理解しています。
なぜならその地に骨を埋めて本気で取り組んでも年収500万すら稼げない事を知っているからです。
もちろんこれを品種改良して付加価値を上げて立て直す事も可能であろうかと思います。
しかしそれをやる労力よりも、同じエネルギーをインターネットビジネスに投じたほうが高いリワードを得られると彼は考えています。
そして実際に農業単体で取り組んでいた時代から収入はすでに1.5倍になっています。
今後これが2倍、3倍と増えていく事も理解できているので頑張れているわけです。
慣れ親しんだ地で長く生活すればするほど自分の日常に対して疑問を持たなくなります。
周りも収入が低い。
だから自分も低くて仕方がない。
このように考えるようになっていきます。
真実は真逆です。
どのような地にいようと収入を高める事が可能。
ただし地の利を活かしたり、参入障壁が高いビジネスモデルもあるので、慎重に取り組むビジネスは決めなければなりません。
現代は素晴らしいテクノロジーとインフラが整備され、組織に属さなくても自分で稼ぐことが容易になっています。
今の時代に稼げてない人間というのは戦略性が欠如した人生を生きています。
この記事を読むあなたには俯瞰をする視点をシェアしました。
どのような状態にあなたが今あろうとも、希望を持ち行動をしていけば良いです。

