寝かせて売るせどり。保管コストと実質利回りを見抜けばやる価値なし

 

この記事の所要時間: 98

こんにちは、細野です。

 

僕がせどりを始めた頃は、モノレートがなく、ランキングと自分の感覚だけで仕入れ判断を決めていました。

 

ですから現在でもランキングは悪いが時間をかければ売れていくであろう商品がわかりますし、

今後需要が目減りしていくであろう商品も手にとって見れば理解することが出来ます。

 

当時僕がやっていた手法としては質を維持したまま在庫を増やしていき

仕入れ回数を減らしても常に売り上げが立つ仕組みです。

 

仕入れに行くと大きなエネルギーを使うので

長期的に仕入れを続けることはなかなか難しい。

 

なので仕入れに行かなくてもきちんと利益を出せる仕組みを作ろうというのを

せどりを始めて9ヶ月ぐらいで考えるようになりました。

 

せどりとはどこまで行っても短期ビジネスである。それ以上でもそれ以下でもない

 

最初せどりを始めた頃は、やればやるほど稼げるので面白くて、週7で仕入れをやっていました。

 

そして当時やっていたのは出せばすぐに売れる商品狙いで、

仕入れては売り、売っては仕入れるというのを繰り返していました。

 

若かったから出来ましたし、辛いとは全く思いませんでした。

 

しかし同じことをやっている人間どうしても飽きてきてしまうんですね。

 

回るお店を増やし、見るエリアを広げ、自分なりに工夫をしても

究極的にルーチンワークであるせどりに情熱を注げるのが段々と難しくなってきました。

 

僕は仕事を通じて人の役に立ちたいという思いが根底にあるので、

物を右から左に流す物販をずっと続けていくイメージが持てませんでした。

 

しかし食っていくためにはお金儲けをしなければならないので、

販売単価を上げて売れるまでに時間がかかるが、利益がガッツリ出る商品を扱い始めました。

 

例えば古書というのはその中の一例です。

 

数十年前に書かれた、何が書いてあるか全く想像がつかないような書籍が、

インターネットでは高い値段で取引をされていた。

 

でも店頭ではそういった本は売れないので安く放置されていることに気がついたんです。

 

その後新品せどりに参入をして、最初はすぐに売れるもの狙いでやっていましたが、

徐々に時間はかかるが潜在ニーズがあり、これ以上値崩れをしない商品を仕入れる方が楽だと考えるようになりました。

 

不動産をやっている方はわかると思うのですが、

物の価値というのは時間の経過とともに緩やかな下落曲線を描き、

ある一定のラインを超えると反発をします。

 

あるいはその基準を維持するようになります。

 

この特性は不動産だけではなく、実物商品でも全く同じで

価格が下がった後、戻したり、

一定の水準を維持する商品がある事に気が付きました。

 

そこで僕が取った戦略は、

値崩れを今後もしにくいであろう商品を仕入れ、

在庫数を増やしていくというもの。

 

現在でも月の利益が100万を超える人達は

それなりの在庫数を保有しているはずです。

 

中古でまとまった利益を出すためにはかなりの在庫を持たなければいけませんが、

新品であれば在庫が1000以下でも利益100万は超えていきます。

 

在庫を持てば売上の規模や利益水準は維持しやすくなり、

少ない在庫数だと常に新たな仕入れを強いられる。

 

この事を覚えておくと、自分が今何をしなければいけないかがわかってきます。

 

無在庫で大量に在庫を持てば稼げるのでは?と思うかもしれませんが、

無在庫が有在庫に勝つことはないのです。

 

なぜなら無在庫で売れる商品を在庫を持って売ったら

もっとたくさん売れてしまうから。

 

無在庫は資金がない段階で取り組むには悪くないビジネスモデルですが

これ一本で食っていくものではないです。

 

数ある手法の一つとして部分的に上手に使い分けるのがいいです。

 

そして在庫を増やすというのは、全ての商品をFBAに送るのではなくて、

自宅や倉庫に仕入れた商品を寝かせておくという方法もあります。

 

商品を寝かせる。なぜ?

 

商品を寝かせるというのは、安く買っておいて、値段が上がるまで待つためです。

 

例えばおもちゃの限定品などは販売してしばらくすると製造が打ち切られ、

在庫が市場から消えていきます。

 

しかしそのおもちゃを買いたいと思う人は常に一定数いるので

そのタイミングで出品をすれば高値で売ることが出来ます。

 

仕組みだけ聞くととてもシンプルで簡単に稼げそうですが、

これは博打に近い賭けなのでおすすめをしません。

 

未来のことは誰にもわからない。長期であれば特にそう

 

在庫を寝かすという行為は、予約転売にも近い要素があります。

 

つまり将来的にその商品が値上がりすると思える根拠があり、

それに対して賭けるという選択なのです。

 

僕は未来の予想をするのは知識があってもとても難しいと考えています。

 

短期の予想であればある程度の精度を出すことは簡単ですが、

長期の予想を的中させるのはその時間軸が長くなればなるほど困難になっていきます。

 

例えば短期予想で、iPhone7が発売後、流通が追いつかずに高値になるだろうという予想を立てたとします。

 

この予想はかなりの精度で当てることが出来るでしょう。

毎年新型iPhoneは品薄になり、高値で取引をされる傾向があるからです。

 

しかしそれは発売直後という極めて短い時間軸の話です。

 

これがもし3ヶ月後だったらどうでしょうか?

 

iPhone7が期待に反してあまり良いモデルでない事がわかったり、

増産が追いつき流通が落ち着き始め、誰もが手に入れることが出来るようになってるかもしれません。

 

寝かせて売るせどりというのは、これと全く同じで、

3ヶ月、半年、1年後の未来を当てようとする行為なのです。

 

寝かせて売ったら2倍で売れた。実質利回りはもっと低い

 

寝かせて売ることで高値で売れると行ってる人は、実質的な利回りを考慮できていません。

 

商品を保管するためにかけたコスト、商品を仕入れるために支払った資金。

 

これらをもっと回転の良い商品で何度も回していたら

トータルの利益はもっと大きくなったかもしれない。

 

その可能性を捨ててまで、寝かせる戦略を取ったというのが

最善の選択だったのかはわからないのです。

 

せどりというのは短期ビジネスですから

半年、1年というスパンで考えていく手法と元来相性が悪いです。

 

僕自身は元々長期で物事を考えて、せどりでも時間をかけて売るスタイルを取っていました。

 

しかし月に1000万とか2000万を売り出す人たちが出始め、

彼らが何をやっているか学んでみたら

皆新品オンリーで、高回転の仕入れをやっていました。

 

中古や時間をかけて売ったり、寝かせるというのを主軸に置いてる人は一人もいなかった。

 

その理由は簡単で、

利益率50%の商品を1年かけて10個売るよりも、

利益率10%の商品を1ヶ月かけて50個売ったほうが

資金の成長速度が速いからです。

 

そして自身の経験的にも、薄利多売を取ったほうが

事業の成長速度が加速をします。

 

ビジネスを始めたばかりであればあるほどそうです。

 

現在僕は人に教える活動をやっていますが、

時間はかかるが儲かるやり方を教えてやっても実践できない人が多いです。

 

現実的は2週間、1ヶ月というスパンで見て売れていくような商品を中心においたほうが

精神的にも安心が出来るのだと思います。

 

ですから「ランク信者になれ」というのを徹底して教えていますし、

利益率も利益額も最初は捨てろと言っています。

 

まずは軌道に乗せるために薄利多売でもいいから資金を回し

稼いでいる、増えているという感覚を持つことが大事。

 

寝かせて売ったり、予約転売をやり始めるのは

大きく稼げて資金力が数千万になって余裕が出てからでいいと思います。

 

僕自身も限定モデルを予約しておいて、販売直後に品切れをした段階で売って利確をしたり、

受注生産モデルを買い付けて、それが自宅に届けられた段階で販売して利確をするというのをやっています。

 

ただこれは資金力があるから出来ていますし、

資金効率だけを考えると全然良くないです。

 

せどりは短期ビジネスと割切る

 

僕が辿り着いた結論としてせどりはどこまで行っても短期ビジネスだという事です。

 

短期で得た利益や結果というのはまぼろしであり、

それが長期的な利益に結びつくことはないのです。

 

だから短期で出た利益は、エネルギーが加速している段階で

何度も何度も回転をさせて、まとまった原資になるまで増やすという戦略を取るべきです。

 

そして原資が作れたのであれば

その原資を使って長期的な実態のあるものにシフトしていく。

 

いつも言うことですがせどり(物販)はそのための手段でしかないんですね。

 

ダラダラと何年もやるものではない。

 

この割り切りを持つのがとても大事で、

稼いだ先の未来に向けての行動と位置づけることで

ブレることなく一直線で突っ走ることが出来る。

 

最初の1000万を作ることができれば

資産を作る一歩としては十分なので

まずはここをあらゆる手段を用いて実現しましょう。

 

僕自身も短期で出た利益の向かい先を研究していて、

今後色々と紹介していけると思います。

 

最終的には投資家というのが現在の結論ですが、

ビジネスオーナーでもいいと思います。

 

その辺りは自分の趣向性と相談をして決めるのがよろしいでしょう。

 

 

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