Amazon転売を実践する際に、仕入れの目安を知りたい人は多いと思います。
どこまでなら仕入れをしていいのか、どこから先は仕入れを見送るべきなのか?
もしあなたがAmazon転売を行っているのであれば、ランキングを元にした基準をしる事がこの問題に対する有効なアプローチとなります。
そこで、
ランキングを元にどうやって自分だけの仕入れ基準を作っていけばいいか?
を公開し、仕入れをする時の思考を簡略化出来るように、ガイドしていきます。
- ランキングを仕入れ基準にすべき理由
- 大量に儲かる商品を仕入れるために思考を停止させる → ランキングの暗記で実現可能です
- まとめ:ランキング基準を暗記して思考停止。回転率はAIに任せるのがおすすめ
ランキングを仕入れ基準にすべき理由
Amazon転売を行う上で、あなたがやるべき事はシンプルです。
Amazonの販売価格よりも安く売られている商品を見つける → その商品が仕入れ値よりも高く売れるか調べる
この2ステップをひたすら繰り返すことで、Amazon転売で利益を上げることが出来ます。
販売価格よりも安く売られている商品をみつけるコツはこちらの記事で書いていますので、読んで下さい。
そして仕入れ値よりも高く売れるか調べる方法は、モノレートです。
モノレートで取得できるランキングと出品者の変動を見ながら、根拠のある仕入れを実践していきます。
まとめますと、
仕入先で利益が期待できる商品を見つけた時にモノレートを使う
モノレートを使う時にランキングに対する理解が必須
ということです。
ここを頭に入れて、ランキングに対する理解を深めていきましょう。
大量に儲かる商品を仕入れるために思考を停止させる → ランキングの暗記で実現可能です
仕入れをする際には、モノレートを使って判断をしていくと説明しました。
実際に店舗であれ、ネット仕入れであれ、現場で利益の出せそうな商品を見つけた時に、判断に時間をかけていると大量仕入れは実現できません。
せどりで稼ごうと思ったら、利益の出る商品を大量に仕入れるしかありません。
仕入れスタイルにもよりますが、同じ商品を大量に仕入れる手法でない限り、異なる商品を複数在庫を持って仕入れていくのがせどりの流れとなります。
そのためには、仕入れの現場で判断に費やす時間を可能な限り短くすることが大事です。
なぜならば、仕入れ判断に費やす時間を短くすることが出来れば、他の商品の仕入れに使う時間が増え、その結果として稼げる金額が増えるからです。
そして仕入れに費やす時間を減らすことで、自由な時間や他のビジネスに取り組む余裕が生まれます。
ビジネスを大きくするためには、時間を生み出し、自分がやらなくても良い作業を人やシステムに任せる事が不可欠です。
そうしなければ、どこからしらのタイミングで収益が頭打ちになります。
せどりビジネスを効率化するコツは、こちらの記事で言及しているので、参考にしてもらうとして、問題は外注化です。
せどりを外注化するためには、まずは自分が仕入れの流れをしっかりと理解してコンスタントに利益の出る商品を見つけることが出来る状態に達することが大事です。
足元を固めるために、モノレートの理解を徹底すること。
そして思考のショートカットをするために、ランキングと売れるまでの速度を暗記してしまうのが有効です。
そこでここからは各ジャンル別の儲かるランキングの目安を公開していきます。
この数字をまずは暗記してしまい、仕入れ判断に悩まない状態に達しましょう。
家電せどりの仕入れ基準とランキング目安
家電せどりは全体的に回転率が良いです。
ランキングの目安としては、3万位までを追っていけばOKです。
これより低くても売れますが、1ヶ月以内に全ての在庫を売る場合はランキング高い商品に特化する必要があります。
本(古本)せどりの仕入れ基準とランキング目安
本せどりは全ての基本であり、行動すればするほど売上も伸びるため初心者に適しています。
ランキングの基準としては10万位までを追いかけましょう。
これより低くなると売れ筋からは外れているため、売れ残ったり、売れるまでに時間がかかる傾向にあります。
漫画(コミック)のランキング
コミクセットを仕入れる時のランキングですが、3万位までが売れ筋と判断できるラインです。
雑誌のランキング
雑誌のランキングは1000位までにしておきましょう。
絵本のランキング
絵本の場合は付属品や状態によって動きが変わってきます。
2000位以内を仕入れていれば売れ残る確立は非常に低くなっていくでしょう。
単行本扱いの絵本や児童書に関しては一般書籍と同じ基準(ランク10万まで)を追いかければOKです。
CDせどりの仕入れ基準とランキング目安
CDせどりは新品であればランキングは10万位まで、中古の場合は3万位までを狙っていきましょう。
CDは新品はすぐに売れますが、中古は動きが遅いです。
資金力に乏しい段階での参入はおすすめしません。
DVDせどりの仕入れ基準とランキング目安
DVD(Blue-ray)はランキング3万位、VHSは1000位までを仕入れて下さい。
回転率は非常に低いので、新品でもランキングが低いものは扱い注意です。
輸入せどりの仕入れ基準とランキング目安
輸入せどりの場合は、各ジャンルをこの記事で紹介している基準に適用すればOKです。
海外の製品だから売れづらいという事はなく、全てランキングという数字によって買い圧力を判別します。
ゲームせどりの仕入れ基準とランキング目安
ゲームも新品が動きやすい傾向があるものの、中古でも回転率が良い商品がたくさんあります。
ゲームソフトのランキング
新品であれば5000位まで、中古であれば3000位までを仕入れて下さい。
ゲーム機のランキング
ゲーム機はランキング4000位までを目安に仕入れていけば、売れ残りになりにくです。
ゲーム周辺機器のランキング
周辺機器はランキング5000位までを基準にしていきましょう。
まずは回転率の良いもので経験を積み、慣れてきたらリスクを取ってランキングが低い商品にチャレンジです。
ホーム&キッチンせどりの仕入れ基準とランキング目安
ホーム&キッチンは回転率に優れ、ライバルが少ないおすすめのジャンルです。
ランキングとしては1万位までなら1ヶ月以内に動くでしょう。
ニッチなジャンルでも探している人が常にいるため、ホーム&キッチンのランキングはそこまでナーバスにならなくてもOK。
しかしランクが3万位を切るあたりから、不良在庫になったり赤字になるリスクが増大するでしょう。
おもちゃせどりの仕入れ基準とランキング目安
おもちゃは年末商戦以外は取扱い注意です。
なぜなら殆どの一般家庭ではクリスマスや誕生日以外ではおもちゃを買ってもらえないからです。
大人が購入するおもちゃ(コレクター要素があるもの)であれば、年間を通じた売上が期待出来るものの、キャッシュフローは他の分野に比べて低い傾向にあります。
ランクの目安は新品は1万位、中古であれば5000位以内を仕入れましょう。
プラモデル
1万位までならば売れ残る事は非常に少ないです。
フィギュア
フィギュアは新品であれば1万位までを目安に、中古は付属品や状態で代わるので5000位までを基準しておくのが無難です。
PCソフトウェアせどりの仕入れ基準とランキング目安
PCソフトウェアは仕入れられる場面が限定的ですが、当たると爆発力が凄まじいです。
ランキングは新品ならば8000位までなら強気でOK。
中古の場合は中古でもインストールや動作に支障がないものを仕入れましょう。
シリアルキーや1回使うと消えてしまうクーポンが同梱されている商品を中古で仕入れると、売れません。(売れても使えないことでクレームになる)
PC周辺機器せどりの仕入れ基準とランキング目安
パソコン周辺機器は回転率がよく、中古でも新品でも出すとすぐに売れます。
ランキングは15,000位までを狙って下さい。
ベビーアンドマタニティせどりの仕入れ基準とランキング目安
景気に関係なく子供や孫にお金を費やす人は耐えません。
ベビーアンドマタニティは年間を通じて売上が安定しており、積極的に取り入れたいジャンルとなります。
ランキング基準は新品は2万位、中古は1万位までを仕入れましょう。
まとめ:ランキング基準を暗記して思考停止。回転率はAIに任せるのがおすすめ
ランキング基準を頭に入れておくことで、仕入れの現場で悩む時間をゼロにすることが出来ます。
せどりというのは、単調作業の連続であるため、いかに思考を停止して心を無にして行動を継続するかで成否が決まってきます。
こんな事やってて稼げるのかな…とか、売れ残ったらどうしよう…などと悩み出すと行動が鈍化して稼げません。
バカになって大量行動する人が圧勝するのが、せどりビジネスの世界です。
ただ、バカになってずっと行動を継続するのも心や人生が消耗していきます。
なので種銭づくりや次のビジネスの資金作りとして短期集中でやるのがおすすめ。
2年から3年せどりに集中すれば600万〜2000万程度の原資を作れるはずなので、期間を区切ってせどりビジネスに集中。
その後は足を洗って卒業をするのです。
こうすることでQOLを悪化させずにすみ、より難易度が高く再現性が低いビジネスで参入障壁に守られながら稼ぐことが可能になります。
この記事がせどりの仕入れ基準で悩む人の参考になることを願います。