資格の現実 既に医者、会計士、弁護士の資格があるだけでは稼げない

スクリーンショット 2016-01-10 14.09.12
 

この記事の所要時間: 254

こんにちは、細野です。
新しい世界での戦い方、3回目の記事になります。

今回は資格について書いてみたいと思います。

学生にして会計士の資格を取る人、
情報技術者の難易度が高い資格を在学中に取得する人
上を見れば優秀な人は自分のカタログスペックを高めるために
幾多の困難を乗り越えています。

しかし資格を持っているけれど面接で落とされる人、
資格はあるけれどリストラされる人、
資格はあるけど雇用してもらえない人がゴロゴロいるのも事実です。

なぜこういった事が起きるのでしょうか?

これは物事の需要と供給を考えれば簡単に理解することができます。

例えば会計士が稼げなくなってきたのは簡単で
会計の仕事は誰がやっても違いが生まれにくい低付加価値の仕事だからです。

会計士の資格を持っていて、さらに担当している企業の財務状況を改善できる提案ができる人材。
こういった人は付加価値が高い。

とはいえそういった人は少数なので、その人に仕事が集中し
資格を持っているだけの人は監査という付加価値が生まれにくい仕事に甘んじる。

実際の所、企業監査の仕事は
どの会社に頼んでもそれほど違いが生まれない仕事だそうです。

有名企業は自社の信頼を維持するために
ネームバリューがある監査法人を選びますが、
単純に自社の会計審査をして欲しいだけならば
価格が安い会社に頼んだほうが合理性は高い。

米国では個人や中小規模の企業の会計や決算を
やってくれるソフトが安価に販売されており
浸透しているようです。

日本でも付加価値の低い仕事は
ロボットやソフトに取って代わる流れが加速していくはずですから
今現在だけでなく中長期的な観点で見ても会計士を持っているだけでは
稼げる人になれるとは考えにくい。

医者の世界では例えば、
歯医者はすでに供給過多で自然淘汰を待っている状態と
何十年も前から言われ続けていますし、

それ以外の分野でも仕事のハードさの割に報酬が低すぎて
若手から敬遠されてしまう問題が発生しています。

皆が希望するような分野では供給過多になっているし、
皆が希望しないジャンルでは稼げないというジレンマですね。
(でもニーズはある。)

医療に関しては儲かる、儲からないという次元で語ることでもないと思うので
あまり言及しませんが、
医学部に進学して医師の資格を取ったから安泰というのはないということです。

弁護士も同様で
すでに需要が過多になっており
担当できる案件に対して弁護士が多すぎる状況になっています。

そうなると案件をこなして実績と経験を積むためには
報酬を下げたりして無理矢理にでも案件を獲得しなければならなくなるので
結果として弁護士の資格を取ったのに稼げなくなる。

今回は有名な資格を例にあげて説明してみましたが
これ以外のジャンルでも本質的には同じ事が起きているはずです。

資格は市場から必要とされていて
その実務をこなすのに必要だから取得するのであって
資格をとって安泰人生を歩むとか、
この資格とったから自分は勝ち組とか
そういう思いで狙うものではないと考えるべきでしょう。

市場にニーズは常に変動をしています。
過去の需要に基づいてこうすれば安泰だ!と考えているだけでは
常に人の価値観に振り回されて、
その割には報われない努力を強いられることになる可能性が大きい。

盲目的に資格や経験を積むだけではダメで
次回お話するこれから求められる人材にならないと生き残れないことは留意しておきましょう。

 

記事が役に立ったり参考になったら応援クリックお願いします

細野をシェアする!!

コメントを残す