ブラック企業認定された電通を全力で援護してみる

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この記事の所要時間: 1332

 

 

こんにちは、細野です。

 

ここ最近、ブラック企業という言葉が市民権を得て誰もが知る言葉となりました。

 

ブラック企業とは長時間労働、低賃金(あるいは賃金の未払い)といった労働法に反した活動をしている会社の事を指しますが、世間でブラックと言われていてもブラックでない会社。

逆に世間でホワイトと思われていてもブラックな会社があります。

 

今回電通の新入社員さんが自殺をしてしまい、この問題が問題視されています。

電通は悪者扱いをされ、逮捕者が出るという噂もあります。

 

しかし本当に電通だけが悪者なのでしょうか?

 

日本を代表するトップ企業で働いている人達は、この国を作るため、護るために全力で戦ってきました。

 

長きに渡り日本の広告業界ナンバーワンに君臨をし続けた電通。

二番手の博報堂、ADKとは大きな差があり、その差は何年かけても埋まることはありませんでした。

 

なぜ電通だけが圧倒的に強いのかと言えば、日本の中枢にロビイストを送り込んで影響力を保持しているとか、業界の大物と裏で繋がっているなど、どこまで本当かわからない事が言われていました。

 

しかし僕は電通がトップに君臨し続けるには明確な理由があると考えています。

それは電通の社員であれば誰もが入社直後に身につけるマインドセットです。

 

これは鬼十則と言われますが、僕らが人生を生きる上でも大切な考え方だと考えています。

この鬼十則を今回は扱い、電通を全力で援護してみたいと思います。

 

鬼十則の内容とその価値

 

まず鬼十則をコピペしますので読んでください。

1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。

 

この10項目を読んだ時に何を感じるでしょうか?

違和感、怒り、共感、支持、憎悪。

色んな感情があると思います。

 

僕であれば全面的支持という感情が読んだ瞬間に芽生えました。

 

それはビジネスに全力で取り組み、前例、答えがないことを模索し続けてきたからこそ、たどり着けた思考とも言えます。

 

人生とは何か?

 

資本主義において持てるものと持たざる者が別れ、勝者と敗者に二分されていることは誰もが知る事実だと思います。

 

僕たちは望むにしろ、望まないにしろ競争をしており、その競争に勝ったものだけが生存する権利を得、戦いに敗れたものは撤退を余儀なくされます。

 

人生における勝利とは、他の人よりも高い価値を提供し、富を獲得することです。

それに付随して充足した人生、家族生活があるとなお望ましいです。

 

逆に人生における敗者とは何かといえば、人から奪い、資産を作れない一生を歩む事だと考えます。

こういった人生を生きる方はそれに付随して、破綻した家族生活、満足度の低い生活を過ごされていることが多いです。(もちろん例外もあります。)

 

もしこれを読む貴方が充足感の高い人生を生きたいと願うならば、凡庸な価値観で毎日を過ごしてはいけません。

なぜならば常識とは敗者によって形成された歪んだ思考の賜物だからです。

 

勝者は前例を疑い、既存にはない価値観を実践し、それを確立して圧倒的な結果を獲得します。

 

そして報道というのは時に歪められ、特定の立場に有利に伝えられることを覚えておきましょう。

 

 

 

今回の新入社員の自殺報道で僕が気になったのは、ご両親が娘さんに言った一言です。

報道で聞いたことベースですが、お母様は娘さんに「死んだらダメよ」と言ったそうです。

 

自殺された社員の方は、東京大学を卒業をして新卒で電通に入社をされています。

世間的に言えば超エリート街道を歩んできた人と言えるでしょう。

 

一般的にエリートは挫折経験がなく、1回の失敗で立ち直れないほどのダメージを受けると言われます。

 

これは僕の予想ですが、自殺をされた社員の方は「会社を辞めても良い。ゆっくり安め」という言葉を求めていたと思います。

 

でもご両親も周りの人もそれを彼女に提案しなかった。

 

なぜならば彼らの価値観は”9勝1敗さえも許されない人生”だからです。

 

もし僕が彼女の親であれば、自分の娘が殺人的なスケジュールで仕事に自信が持てない、辞めたいと言っているならすぐに辞めさせて休ませます。

 

豊かな国である日本において仕事というのは掃いて捨てるほどあります。

赤坂のマクドナルドでアルバイトをすれば時給は1200円です。

家賃を払い、生活をする上で不自由のない収入がアルバイトで得られるこの国で、なぜやりたくもない仕事を無理して延々をやらなければいけないのでしょうか?

 

激務が嫌なら一流企業になんて入社するな

 

おおよそ日本を代表する超一流企業では、競争に打ち勝ち、株主に利益を還元し続け、投資家を納得するために熾烈な競争をしています。

 

証券会社であれば野村證券、銀行であればみずほ銀行、総合商社の三井物産。

どの会社も仕事が忙しく、会社の命令一つで日本はもちろんのこと、世界にも出ていかなければならない環境です。

 

そしてそんな事はちょっと調べれば大学生でも入社する前、面接を受ける前にわかるのではないでしょうか?

 

昨今ではフェイスブックを通じてOBや社員への連絡も簡単に取れるようになっています。

OB訪問をお願いし、彼らから実情を聞けば、入社前にどれだけ忙しいのか、何を代償として差し出さなければいけないのは理解できるはずです。

 

長時間労働が嫌ならば時間単位の収入が約束されるアルバイトや、派遣の仕事をしていれば良いです。

収入は低いかもしれませんが、不満があるなら自分で並走してビジネスをして稼ぐことも出来ます。

 

正社員とは何か?

 

僕の理解ではこの国では正社員になることは、自分の人生全てを会社に捧げることだと思ってます。

 

自分の時間、経験、知識全てを会社に捧げる。

 

その対価として安定した雇用と社会的地位を提供するのが、正社員になるメリットではないでしょうか。

 

会社にとって社員は代替可能品であると同時に、全てを会社の収益のために提供する駒です。

 

だから待遇が悪いからと言って文句をいうなら辞めればいいし、自分の代わりはいくらでもいるのだという事を自覚した方がいいです。

 

そして会社に正社員と属すことで得られるメリットも考えましょう。

 

個人でやろうとしたらまず出会えない人との出会い、個人では取り組めない大きなスケールのプロジェクト、会社が何十年にも渡って蓄積してきたデータベースや社内のプロフェッショナルと一緒に仕事ができる体験。

こういった非常に希少で尊い物を一介の凡人であるあなたが手にすることが出来るのですよ。

 

そして他人に雇わるという事は他人の価値観に染まるという事を意味することなので、そこに自分の意見とかいらないわけです。

 

面接で見ていることは駒として会社の収益に貢献できるのか?

文句を言わずに言われたことを会社や上司の期待に応えて遂行できるのか?

ただこれだけです。

 

わかりやすい言葉で言うなら「君社畜になれるの?」というのを見られています。

 

10則が日本の広告やメディアを創り続けてきた

 

日本は世界でも有数の豊かで文化に溢れる国です。

日本という国に生まれ、日本人として生を受けた人間はそれだけで天文学的な運を持っています。

 

海の外に出れば、文字が読めない、教育を受けられない、着る服や食べ物が満足に得られないという場所が普通にあります。

 

私たちは着るもの、食べるもの、教育に関して一切の不自由がありません。

義務教育というものがあり、これを受ければ読み書き算盤を問題なくこなせるようになります。

 

そして高等教育である高校や専門学校、大学、大学院を卒業なんてすれば、日本の知的階級の最上位に位置することが出来る知性を手に入れることができます。

 

そんな高等教育を受けた人の、さらにトップ層が行くのが一流企業であり、電通もそんな会社の一つです。

 

長時間労働や接待の連続は、QOLを低下させたり、肉体と精神の疲労を加速させるでしょう。

 

しかしそれだけ多くの犠牲を払って仕事に全力で取り組んできた電通のプロフェッショナルに僕は高い敬意を表します。

 

鬼十則は仕事だけでなく、人生を生きる上でも大切なエッセンスが凝縮をされています。

ここに書かれている意味に意義や反感を覚える方は、仕事を通じた自己実現、至高体験をされた事がない人だと思います。

 

仕事とは元来面白いものであり、人の役に立つものであり、社会を豊かにする事です。

 

今、電通が監視下に入り、残業が出来ない、接待も規制される、鬼十則を廃止するといった動きが出ていますが、とんでもない事です。

 

電通のアイデンティティである鬼十則はどれだけ批判されようが護るべきだし、全電通社員が共有すべきミッションステートメントです。

 

それを失えば電通は電通でなくなり、代替可能などうでもいい会社に成り下がるでしょう。

 

またこういった価値観が失われることは、我が国の未来にとっても大きな損失だと考えます。

 

資源が少なく、国土面積も狭い我が国では、その知恵と工夫で産業を創っていかなければなりません。

 

先人たちが莫大な犠牲を払って作ってくれた豊かな国日本。

その根底には鬼十則を始めとする本質的かつ普遍的な思想が存在しています。

 

搾取して成長を与えない=抹消すべき組織

 

上場企業はその立ち位置から常に監視をされ評価をされる立場にあります。

 

断言しますが電通よりも条件が劣悪で、社員に対して報いていない会社は掃いて捨てるほどあります。

 

一方で電通は激務かもしれませんが、社会的地位、競合他社では得られない実務経験、それに伴う自身の実績、経験を獲得を手に入れることが出来る職場です。

 

例えば20代を電通で修行をし、30代になって起業をする。

そういった生き方を出来る環境なのです。

 

もちろん起業をしたからといってうまくいくとは限らないのですが、普通に生きていたら得られない経験、活動を通じて得た知恵は独立をした際にも役立ちます。

 

電通だけが悪者なのか?

 

何よりも鬼十則をマインドセットとしてインストールできたのであれば、人生のどんな局面、逆境でもやっていけるタフさが身につくはずです。

 

他の業界目を向ければ、30を直前に収入が頭打ちになるアパレル販売。

店長と名ばかりで劣悪な労働環境と低賃金で酷使をする飲食業界など、酷使するばかりで報いない会社がたくさんあります。

 

会社選びにはいろんな価値観があると思いますが、僕は何を学べるか?どんな経験や出会いを実現できるかを考えて就職活動をやりました。

 

その活動で出会った人から言われた一言、経験は今でも自分の価値観を形作る尊いものになっています。

 

20代は人間の成長段階で爆発的な飛躍と加速を得られる期間です。

 

この期間に全力で人生と向き合って戦った人は幸福な人生が。

浪費をして過ごしてしまった人には悪夢のような余生が待っています。

 

当たり前の話をしますが、楽したら苦が待っていますし、厳しい環境で自分を鍛えればその後は成功体質に染まり、息を吸うように結果を出し続ける事が可能になります。

 

僕が就活を通じて出会った経営者は、20代を厳しい環境で過ごして、30代で起業をしてベンチャーとして成功をしている人達でした。

 

彼らは自分がエスタブリッシュメントであるという自覚。

自分の発言と行動に責任を持つという当たり前すぎるマインドセットを身に着けていました。

 

だからいつでもリタイアできるだけの富を若くしてすでに持っていて、それでも飽き足らず世に価値提供、存在証明をしようと考えて経営をやっているのです。

 

僕はまだリタイアできるだけの富は手に入れていませんが、そういった人達の背中を見て、少しでも近づきたい、価値提供できる人間でありたいと思って毎日を生きています。

 

1勝9敗が認められる社会を

 

絶対に負けられない戦いは人間の心を収縮させ、リスクを避け、無味乾燥としたロボットを量産します。

 

この国では受験戦争、就職戦争、出世戦争、メス獲得戦争があり、その一つにでも敗れるとそこから這い上がるのは無理と言われています。

 

手前味噌で恐縮ですが、これら全ての競争に僕は破れましたが、おおよそ大半の方よりも自由度が高く、ストレスが極めて低い生活を過ごせております。

 

残念ながらメス獲得戦争だけは相変わらず敗者のままですが、これも色々と実験と行動をし、対策をしてく所存です。

 

僕のような人間が大きく成功できれば、今まで敗者としての身分に甘んじていた人達に勇気と希望を提供できると思います。

 

負け続けの人生でもいいと認められる世界。

敗者がその振れ幅を反転させて、逆転できるような世界を創意工夫で作っていきたい。

 

今、電通は逆境に立たされており、しばらくは厳しい立場に甘んじなければならないでしょう。

しかし僕は電通を応援しております。

 

10則は素晴らしい考え方であり、後世に語り継ぐべき尊いものです。

だから僕は電通から逮捕者が出ようと、彼らが10則を手放しても、この考え方を護っていきます。

 

今回の社員さんの自殺はとても悲しいニュースですが、良くない所は改め、良い所は残すという螺旋的発展を期待します。

 

良い所を失い、悪いところを無理くり治すアプローチは先人たちへの冒涜であると同時に、この国の未来にも大きな損失を与えるので、避けるべきです。

 

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