makeshopの尋常でないコスパの悪さ。資金がかかりすぎる

makeshop メイクショップ

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ECサイトを構築するためには、自分でシステムをゼロから構築するか、CMSを利用するか、メイクショップのようなECサイト構築サービスを利用しなければなりません。

 

最も自由度が高いのはゼロから自分でシステムを組むことですが、高い専門性が求められるため、現実的ではありません。

ではCMSはどうかというと、これも構築のために知識が必要であり、使えるようになるまで時間がかかります。

 

そのため、初心者向けのECサイト構築方法としてメイクショップ、ショップサーブ、カラーミーショップ、ベイス、ストアーズといった手段が現実的なのです。

 

今回はその中でもカラーミーと並び有名な、メイクショップについて掘り下げ、ECサイト構築の手段として利用する価値があるのかを浮き彫りにしていきます。

 

メイクショップの料金体系

 

メイクショップは、ビジネスショッププラン、プレミアムショッププラン、エンタープライズの3つの料金体系でサービスを提供しています。

 

ビジネスショッププランであれば月額3,000円ですが、決済システムがついていないため、別途イプシロンと契約をしなければなりません。

イプシロンは利用するために審査がある他、毎月5000円の利用料金が固定費として発生します。

 

つまりメイクショップでネットショップを開くと、毎月最低8000円の利用料金が発生するということです。

 

決済から商品登録まで無制限で最初から使えるベイスに比べて、メイクショップは8000倍割高です。

では8000倍の価格差に見合った機能や性能が提供されているのでしょうか?

 

ギャグとしか思えないメイクショップの性能

 

毎月8000円も取られるビジネスプランは、登録上限商品数がたったの100個です。

 

在庫を持つビジネスであれば登録上限100個でも稼げるかもしれませんが、無在庫販売で利用するにはまず数が足りません。

 

では上位プランのプレミアムショッププランはどうか?

これは月額10,000円と強気の価格設定でありながら、登録商品数の上限がたったの10,000個です。

 

僕らが国内無在庫転売のリサーチを共同で行い、商品登録をCSVで共有したときには、2週間で2000個を超える商品が登録できました。

3ヶ月間このペースで商品登録をしていけば、あっという間に登録商品数は10,000個を超えてしまいます。

 

つまりプレミアムショッププランでも無在庫販売を行うには不十分であることがわかる。

月に10,000円を払ってもまともな環境が手に入らないのです。

 

率直にコスパが悪すぎて話になりません。

 

今どきこんなサービスを使うアホがいるのか?と思ってしまうのですが、ボッタクリ価格で稼いだお金でセミナーを行い、情弱の人たちを集客する体力が運営会社にはあるので、今後も利用者は一定数保持されるでしょうね。

 

ネットショップは起業をする上で多くの人が検討をする選択肢だと思います。

イメージをしやすいですし、仕入れの問題さえ解決できれば、収益を上げることは難しくない。

 

ですが、自分で作るネットショップの場合、集客を自分でやらなければいけない事を忘れてはいけません。

僕あればメイクショップに支払う10,000円以上の固定費を、ストアーズに投資して、浮いたお金を広告費や集客自動化ツールに投資をします。

 

そのほうが合理的だし、短い期間で成約を出して収益を上げることができるからです。

 

makeshopのいい所

 

費用対効果が天文学的に悪いmakeshopですが、上位表示出来ているテーマも有り、成功事例に掲載されているショップはそれなりに稼げているのではないかと思います。

(SimilerWebやウーバーサジェストを使って調査しました)

 

儲かるビジネスの原則として、初期投資が求められないことが書かせませんが、makeshopの場合は毎月の高すぎる固定費に加え、ノウハウを持ってない場合は「makeshopスクール」という、勉強会への参加が必須になってきます。

 

なぜならノウハウを持たずに個人が見よう見まねでやって集客できるほど、現在のインターネットビジネスは甘くないからです。

このスクールの料金ですが、5ヶ月間で12万円と、しょぼいネットビジネスの塾に入るよりも、安価な値段で、良心的だと思いました。

 

僕がこれからネットショップをやるのであれば、迷わずウーコマースで資産となるシステムを自分で組んでいきますが、makeshopの場合は運営会社が塾を開いてくれるので、何も知識がない人でも頼みやすいというメリットがあると言えます。

 

ただし、掲載できる商品の上限数や、データ容量がしょぼいmakeshopは資産としてそれなりの規模の商品数(数万個)を登録しようとすると、キャパ不足に陥るのは必至です。

無在庫販売ビジネスとは相性が悪いので、実業として店舗を持って在庫販売をしていたり、信頼できる会社から直接サポートを受けたい法人向けのサービスであるといえるでしょう。

 

makeshopとeccubeを比較

 

メイクショップと比較をする際に、候補として出てくるのはeccubeです。

eccubeは無料で利用でき、日本語にも対応していることから、情報を集めやすいです。

 

しかしながら構築にはウーコマースと同様の高度な知識が必要であり、外部の業者や技術者に構築を委託することが必須となります。

自分でも導入するところまでは到達できますが、その後のカスタマイズや、デザインの設定で多くの人が躓くのです。

 

ECキューブはオープンソースソフトウェアであり、ウーコマース同様、導入するのに費用はかかりません。

レンタルサーバーさえ契約してしまえば、そこから先は自分で導入をし、月々のサーバー維持費(1000円前後)だけで運用が可能です。

 

ただしECキューブにはストライプやPayPalのような無償で利用できる決済システムを導入することは出来ません。

外部の決済代行業者にmakeshop同様、固定費を払って導入するか、決済プラグイン(有料で3万円以上する)の導入が必要です。

 

無料で利用できることがオープンソースソフトウェアの強みなのに、これでは全く利用する価値がないと言えるでしょう。

世界規模でもECキューブは利用者が増えておらず、すでにオワコンという位置づけです。

 

makeshop同様、これから導入する価値は希薄であると言えるでしょう。

 

makeshopとカラーミーを比較

 

続いては利用者数が多い、カラーミーショップと比較をしてみます。

 

料金体系では基本料金が安いカラーミーの方が有利であり、機能面でもあまり大差はありません。

商品登録数に上限がない点も、無在庫販売との相性が非常に良いといえます。

 

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しかし使えるディスク容量が月額3000円のプランでも5GBというけんかを売っているとしか思えない仕様であり、makeshopバリに使い物にならないです。

なんというか日本のECサイト構築サービスって10年ぐらい前の基準で進化が完全に止まってしまっているんですよね…。

今どき5GBのストレージで何をしろというのでしょう。

 

最上位のラージプランでも容量は100GBで、月額利用料金は7,223円。

世界シェアNO2のshopifyは決済システム込みで月々4千円以下なので、全く競争になりません。

 

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makeshopとyahooショッピングを比較

 

ヤフーショッピングは月額料金無料で、決済システムまで組み込まれている最強のECサイトです。

ヤフーというプラットフォームの規約に縛られるものの、商品を登録したその日から成約が出る、圧倒的な集客力を持っています。

 

かつてはヤフーショッピングも利用するためには、月額料金を支払わなければならなかったのですが、ネット社会の変化に適合するために、利用料を無料化しました。

その事によりコスパが悪い楽天で販売をしていたECサイトオーナーが続々とヤフーショッピングに引っ越すように。

現在では破竹の勢いで利用者数を増やすことに成功しています。

 

しかし転売目線で見ると、ヤフーショッピングは一概にはおすすめできるとはいえません。

なぜかというと、ヤフーは無在庫販売を規約で禁止しており、転売ヤーが参入してくることを嫌がっています。

 

当初は審査が緩かったヤフーショッピングですが、最近は審査が厳しくなってきており、転売アカウントで登録をしようとすると、速攻で審査に落とされてしまいます。

仮に審査が通ったとしても、規約に抵触した運用をすればアカウント剥奪は必至。

 

短い期間で結果を出すことができるのが、プラットフォームの魅力ですが、ネットショップをやるなら規約に縛られない自由な運営を目指すべきです。

やるなとは言いませんが、ヤフーショッピングが最善の選択とは必ずしも言えません。

 

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makeshopとwordpress(ウーコマース)を比較

 

次に比較するのが、ウーコマースです。

ウーコマースは圧倒的な自由と、世界のECサイトシェアNO1の座を確保しており、情報を得るのが用意です。

そして対応しているソフトウェア(プラグインやテーマ)も豊富であり、それらを自由に組み合わせて、汎用性の高いシステムを組むことが出来ます。

 

ウーコマースはWordPressを使っているため、全てのWordPressプラグインが利用でき、stripeやPayPalなど、固定費がかからない決済システムを簡単に導入することが可能です。

在庫を持って販売するネットショップはもちろん、無在庫販売やデジタルコンテンツの販売でも利用でき、可能性は無限大です。

 

しかしながら現状はまだ日本語での情報量は少ないこと、英語の情報を読み解きながら必要な情報を集めなければいけないため、実践のハードルは高いと言えます。

ただ、これに関しては今後日本でもウーコマースの利用者が増えていく事が予想されるため、時間の経過とともに解決をしていくでしょう。

 

ウーコマースを導入する場合は、続き期の固定費は決済システム込みで2000円以下まで下がります。

それでいて、makeshopやカラーミー、ストーアーズやベイスと言った他のECサイト構築サービスを圧倒する拡張性の高さが実現をされます。

費用対効果の高さは異次元レベルです。

 

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makeshopにも擬似的にWordPressを組み込む機能はあるものの、あくまでもそれはサテライト機能としての位置づけであり、WordPressが持つ無限のポテンシャルをフル活用できるウーコマースには足元にも及びません。

 

ベイスとメイクショップを比較

 

無料で利用が出来るベイスとメイクショップを比較してみましょう。

まず利用料金が0円で、商品登録数の上限がなく、さらには決済システムまでついてくるベイス。

 

ハードルの低さではメイクショップをこの時点では圧倒しています。

しかし当サイトで何度もお伝えしている通り、ベイスはSEOが上がらない構造になっており、広告とSNS、ブログ集客に全リソースを注がなければなりません。

 

これは資産を構築し、事業売却を目指すビジネスオーナーとして、致命的な欠陥です。

ベイスで作ったネットショップは成約を取りにくいだけでなく、事業として育てて自動化する所まで到達するのが難しい。

 

そのため無料で利用はできるものの、makeshopほどの規模には育たない可能性が高いと言えるでしょう。

 

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storesとメイクショップを比較

 

ベイスト比較されることが多い、storesについてはどうでしょうか?

storesの場合、SEOはベイスよりは上がるものの、稼げる金額には上限があるという欠点があります。

 

そのため、ビジネスの初期段階や、サテライトショップとして所有する価値はあると言えますが、事業の中心に据え置くネットショップとしては弱いです。

どこかしらのタイミングで、もっと高い期待値が取れ、拡張性が高いウーコマースへのシフトをするべきであると言えるでしょう。

 

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makeshopとインスタは連携する事が出来るのか?

 

近年ではSEOで集客したお客さんに販売するよりも、SNSで集まったお客さんに販売をする方が、成約が取りやすいと言われます。

その背景には、広告やアフィリエイトサイトへの信頼が低下している実態があり、消費者は自分が共感できる商品や、インフルエンサーを求めています。

 

SNSと連携して登録商品をInstagramで販売する機能が、無料で使えるベイスやstoresには搭載されていますが、makeshopでもInstagramの販売機能を利用することが出来ます。

画像を使うInstagramとネットショップは非常に親和性が高く、上手に世界観をブランディングすることができれば、リピート受注も視野に入ってきます。

 

まとめ

 

様々な角度から見てきましたが、日本のECサイト構築サービスはガラパゴス化してしまっており、競争力を持っていません。

これからECサイトをゼロから構築するのであれば、shopifyやstoresなどから始め、手堅く収益化すること。

 

そしてゆくゆくはウーコマースを構築し、自分だけの稼ぎのしくみを構築し、安定した集客と成約が出る状態を作り込んでいきましょう。