人を動かす完全版と新装版の違いは?訳者と読みやすさで選ぶのが正解

人を動かす違い おすすめの本

この記事の所要時間: 815

人を動かすは多くの人が知る古典的名著であり、社会人になったら必ず読むべきと言われることもある本です。

 

僕はこの本を大学時代に友人から勧められて知りました。

しかし当時友達が貸してくれたオリジナル版は翻訳が読みにくく、展開が冗長で読み進めのが苦痛。

 

いい本だというのはわかるのですが、読了する事が出来なかったのです。

 

その後文庫版やオーディオCD版を購入しても、この本の骨格を掴み取ることは僕には出来ませんでした。

 

状況が変わってきたのは2015年以降です。

漫画版が発売され、その翌年に完全版というものが出ました。

カーネギー財団が販売している新装版よりも、これらは読みやすく、簡単に読了できる工夫が施されています。

 

僕と同じように、

 

人を動かすを読もうとしたが挫折をした
これから読みたいと考えているが何を最初に選べばいいかわからない

 

このような方に向けて、僕が考える人を動かす攻略法を解説していきます。

いくつもの版がある「人を動かす」の違い

人を動かすを理解することで、仕事、家族、恋愛、結婚、子育てなどありとあらゆる人間関係が必要とされるシーンで、自分の欲求を実現しやすくなります。

 

目標を達成するためには、多くのケースで自力だけでなく人の力を借りなければなりません。

その時に伝え方(コミュニケーション能力)が下手だと、自分の思った通りに相手が動いてくれず、苦労をします。

 

しかし伝え方が上手だと、同じことを話していても相手が受け入れやすくなり、自分に協力的になります。

 

実力がないが、コミュニケーションが上手な人。

実力はあるけど、伝えるのが下手な人。

 

残念ながら成功しやすいのは前者です。

悔しいですがこれが現実なので、人が動く原理原則を学び、理論武装をする必要性があるのです。

 

人を動かすにはいくつもの版があるため、これから読む上ではどこから手を付ければいいか悩むと思います。

 

僕の結論として、人を動かす原理はビジネスにしろ、生活にしろ、身につけることで一生分のスキルになります。

ですから習得のために100万円を支払っても安い投資。

なので、完全な理解に近づくために、複数の版を組み合わせてステップアップしていくという戦法をおすすめします。

 

このパートではそれぞれの版の違いを解説します。

オリジナル版

一番最初に翻訳されて出版されたものです。

最も普及しており、古本として手に入れる際にも安価に入手できるメリットがあります。

 

難点は翻訳の読みづらさと冗長な展開です。

僕はこれに嫌気が指して読むのを途中で放棄してしまいました。

新装版

オリジナル版に加筆修正を加え、新たに出版された版です。

これも普及しており入手は簡単です。

 

翻訳者はオリジナル版と同じ方が書いているため、読みづらく、冗長な展開が僕にはストレスでした。

漫画版

一番おすすめ出来るのがこのマンガ版です。

読みやすく、1日で2回3回と読み直すことが可能なため、理解が加速し定着しやすいです。

完全版

訳者を変え、原書を忠実に再現した版となります。

新装版やオリジナル版はカーネギーの妻が、原書に事例を書き加えているため、不必要と思われる箇所も少なくありません。

そういった無駄を削ぎ落とし、日本人でも読みやすい文章で書き直したのが完全版です。

 

人を動かすをしっかりと理解したくなった方は、この完全版を読むといいです。

CD版

オリジナル版の朗読CDです。

展開がだるく、聞いていて眠くなる日本語が延々と流れます。

買わないことをおすすめします。

オーディオブック

あえて買うならこのオーディオブック版かなと思います。

新装版を朗読し、MP3形式にしたものです。

CD版と異なり価格も安いため、入手が容易です。

おすすめの順番

僕は人を動かすを読破し終えるまでに10年以上かかりました。

オリジナルの冗長な文章展開と読みにくい訳は読むのが苦痛で、何度も挫折をしていたのです。

 

しかし時間が経過し、別の訳者が日本人でも読みやすいように無駄を削ぎ落とした完全版を出してくれました。

これにより、読みにくいから読まないと考える僕のような人間でも人を動かすを読破出来るようになりました。

 

僕が実践したおすすめの読了への道筋をここでは書きます。

マンガからスタートする(週に数回以上読む)

まず活字が苦手な人はハードルを落として読むというのを実践しましょう。

入口の部分で漫画版を使うことをここではおすすめします。

マンガで読み解く 人を動かす

マンガで読み解く 人を動かす

D・カーネギー, 歩川 友紀
1,080円(09/20 20:03時点)
発売日: 2015/09/10
Amazonの情報を掲載しています

漫画版でまずは全体像、アウトラインを掴みましょう。

30分とせずに読み終わるので、これを週に1回以上何度か読み返すというのをまずやる。

超訳版(週に1回以上読む)

それが出来たら超訳版を読む。

超訳 カーネギー 人を動かす

超訳 カーネギー 人を動かす

デール・カーネギー
1,836円(09/20 20:03時点)
発売日: 2018/08/26
Amazonの情報を掲載しています

これは原書の大事な部分だけを要約したバージョンで全部読んでも200ページ以下。

新書並みに読み進めやすいので、漫画で落とし込んだアウトラインの理解を深めるために使う。

完全版を月に1回程度読む

超訳版を読み読んだ上で、最後に完全版を読みます。

人を動かす 完全版

人を動かす 完全版

D・カーネギー
1,620円(09/20 20:03時点)
発売日: 2016/11/25
Amazonの情報を掲載しています

僕の場合はこれで読破に成功しました。

 

漫画版と超訳版でアウトラインは完璧に頭に入っているので、延々と続く事例展開(海外の本は事例説明が大半で冗長に感じる事が多いです)にもストレスなく読み進められます。

また、訳者の東条さんの訳が日本人に読みやすい文章であるため、日本人が書いた本と同じ感覚で読み進められます。

CD版は買わなくていい

人動かすにはオリジナル版を音読したCD版がありますが、これは買わなくていいです。

)">オーディオCD版 人を動かす ()

デール カーネギー
12,960円(09/20 20:03時点)
発売日: 2005/07/20
Amazonの情報を掲載しています

その理由として値段が12,000円とボッタクリ価格であること。

内容が一番古いオリジナル版を読んでいるだけのCDにこの値段はありえないです。

 

内容がアップデートされている新装版がaudiobook.jpというサイトで2,916円で販売されているので、オーディオブック(ダウンロード販売)でも良い方はこちらを購入されると良いでしょう。


 

個人的には新装版も訳者が同じであるため、冗長かつ読み進めのが苦痛であることから、不要であると考えています。

しかし電車での移動時間が長い方や、普段営業のお仕事などで車での移動が多い方にはオーディオブックを推奨します。

どこで購入をするべきか?

実際に読み比べをして購入をするのであれば、規模の大きなリアル書店がおすすめです。

古い版でも良ければ図書館に行けば、まず蔵書されているはずです。

 

読み比べをして自分にとって読みやすい板を購入するのがベストです。

僕は個人的に新装版の訳者は地雷だと感じていますが、翻訳本に慣れている方は多少読みにくい訳でも内容を追っていけると思います。

 

ですので、僕の攻略法が全員にとってベストというわけではありません。

僕のように、読みづらい日本語を読むのが苦痛だったり、英語の本特有の冗長な言い回しにうんざりという方に、僕の攻略法を実践することをおすすめします。

まとめ

古典的名著として多くの人に読みつがれてきた「人を動かす」。

実際に読破することに成功した今、やはりこの本は読むべき一冊なんだなと感じます。

取り入れることで着実に効果は期待できますし、多くの人が読み、結果を出している本であるからこそ何度も読み返す必要があります。

 

世の中には多読をしているが、インプットばかりでアウトプットが出来てない方がたくさんいます。

良い本はたくさんありますが、何も考えずに多読をしても徒労に終わります。

目的を持ち、テーマを選定し、そのテーマを解説している書籍を選定していきましょう。

 

僕であればお客様との関係性を深めたり、家族との信頼関係を強固にするために、原理レベルでの補強が必要でした。

時間はかかりましたが、人を動かすを読了することが出来、それを今後取り入れていく事で間違いなくビジネス的にも、私生活でも高い効果を発揮できるでしょう。

 

この記事が人を動かすを読破したいと願う人の役に立つことを願います。