ブックオフの営業利益が赤字に。このままオワコンと化して潰れる?

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この記事の所要時間: 913

こんにちは、細野です。

 

普段からせどりでプライベートでお世話になっているブックオフ。

 

このブックオフが上場以来初となる赤字決算を発表しました。

 

ブックオフの今後の課題や潰れてしまう可能性について語ってみたいと思います。

 

ブックオフが赤字になった要因

 

報道によると今回赤字になった要因として、人員増加と新規事業が伸び悩んだ事を挙げています。

 

人員を増加する理由としては、大型店を出店したこと、中古家電の取り扱いをお店で始めたこと、ヤフオク出店を始めたことと説明しています。

 

全体としては3000万円赤字となっており、今後が不安に見えてしまう人もいるかもしれません。

 

株価は堅調

 

このような状況のブックオフですが株価は殆ど下がらず堅調に推移しています。

 

それはなぜかと思い、調べた所、全体としての決算は赤字になるものの、事業そのものの売上はむしろ伸びているからなんです。

 

ヤフオク出店により店舗で捌き切れない書籍やメディアがよく売れていると報告しています。

 

これについて僕の考えですが、近年は電子書籍やダウンロード配信により、CDやゲームを買うという文化が薄れています。

 

書籍も活字離れが進み、月に1冊以上読むという人も少ないのではないでしょうか?

 

僕自身、情報発信をするという立場上、定期学習が欠かせない立場ですが、

最近はオーディオブックで本を聞くことが増え、

電子書籍も一般書籍もあまり読まなくなりました。

 

僕の場合古典的名著を何度も読み消化していくスタイルなため

新刊に手を出すことはないし、小説は面白くないと思ってるので殆ど買いません。

 

唯一買い続けてるとしたら、経済小説家の黒木亮さんでしょうか。

この方の本はとても好きで、「獅子のごとく」という本は何度も読み返すほど好きな作品です。

 

 

僕のような立場の人間ですらこれなので、一般の人が本を読まない割合というのはもっと高いと思います。

 

漫画なども場所を取りますし、日焼けをするので、買って所有するよりも

ネットカフェで読んだり、iPadで読むほうが管理が楽だったりします。

 

雑誌も同様ですね。

僕はDマガジンというサービスを契約したことがありますが、月に500円で主要な雑誌が読み放題でした。

 

 

これだけ安くしないと雑誌を読もうかなという気も起きない時代になってるんです。

 

音楽はどうか?

音楽も良い音楽がないというのもありますが、若い時ほど新しい曲を探さなくなりましたし、

CDを買うことは皆無になりました。

 

ダウンロード配信かYouTubeで聞いて済ませることが多くなりました。

 

映像はネットフリックスやアマゾンプライムビデオなど、

定額で見放題のサービスが登場。

 

 

レンタルビデオ店に行く必要性がなくなりました。

 

このような時代背景があり、ブックオフが元来扱っていた商品は

大局的に売れにくくなって来ています。

 

ブックオフ自身もそれがわかっているから、販路をネットに増やしたり、

総合リユースに手を出しているのだとおもいます。

 

家電や衣類はダウンロード配信が増えても売れ続けますからね。

 

ゲームソフトは売れにくくなっても、ダウンロード配信を購入するためにはゲーム機が必要だし、

衣類は普段生活するのに必須なものです。

 

そのために投資をし、新しい時代に備えた結果、

一時的に赤字になったのではないか?というのが僕の分析です。

 

ブックオフの今後

 

ブックオフは一時期閉店ラッシュでかなりの店舗を占めたことがありました。

東京だと白金台や目黒、葛西などのお店が、お客さんが入っていたにも関わらず閉店をしました。

 

その時も業績が悪化したのでは?という噂が出たのですが、単純にフランチャイズ契約が切れて更新をしないオーナーが多かった事が理由でした。

 

ブックオフには直営店とフランチャイズ店(FC店)の2つがあります。

 

直営店というのはブックオフ自らが店舗を確保し、スタッフを入れて運営をしているお店です。

 

FC店はノウハウだけをブックオフから提供してもらい、のれん代を支払って運営しているお店です。

 

それまで街の古本屋として営業をしていたが集客が出来なくなったので、ブックオフFCに加盟をして営業を始めたお店、

会社のリサイクル事業としてゼロベースではなくブックオフのノウハウを最初から入れて運営するお店が

FCとしてブックオフを運営しているのです。

 

ハードオフとの資本提携解除が示すもの

 

ブックオフが複合型の店舗を出店する前にはハードオフという携帯のお店が中古家電を扱っていました。

ブックオフに家電を持って行くと、買い取りをやっていないのでハードオフに行ってくれと紹介されていたんですね。

 

ところが本家のブックオフが家電を扱うようになり、両社は正面からシェアを奪い合うようになってしまいました。

衣類に関してもオフハウスという所が扱っていたものに、ブックオフが参入したので、単体で家電や衣類を扱っているハードオフからしたら

しんどい状況になったわけです。

 

そのことが直接的な影響下わかりませんが、ハードオフとの資本提携は解除をされ、

現在は完全に競合として両社は経営をしています。

 

ブックオフとの資本提携が終わったあたりで、

ハードオフからFCとして離脱をしたワットマンなど

独自路線で動くお店が増えるのを僕自身見ていました。

 

またハードオフもそれまでに比べて価格設定が高くなり、

安いから行こうと思っていた足が遠のきやすくなったことを覚えています。

 

リサイクル事業は今後終焉を迎えるのか?

 

今後ブックオフは経営状態が改善せずに、このままオワコンをしていくのか?

 

これに関して僕はあまり心配をしていません。

 

FC店は今後も閉店をしていく傾向が増えるかもしれませんが、

巨大な総合リユース店を増やしていき、IKEAやコストコのように少ない店舗数で大きな利益を出す構造にシフトしていくと見ているからです。

 

IKEAやコストコを見ればわかりますが、

人口がたくさんいて勢いがあるエリアに出店をして

安定的な収益を出しています。

 

アルバイトの人件費を全国一律にし、

地方で優秀な人材を獲得して

どのお店でも宣伝をしなくてもお客さんがたくさん来る状態を彼らは作り出しています。

 

ブックオフもこれを目指せばいいと考えていて、

一人暮らしの人が新生活を始めるときにブックオフに行けば必要な物が一式揃う。

 

足りないものはIKEAやコストコで買う。

 

こういう一点集中かつ、ここに行けば揃うと思ってもらえるお店にしていけばいいのです。

 

これまでブックオフは日本全国にFC店を経由して出店しすぎていた感があるので、

適切な規模までダウンサイジングをして、扱う商品ジャンルを増やす。

 

これをやれば次の10年、20年を堅実に迎えていくことが出来ると見ています。

 

元来リサイクル業というのは利益的に黒字にしやすい業態です。

 

ですので、ものづくりや金融業のように経済の後退や、信用不安によって業績悪化が長期化することにはなりにくいです。

 

今回の赤字も新規事業と人員増強をして、全国規模でたったの3000万の赤字なので、すぐに回復すると思います。

 

それがわかっているからこそ株主も株を売らずにホールドしているのではないでしょうか?

 

せどらーとブックオフの関係は今後どうなるか?

 

店頭で一番大きな売上貢献をしているのは、何を隠そう僕らせどらーだと思います。

 

中古商品で数万単位で買い物をしてくれるのはせどらー以外にはまずまずないですからね。

 

ただ一般のお客さんから見たら挙動が不審な存在なので、店舗によっては嫌われたり、怒られることがあります。

 

よくがあるのがバーコードスキャナーの使用禁止ですね。

この間もお客さんと一緒にバーコードスキャナー使ってたら怒られましたw

 

まあ怒られたら謝ればいいんですけど、そういうお店ってせどりやりにくいってどうしても思ってしまいますよね。

 

怒られるお店の特徴としては、そもそも値付けがしょっぱく塩店舗であることも多いので、

そういうお店は放っておけばいいです。

 

遅かれ早かれ潰れるので。

 

ただ、値付けが安いのであればバーコードスキャナーを使わずにせどりをすればいいし、

そういうお店って他のせどらーが敬遠して来なかったりするんで

仕入れしやすかったりします。

 

僕自身は禁止されようが、怒られようが

問題なく商品を仕入れできているので

ブックオフやハードオフ、鑑定団系といったリサイクルショップでの仕入れは心配していません。

 

むしろ全盛期よりも今のほうが買えていたりしますw

 

まとめ

 

色々書いてきましたが、ブックオフが作った仕組みというのはとても強固なものだと僕は見ています。

 

あれだけの集客力と買取商品を集め続けるブランド力は、他のリサイクルショップにはありません。

 

日本全国で様々なブックオフに行きましたが、どこに行っても一定のレベルで集客できてるのは本当に凄い。

家電量販店やホームセンターなんかは場所によっては全くお客さんが入ってなかったりしますからね。

 

今後も一部の店舗が閉店になっていくことはあると思いますが、総合リユースを中心にまだまだ伸びていく余地はあるはずです。

 

この世から物が消える事がないので、常に新しいものが作られ、古いものは処分されていく。

この繰り返しです。

 

そうしないと作る側も売れなくなりますからね。

 

その中で一定数、古くても良いと考える人はいます。

 

今季の決算は赤字でしたが、来期以降の決算発表に注目をしていきましょう。

 

 

 

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