転売ヤーが爆死した歴史を振り返る。対策をしなくても撲滅は可能

転売ヤー転売ヤー

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常識を逸脱した買い占め行為で、一般消費者に迷惑をかけまくる転売ヤーさん。

儲かる場所に人は集まると言われますが、儲かる商材がある所に、常に転売ヤーの姿があります。

 

そんな転売ヤーが、近年では金に目が眩んで理性を失い、爆死をする姿を多く見るようになりました。

企業努力のおかげで、「転売ヤーくたばれ!」と煽ったりしなくても、転売生活そのものが非常に難しくなっています。

 

今回は直近数年における、転売ヤーさん達の爆死を、事例とともに振り返りたいと思います。

 

ゲーム機転売で転売ヤーが死亡した事例

 

様々な転売ジャンルの中でも、最も話題になるのがゲーム機の転売だと思います。

PS4に始まり、周辺機器のVR、レトロゲームとしてクラシックミニファミコンなど、一気に人気が集まる商材が発売されると、朝から晩までゲーム機を色んなお店で掻き集める転売ヤーが出現をします。

 

買い占めを行う転売ヤーは1秒でも速く集めた商材を売り払い、利益を確保したいと考えています。

なぜかというと、最近は企業側も転売対策を真剣に考えるようになっており、増産体制を強化しているからです。

 

もったいつけて高値で売りつけようとするものなら、在庫が復活して原価割れになるなんて事も。。。

大量に在庫を抱えている転売ヤーほど、薄利多売で短期間で多くを売りさばこうとしていますし、在庫保有期間が長くなると損が出る可能性があがる事を理解しています。

 

プレイステーションクラシックで転売ヤーが爆死した2018年冬

 

最近の事例で転売ヤーが大爆死を遂げた案件は、プレイステーションクラシックというゲーム機です。

これは販売直後は低下よりも少し高い値段で販売をされていたのですが、ソニーが増産体制を取ったことで、すぐに在庫が復活。

大量に仕入れていた転売ヤーは定価以下で販売を強いられるようになり、大赤字となりました。

 

プレイステーションクラシック転売

年末商戦真っ只中にもかかわらず、価格が高等せずに転売ヤー涙目 m9(^Д^)

プレイステーションクラシック転売失敗

売り抜けることに失敗した転売ヤー達のシガイが転がっている

 

任天堂スイッチ。品薄商法と揶揄されていたがWIIUでの反省を活かしすぐに在庫復活

 

任天堂switchもまた、転売業界では有名な転売向け商材でした。

この商材は数ヶ月に及び、転売ヤーと任天堂の攻防が続いたのですが、大量増産のニュースを発表し、いつ頃に商品を消費者に届けることが出来るかをコマ目に情報発信をした任天堂のファインプレーにより、転売ヤーたちは期待をしたほど利益を出すことが出来ませんでした。

 

転売ヤーたちが利益を出す時、メーカーと消費者は損失を抱えることになります。

転売ヤー達は一時的には小売店から商品を購入してGDP成長に貢献をしていますが、二次販売をして一般消費者に譲渡する際には何ら経済的寄与をしていません。

価値を生み出さずにお金を得ていることが、一般消費者の逆鱗に触れて、批判の対象となってしまうのです。

 

転売ヤーさん達の名誉のために弁明をすると、朝から晩まで電話をかけて予約をしていたり、パソコンの前に張り付いて限定販売の商品を手に入れようとしていたりと、かなりの努力を現代の転売師の人たちはしています。

素人が見よう見まねで入ってきて、片手間で稼げるような時代は既に終わってしまいました。

 

万全を期して商材を確保できたとしても、メーカーが増産して在庫が復活をすれば、転売ヤー達は抱えている在庫の数に乗じて損が発生をします。

稼げる時も小さな利益、失う時は莫大な損失が転売ヤーに襲いかかるのです。

 

妖怪ウォッチ

 

続いてはおもちゃカテゴリーから紹介します。

この商材は多くの子供達の涙と、お父さんお母さんの怒りと引き換えに、多くの転売ヤーが利益を出しました。

爆発的に人気が出たアニメーションだったため、メーカー側も生産量をコントロールすることが出来ず、品薄が続いた後も、増産体制が追いつきませんでした。

 

結果、半年を近く、妖怪ウォッチの価格は高騰し続け、テレビでも報道されるほどに。

転売ヤーに対する一般消費者の方の怒りが、増長したのはこの頃が境だったように感じます。

 

それまでは転売される商品というのは、一部の熱狂的なマニアを対象とした商品が中心でした。

しかし子供向けのおもちゃに転売ヤーが群がったことで、親のメンツは丸つぶれ、人気のある玩具を手にすることの出来なかった子供は、仲間グループに入ることが出来ないなど、著しいQOLの低下が発生しました。

 

全ての諸悪の根源は転売ヤーです。

このヤクザのような輩がいなければ、家族の笑顔は失われることはなかったのです。

 

それでも転売ヤーは転売を辞めない。。。。

 

転売ヤーの生活実態

 

批判の対象となる転売ヤーですが、その実態は非常に地味であり、ストレスに満ちた生活をしています。

まず副業ではなく、本職として転売行為をしている場合は、社会的信頼が最悪なため、ローンが組めなかったり、賃貸契約で審査が通らない事が多々あります。

 

そして副業で転売稼業に手を染めているものも、家の中が仕入れた商品の段ボールだらけで占拠され、ゴミ屋敷のような状態に。

家の中に不必要なものが溜まっていくと、場のエネルギーはどうしても低下してしまいます。

 

その結果、暴飲暴食に走ってストレス解消していたり、家族との中が悪くなったりと、非常にQOLの低い生活をしている者が多いです。

僕自身も転売ヤーとして活動をしていた時期は、食べることでストレス解消をしており、太っていました。

「転売をやると太るよね。。。」というのが仲間との会話で常に出てくるトピックでした。

 

運動もせずに誰の役にも立たない虚業を延々と続けている。。

それが転売ヤーという生き物です。

 

僕が知りうる限り転売稼業に手を染めた人間で、誰もが羨む幸福な人生を手にした人は一人もいません。

 

どの人も「こんな仕事やりたくないが、他に稼げる術もないから仕方がない」と割り切って、転売行為を続けています。

一度楽をしてお金を稼ぐ味を占めた人間は、社会復帰をすることは非常に難しくなります。

赤字で全然稼げていないのに、転売をやめる事が出来ずに、いつまでも転売ヤーを続けている人間も普通にいます。

 

転売ヤーは人間のクズ。そのとおりだと思います。だけど…

 

まるで成長していない

 

転売ヤーを取り締まる法律が出来たりと、転売行為そのものが難しくなっていく傾向にあります。

そんな中でリスクを取って利益を出している転売ヤーに、僕は敬意を表明せずにはいられません。

 

転売行為に嫌悪感を持たれる方は、常日頃から自分が手に入れたいと思ってる商品を手に入れる工夫をされる事をおすすめします。

しっかりと準備をして発売日を臨めば、大半の商品は手に入れることが出来るものばかりだと思います。

仮に入手が出来なかったとしても、しばらくすれば増産されてすぐに在庫は復活をします。

 

発売日に必ず手に入れなければいけない程のものってないと思うんですね。

(チケットは必ず必要なものだったが、法律で転売行為が違反になった)

ちょっと我慢すれば誰もが手に入るように流通は戻ってくる。

 

転売行為をする側の人間も、これが長く続くものだとは思っていません。

規制はどんどん厳しくなり、人気商品の買い占めも難しくなっていく。

 

取り締まりや駆除を行わなくても、転売屋というのは淘汰されていく宿命にある生き物です。

あと数年もすれば「そう言えば昔は人気のある商品を買い占めて転売をする人がいたらしいよ」と昔話として語られる日が来るのではないでしょうか。